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AIエージェントとは?今更聞けない仕組みと生成AIとの違いを解説!

近年、AIエージェントが大きな注目を集めています。

AIエージェントとは、目標を伝えるだけで自ら計画を立て、判断しながら複数の作業を最後まで実行するAIです。

とはいえ、「AIエージェントは何ができるのかわからない」「生成AIとの違いは何か」「どのような仕組みなのか」と感じていませんか。

本記事では、AIエージェントの定義から生成AIとの違い、仕組み、種類、できること、職種別の活用例、メリット、注意点までをわかりやすく解説します。

まずは、AIエージェントとは何かを理解するために、基本的な定義から順番に見ていきましょう。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Crypto株式会社 顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員40,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は15万人超え、SNS総フォロワー数:25万人超え(2026/06時点)。

言葉の意味を押さえたあと、何から手をつけるかで止まってしまうのはよくあることです。

AIの話題は次々に増えますが、実際に仕事や生活が変わるかは、どこまで作業を任せられるかで決まります。

いまその範囲を大きく広げているのが、一度指示を出せば最後まで進めるAIエージェントです。

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AIエージェントとは?自律的にタスクを実行するAI

AIエージェントとは、目標を与えるだけで自ら計画を立て、判断しながら複数の作業を最後まで実行するAIです。

自律的に動けるのは、目標を理解し、必要な手順を考えながら実行し、結果に応じて改善まで行う仕組みを備えているためです。

具体的には、次の3つの力を備えています。

  • 目標から逆算して、自分で作業手順を計画する
  • Web検索やファイル操作など、外部ツールを使って実行する
  • 結果を確認し、足りなければやり直して改善する

身近なものに置き換えると、生成AIは質問に答える「物知りな相談相手」、AIエージェントは段取りまで考えて動く「優秀なアシスタント」です。

基本的な仕組みを理解しておけば、自分の仕事や生活でどのように活用できるかをイメージできます。

最近は同じ仕組みを「社員」に見立てて導入する動きも広がっています。AI社員とAIエージェントの違いや導入方法は以下の記事で解説しています。

関連記事: AI社員とは?AIエージェントとの違いや導入方法、注意点まで解説

AIエージェントの仕組み

AIエージェントの仕組みは「頭脳・手足・記憶」の3要素で説明できます。

3つが連携し、認識から実行までのループを自律的に回せるためです。

以下のように、AIエージェントは頭脳・手足・記憶の3要素が役割を分担して動作します。

要素役割具体例
頭脳(LLM)目標を理解し手順を計画するChatGPTなどの大規模言語モデル
手足(ツール連携)外部ツールを使って実行する・Web検索
・ファイル操作
・API連携
・MCP
記憶(メモリ)文脈や作業結果を保持する・過去のやり取り
・途中経過の保存

「競合3社の料金を調べて表にして」と依頼すると、頭脳が作業を計画し、手足が情報を収集・整理し、記憶が途中経過を保持しながら作業を進めます。

この仕組みを理解しておけば、AIエージェントにどのような作業を任せられるかをイメージできます。

AIエージェントと生成AI・RPA・チャットボットの違い

AIエージェントと生成AI・RPA・チャットボットの違いは「自律性」「タスク実行範囲」「判断や計画の有無」の3軸で整理できます。

以下のような違いがあります。

比較項目生成AIRPAチャットボットAIエージェント
自律性指示が必要なし応答のみ自ら計画・実行
タスク実行範囲コンテンツ生成定型作業の自動化会話・問い合わせ対応計画から実行まで
判断・計画しないしないしないする
変化への対応追加指示が必要苦手想定範囲のみ状況に応じて対応
代表ツール・ChatGPT
・Gemini
・UiPath
・Power Automate
問い合わせボット・Claude Code
・Codex

混同したまま使うと、ツール選びを誤って遠回りしかねません。それぞれの違いを順番に確認していきましょう。

生成AIとの違い

生成AIとの違いは、能動的か受動的かという点にあります。

生成AIは人の指示に応じて文章や画像を生成する受け身のツールで、続きの作業は人が次の指示を出して進めるためです。

比較項目生成AIAIエージェント
役割文章・画像・コードなどを生成する目標達成に向けて一連の作業を実行する
動き方指示を受けて応答する自ら計画を立てて実行する
人の指示作業ごとに必要最初に目標を伝えるだけで進められる
作業範囲コンテンツ生成まで調査・作成・保存など一連の作業
具体例「記事を書いて」と指示すると原稿を作成する構成作成、情報収集、原稿作成、保存まで進める

生成AIの役割はコンテンツ生成ですが、AIエージェントは目標の達成に向けて、一連の作業を自ら計画して実行します。

すでにChatGPTを使っていれば、その延長で自律実行が身につき、作業の幅を一気に広げられます。

生成AIとの違いをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事で深掘りしています。

関連記事: AIエージェントと生成AIの違いをわかりやすく解説!仕組みと使い分けも紹介

RPAとの違い

RPA(アールピーエー)との違いは、手順を自分で考えるかどうかにあります。

RPAは決められた手順を正確に繰り返すツールで、想定外の変化には対応できないためです。

比較項目RPAAIエージェント
役割定型作業を自動化する目標達成に向けて一連の作業を実行する
手順あらかじめ設定した手順どおりに実行状況に応じて手順を考えて実行
判断しない自ら判断する
変化への対応想定外の変化は苦手状況に応じて対応できる
具体例定型的なデータ入力情報収集から資料作成までを実行

決まった作業はRPA、状況に応じた判断が必要な作業はAIエージェントと理解しておけば、用途に応じて使い分けられます。

チャットボットとの違い

チャットボットとの違いは、実作業まで踏み込むかどうかです。

チャットボットは用意された回答を返す会話特化のツールで、回答の先の作業は人が引き継ぐためです。

比較項目チャットボットAIエージェント
役割会話や問い合わせに対応する目標達成に向けて一連の作業を実行する
動き方用意された回答を返す状況に応じて計画・実行する
人の役割回答後の作業を行う必要に応じて結果を確認する
作業範囲会話・案内まで調査・実行・保存など一連の作業
具体例会議室の予約ページを案内する空き状況を確認し、予約手続きまで進める

チャットボットとの違いを理解しておけば、それぞれに任せられる範囲を判断しやすくなります。

AIエージェントの4つの種類

AIエージェントの種類は、動き方によって大きく4タイプに分けられます。タイプごとに得意な作業や活用場面が異なるためです。

以下のように、それぞれ特徴や向いている用途が異なります。

タイプ動き方身近な例向いている用途
単純反射型決めたルールで反射的に動くロボット掃除機単純で確実さが要る作業
目標ベース型目標から逆算して手順を決める自動運転車変化の多い複雑な作業
学習型経験から学び精度を上げるECサイトのレコメンド続けて使い最適化したい作業
マルチエージェント型複数が役割分担して協働する役割分担するチーム大規模で工程が多い作業

自分が触れているAIがどのタイプかを意識すると、活用の幅を広げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

【単純反射型】決めた通りに動くAI

単純反射型(反応型)は、決められたルールに沿って反射的に動く、もっともシンプルなタイプです。

複雑な計画は立てず、そのときの状況に応じて決まった反応を返す仕組みだからです。

単純反射型には、以下のような特徴があります。

  • 事前に決めたルールどおりに動く
  • その場の状況だけで判断し、過去の記憶は使わない
  • 動作が単純で、結果を予測しやすい

壁に当たると向きを変えるロボット掃除機や、目の前の盤面だけで着手を決めるオセロAIがわかりやすい例です。

判断に迷いがなく、決まった処理を正確に繰り返せるため、確実さが求められる場面で活躍します。

【目標ベース型】目標から逆算して動くAI

目標ベース型は、与えられた目標から逆算し、状況に応じて自分で判断するタイプです。

あらかじめ手順を決めなくても、目標を達成するために最適な行動を考えて選べるためです。

目標ベース型には、以下のような特徴があります。

  • 目標と状況の両方をふまえて判断する
  • 手順をその場で組み立てる
  • 想定外の変化にも対応できる

目的地へ向かうために、渋滞や事故などの交通状況を見ながらルートを選び直す自動運転車が代表例です。

状況が変化しても目標に向けて行動を調整できるため、複雑で変化の多い作業で力を発揮します。

【学習型】使うほど賢くなるAI

学習型は、経験を重ねるほど判断の精度を高めるタイプです。利用者の行動やデータから傾向を学び、その結果を次の判断に生かすためです。

学習型は、以下の流れで判断を改善していきます。

  • 利用者の行動やデータを蓄積する
  • 蓄積したデータから好みや傾向を読み取る
  • 読み取った傾向を次の提案に反映する

閲覧履歴や購入履歴をもとに、おすすめの商品を表示するECサイトのレコメンド機能が身近な例です。

使い続けるほど利用者に合わせた提案ができるようになり、一人ひとりに最適化されたサポートを実現できます。

【マルチエージェント型】複数のAIが連携して動くAI

マルチエージェント型は、複数のAIが役割を分担して協働するタイプです。

1体では処理しきれない複雑な仕事を、それぞれの得意分野に分かれて並行して進められるからです。

それぞれのAIは、以下のような役割を担います。

役割担当する内容
調査役必要な情報を集める
執筆役集めた情報をもとに文章を作成する
確認役内容の誤りや抜け漏れをチェックする

調査・執筆・確認を別々のAIが担当し、1つのチームのように連携して作業を進めます。

役割を分担しながら効率よく作業できるため、大規模で工程の多い業務でも高い力を発揮します。

AIエージェントにできること4つ

AIエージェントにできることは「調べる・自動化する・開発する・予約する」の4つに整理できます。

情報収集から実際の作業、手配まで一連の流れをまとめて任せられるからです。代表的な4つを、どのような作業に活用できるかという視点でまとめました。

できることどんな作業に具体例
調べてまとめる・リサーチ
・資料作成
競合調査を表やスライドにまとめる
自動化する反復する定型業務メールの仕分けや日程調整
開発するツールづくりWebアプリの開発から公開準備まで
予約・手配する検索から手続き出張や旅行のプラン比較と予約直前まで

実体験を交えながら、それぞれで何ができるのかを具体的に紹介します。自分のどの作業をAIエージェントに任せられるのかがイメージしてみてください。

情報収集から資料作成までまとめてこなせる

調べものから資料化までを一気通貫でこなせます

複数のサイトから情報を集め、要約し、資料として整理するところまで自動で進められるためです。

具体的には、以下のような作業をまとめて任せられます。

  • 複数サイトからの情報収集
  • 集めた情報の要約と整理
  • 表やスライドへの落とし込み

手作業なら数時間かかる競合調査も、目標を伝えるだけで下調べから資料のたたき台づくりまで進められます。

AIエージェント(Codex)に商品一覧の取得を指示し価格をCSVにまとめた操作画面

情報収集と資料作成をまとめて任せられるため、副業や仕事の準備時間を大幅に短縮できます。

メールやスケジュール調整など定型業務を自動化できる

毎日繰り返す定型業務を自動化できます。

受信メールの仕分けや返信の下書き、日程調整などの反復作業をAIエージェントに任せられるためです。

自動化しやすい定型業務には、以下のようなものがあります。

  • 受信メールの重要度別の仕分け
  • よくある問い合わせへの返信下書き
  • 打ち合わせの日程調整

たまったメールを重要度ごとに振り分け、定型的な返信は下書きまで作成も可能です。

AIエージェントに未読メールの確認と日程調整の返信作成を指示し候補日を3つ添えた返信文を用意した操作画面

細かな事務作業に費やす時間を減らせるため、企画や営業など成果につながる仕事へ集中できます。

Webアプリやツールを開発して公開できる

Webアプリやツールの開発から公開までを代行できます

やりたいことを言葉で伝えるだけで、コードの生成から動作確認まで自律的に進められるためです。

筆者がCodexに「Webアプリを作って公開したい」と指示したところ、公開準備の手前まで自律的に進めてくれました。

Codexにお問い合わせフォーム付きページの作成を指示しコード生成からプレビューまで進んだ操作画面

半日かかると思っていた作業も、指示と確認を繰り返すだけで形になりました。プログラミングの専門知識がなくても、アイデアを素早く形にできる点は大きな魅力です。

出張や旅行の検索から予約手続きまで代行できる

出張や旅行の手配も任せられます

条件を伝えるだけで、複数の予約サイトを横断して候補を比較し、予約までの手続きを進められるためです。

以下のような条件を伝えるだけで、候補を絞り込めます。

  • 日程と滞在日数
  • 予算の上限
  • 立地や設備の希望

「2泊3日で予算内に収めたい」と伝えれば、条件に合う交通機関や宿泊先を比較し、予約まで進められます。

AIエージェントに大阪出張の新幹線とホテルの比較を指示し予算内の候補を比較して提案させた操作画面

検索から手配までの手間を減らせるため、本来取り組むべき仕事や旅行の準備に時間を使えます。

ここで紹介した以外の活用事例も見たい方は、個人・企業の事例を幅広くまとめた以下の記事が参考になります。

関連記事: 【個人・企業】AIエージェントの活用事例16選!副業から業務・職種別、注意点まで解説

職種別に見るAIエージェントの活用例

AIエージェントは、職種ごとに特化した使われ方が広がっています。職種によって繰り返し発生する業務が異なるため、それぞれに適した形で導入が進んでいるためです。

代表的な5つの職種で、どのような業務を任せられるのかをまとめました。

職種主に任せられる作業
営業・顧客リサーチ
・メール作成
・議事録整理
経理・仕訳補助
・経費精算チェック
・帳票処理
カスタマーサポート・自動応答
・一次対応
・エスカレーション判断
人事・応募者整理
・日程調整
・社内問い合わせ対応
マーケティング・データ分析
・コンテンツ案出し
・配信最適化

自分の職種に当てはめると、AIエージェントをどの業務に活用できるのかが具体的にイメージしやすいです。気になる職種から見ていきましょう。

【営業】商談準備やリード対応を自動化する

営業では、商談準備やリード対応の自動化が進んでいます。

顧客リサーチやメール作成、議事録整理など、商談前後に発生する定型業務をAIエージェントに任せられるためです。

具体的には、以下の作業を任せられます。

  • 顧客情報や競合のリサーチ
  • 商談メールやお礼メールの下書き
  • 商談後の議事録整理

商談前後の準備をAIエージェントに任せれば、顧客との対話や提案により多くの時間を使えます。事務作業の負担が減るため、成果につながる営業活動へ集中できます。

提案資料づくり以外に、営業のどの業務でAIエージェントを使えるか、選び方まで知りたい方は、以下の記事で解説しています。

関連記事: 営業で活用できるAIエージェントとは?活用業務・選び方・注意点まで解説

【経理】請求処理や経費チェックを効率化する

経理では、請求処理や経費チェックの効率化に役立ちます。

仕訳や経費精算の確認は数字を扱う作業が多く、ミスが発生しやすいためです。とくに、以下の作業で力を発揮します。

  • 仕訳の入力補助
  • 経費精算の内容チェック
  • 帳票の作成や整理

チェック作業をAIエージェントに任せると、入力漏れや確認ミスを抑えられます。

月末業務の負担を軽減できるため、予算管理や経営分析など、より重要な業務に時間を充てられます。

経費精算を含む経理業務でのAIエージェント活用と、導入の進め方は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事: 経理AIエージェントとは?できることや導入方法、おすすめツール3選も紹介

【カスタマーサポート】問い合わせ対応を高度化する

カスタマーサポートでは、問い合わせ対応の高度化に役立ちます。

よくある質問への自動応答から一次対応まで、AIエージェントが担当できるためです。とくに、以下のような作業を任せられます。

  • よくある質問への自動応答
  • 問い合わせ内容の一次対応
  • 担当者へのエスカレーション判断

問い合わせ内容に応じた振り分けやエスカレーション判断まで任せると、対応を効率化できます。

対応スピードと回答品質が向上するため、担当者は複雑な問い合わせや個別対応に集中できます。

カスタマーサポートでのAIエージェント活用をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

関連記事: カスタマーサポートAIエージェントとは?おすすめツール5選や注意点を解説

【人事】採用や労務の事務作業を支援する

人事では、採用や労務の事務作業の効率化に役立ちます。応募者情報の整理や面接日程の調整など、繰り返し発生する業務が多いためです。

とくに、以下のような作業を任せられます。

  • 応募者情報の整理
  • 面接の日程調整
  • 社内問い合わせへの対応

応募者対応や日程調整をAIエージェントに任せると、人事担当者の負担を軽減できます。

事務作業の時間を減らせるため、採用戦略の立案や応募者とのコミュニケーションなど、より重要な業務に集中できます。

採用に限らず人事全般でAIエージェントを活かす方法と、使えるツールを知りたい方は、以下の記事が参考になります。

関連記事: 人事のAIエージェント活用方法!知らないと損するできることとツール3選

【マーケティング】分析や制作の作業を巻き取る

マーケティングでは、分析やコンテンツ制作の効率化に役立ちます。データ分析やコンテンツの企画は作業量が多く、繰り返し発生する業務も多いためです。

とくに、以下の作業を任せられます。

  • アクセスや広告のデータ分析
  • コンテンツ案やタイトルの洗い出し
  • 配信タイミングの最適化

分析や配信の最適化をAIエージェントに任せると、施策を実行するスピードを高められます。

作業時間を削減できるため、マーケティング戦略の立案や効果検証など、より重要な業務に集中できます。

市場調査を含め、マーケティング全体でAIエージェントを使う方法とおすすめツールは、以下の記事で紹介しています。

関連記事: マーケティングにAIエージェントを活用する方法!選び方やおすすめ4選も

AIエージェントを使う3つのメリット

AIエージェントを使うメリットは、「時間を生み出せる」「24時間働き続けられる」「ミスを減らせる」の3つです。

単なる業務効率化にとどまらず、働き方そのものを変えられるためです。導入する前と後を比べると、変化がはっきりわかります。

場面これまで(人だけ)AIエージェント導入後
単純作業自分で時間をかける任せて空き時間が増える
稼働時間自分が動ける時間だけ夜間も含め進められる
品質集中力で出来が上下する一定の手順で安定する

3つのメリットを理解すると、AIエージェントを導入する価値がより明確になります。順番に見ていきましょう。

面倒な作業を任せて自分の時間を生み出せる

AIエージェントを活用すると、自分の時間を生み出せます。リサーチや事務処理などの定型業務をAIエージェントに任せられるためです。

とくに、以下のような作業で効果を発揮します。

  • 下調べや情報収集
  • データの整理や集計
  • 資料の下書き作成

時間のかかる下調べやデータ整理を任せると、企画や意思決定など、より重要な業務へ時間を使えます。

成果につながる仕事に集中しやすくなるため、生産性の向上も期待できます。

24時間止まらず働き続けてくれる

AIエージェントは、24時間継続してタスクを実行できます。人が休んでいる間も、指示した作業を進められるためです。

とくに、以下のような使い方に向いています。

  • 夜間に資料や下調べを準備させる
  • 就寝中に大量のデータを処理させる
  • 朝に結果を確認して次に進む

夜間に資料作成やデータ処理を任せると、朝から結果を確認して次の作業へ進めます。

自分が作業できない時間も有効に活用できるため、限られた時間でより多くの業務を進められます。

人的ミスを減らして品質を安定させられる

AIエージェントを活用すると、繰り返し作業で発生する人的ミスを減らせます。一定の手順に沿って処理を進めるため、集中力や作業状況の影響を受けにくいためです。

とくに、以下のようなヒューマンエラーを抑えられます。

  • 入力や転記の誤り
  • 項目の抜け漏れ
  • 確認作業のばらつき

入力ミスや確認漏れを抑えられるため、やり直しの手間を減らし、業務品質の安定につながります。

AIエージェントを副業や実務で活用したい方は、体系的に学べる環境を活用する方法もあります。

ここから先で差がつくのは、どこまでAIに任せるかの線引きです。

指示を出すたびに自分が確認するのか、目的だけ伝えて任せきるのかで、手元に残る時間が変わります。

SHIFT AIのAIエージェントを学べる無料セミナーでは、その線引きの考え方を実演を交えて解説しています。下のボタンから詳細をご確認ください。

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AIエージェントの始め方は3ステップ

AIエージェントは、「目標を決める」「ツールを選ぶ」「小さく試す」の3ステップで始められます。3つのステップは以下の流れです。

AIエージェントの始め方3ステップ 任せたい目標を決める・目的に合うツールを選ぶ・小さなタスクから試すの流れを示した図解

一つずつ進めると、AIエージェントを業務や日常へ無理なく取り入れられます。それぞれ詳しく見てきましょう。

ステップ1:任せたい目標を決める

最初に、AIエージェントへ任せたい目標を決めます。

目標が明確になると、目的に合った手順を組み立てやすくなるためです。

迷った場合は、以下のような身近な作業から選ぶと取り組みやすくなります。

任せたい目標AIエージェントに任せる内容
情報収集・Web検索
・競合調査
・情報の要約
事務作業・メール作成
・日程調整
・データ整理
資料作成・構成作成
・下書き
・スライドのたたき台

「リサーチを代行してほしい」のように、普段負担に感じている作業を一つ選ぶだけで始められます。目標を具体的に設定すると、AIエージェントの効果を実感できます。

ステップ2:目的に合うツールを選ぶ

次に、目的に合ったAIエージェントツールを選びます。ツールごとに得意な分野が異なるため、用途に合わせて選ぶと効果を発揮できます。

代表的なツールは、以下のとおりです。

タイプ代表的なツール
ブラウザ操作型・Genspark
・Manus
コーディング型・Codex
・Claude Code
・Cursor
業務自動化型・Microsoft Copilot
・Dify

多くのツールは無料プランや無料体験を用意しています。まずは気になるツールを試し、自分の目的に合うものを選ぶと導入しやすいです。

無料で使える具体的なツールを比較して選びたい方は、個人向け20選をまとめた以下の記事をご覧ください。

関連記事: AIエージェントのおすすめ20選!個人向け無料ツールと業務領域別を解説

ステップ3:小さなタスクから試す

最後に、小さなタスクから試します。負担の少ない作業から始めると、AIエージェントの使い方や得意な業務を把握しやすいためです。

最初は、以下のようなタスクがおすすめです。

項目プロンプト例
情報収集「AIエージェント市場の最新動向を調査し、要点を3つにまとめてください。」
文章の要約「以下の文章を300文字以内で要約してください。」
表の作成「以下のデータを比較しやすい表に整理してください。」

重要な業務ではなく、小さなタスクで試すと安心して使い始められます。少しずつ任せる範囲を広げると、自分に合った活用方法を見つけられます。

独学で学ぶ方法に加え、セミナーで体系的に学ぶ方法もあります。

AIエージェントを体系的に学びたい方は、無料セミナーと選び方をまとめた以下の記事も参考になります。

関連記事: 【2026年最新】AIエージェントセミナー・講座おすすめ14選!無料・法人研修も比較

AIエージェントを使いこなす3つのコツ

AIエージェントを使いこなすコツは以下の3つです。

AIエージェントを使いこなす3つのコツ 指示は具体的に伝える・段階的に任せる範囲を広げる・結果を確認して指示を改善するをまとめた図解

3つのコツを押さえれば、成果はさらに安定します。順番に見ていきましょう。

指示は具体的に伝える

指示はできるだけ具体的に伝えます。目的や条件を明確にすると、AIエージェントが意図を正しく理解しやすくなるためです。

具体的な指示には、以下のような要素を盛り込みます。

  • 誰に向けた成果物か
  • どんな形式でほしいか(表・箇条書きなど)
  • どのくらいの分量か

「いい感じにまとめて」と依頼するよりも、「20代向けに、AIエージェントの特徴を300字で表にまとめて」と伝えるほうが、期待に近い成果を得られます。

指示を具体的にするほど、修正ややり直しの手間を減らせます。

いきなり大きく任せず段階的に広げる

作業は、少しずつ段階的に任せます。最初から複雑な作業を丸投げすると、意図とずれた結果になりやすいためです。

以下の順で任せる範囲を広げると、失敗を減らせます。

  • まず一部の作業だけ任せる
  • 相性を確かめて範囲を広げる
  • 慣れたら一連の流れを任せる

記事作成なら、いきなり本文全体を任せるのではなく、最初は見出し案や要点整理から試します。

段階を踏むと、AIエージェントの得意・不得意を見極めながら、安心して大きな作業を任せられます。

結果を確認して指示を改善する

結果を確認して、指示を改善する習慣をつけます。返ってきた成果を次の指示に反映すると、回答の精度が上がるためです。

振り返るときは、以下の視点で見直します。

  • 狙いとずれた部分はどこか
  • 情報は正確で足りているか
  • 次はどう伝えれば伝わるか

うまくいかなかった場合は、「専門用語が多いので初心者向けに直して」など、原因を一言添えるだけでも改善できます。

やり取りを重ねるほど、自分に合った使い方が磨かれていきます。

具体的な操作手順や活用事例まで詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

関連記事: AIエージェントの使い方は?活用事例12選や生成AIとの違い、導入ポイントも解説

AIエージェントを使う前に知っておきたい注意点

AIエージェントには、以下の4つの注意点があります。

AIエージェントを使う前の4つの注意点 事実と異なる情報・情報漏洩リスク・利用や導入のコスト・重要な判断は人が最終確認を整理した図解

事前に注意点を理解しておけば、リスクを抑えながら安心して活用できます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

事実と異なる情報を出す場合がある

AIエージェントは事実と異なる情報を出す場合があります。もっともらしい誤った情報を生成する「ハルシネーション」が起こるためです。

一見すると正しそうな文章や数字でも、実際には誤っている場合があります。そのため、AIの回答をそのまま信じるのではなく、内容を確認が大切です。

総務省の「令和6年版 情報通信白書」でも、以下のように説明されています。

生成AIは事実に基づかない誤った情報をもっともらしく生成することがあり、これをハルシネーション(幻覚)と呼ぶ。技術的な対策が検討されているものの完全に抑制できるものではないため、生成AIを活用する際には、ハルシネーションが起こる可能性を念頭に置き、検索を併用するなど、ユーザーは生成AIの出力した答えが正しいかどうかを確認することが望ましい。

出典:総務省「令和6年版 情報通信白書」生成AIが抱える課題

重要な情報は、公式サイトや公的機関などの一次情報で裏取りする習慣をつけると、誤った情報に振り回されにくくなります。

情報漏洩のリスクがある

外部サービスと連携する性質上、情報漏洩のリスクがあります。

外部サービスと連携して動作することが多く、機密情報や個人情報を不用意に入力すると、意図しない形で外部に渡る可能性があるためです。

入力前には、以下のような情報を扱っても問題ないか確認が必要です。

  • 顧客の氏名や連絡先
  • 社外秘の資料や数値
  • パスワードなどの認証情報

また、社内資料や顧客情報をそのまま入力すると、利用するサービスや設定によっては保存・処理される場合があります。

あらかじめ入力してよい情報の範囲や権限を決めておくと、情報漏洩のリスクを抑えながら安心して活用できます。

利用や導入にコストがかかる

高機能なAIエージェントほど、利用や導入にコストがかかります。

高機能なサービスの多くは有料プランを採用しており、利用量に応じて料金が増える従量課金を採用しているものもあるためです。

契約前には、以下の点を確認しておく必要があります。

  • 無料で使える範囲はどこまでか
  • 従量課金か定額制かといった料金体系
  • 想定する使用量での月額の目安

利用方法によっては、想定以上に費用がかかる場合もあります。

まずは無料プランや無料トライアルで使い勝手を確認し、費用対効果を見極めてから導入すると、無駄な出費を抑えられます。

重要な判断は人間の最終確認が欠かせない

重要な判断や操作には、人間の最終確認が欠かせません。AIエージェントは自律的にタスクを実行しますが、判断を誤ったまま処理を進めてしまう可能性があるためです。

とくに、以下のような取り消しが難しい操作は、実行前に必ず確認が必要です。

  • メールやメッセージの送信
  • 決済や購入の手続き
  • ファイルの削除や上書き

一度実行すると元に戻せない操作ほど、人による最終確認が重要です。

このように、AIが処理を進める前に人が確認・承認する仕組みは、「Human in the loop(ヒューマン・イン・ザ・ループ)」と呼ばれます。

AIに任せる範囲と人が確認する範囲をあらかじめ決めておくと、安全性と作業効率を両立できます。

注意点を押さえておけば、AIは安心して任せられる相手になります。

作業をまるごと任せるAIエージェントでは、この見極めがそのまま成果の差になります。

SHIFT AIのAIエージェントを学べる無料セミナーでは、AIに作業を任せる方法を、実演を交えて解説しています。下のボタンから詳細をご確認ください。

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AIエージェントに関するよくある質問

AIエージェントに関する質問は以下の5つです。

  • AIエージェントは無料でどこまで使えますか?
  • 初心者でもAIエージェントを作れますか?
  • AIエージェントに仕事を奪われませんか?
  • AIエージェントはスマホでも使えますか?
  • AIエージェントを使うのに専門知識は必要ですか?

質問に対する回答を確認して、AIエージェントを使い始める参考にしてみてください。

AIエージェントは無料でどこまで使えますか?

多くのAIエージェントは、無料で試せるプランや利用枠を用意しています。

基本的な機能は無料で利用でき、本格的に活用する段階で有料プランへ移行するサービスが一般的なためです。

無料プランでは、利用回数や処理量、利用できる機能に上限が設けられていることが多いものの、使い勝手を確認するには十分です。

まずは無料の範囲で使い心地を試し、必要に応じて有料プランを検討すると、無駄なコストを抑えられます。

無料で使えるAIエージェントを比較したい方は、個人向けのおすすめ11選を紹介した以下の記事をご覧ください。

関連記事: 【無料で使える】個人向けAIエージェント11選!自律型と構築系を徹底比較

初心者でもAIエージェントを作れますか?

初心者でもAIエージェントを作れます。

コードを書かずに構築できるノーコードツールが増えており、プログラミングの知識がなくても自分専用のAIエージェントを作成できるためです。

多くのツールは、画面の案内に沿って設定を進めるだけで利用できます。簡単な業務の自動化であれば、短時間で作成可能です。

まずは無料で利用できるノーコードツールを使い、身近な作業を1つ自動化するところから試すのがおすすめです。

AIエージェントに仕事を奪われませんか?

AIエージェントによって仕事への影響はありますが、すべての仕事が奪われるわけではありません

AIエージェントを使いこなせる人は、定型業務を任せながら、より付加価値の高い仕事に時間を使えるためです。

一方で、AIを活用する人と活用しない人では、作業効率や生産性に差が生まれる可能性があります。

これからは、AIと協力しながら成果を出せる人材の価値が高まると考えられています。そのため、早いうちからAIエージェントに慣れておく必要があります。

AIエージェントはスマホでも使えますか?

AIエージェントは、スマホでも利用できます。

多くのサービスがスマホアプリやブラウザに対応しており、外出先でも指示を出したり、実行結果を確認したりできるためです。

移動中に情報収集を依頼し、帰宅後や職場で結果を確認して作業を進めるといった使い方ができます。

パソコンとスマホを使い分けると、場所を選ばず効率よくAIエージェントを活用できます。

AIエージェントを使うのに専門知識は必要ですか?

専門知識は必須ではありません

日本語でやりたいことを伝えるだけで利用できるAIエージェントが増えており、プログラミングの知識がなくても使い始められるためです。

多くのツールは、チャットで会話するように指示を出すだけで、情報収集や文章作成、業務の自動化などを行えます。

まずは無料で利用できるサービスを試しながら使い方に慣れると、指示の出し方のコツも自然と身につきます。

AIエージェントを正しく理解して使いこなす側に回ろう!

AIエージェントとは、目標を伝えるだけで自律的にタスクを実行するAIです。生成AIとの違いは自律性にあり、頭脳・手足・記憶の3要素によって動きます。

種類やできること、始め方まで押さえれば、AIエージェントは決して難しいものではありません。

まずは無料で使えるツールから、調べものや資料作成などの身近な作業を任せてみてください。

小さな成功体験を重ねると、AIエージェントを使いこなす感覚が少しずつ身につきます。

AIエージェントを理解した今、次に気になるのは「どう学べば実務や副業で武器にできるのか」ではないでしょうか。

独学では情報が断片的になりやすく、実践に活かしきれないまま終わる場合もあります。

ここまでの手順どおりに進めれば、目の前の作業は確実に速くなります。ただ、作業が速くなっただけでは、空いた時間が別の作業で埋まってしまうのもよくある話です。

SHIFT AIでは、AIエージェントに仕事を任せる側に回るための無料セミナーを開催しています。

当日は、AIエージェントに作業を任せる実演と、AIで収入や働き方を変えた会員の事例をご覧いただけます。

登壇するのは、SHIFT AI代表の木内翔大です。参加は無料で、オンライン開催です。

「AIは使えているが、働き方は何も変わっていない」という方は、下のボタンから、セミナーの詳細をご確認ください。

スキルゼロから始められる!

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AIエージェントでよく出る用語のかんたん解説

AIエージェントを学び始めると、専門用語を目にする機会が増えます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的な意味を押さえれば理解しやすくなります。

よく出てくる用語を、かんたんな言葉でまとめました。

用語かんたんに言うと
LLM(エルエルエム)文章を理解して作るAIの頭脳。ChatGPTなどの基盤となるAIモデル
API連携(エーピーアイ)アプリやサービス同士をつなぎ、データや操作を自動でやり取りする仕組み
MCP(エムシーピー)AIと外部ツールを共通の方法で連携するための規格
RPA(アールピーエー)決められたパソコン操作を自動で繰り返すツール
ハルシネーションAIが事実ではない内容を、もっともらしく回答してしまう現象
Human in the loopAIの重要な判断や実行を、人が最終確認・承認する考え方

用語の意味に迷ったときは、この表を見返してみてください。

目次

執筆者

西啓汰

フリーランスのSEO/AIライターとして活動。

生成AIツールを実際に検証し、その知見をもとに実務で活用できる情報発信を行っている。

AI関連の最新動向や活用ノウハウを、初心者にもわかりやすく伝えるコンテンツ制作が強み。

趣味は野球観戦とラジオ聴取。