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【無料あり】グラフ作成AIおすすめ7選!選び方とExcelでの作り方

月次の売上やアンケート結果をグラフにするたび、範囲選びや軸ラベルの調整に時間を取られていませんか。

ChatGPTやGeminiなら、無料でもExcelやCSVのデータからグラフを作れます。手作業を続けるほど、AIで資料を仕上げる同僚との差は開いていきます。

本記事では、グラフ作成AIの選び方とおすすめ7ツールの比較、作成手順、そのまま使えるプロンプト、うまく作れないときの対処法を解説します。

読み終えるころには、手元のデータに合うAIを選び、資料に使えるグラフを短時間で作れるようになります。自分のデータを思い浮かべながら読み進めてみてください。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Crypto株式会社 顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員40,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は15万人超え、SNS総フォロワー数:25万人超え(2026/06時点)。

グラフ作成AIを使えば、範囲選びや軸ラベルの調整はAIに任せられます。

さらに、CodexやClaude Codeのように、パソコン上の作業を代わりに進めるAIも登場しています。

ただし、記事を読んで分かったつもりのままでは、自分の手作業で全部こなす状態は明日も変わりません。

SHIFT AIでは、AIエージェント無料セミナーを週2回ほど開催しています。CodexかClaude Codeを自分のPCで動かすまで一緒に進めます。以下のボタンから、ご希望の日程を選んでください。

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グラフ作成AIの選び方3つのポイント

グラフ作成AIは、データの置き場所・無料の範囲・仕上がりの使い道の3点で選ぶと迷いません。

グラフ作成AIの選び方3つのポイントの図解。1.データの置き場所で選ぶ(Excel→Copilot、スプレッドシート→Gemini、CSV・メモ→ChatGPT・Claude)、2.無料の範囲で足りるかで選ぶ(月に数回なら無料プラン、毎日使うなら有料プラン)、3.仕上がりの使い道で選ぶ(資料の画像・Excelのグラフ・SNSやスライドで選び分ける)

3つの順に条件を絞れば、自分に合うツールが1〜2個まで減ります。

データの置き場所で選ぶ

グラフ作成AIは、グラフにしたいデータがどこにあるかで使いやすさが大きく変わります。データを別の場所へ移す手間がかからないツールほど、作業が早く終わります。

  • Excelのファイル:Excelの中で頼めるExcelのCopilot、またはファイルを渡せるChatGPT
  • Googleスプレッドシート:同じGoogleのサービスであるGemini
  • CSVや数字のメモ:ファイルでも貼り付けでも受け取れるChatGPTやClaude

数字のメモしかない場合も、チャット欄に貼るだけでグラフにできます。表の形に整えていなくても、AIが項目と数値を読み取ります。

普段データを置いている場所から選べば、新しい操作を覚える手間が最小限で済みます。

無料の範囲で足りるかで選ぶ

グラフ作成AIは、ChatGPT・Gemini・Claudeなら無料プランでもファイルからグラフを作れます。

ただし、どれも1日や一定期間に使える回数に上限があります。作る頻度によって、無料で足りるかどうかが変わります。

  • 月に数回だけ作る:ChatGPT・Gemini・Claudeの無料プランで十分に試せる
  • 毎日の報告資料で何枚も作る:上限に届いて作業が止まるため、有料プランを検討する
  • Excelの中で作りたい:ExcelのCopilotは無料では使えず、対象のMicrosoft 365の契約が必要

まず無料プランで2〜3枚作ってみて、回数が足りないと感じてから有料に切り替えると、無駄な出費を防げます。

仕上がりの使い道で選ぶ

グラフ作成AIは、作ったグラフをどこに載せるかで選ぶツールが変わります。出力される形式がツールごとに違うためです。

  • 報告資料に貼る画像:PNGで保存できるChatGPT・Gemini・Claude
  • あとで数値を直すExcelのグラフ:ExcelのCopilot、またはグラフ入りのExcelを作れるClaude
  • 見た目を整えたSNS投稿やスライド:デザインに強いCanvaやGamma

画像で受け取ったグラフは、あとから数値を1つ直すだけでも作り直しになります。数値の更新がある資料なら、Excel形式で受け取れるツールが便利です。

使い道まで決めておけば、作ったあとに形式を変換する手間がかかりません。

グラフ作成AIおすすめ7選を比較

グラフ作成AIのおすすめは、ChatGPT・ExcelのCopilot・Gemini・Claude・Canva・Gamma・Gensparkの7つです。

\ ツール名から記事内の詳細箇所に移動できます /

ツール名データの渡し方出力形式無料で使えるか有料プランの料金おすすめな人
ChatGPT・Excel・CSVをアップロード
・数値を貼り付け
・画像(PNG)
・操作できるグラフ(Plus以上)
使える(上限あり)・Go:1,400円
・Plus:3,000円
CSVや数字のメモから手早く作りたい人
ExcelのCopilotExcelのブック内の表Excelのグラフ使えないPersonal:2,130円からExcelの中で作業を完結させたい人
GeminiExcel・CSV・スプレッドシートをアップロード・画像
・編集できるグラフ
使える(上限あり)Google AI Pro:2,900円Googleのサービスを普段使っている人
Claude・CSV・Excelをアップロード
・数値を貼り付け
・画像(PNG)
・グラフ入りのExcel
使える(上限あり)Pro:20ドル(税抜)Excelファイルでグラフを受け取りたい人
Canva・CSV・XLSXを読み込み
・手入力
デザイン済みのグラフAI機能は回数制限つきプロ:年11,800円(年払い)SNSや資料の見た目を整えたい人
Gamma・数値を入力
・スプレッドシートと連携
グラフ入りのスライド登録時の400クレジットのみPlus:1,800円(税抜)スライドまで一気に作りたい人
Genspark表データや数字を貼り付け・編集できるグラフ
・PNG・PDF
無料で試せるログイン後の料金ページで案内貼るだけで手早く作りたい人
2026年10月時点の各社公式情報をもとに作成。円の料金は公式の表示額。Gammaは公式の税抜表示(税込の目安1,980円)。Claudeは公式のドル表記(税抜。税込22ドル、1ドル150円換算で約3,300円の目安)

無料で試すならChatGPTかGemini、Excelの中で完結させたいならExcelのCopilotが向いています。

作りたいのが数値のグラフではなく、文章の内容を図や絵で見せるインフォグラフィックの場合は、以下の記事で対応する生成AIとプロンプトを解説しています。

関連記事: インフォグラフィックを作成できる生成AI12選!コツや生成時に役立つプロンプト、注意点まで網羅

ChatGPT:ExcelやCSVをアップロードして会話でグラフを作れる

ChatGPT公式の料金ページで、無料版・Go・Plus・Proの月額料金と機能を比べた画面
出典:ChatGPT

ChatGPTは、ExcelやCSVのファイルをアップロードして頼むだけで、無料プランでもグラフを作れる対話型のAIです。

無料プランで作ったグラフは画像で表示されます。OpenAIの料金ページによると、拡大や数値の確認ができる操作可能なグラフはPlus以上で使えます。

集計の計算もChatGPTが行うため、月別の合計や平均を出してからグラフにする作業も一度の依頼で済みます。

プラン名月額内容
無料版0円ファイルのアップロードとデータ分析は上限あり
Go1,400円アップロードとツールを使ったメッセージの上限が広がる
Plus3,000円上限がさらに広がり、操作できるグラフも使える
2026年10月時点のChatGPT公式の表示額(公式に税込・税抜の表記なし)

普段からChatGPTを使っていれば、いつもの画面のままグラフ作りまで済ませられます。
>公式サイトはこちらから

ExcelのCopilot:Excelの中で日本語の指示からグラフを作れる

Microsoft公式サポートの「グラフを作成する」の項目で、ExcelのCopilotでグラフを作るプロンプト例が並ぶ画面
出典:Microsoft サポート

ExcelのCopilotは、Excelの画面のまま日本語で頼むとシート上にグラフを追加してくれる機能です。ファイルを別のサービスに移す必要がありません。

作ったグラフは通常のExcelのグラフなので、あとから色や範囲を手で直せます。毎月数値を入れ替える報告資料に向いています。

利用には、AIクレジットのプランが付いたMicrosoft 365 PersonalかFamily、Microsoft 365 Premium、または法人向けの対象プランが必要です。無料のまま使う方法はありません。

プラン名月額内容
Microsoft 365 Personal2,130円1人で利用。AI機能は使用制限あり
Microsoft 365 Family2,740円AI機能を使えるのは契約者本人のみ
Microsoft 365 Premium3,200円AI機能の使用上限がもっとも広い
2026年10月時点のMicrosoft公式の表示額(税込)

すでに対象のMicrosoft 365を契約していれば、追加の費用なしで今日から試せます。
>公式サイトはこちらから

Gemini:スプレッドシートのデータを渡すと無料でグラフを作れる

Gemini公式ヘルプの「データからグラフを作成する」の項目で、アップロードしたスプレッドシートからグラフを作る手順を説明した画面
出典:Gemini アプリ ヘルプ

Geminiは、Googleアカウントでログインすれば、アップロードしたスプレッドシートから無料でグラフを作れるAIです。

Googleの公式ヘルプによると、作ったグラフは下にある編集アイコンから、グラフの種類やラベルを変えられます。同じプロンプトに最大10個のファイルを添付できます。

Googleスプレッドシートの画面の中でGeminiを使うには、Google AI Proなどの対象プランが必要です。無料で済ませたい場合は、ファイルをGeminiのアプリに渡す方法を使います。

プラン名月額内容
無料0円ファイルからグラフを作成できる。上限あり
Google AI Pro2,900円上限が広がり、スプレッドシートの中でもGeminiを使える
Google AI Ultra14,500円から上限がさらに広がる
2026年10月時点のGoogle公式の表示額(税込)

普段からGmailやGoogleドライブを使っていれば、同じアカウントのまま追加の登録なしでグラフ作りを始められます。
>公式サイトはこちらから

Geminiの画像生成やDeep Researchを使ったグラフの作り方とプロンプトは、以下の記事で画面付きで解説しています。

関連記事: 【プロンプト付き】Geminiでグラフを作成する方法!スプレッドシートとの連携方法や活用事例も解説

Claude:CSVを分析してグラフ入りのExcelまで出力できる

Claude公式ヘルプで、PDFのデータをExcelに整理してグラフを作るよう頼むプロンプト例を紹介した画面
出典:Claude ヘルプセンター

Claudeは、CSVなどのデータを分析して、グラフをPNG画像やグラフ入りのExcelファイルで出力できるAIです。

Anthropicの公式ヘルプによると、コードの実行とファイルの作成は無料プランを含むすべてのプランで使えます。分析やファイル作成に使うファイルは1つ30MBまでです。

Excelファイルで受け取れば、数値を直すとグラフも連動して変わる状態で手元に残せます。画像のグラフより、あとからの修正が楽です。

プラン名月額内容
Free0ドルファイル作成とコード実行を利用できる。上限あり
Pro20ドル(年払いは月17ドル)利用上限が広がる
Max100ドルからProの5倍または20倍の利用量
2026年10月時点のAnthropic公式の表示額(税抜)。日本の利用者には消費税10%が別途かかる(Proの税込は22ドル、1ドル150円換算で約3,300円の目安)

グラフを資料の元データごと渡したい場面では、Claudeを選ぶと受け渡しの手間が減ります。
>公式サイトはこちらから

Canva:表のデータからデザイン性の高いグラフを作れる

Canva公式のグラフメーカーのページで、マジックグラフから円グラフやツリーマップを選ぶ画面
出典:Canva

Canvaは、表のデータを選んで「マジックグラフ」を使うと、配色やフォントが整ったグラフを自動で作れるデザインツールです。

CSV・TSV・XLSXのファイルを読み込めるほか、検索バーに作りたいグラフを文章で書いて生成もできます。完成したグラフは、そのままSNS投稿や資料のデザインに配置できます。

AIでのグラフ作成は無料プランでも試せますが、AI機能には回数の上限があります。頻繁に使うならCanvaプロが必要です。

プラン名月額内容
無料0円AI機能は回数制限つきで利用できる
Canvaプロ約983円(年払いの月あたり)AI機能の利用枠が広がり、プレミアム素材も使える
Canvaビジネス約1,567円(年払いの月あたり)チームで使う機能とAI機能がさらに増える
2026年10月時点のCanva公式の表示額をもとに作成(1人あたり)。年払いはCanvaプロ11,800円、Canvaビジネス18,800円(公式に税込・税抜の表記なし)

見た目の印象が大切な資料では、Canvaで作ると仕上げのデザイン調整まで1か所で終わります。
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Gamma:数値を渡すとグラフ入りのスライドを作れる

Gamma公式の料金ページで、月払い表示のFree・Plus・Pro・Ultraの月額料金と機能を比べた画面
出典:Gamma

Gammaは、数値を含む内容を渡すとグラフ入りのスライドまで作れる資料作成ツールです。グラフ単体より、報告用のスライドを丸ごと作りたい場面に向いています。

グラフはスライド上の「Smart Charts」で作り、セルに数値を入力するか、Googleスプレッドシートとつないで反映させます。作った資料はPDFやPowerPoint形式で書き出せます。

無料プランは登録時に付与されるクレジットのみで、毎月の補充はありません。続けて使う場合はPlus以上を選びます。

プラン名月額内容
Free0円登録時に400クレジット。1回の指示で最大10枚
Plus1,800円毎月1,000クレジット。Gammaのロゴを外せる
Pro3,500円上位のAIモデルとカスタムブランディング
2026年10月時点のGamma公式の表示額(月払い・1ユーザーあたり・税抜)。消費税10%を含めた目安はPlus 1,980円、Pro 3,850円

グラフを作ったあとにスライドへ貼る作業がなくなるため、会議資料の準備が短く済みます。
>公式サイトはこちらから

Genspark:数字を貼り付けるだけでグラフを作れる

Genspark公式のAIグラフ作成ページで、データの入力欄と棒グラフ・折れ線グラフなどの種類が並ぶ画面
出典:Genspark

Gensparkの「AIグラフ作成」は、表データや数字を貼り付けるだけでグラフの種類を選んで描いてくれるツールです。

棒・折れ線・円グラフのほか、散布図やガントチャート、ヒートマップにも対応しています。作ったグラフは色やラベルをその場で直し、PNGやPDFで書き出せます。

データが手元になくても、見せたい形を文章で伝えれば仮の値で下書きを作れる点も特徴です。

プラン名月額内容
無料0円付与されるクレジットの範囲で利用できる
有料プランログイン後の料金ページで案内クレジットの上限が広がる
2026年10月時点のGenspark公式の情報

表を整える前のメモ書きからでもグラフにできるため、思いついた数字をすぐ形にしたいときに役立ちます。
>公式サイトはこちらから

Gensparkには、Web上のデータ集めから表とグラフの作成までをまとめて進める「AIシート機能」もあります。グラフ作成の手順とコツは以下の記事で解説しています。

関連記事: Gensparkの「AIシート機能」でグラフ作成を効率化!やり方やコツ、注意点まで網羅

【5ステップ】ChatGPTなどのAIでグラフを作成する手順

AIでグラフを作る流れは、データを整える・渡す・頼む・直す・書き出すの5ステップです。

AIでグラフを作成する5ステップの図解。1.データを表に整える(1行目に項目名、1行1件で並べる)、2.ファイルをAIに渡す(アップロードか数値を貼り付け)、3.種類と軸を指定して依頼(折れ線・棒など、横軸と縦軸を書く)、4.会話で修正する(1回に1〜2点ずつ直してもらう)、5.画像・Excelで書き出す(資料なら画像、直すならExcel)

ChatGPTを例に流れをつかんでおけば、GeminiやClaudeに切り替えても同じ手順でグラフを作れます。

ステップ1:データを表の形に整える

AIにグラフを頼む前に、1行目に項目名、2行目から1行1件のデータが並ぶ形に整えます。OpenAIの公式ヘルプも、この形の表を渡すよう案内しています。

  • 項目名:「月」「売上」のように、何の数値かがわかる名前を付ける
  • 空白の行や列:表の途中に入れない
  • 1枚のシート:関係のない複数の表を並べない
  • 合計や小計の行:表に含めず、別のシートに移す(AIの二重集計を防ぐ)

サンプルの表では、1行目に「月」「売上」「件数」を置き、12か月分を1行ずつ並べています。

グラフ作成AIに渡す前のデータとして、Googleスプレッドシートに「月」「売上」「件数」の3列で12か月分を入力した表

整っていない表を渡すと、AIが列を読み違えて別の数値でグラフを描く原因になります。最初に表を整えておくだけで、やり直しの回数が減ります。

ステップ2:ファイルをアップロードするか数値を貼り付ける

ChatGPTでは、チャット欄の左にある「+」→「写真やファイルを追加」からファイルを添付します。データが少ない場合は、表をコピーしてチャット欄に貼り付けるだけでも構いません。

ChatGPTのチャット欄左の「+」を押し、メニューから「写真やファイルを追加」を選んでファイルを添付する画面

OpenAIのファイルアップロードに関するFAQでは、CSVや表計算のファイルは1つ約50MBまでが目安です。大きなファイルは、必要な列だけを残してから渡します。

GeminiとClaudeも、チャット欄の「+」から同じように添付できます。社外秘のデータを渡す前には、注意点の見出しを確認してください。

ステップ3:グラフの種類と軸を指定して依頼する

依頼文には、グラフの種類と、横軸・縦軸に使う列を必ず書きます。OpenAIの公式ヘルプでも、最初は意図と違う種類のグラフが選ばれる場合があると案内されています。

グラフの種類向いている場面指示の例
棒グラフ項目ごとの大小を比べる商品別の売上を棒グラフで
折れ線グラフ時間による推移を見せる月を横軸にして売上の推移を折れ線グラフで
円グラフ全体に占める割合を見せる回答の割合を円グラフで
散布図2つの数値の関係を見る広告費と売上の関係を散布図で
複合グラフ単位の違う2つの数値を重ねる売上を棒、件数を折れ線にした複合グラフで

たとえば「月を横軸、売上を縦軸にした折れ線グラフを作ってください」と書けば、狙いどおりのグラフが1回で出やすくなります。

ChatGPTに月を横軸・売上を縦軸にした折れ線グラフを頼み、「月別売上推移」のグラフが表示された回答画面

種類を迷うときは、表のどの数値を比べたいかを先に決めると選びやすくなります。

ステップ4:会話で色やラベルを修正する

グラフが表示されたら、直したい点を続けて会話で伝えるだけで修正できます。最初から完璧な指示を書く必要はありません。

  • 色:「棒の色を会社のコーポレートカラーの青にしてください」
  • ラベル:「縦軸に(単位:万円)と表示してください」
  • 数値:「各棒の上に数値を表示してください」
ChatGPTに会話で修正を頼み、縦軸に「売上(単位:万円)」、各点の上に売上の数値が表示された折れ線グラフ

修正は1回に1〜2点ずつ頼むと、意図しない箇所まで変わる失敗を防げます。

Excelのように軸の設定画面を探す必要がないため、グラフの細かな設定に慣れていない人でも、見た目を整えるまでの時間を短くできます。

ステップ5:画像やExcel形式で書き出す

完成したグラフは、資料に貼るなら画像、あとで直すならExcel形式で書き出します。ChatGPTでは、グラフ右上の「…」から「画像としてダウンロード」を選ぶと保存できます。

ChatGPTで作ったグラフの右上の「…」を開き、「画像としてダウンロード」を選んで保存する画面

Excel形式がほしい場合は「このグラフを入れたExcelファイルを作ってください」と頼みます。受け取ったファイルをExcelで開けば、いつものグラフと同じように手で直せます。

PowerPointに貼る場合も画像で書き出せば、レイアウトが崩れずそのまま会議資料に使えます。

ExcelのCopilotでグラフを作成する手順

ExcelのCopilotでグラフを作る手順は、データを整える・Copilotに伝える・できたグラフを確かめるの3ステップです。

ExcelのCopilotでグラフを作る3ステップの図解。1.グラフにする範囲をテーブルにする(範囲を選んで「Ctrl+T」で変換)、2.Copilotを開いてグラフを伝える(種類・軸・見た目を日本語で入力)、3.作成されたグラフを確認して直す(通常のExcelのグラフとして手で編集できる)

どのステップもExcelの画面から出ずに進められるため、普段の資料作りの流れを変えずに取り入れられます。

ステップ1:グラフにする範囲をテーブルにする

ExcelのCopilotでは、グラフにしたい範囲を見出しのある表の形にしておきます。見出しが1行だけで、結合したセルや空白の行がない状態が理想です。

範囲を選んで「Ctrl+T」を押すと、Excelのテーブルに変換できます。テーブルにすると列の名前で指示できるため、Copilotが範囲を読み違えにくくなります。

表の作りがAIへの伝わりやすさを左右するため、この準備がグラフの仕上がりを決めます。テーブルにしておけば、行を追加したときもグラフの範囲が自動で広がります。

ステップ2:Copilotを開いて作りたいグラフを伝える

Excelの画面右下にあるCopilotのアイコンを押すと、作りたいグラフを日本語で入力する欄が開きます。グラフにしたい表を選んでから開くと、範囲の指定が伝わりやすくなります。

Microsoftの公式サポートでは、「時間の経過に伴う変化を示す折れ線グラフを作成します。データ ラベルと枠線を表示します」のような例が紹介されています。

「売上」のように列の名前まで入れ、種類・軸・見た目を1文にまとめて伝えると、修正の往復が少なく済みます。

ステップ3:作成されたグラフを確認して直す

Copilotは指示をもとにグラフを作成し、編集モードではブックに直接反映します。作られるのは通常のExcelのグラフなので、色やタイトルを手で直せます。

意図と違うグラフが出た場合は、Copilotの欄で種類や使う列を指定し直します。範囲や数値が元の表と合っているかも、資料に使う前に必ず確かめます。

グラフ以外にも、関数の作成やデータの分析までExcelのCopilotに任せる方法は、以下の記事で活用例と注意点を解説しています。

関連記事: 【誰でもできる】ExcelをCopilotで効率化!活用例や注意点を解説

グラフ作成AIに使えるプロンプトのテンプレート

グラフ作成AIへの指示は、基本・修正・用途別の3つのプロンプトを使い分けると一度で通りやすくなります。

グラフ作成AIに使えるプロンプト3つの図解。1.基本のプロンプト(目的・種類・軸・出力形式を項目に分けて伝える)、2.修正のプロンプト(種類・ラベル・色など変えたい点だけを伝える)、3.用途別のプロンプト例(売上推移やアンケート結果を集計からまとめて頼む)

どれもコピーして、角かっこの中を自分のデータに書き換えるだけで使えます。

基本のプロンプト:目的・種類・軸・出力形式を分けて伝える

基本のプロンプトは、目的・グラフの種類・軸・出力形式を項目に分けて書く型です。項目が分かれていると、AIが条件を取りこぼしにくくなります。

添付したファイルのデータで、次の条件のグラフを作ってください。

【目的】[会議で今期の売上の推移を報告する]
【グラフの種類】[折れ線グラフ]
【横軸】[月]
【縦軸】[売上(単位:万円)]
【見た目】[タイトルは「月別売上の推移」、各点の上に数値を表示]
【出力形式】[PNG画像]

目的まで書くと、AIが強調すべき点を考えてグラフを整えます。「会議で報告する」の一言だけでも、見やすさが変わります。

グラフ作り以外でも、生成AIへの指示の出し方の基本とコツは以下の記事で解説しています。

関連記事: 【初心者向け】生成AIの使い方!コツ6つや注意点、勉強法、ビジネス活用を解説

修正のプロンプト:種類・ラベル・色を直してもらう

修正のプロンプトは、どこをどう変えるかだけを短く伝える型です。最初のグラフをもとに、変えたい点だけを直してもらいます。

今のグラフを次のように直してください。ほかの部分は変えないでください。

・グラフの種類:[棒グラフ]に変更
・縦軸のラベル:[売上(単位:万円)]に変更
・色:[前年を灰色、今年を青]に変更

「ほかの部分は変えないでください」と添えると、直した箇所以外が勝手に変わるのを防げます。

修正点を箇条書きにしておけば、次の資料でも同じ直し方をそのまま使い回せます。

用途別のプロンプト例:売上推移とアンケート結果をグラフにする

用途が決まっているときは、集計の仕方までプロンプトに含めると1回の依頼で仕上がります。売上の推移とアンケート結果の例を紹介します。

【売上の推移】
添付した売上データを月ごとに合計し、前年と今年を比べる折れ線グラフを作ってください。前年は点線、今年は実線にしてください。

【アンケート結果】
添付したアンケートの「満足度」の列を回答ごとに数え、割合を円グラフにしてください。割合の大きい順に並べ、各項目に%を表示してください。

どちらの例も、列の名前は自分のファイルの見出しに合わせて書き換えます。「満足度」の列が「評価」なら、プロンプトも「評価」にします。

集計までAIに任せれば、Excelでピボットテーブルを作る手間も省けます。元データを貼るだけで報告用のグラフが手に入ります。

ここまでのプロンプトがあれば、ChatGPTなどのチャットAIにグラフ作りの大半を任せられます。

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グラフ作成AIを仕事で使うときの3つの注意点

グラフ作成AIを仕事で使うときは、数値の確認・データの扱い・指示文の保存の3点に注意が必要です。

グラフ作成AIを仕事で使うときの3つの注意点の図解。1.数値を元データと照合する(合計や平均を1〜2か所確かめる)、2.社外秘のデータは扱いを確かめる(会社のルールを確認し顧客名は置き換える)、3.うまくいった指示文を残す(同じ指示でも結果が変わるため)

知らずに使うと、資料の誤りや情報の扱いで信頼を落とすことになります。

AIが集計した数値は元データと照合する必要がある

AIが作ったグラフは、合計や平均の数値が元データと合っているかを必ず確かめてから使います。列の読み違えや集計の誤りが起きる場合があるためです。

確かめ方は簡単で、Excelで1〜2か所の合計を出し、グラフの数値と比べるだけです。AIに「集計に使った数値を表で見せてください」と頼めば、照合もしやすくなります。

誤ったグラフを会議に出すと、資料全体の信頼まで失います。確認の手間は数分なので、提出前の習慣にしてください。

社外秘のデータはアップロード前に扱いを確かめる必要がある

顧客名や売上などの社外秘のデータは、会社のルールで外部のAIに渡してよいかを確かめてからアップロードします。

ChatGPT・Gemini・Claudeには、入力した内容をAIの学習に使わせない設定があります。設定をしても、データを社外のサービスへ送る点は変わりません。

判断に迷う場合は、顧客名を「A社」「B社」に置き換えるなど、個人や取引先がわからない形にしてから渡せば、情報漏えいのリスクを抑えたままAIで作業を進められます。

同じ指示でも結果が変わるため指示文を残しておく必要がある

グラフ作成AIは、同じ指示でも毎回少しずつ違うグラフを出すことがあります。色や並び順が変わると、先月の資料と見た目がそろいません。

うまくいった指示文は、メモアプリや資料のファイルと同じ場所に保存しておきます。保存しておけば、次回は新しいデータを添付するだけで依頼できます。

毎月の報告資料のように同じ形を繰り返す作業ほど、指示文を残す効果が大きくなります。チームで共有すれば、担当者が変わってもグラフの見た目をそろえられます。

うまくいった指示文があれば、毎月の定型のグラフ作りを同じ形で再現できます。

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AIでグラフがうまく作れないときの4つの対処法

AIでグラフがうまく作れないときは、文字化け・種類違い・読み込みエラー・ボタンが出ないの4つの症状ごとに対処します。

AIでグラフがうまく作れないときの4つの対処法の図解。1.日本語のラベルが文字化けする→日本語フォントの指定を頼む、2.意図と違う種類のグラフが出る→種類と使う列を指定し直す、3.ファイルを読み込めない→形式とサイズを見直す、4.Copilotのボタンが出ない→ライセンスを確かめる

当てはまる症状の見出しから読めば、すぐに作業を再開できます。

日本語のラベルが文字化けする:日本語フォントの指定を頼む

ChatGPTのグラフで日本語が「□」になる場合は、日本語フォントを使って描き直すよう頼むと直ります。

文字化けは、グラフを描く環境に日本語のフォントがない場合に起きます。2026年10月時点の画面では正しく表示されましたが、出力形式によっては起きます。

グラフの日本語が文字化けしています。日本語を表示できるフォントを使って、同じグラフを描き直してください。

それでも直らない場合は、Google Fontsなどで入手したNoto Sans JPのフォントファイルを添付し、「このフォントを使って」と頼みます。

意図と違う種類のグラフが出る:種類と使う列を指定し直す

ほしいグラフと違う種類が出た場合は、グラフの種類と使う列の名前を明記して頼み直します。指示が短いと、AIはデータから種類を推測して選ぶためです。

たとえば「売上の列だけを使い、月ごとの棒グラフにしてください」のように、列の名前まで書きます。列が多い表ほど、この指定が効きます。

何度直しても狙いと違う場合は、基本のプロンプトの型で新しいチャットから依頼し直すと早く解決します。前の会話の指示が残らないため、条件が混ざりません。

ファイルを読み込めない:形式とサイズを見直す

ファイルを読み込めない場合は、ファイルの形式とサイズを見直します。

対応していない形式や大きすぎるファイルは、エラーになるか、途中までしか読まれないことがあります。次の3点を順に確かめます。

  • 形式:XLSXかCSVで保存し直す
  • サイズ:グラフに使う列だけを残して小さくする
  • シート:複数のシートがある場合は、使うシートの名前を指示に書く

画像に写った表は、数値を正確に読み取れない場合があるとOpenAIも案内しています。数値が大事なグラフは、表計算のファイルで渡してください。

ExcelにCopilotのボタンが出ない:ライセンスを確かめる

ExcelにCopilotのボタンが出ない場合は、契約しているMicrosoft 365が対象のプランかを確かめます。Microsoftの公式サポートでも、まず要件を満たしているかの確認を案内しています。

Microsoft 365のアカウント設定を開くと、契約中のプランを確認できます。Familyプランの場合、AI機能を使えるのは契約者本人だけです。

契約が対象でも出ない場合は、Excelを更新してサインインし直します。契約がなければ、ChatGPTなどで作ったグラフ入りのExcelで代用できます。

グラフ作成AIに関するよくある質問

グラフ作成AIに関する質問は以下の6つです。

  • スマホのアプリでもAIでグラフを作れるか
  • 画像の表や手書きのメモもAIでグラフ化できるか
  • AIで作ったグラフは資料やブログに使えるか
  • Julius AIやNapkin AIは日本語で使えるか
  • ChatGPT for Excelは無料か
  • フローチャートや図解もAIで作れるか

質問に対する回答を確認して、自分に合ったグラフ作成AIを選ぶ参考にしてみてください。

スマホのアプリでもAIでグラフを作れますか?

スマホでも、ChatGPTやClaudeのアプリならファイルを添付してグラフを作れます。スマホに保存したCSVやExcelのファイルを、チャット欄から添付して頼みます。

Geminiのファイルからグラフを作る機能は、公式ヘルプでウェブ版の機能として案内されています。スマホのブラウザからGeminiのウェブ版を開けば利用できます。

画面が小さいため、外出先では下書きまで作り、細かい修正はパソコンで仕上げると作業が楽になります。同じアカウントなら会話の続きをパソコンで開けます。

画像の表や手書きのメモもAIでグラフ化できますか?

画像の表や手書きのメモも、写真を添付して読み取らせればグラフ化できます。ホワイトボードに書いた集計や、紙の帳票の写真も対象です。

ただし、手書きの数字は、「1」と「7」、「0」と「6」のように形の似た文字を取り違えやすくなります。読み取りやすくするため、明るい場所で影が入らないよう真上から撮った写真を渡します。

画像から作る場合は、AIに読み取った数値を先に表で出してもらい、元の画像と1つずつ照らし合わせてからグラフにします。

AIで作ったグラフは資料やブログに使えますか?

AIで作ったグラフも、自分のデータから作ったものなら資料やブログに使えます。グラフの内容は元のデータで決まるため、データの権利と正しさが重要です。

他社の調査結果や公的な統計をグラフにする場合は、出典の明記など、元データの利用条件に従います。ツールごとの利用規約も、商用で使う前に確認してください。

ブログに載せる場合は、グラフの下に出典を書くと読者の信頼も得られます。データの調査時期も添えると、いつの情報かが伝わります。

Julius AIやNapkin AIは日本語で使えますか?

Julius AIとNapkin AIは、日本語の指示には対応していますが、画面の表示は英語が中心です。そのため本記事のおすすめ7選には入れていません。

ExcelやCSVから分析とグラフ作成を行う海外のツールがJulius AIです。Napkin AIは文章や数値から図解を作るツールで、画面は日本語に対応していません。

英語の画面に抵抗がなければ選択肢になりますが、まずは日本語の画面で使えるツールから試すと迷わずに済みます。操作に慣れてから海外のツールを比べても遅くありません。

ChatGPT for Excelは無料ですか?

ChatGPT for Excel(ChatGPTのExcel向け拡張機能)は、無料プランでも上限つきで使えます。Excelを開いたままChatGPTに依頼できます。

ChatGPTの料金ページでは、無料版とGoが「上限あり」、Plusが利用可、Proが拡大と案内されています。毎日使う場合は、上限の広い有料プランを検討してください。

ExcelのファイルをChatGPTに添付する方法なら、拡張機能を入れなくても無料プランの上限内でグラフを作れます。作ったグラフは画像で保存してExcelに貼り付けます。

プランごとの利用枠と、ChatGPT for ExcelとGoogle Sheetsの入れ方、アンケート集計や売上レポートで試した結果は以下の記事で解説しています。

関連記事: ChatGPTでExcelとGoogle Sheetsの作成・分析が可能に!料金や使い方を解説

フローチャートや図解もAIで作れますか?

フローチャートや図解も、ChatGPT・Gemini・Claudeなどに手順を文章で伝えれば作れます。数値のグラフとは作り方が異なり、図の形を表すコードで描かせる方法が一般的です。

業務の流れや申請の手順を図にする場合は、手順を箇条書きで渡してフローチャートにするよう頼みます。「承認されたら次へ」のような分岐も書けば、枝分かれのある図になります。

数値はグラフ、流れは図解と使い分ければ、報告資料の説明部分までAIで仕上げられます。

フローチャートを作れるAIツール7つの比較と、ChatGPTやGeminiでの作り方は以下の記事で解説しています。

関連記事: 【7ツール比較】フローチャートをAIで作る2つの方法とプロンプト例

グラフ作成AIはデータに合わせて選べば資料作りの手間が減る

グラフ作成AIは、データの置き場所・無料の範囲・仕上がりの使い道で選べば、手元のデータから資料に使えるグラフを短時間で作れます。

無料で試すならChatGPTかGemini、Excelの中で完結させたいならExcelのCopilotが向いています。種類と軸を指定するプロンプトを使えば、1回の依頼で狙いに近いグラフが出ます。

まずは今月の報告資料のデータを1つ選び、本記事の基本のプロンプトで1枚作ってみてください。

グラフが速く作れるようになったら、次は集計から資料作りまでの流れ全体をAIに任せる番です。その方法は、実際に動かしてみると早くつかめます。

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執筆者

Momoko

AI・生成AI分野を中心に活動するWebライター。AI情報サイトで多数の記事を執筆し、ChatGPTをはじめとする生成AIツールや画像生成AIを活用したコンテンツ制作を得意としています。SEOを意識した、わかりやすく実用的な記事制作を心がけています。