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  • 生成AIツール

インフォグラフィックを作成できる生成AI12選!コツや生成時に役立つプロンプト、注意点まで網羅

生成AIでインフォグラフィックを作成したいけれど、どのツールを選べばいいか迷っていませんか。

自分に合わないツールを選んでしまうと、修正の手間が増え、かえって効率が下がってしまうこともあります。

本記事では、インフォグラフィックを作成できる12の生成AI・関連ツールを紹介します。

ツールを選ぶポイントや活用のコツも解説するので、生成AIで図解制作を効率化したい方はぜひ最後までご覧ください。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は14万人超え(2026年1月現在)

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生成AIでインフォグラフィックは生成できる?

生成AIを活用すれば、実用レベルのインフォグラフィックを作成可能です。

近年は文章を作成するだけでなく、情報を整理し、図やグラフとしてわかりやすく表現できるようになっています。

具体的には、次のような操作が可能です。

  • 情報の階層や数値の関係性を解析
  • 箇条書きや表データを見出し・図表に再構成
  • 内容に応じたレイアウトやグラフ形式を提案
  • 折れ線グラフや円グラフなどの自動描画
  • HTMLやSVG形式でのインタラクティブ出力

たとえば、売上推移を入力すれば折れ線グラフを、構成比を入力すれば円グラフを自動で提案してくれます。

数行の指示だけで構成から図解まで生成できるため、デザイン未経験者でも短時間で訴求力の高い資料を作成できるでしょう。

インフォグラフィックを作成できる生成AI12選

ツール概要・特徴強み料金(税込)公式URL
GeminiGoogleが提供する生成AI。文章生成や情報整理、構成設計に対応Google検索との連携やドキュメント要約に強い・無料プラン:0円
・Google AI Plus:約1,200円
・Google AI Pro:約2,900円
・Google AI Ultra:約36,400円
gemini.google.com
NotebookLMGoogleの資料特化AI。資料をもとに回答・要約を行うAIノートツール指定資料に基づいた要点抽出・構造整理が得意・無料プラン:0円
・Google AI Plus:約1,200円
・Google AI Pro:約2,900円
・Google AI Ultra:約36,400円
notebooklm.google
ChatGPT対話型の生成AI。文章作成、構成設計、データ整理など幅広く対応柔軟な指示理解とアウトライン設計力・無料プラン:0円
・Plus:約3,000円
・Team:約4,000円/人〜
chatgpt.com
ClaudeAnthropic社が開発する生成AI。長文処理に強み大量テキストの読解・要約・整理が得意・無料プラン:0円
・Pro:約3,000円
・Max:約15,500円〜
claude.ai
Manus自動化ワークフロー型のAIツール。リサーチから構成設計まで一括処理情報収集と構成案作成を同時に実行できる・無料プラン:0円
・有料プラン:約3,000〜30,000円
manus.im
Canvaテンプレートが豊富なオンラインデザインツールデザイン初心者でも直感操作で完成度の高い図解を作成可能・無料プラン:0円
・Pro:約1,180円
・Business:約1,800円
canva.com
GensparkAIによる情報収集と構成設計を支援するツールリサーチ結果を図解向けに整理できる・無料プラン:0円
・Plus:約3,750円
・Pro:約37,500円
genspark.ai
Piktochartインフォグラフィック特化型のオンラインツールデータ入力からグラフ生成までがスムーズ・無料プラン:0円
・Pro:約2,100円
・Business:約37,00円
piktochart.com
Visme資料作成と図解制作に対応するビジュアル制作ツールアニメーションやWeb公開に対応・無料プラン:0円
・Starter:約4,500円
・Pro:約9,200円
visme.co
Adobe ExpressAdobe提供のオンラインデザインツールブランド統一感のある洗練されたデザインが可能・無料プラン:0円
・Premium:約1,180円
・Firefly Pro:約3,180円
adobe.com/express
Infogramデータ可視化に特化したオンラインツールCSV取り込みやインタラクティブ表示に対応・無料プラン:0円
・Pro:約3,900円
・Business:約12,300円
infogram.com
Miroオンラインホワイトボード型のコラボツールチームで構成設計や図解整理が可能・無料プラン:0円
・Starter:約1,160円
・Business:約2,900円
miro.com

インフォグラフィックを効率的に作成するためには、用途に合った生成AIツール選びが重要です。

ここでは、文章生成型AIからデザイン特化型ツールまで、次の代表的な12のサービスを紹介します。

それぞれの特徴について、以下でくわしく解説します。

以下の記事では、生成AIの基本的な使い方やビジネスシーンでの活用方法、プロンプト入力時のコツ、具体的な学習方法について紹介しています。あわせて参考にしてください。

Gemini

AIツールGeminiのトップページ
参照:Gemini

Geminiは「構成設計」に強いAIです。デザインそのものよりも、情報整理や図解構成の骨組みづくりに適しています。

これは、大量の情報を論理的に再構成する能力が高いためです。市場レポートや統計データを読み込ませると、重要ポイントを抽出し、階層構造をきれいに整理してくれるでしょう。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

日本の中小企業におけるDX推進の現状と課題をテーマに、BtoB向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:棒グラフで導入率推移、フロー図でDXプロセス、アイコンで課題を可視化)まで具体的に提示してください。

プレゼン資料用の横長レイアウトで出力してください。
GeminiのAIでDX推進に関するインフォグラフィックを生成した例

導入率の推移やDXの成熟度などが丁寧に図解されており、全体像を俯瞰的に理解できます。実務へのイメージを持ちやすい構成です。

各施策の具体的な手法や成功要因の詳細までは踏み込んでいないため、実行計画の検討には補足情報が必要ですが、社内共有や方向性整理のたたき台として活用しやすい内容となっています。

ツールGemini
概要・特徴Googleが提供する生成AI。文章生成や情報整理、構成設計に対応
強みGoogle検索との連携やドキュメント要約に強い
料金(税込)・無料プラン:0円
・Google AI Plus:約1,200円
・Google AI Pro:約2,900円
・Google AI Ultra:約36,400円
公式URLgemini.google.com

以下の記事では、Geminiの基本的な使い方のほか、Nano Bananaの使い方やGeminiで使える便利機能などを紹介しています。あわせて参考にしてください。

関連記事: 【スマホアプリ・PC】Google Gemini(ジェミニ)の使い方完全ガイド!無料でできることから料金プランまで

NotebookLM

AIツールNotebookLMのトップページ
参照:NotebookLM

NotebookLMでは、資料を読み込ませた上でインフォグラフィックを自動生成できます。

アップロードしたドキュメントを根拠として回答を生成するため、情報の出典が明確で比較的信頼性が高いのが特徴です。

ユーザーが与えた資料のみを参照して出力する仕組みのため、ハルシネーションのリスクも抑えられます。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

アップロードした資料を参照し、BtoB向けインフォグラフィックを生成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:円グラフで電源別シェア、棒グラフで年度別導入量、アイコンで課題を表示)まで具体的に出力してください。

役員会議用の横長スライドレイアウトで作成してください。
NotebookLMのAIでエネルギー需給実績のインフォグラフィックを生成した例

落ち着いた配色と整理されたレイアウトで、日本のエネルギー需給の変化を信頼感のあるトーンで伝えるビジュアルです。主要数値が強調され、全体像を効率よく把握できます。

数値の背景や相互関係の説明は少なく、変化の要因までは読み取りにくい印象が否めませんが、社内資料の可視化の効率化には有効です。信頼性を重視する組織内での利用に向いています。

ツールNotebookLM
概要・特徴Googleの資料特化AI。資料をもとに回答・要約を行うAIノートツール
強み指定資料に基づいた要点抽出・構造整理が得意
料金(税込)・無料プラン:0円
・Google AI Plus:約1,200円
・Google AI Pro:約2,900円
・Google AI Ultra:約36,400円
公式URLnotebooklm.google

以下の記事では、NotebookLMの使い方や料金プランについて解説しています。あわせて参考にしてください。

関連記事: 【2026年最新】NotebookLMとは?機能一覧や使い方、料金まで徹底解説

ChatGPT

AIツールChatGPTのトップページ
参照:ChatGPT

ChatGPTは、構成案作成から簡易的な図解生成まで幅広く対応できる万能型AIです。プロンプト次第では、以下の出力を一貫して行えます。

  • レイアウト指示
  • カラー提案
  • HTML

自然言語処理能力が高く、抽象的な指示でも具体化できるのが特徴で、「Instagram用の若年層向けデザイン」といったあいまいな要望にも対応可能です。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

国内のペット市場動向をテーマに、マーケティング担当者向けインフォグラフィックを作成してください。

・見出し

・サブ見出し

・図表の種類

・色やレイアウト

の提案まで具体的に提示してください(例:円グラフ・アイコン付き表・フローチャート)。
ChatGPTのAIで国内ペット市場のインフォグラフィックを生成した例

明るく親しみやすい配色とイラストを用い、国内ペット市場の動向を直感的に伝える内容です。市場規模や構成比、ターゲット層などが整理され、全体像を効率よく把握できます。

各データの背景や因果関係の説明は限定的で、変化の理由までは読み取りにくい印象がありますが、社内での説明資料づくりをスムーズに進めたい場面で力を発揮します。

全体として完成度が高く、情報整理や社内共有の資料として十分に実用的な水準といえるでしょう。

ツールChatGPT
概要・特徴対話型の生成AI。文章作成、構成設計、データ整理など幅広く対応
強み柔軟な指示理解とアウトライン設計力
料金(税込)・無料プラン:0円
・Plus:約3,000円
・Pro:約30,000円
・Business:約4,650円/人〜
公式URLchat.openai.com

以下の記事では、ChatGPTの基本的な仕組みや使い方、具体的な活用事例などについて網羅的に紹介します。こちらも参考にしてください。

関連記事: 【初心者向け】ChatGPTとは?使い方やできること、7つの活用事例を徹底解説!

Claude

AIツールClaudeのトップページ
参照:Claude

Claudeは、長文データの整理と論理構造化に強みのあるAIです。とくに複雑な情報を段階的に整理する作業に向いています。

長い文章を一貫性を保ちながら再構成できるため、市場調査やホワイトペーパーの要約を図解化するのに役立ちます。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

世界の宇宙産業の動向をテーマに、投資家向けインフォグラフィックを作成してください。

以下を具体的に提案してください(例:タイムライン・棒グラフ・ネットワーク図)

・見出し

・サブ見出し

・使用する図表の種類

・階層構造
ClaudeのAIで宇宙産業動向レポートのインフォグラフィックを生成した例

先進性と信頼感のあるデザインで、宇宙産業の成長性を直感的に伝えるビジュアルです。主要数値も整理され、導入資料として高い訴求力があります。

一方で、グラフは整っているものの、何が重要な変化なのか、どこに注目すべきかがわかりにくく、意味を解釈しにくい印象があります。余白の比率が高く、情報整理としての機能はやや弱めです。

専門的なテーマを図解で整理する用途には適しており、資料制作のたたき台としての活用が期待できます。

ツールClaude
概要・特徴Anthropic社が開発する生成AI。長文処理に強み
強み大量テキストの読解・要約・整理が得意
料金(税込)・無料プラン:0円
・Pro:約3,000円
・Max:約15,500円〜
公式URLclaude.ai

以下の記事では、Claudeの特徴や使い方、料金プラン、他ツールとの違いなどについて解説しています。あわせて参考にしてください。

関連記事: Claudeとは?料金や使い方、ChatGPTやGeminiとの違いを徹底解説!

Manus

AIツールManusのトップページ
参照:Manus

Manusは、自動化ワークフロー型のAIツールです。リサーチから構成設計まで、複数工程を一括で処理したいときに適しています。

情報収集と整理を同時に行えるため、インフォグラフィックの土台を作る工程を大きく効率化可能です。

テーマを入力すれば、関連情報の要点を抽出し、見出し構成や図解の流れを提案してくれます。デザインそのものよりも、「何をどう見せるか」の設計に強みがあります。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

新規事業アイデアの創出プロセスをテーマに、BtoB向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:フロー図でステップ順、マインドマップで関連アイデア、アイコンで課題・効果を表示)まで具体的に提示してください。

ブレインストーミング用の横長ボードで出力してください。
ManusのAIで新規事業アイデア創出プロセスのインフォグラフィックを生成した例

鮮やかな色分けとアイコンを用い、新規事業のアイデア創出プロセスを段階的に示した内容です。探索から実行までの流れがステップで整理されており、プロセス全体の構造を直感的に理解できます。

具体的な手法や判断基準までは示されておらず、実務での進め方を詳細に理解するには補足説明が必要な印象があります。

文字が正しく出力されていない箇所もありますが、プロジェクトの進行ステップを簡潔に示す資料として活用しやすい構成です。

ツールManus
概要・特徴自動化ワークフロー型のAIツール。リサーチから構成設計まで一括処理
強み情報収集と構成案作成を同時に実行できる
料金(税込)・無料プラン:0円
・有料プラン:約3,000〜30,000円
公式URLmanus.im

以下の記事では、Manusの特徴や使い方、料金などについてくわしく紹介しています。あわせて参考にしてください。

関連記事: 完全自律型AIエージェント「Manus」とは?使い方や始め方、料金を解説

Canva

AIツールCanvaのトップページ
参照:Canva

Canvaは、テンプレート活用型のデザインツールです。テキストやデータを入力するだけで、整ったレイアウトのインフォグラフィックを作成できます。

直感的な操作画面と豊富なテンプレートが用意されているため、デザイン経験がない方でも扱いやすい点が特徴です。

AI機能を使えば、文章の要約やレイアウト提案も可能で、構成案をもとに効率よくビジュアル化できます。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

日本の中小企業におけるテレワーク導入状況をテーマに、BtoB向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:棒グラフで導入率、円グラフで部門別導入割合、アイコンで効果を示す)を自動生成してください。

Instagram用に縦長レイアウトで出力してください。
CanvaのAIでテレワークのInstagram用インフォグラフィックを生成した例

各データが視覚的に分かりやすく整理されており、社内プレゼンテーションやレポートの導入スライドなど、テーマの概況をコンパクトに伝える資料に向いています。

ただし、調査方法や背景要因の説明は限られており、数値の意味や妥当性までは読み取れません。グラフのような画像も配置されていますが、実際の数値データに対応しているわけではありません。

GeminiやChatGPTなど、文章生成やデータ分析に強い生成AIと併用すると、より精度の高いインフォグラフィックが完成するでしょう。

ツールCanva
概要・特徴テンプレートが豊富なオンラインデザインツール
強みデザイン初心者でも直感操作で完成度の高い図解を作成可能
料金(税込)・無料プラン:0円
・Pro:約1,180円
・Business:約1,800円
公式URLcanva.com

以下の記事では、​​Canva AIの特徴や使い方、注意点などについてわかりやすく解説しています。あわせて参考にしてください。

関連記事: 【入門】Canva AIの使い方をやさしく解説|特徴や使用する際の注意点まで網羅

Genspark

AIツールGensparkのワークスペース画面
参照:Genspark

Gensparkは、AIエージェントによる情報収集機能を搭載した次世代型検索エンジンです。

テーマを入力すると、関連情報を収集・要約し、見出し構成や説明文を生成します。とくに、複数の情報源を横断して要点をまとめる工程を効率化できる点に強みがあります。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

国内のクラウドサービス利用比率を示すBtoB向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:円グラフで各サービスシェア、棒グラフで年度別利用増加率、フロー図で導入プロセス)まで具体的に提案してください。

プレゼン資料用の横長デザインで生成してください。
GensparkのAIでクラウドサービス利用状況のインフォグラフィックを生成した例

円グラフや棒グラフを組み合わせ、クラウドサービスの利用状況を分かりやすく示したビジュアルです。

一方で、調査方法や出典の説明がなく、数値の根拠や妥当性までは判断できません。また、情報の関係性はやや読み取りにくい印象があります。

プレゼンテーションの導入スライドなど、テーマについて端的に伝える資料として活用しやすい構成です。

ツールGenspark
概要・特徴AIによる情報収集と構成設計を支援するツール
強みリサーチ結果を図解向けに整理できる
料金(税込)・無料プラン:0円
・Plus:約3,750円
・Pro:約37,500円
公式URLgenspark.ai

Piktochart

AIツールPiktochartのトップページ
参照:Piktochart

Piktochartは、インフォグラフィック特化型のオンラインデザインツールです。グラフやアイコン、チャート素材が豊富に用意されているのが特徴です。

データを入力すると自動でグラフを生成でき、テンプレートに沿って配置するだけで視覚的に整った資料を作成できます。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

日本の中小企業におけるSDGs活動の現状を図解化したインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:棒グラフで取り組み率、アイコンで重点分野を示す、マップで地域別活動状況)まで具体的に生成してください。

社内報・ニュースレター用にA4縦サイズで出力してください。
PiktochartのAIで活動の課題と機会のインフォグラフィックを生成した例

棒グラフを中心に、SDGs活動の課題やビジネス機会が整理されています。テーマごとに情報が区分されており、活動の課題や地域差などのポイントを大まかに把握できます。

一方で、各データの関連性や分析の背景までは読み取りにくい印象です。プレゼンテーションの導入スライドなど、チーム内でテーマの概要を整理して伝える資料として活用しやすいビジュアルです。

ツールPiktochart
概要・特徴インフォグラフィック特化型のオンラインツール
強みデータ入力からグラフ生成までがスムーズ
料金(税込)・無料プラン:0円
・Pro:約2,100円
・Business:約37,00円
公式URLpiktochart.com

Visme

AIツールVismeのトップページ
参照:Visme

Vismeは、インフォグラフィック、プレゼンテーション、レポートなどを簡単に作成できるビジュアルコンテンツ制作ツールです。

テンプレートの数が多く、グラフや地図などのデータ視覚化ツールも充実しており、ビジネス用途に強みがあります。

ドラッグ&ドロップ操作でレイアウトを調整でき、アニメーションやインタラクティブ要素も追加可能です。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

日本のEコマース市場成長率をテーマに、BtoB向けインフォグラフィックを生成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:折れ線グラフで年度別売上推移、円グラフで市場構成比、アイコンで業界カテゴリ別の特徴)まで具体的に提示してください。

ウェブ記事掲載用の横長レイアウトで出力してください。
VismeのAIでBtoB Eコマース市場のインフォグラフィックを生成した例

年平均成長率(CAGR)や市場規模見通しといったテーマに沿ったキーワードが配置されています。

一方で、具体的な数値データを含む情報量が少なく、インフォグラフィックとして物足りなさがあります。各項目の因果関係やストーリーラインもあいまいです。

プレゼンテーションの冒頭で方向性を示すスライドとしては活用しやすいものの、内容を詳しく説明する段階では追加のデータや補足情報が必要です。

現時点ではAIシステムとの連携が発展途上にあるため、文章生成やデータ分析に強い生成AIと組み合わせて活用することで、より実用性が高まるでしょう。

ツールVisme
概要・特徴資料作成と図解制作に対応するビジュアル制作ツール
強みアニメーションやWeb公開に対応
料金(税込)・無料プラン:0円
・Starter:約4,500円
・Pro:約9,200円
公式URLvisme.co

Adobe Express

AIツールAdobe Expressのトップページ
参照:Adobe Express

Adobe Expressは、Adobe社が提供する簡易デザインツールです。テンプレートを活用しながら、ブランドイメージに沿ったデザインを作成できます。

フォントや配色の品質が高く、視覚的に洗練されたインフォグラフィックをつくりやすい点が特徴です。ほかのAdobe社製品との連携も可能です。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

日本のリモートワーク普及状況をテーマに、BtoB向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:棒グラフで企業導入率推移、円グラフで業界別導入率、アイコンで課題ポイント)まで具体的に提示してください。

SNS用の縦長レイアウトで出力してください。
Adobe ExpressのAIでリモートワークに関するインフォグラフィックを生成した例

ドーナツチャートや推移グラフを用いて整理され、現状認識から対策提案までを一枚で俯瞰できるレイアウトになっています。

一方で、文字の多くが判別できず、現状のままでは実用には不向きです。

Adobe Expressは、インフォグラフィック作成ツールとしてのポテンシャルはあるものの、現時点ではAIシステムとの連携が不十分です。

GeminiやChatGPTなど、文章生成やデータ分析に強い生成AIと併用することで、実用性を高められるでしょう。

ツールAdobe Express
概要・特徴Adobe提供のオンラインデザインツール
強みブランド統一感のある洗練されたデザインが可能
料金(税込)・無料プラン:0円
・Premium:約1,180円
・Firefly Pro:約3,180円
公式URLadobe.com/express

Infogram

AIツールInfogramのトップページ
参照:Infogram

Infogramは、データ可視化に特化したツールです。大量の数値データを扱うインフォグラフィック制作に適しています。

CSVファイルをアップロードすると、グラフやチャートを自動で生成できます。インタラクティブ形式でWeb埋め込みも可能です。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

国内のキャッシュレス決済利用状況をテーマに、BtoC向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:棒グラフで年別利用額推移、円グラフで決済手段別構成比、アイコンで利用者の課題ポイント)まで具体的に提示してください。

Web記事用の横長レイアウトで作成してください。
InfogramのAIでキャッシュレス決済利用状況のインフォグラフィックを生成した例

棒グラフと円グラフを併用し、直感的に把握できる構成になっています。推移や構成比が視覚的に整理されているため、全体像をつかむには有効です。

ただし、やや断片的な印象を受けるうえ、空白が多く、インフォグラフィックとしての完成度は高いとはいえません。テーマの現状と課題をコンパクトに提示する資料に適した内容といえるでしょう。

ツールInfogram
概要・特徴データ可視化に特化したオンラインツール
強みCSV取り込みやインタラクティブ表示に対応
料金(税込)・無料プラン:0円
・Pro:約3,900円
・Business:約12,300円
公式URLinfogram.com

Miro

AIツールMiroのトップページ
参照:Miro

Miroは、オンラインホワイトボード型のコラボレーションツールです。チームで構成を練りながらインフォグラフィックの設計を進めたい場合に向いています。

付箋や図形を自由に配置できるため、情報整理や流れの設計に適しています。AI機能を使えば、ブレインストーミング結果を要約し、構造化も可能です。

次のプロンプトを試したところ、以下の出力が得られました。

新入社員研修の進捗管理をテーマに、社内向けインフォグラフィックを作成してください。

見出し・サブ見出し・使用する図表(例:フロー図で研修ステップ、バーンチャートで個人別進捗、アイコンで研修課題)まで具体的に提示してください。

社内共有用の縦長ボード形式で出力してください。
MiroのAIで新入社員研修進捗ダッシュボードのインフォグラフィックを生成した例

フェーズごとの内容やスケジュールなど、全体像から具体的なフォロー項目までを一画面で把握できる構成になっています。

一方で、文字の多くが判別できず、配色のコントラストにばらつきがあり、全体的に読み取りづらい印象です。

アイデア出しやラフ制作には適したツールですが、インフォグラフィックの制作には不向きといえるでしょう。

ツールMiro
概要・特徴オンラインホワイトボード型のコラボツール
強みチームで構成設計や図解整理が可能
料金(税込)・無料プラン:0円
・Starter:約1,160円
・Business:約2,900円
公式URLmiro.com

生成AIでインフォグラフィックを作成する際のコツ

生成AIで効率的にインフォグラフィックを作成するためには、いくつかの重要なポイントがあります。

とくに意識したいのは以下の3点です。

  • 構造化されたデータを入力する
  • ターゲットと目的を明確にする
  • 対話形式で微調整を繰り返す

以下でくわしく解説します。

構造化されたデータを入力する

AIが情報の優先順位を正しく判断できるかどうかは、入力する情報の整理の仕方に大きく左右されます。文章をそのまま渡すのではなく、箇条書きや表形式で構造化して提示すると効果的です。

  • 年度別売上(2021:1.2億円/2022:1.5億円/2023:1.8億円)
  • 市場構成比(A社40%/B社35%/C社25%)
  • 課題(人材不足/コスト増加/デジタル化遅れ)

このように情報を分けて提示すると、AIは内容の関係性を理解しやすくなり、適切なグラフ形式や図解構造を提案しやすくなります。

グラフ作成の精度を高めたい場合は、数値データをCSV形式で読み込ませる方法も有効です。

プロンプトの中で情報の階層(重要ポイント・補足情報など)を明示しておくと、レイアウトの完成度も高まるでしょう。

ターゲットと目的を明確にする

インフォグラフィックの完成度は、「誰に」「何を」伝えるかをどれだけ具体的に定義できるかで大きく変わります。以下のようにターゲットと目的を明確にしておきましょう。

  • ターゲット(中小企業の経営者/マーケティング担当者/学生など)
  • 利用目的(SNS投稿/営業資料/社内プレゼンなど)
  • 掲載媒体(Instagram/Web記事/スライド資料など)

このように前提条件を示すと、AIは適切な語彙や図解の複雑さ、色のトーンなどを調整しやすくなります。

SNS用であれば縦長レイアウト、プレゼン資料であれば横長レイアウトなど、最適なサイズや構成を提案してくれるでしょう。

対話形式で微調整を繰り返す

AIでインフォグラフィックを作成するときは、対話形式で段階的に修正を重ねると、完成度を高めやすくなります。一度の生成で完成させず、段階的に修正しながら仕上げましょう。

たとえば、次のようなステップで進めると効率的です。

ステップ内容
1 構成案を作成する・見出し構成
・図表の種類(棒グラフ・円グラフ・フロー図など)
2デザインの方向性を調整する・カラートーン
・アイコンやイラストのテイスト
・レイアウトのバランス
3細部を修正する・特定の図表の変更
・表現の簡略化
・情報の追加・削除

このように工程を分けて指示すると、AIが意図を理解しやすくなります。

多くの場合、画像生成AIは画像内の文字を的確に出力するのが不得意です。図解の骨組みや構成をAIで作成し、文字や細かな配置はCanvaなどのツールで仕上げる方法が効率的です。

SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用して、副業で収入を得たり、昇進・転職などに役立つスキルを学んだりするためのセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「今日から使えるプロンプト100選」「新時代のAI×デザイン活用ガイド」「Nano Banana Pro 徹底解説」など、全12個の資料を無料で配布しています。

「これからAIを学び始めたい」「AIを使って副業収入を得たい」「AIで業務を効率化したい」という方は、ぜひ以下のボタンからセミナーに参加してみてください。

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生成AIでインフォグラフィックを作成する際に役立つプロンプト

インフォグラフィック制作を効率化するためには、目的ごとのプロンプトの使い分けが重要です。

ここでは以下の3つの実践的な例を紹介します。

  • 構成案の作成を依頼するプロンプト
  • 具体的なデザイン生成のプロンプト
  • データの視覚化を指示するプロンプト

それぞれ以下でくわしく解説します。

次の記事では、AIを使ってインフォグラフィックを作成するときに役立つプロンプトや実例、注意点を紹介しています。あわせて参考にしてください。

関連記事: 【コピペOK】インフォグラフィック作成に役立つプロンプト集!実例や注意点も

構成案の作成を依頼するプロンプト

インフォグラフィック制作では、いきなりデザインを生成するよりも、まず構成案を作成する工程を挟むと、全体の完成度が高まります。

とくに、Geminiは大量の情報から重要ポイントを抽出し、論理的な階層構造に整理する能力が高く、インフォグラフィックの骨組みを設計する用途に向いています。

たとえば、次のようなプロンプトを入力すると、見出し構成や図解の流れまで整理して提案してくれます。

「日本の中小企業におけるDX推進の現状と課題」をテーマに、BtoB向けインフォグラフィックの構成案を作成してください。

以下の内容を含めてください。

・メインタイトル
・見出し(4〜6項目)
・各見出しの要点(2〜3行)
・使用するとよい図表の種類(例:棒グラフ、円グラフ、フロー図など)

出力された構成案をもとに、インフォグラフィックとして出力するよう指示した結果は以下のとおりです。

構成案作成プロンプトを使ってAIでインフォグラフィックを生成した例(中小企業DX)

見出し構成や図表の種類がよく整理されています。先に構造を固めておくことで、その後のデザイン制作がスムーズになるでしょう。

具体的なデザイン生成のプロンプト

デザイン生成では、レイアウト・色・用途などの条件をできるだけ明確に指定すると効果的です。

具体的なイメージを生成する工程では、柔軟な指示理解とアウトライン生成に強いChatGPTを使うと、レイアウトやデザイン案を具体化しやすくなります。

「日本の中小企業のDX推進」をテーマにしたインフォグラフィックのデザイン案を作成してください。

条件

 ・縦長レイアウト(SNS投稿用)

 ・セクション数:5

 ・カラートーン:青と白を基調にしたビジネス向けデザイン

 ・アイコン:シンプルなビジネスアイコン

 ・グラフ:DX導入率の推移を棒グラフで表示

出力形式

・レイアウト構成

・各セクションの内容

・配色イメージ

出力結果は以下のとおりです。

デザイン生成プロンプトを使ってAIでインフォグラフィックを生成した例(中小企業DX推進)

文字の表記に不正確さが見られる場合もありますが、レイアウト・色・用途・図表の種類など、条件を明確にすることで、完成イメージに近いデザイン案が得られるでしょう。

データの視覚化を指示するプロンプト

数値データを扱うインフォグラフィックでは、データの根拠を保ちながら可視化すると効果的です。資料をもとに要約や構造を整理できるNotebookLMが適しています。

NotebookLMはアップロードした資料を参照して回答を生成するため、統計データやレポートをもとにした図解設計を行うときに便利です。

たとえば、次のようなプロンプトを入力してみてください。

添付した資料をもとに、以下を満たす役員向けインフォグラフィックの構成案を提案してください。

条件

・中小企業のDX取組段階を棒グラフで可視化(段階1〜4)

・DXに取り組む企業割合の推移を円グラフで比較

・DX導入による効果(例:生産性向上・コスト削減)をフロー図で整理

・主要な課題(人材不足・デジタル人材育成など)を一覧化

出力内容

・使用すべき図表の種類

・各グラフに掲載する数値データ

・インフォグラフィック全体の構成

出力された構成案をもとに、インフォグラフィックとして出力するよう指示した結果は以下のとおりです。

データ視覚化プロンプトを使ってAIでインフォグラフィックを生成した例(中小企業白書)

資料と図表形式、用途などを指定すると、内容に沿った適切な可視化方法を提案してくれます。社内レポートや市場調査データの整理にも役立ちます。

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生成AIでインフォグラフィックを作成する際の注意点

生成AIを活用すれば、高品質のインフォグラフィックを簡単に作成できますが、リスク管理も欠かせません。とくに意識すべきポイントは以下の3点です。

  • 内容の正確性を必ず確認する
  • 権利関係と著作権に配慮する
  • 文字の可読性と誤字をチェックする

以下でくわしく解説します。

内容の正確性を必ず確認する

AIは統計値や固有名詞で、もっともらしい誤情報を生成することがあります。とくに以下については重点確認が必要です。

  • グラフの比率と実数値が一致しているか
  • 最新年度のデータか
  • 出典が実在するか

可能であれば、一次情報(公式統計や調査レポート)を事前に読み込ませてから生成させることで、誤りのリスクを大きく下げられます。最終判断は必ず人の手で行いましょう。

権利関係と著作権に配慮する

生成画像やアイコンの商用利用可否は、各ツールの利用規約に依存します。企業で利用する場合はとくに以下の点に注意が必要です。

  • 既存ロゴに酷似していないか
  • 特定アーティストの画風に過度に近くないか
  • テンプレートの商用範囲を満たしているか

出力されたものは、社内ガイドラインや法務確認を踏まえて公開すると安心です。また、内容に独自の編集を加えることで、オリジナリティを高められます。

文字の可読性と誤字をチェックする

画像生成AIは日本語や複雑なアルファベットで誤字脱字を起こしやすい傾向があります。とくに注意すべきなのは以下の点です。

  • フォントサイズが小さすぎないか
  • 背景とのコントラストは十分か
  • 誤字や文字欠けがないか

画像内の文字は検索エンジンに認識されにくいため、SEOやアクセシビリティを意識する場合は、テキスト要素として編集可能なツールで後から配置するのが基本です。

また、最終確認ではPCとスマートフォンの両方で表示をチェックすることをおすすめします。

生成AIでインフォグラフィック作成を効率化しよう!

生成AIを活用すれば、テキストやデータを入力するだけで、インフォグラフィックを手軽に作成できます。とくに、ツールごとに得意な役割を分担させれば、制作効率を大幅に向上させられます。

  • GeminiやClaude:情報整理や構成設計
  • ChatGPT:レイアウト案やデザイン指示の生成
  • NotebookLM:資料ベースの図解構造整理
  • CanvaやVisme:デザインの作成

ただし、AIが生成した内容は必ずしも正確ではありません。完成度の高いインフォグラフィックに仕上げるには、データの正確性やレイアウトの細部を確認し、人の手による微調整が不可欠です。

構成はAI、仕上げはデザインツールという流れを意識すると、効率的に高品質なインフォグラフィックを作成できるでしょう。

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執筆者

上田陽介

フリーランスのライター/編集者として、ビジネス系メディアの記事作成・編集を担当。近年は生成AIを活用した記事作成の効率化・高品質化に取り組み、画像生成AI・動画生成AIにも関心があります。