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【常時最新】ChatGPTの料金プランを徹底比較!無料・有料版の違いは?

ChatGPT(チャットGPT)の料金プランには、無料プランと個人向け有料プラン2つ、組織向けプラン3つがの計6プラン用意されています。

プランが多いため、ChatGPTを使いたいと思っていても「どのプランで何ができるのか分かりにくい」「どのプランに課金したらいいかわからない」と悩んでいる方は多いでしょう。

本記事では、ChatGPTの料金体系について、無料プランと有料プランの違いや、プランごとに使えるAIモデルや機能について解説しています。

また、自分に合ったプランを選ぶガイドも用意しているので、参考にしてみてください。

本記事を読めばChatGPTの料金に関する知識を網羅的に理解でき、自分に合ったプランを選択できるようになるでしょう。

本記事では、日々進化するChatGPTの情報を常に最新な状態でお届けするよう努めているため、ぜひ定期的に情報を確認してみてください。

2025/4/16更新:GPT-4.1の料金を反映しました。

2025/4/17更新:o3とo4-miniの情報を反映しました。

2025/5/2更新:GPT-4の完全廃止を反映しました。

2025/5/14更新:Deep Researchの回数制限緩和を反映しました。

2025/5/15更新:GPT-4.1がChatGPTで利用可能になったことを反映しました。

2025/5/19更新:ChatGPT新機能「Codex」の情報を反映しました。

2025/6/5更新:高度なメモリ機能が無料版にも提供されたことを反映しました。

2025/6/11更新:o3 proの情報を反映しました。

2025/7/17更新:ChatGPT Recordの利用可能プラン拡大を更新しました。

2025/7/28更新:ChatGPT agent(エージェント)の情報を反映しました。

2025/8/8更新:GPT-5の情報を反映しました。

2025/8/9更新:GPT-5以外のモデルも使えるようになったことを反映しました。

2025/8/13更新:GPT-5のモード選択肢増加と、Plusプランで使えるモデル増加を反映しました。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は13万人超え(2025年9月現在)

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ChatGPTとは?

ChatGPT(チャットGPT)は、OpenAI社が開発した生成AIチャットボットです。人間の言葉を理解し、自然な対話を通じて質問への回答、アイデア出し、文章作成などを行います。

核となるのは、大量のテキストを学習した言語モデル「GPT(Generative Pre-Trained Transformer)」で、指示に応じて瞬時に高品質な文章を生成できる点が特徴です。

無料アカウントを作成するだけで基本機能を試せて、課金すると最新モデルの無制限利用やファイルアップロード、画像・音声生成など高度な機能が解放されます。

まずは無料版で気軽に試し、業務や学習への効果を確かめてから、必要に応じて上位プランへ移行するのがおすすめです。

ChatGPTについて学習したい方は、以下の記事で紹介しているセミナーの受講も検討してみてください。

【2025年8月最新】ChatGPTの料金プラン

ChatGPTの料金プランは6つあり、それぞれ概要は以下のとおりです。

プラン月額(税抜)年額(税抜)対象者
Free無料無料AI初心者やライトユーザー
ChatGPT Plus月額20ドル(約3,000円)年額240ドル(約36,000円)AIを頻繁に活用するユーザー
ChatGPT Pro月額200ドル(約30,000円)年額2400ドル(約360,000円)研究者や開発者などヘビーユーザー
ChatGPT Team月額プラン:月額30ドル/ユーザー(約4,800円)年額プラン:月額25ドル/ユーザー(約4,000円)中小の組織・企業
ChatGPT Enterprise要問合せ要問合せ大企業・官公庁
ChatGPT Education要問合せ要問合せ大学・研究機関(学生・教職員・研究者向け)
参考:OpenAI公式サイト

料金プランによって、使用できるAIモデルや機能などが異なります。次の章からそれぞれのプランの詳細を紹介します。

ChatGPTについて網羅的に知っておきたい方は、まずは以下の記事をご覧ください。

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ChatGPTの機能・モデル一覧!無料・有料版での利用可否も

本章では、ChatGPTで使えるモデルと機能を詳しく紹介します。

プランによって使えるモデル・機能が異なるため、自分に合ったプランを選ぶために理解しておきましょう。

ChatGPTで利用可能なモデル

ChatGPTで使えるモデルと、プラン別の利用可否・回数制限を紹介します。

項目無料PlusPro
GPT-5○(10メッセージ/5時間)○(160メッセージ/3時間)○(無制限)
GPT-5 Thinking※1○(1メッセージ/日)※2○(3000メッセージ/週)○(無制限)
GPT-5 Thinking mini○(制限未確認)※2○(制限未確認)○(無制限)
GPT-5 Pro××○(無制限)
GPT-5 mini○(制限到達後自動切り替え)○(制限到達後自動切り替え)×
GPT-4o mini××○(無制限)
GPT-4o×○(制限未確認)○(無制限)
GPT-4.5××○(無制限)
GPT-4.1×○(制限未確認)○(無制限)
GPT-4.1 mini×××
o4-mini×○(無制限)○(無制限)
o4-mini-high×××
o3×○(制限未確認)○(無制限)
o3-pro×××
o1-pro×××
参考:Pricing(OpenAI)
※1:GPT-5からGPT-5-Thinkingへの自動切り替えはカウントされない
※2:プロンプトに「じっくり考えて」などを含めると自動で切り替わる
・Team、Enterprise、Educationは後述
・それぞれのモデルの解説は記事後半

上記の表で示すように、2025年8月8日(日本時間)でGPT-5がリリースされて以降、GPT-5がデフォルトモデルになり、それ以外はレガシーモデル(過去のモデル)に位置付けられました。

GPT-5はデフォルトのモードであれば、高速応答と推論モードをプロンプトによって切り替えます。

推論モードを強制的に呼び出す際には、「Thinking mini」もしくは「Thinking」モードを選択します。デフォルトモードでの推論については、上記の表に記載しているGPT-5 Thinkingの回数にカウントされません。

ChatGPT PlusとTeamとProではGPT-5シリーズとGPT-4o・GPT-4.1・o3・o4-miniを使用できます。レガシーモデルを使用するには、設定の「一般」→「レガシーモデルを表示」をオンにしましょう。

使いたいモデルや利用頻度に応じてChatGPTの料金プランを選びましょう。

GPT-5について以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

ChatGPTで利用可能な機能

ChatGPTで使える機能と、プラン別の利用可否・回数制限を紹介します。

項目無料PlusPro備考
コンテキストウィンドウ8,000トークン※32,000トークン※128,000トークン※チャット内で記憶を保持できるトークン量
1トークンは日本語で0.6〜0.7文字程度
※Thinkingモード時のみプランに関わらず196,000トークン
ChatGPT search・インターネットの情報を参照して回答できる
・ショッピング機能によって各商品を比較できる
Deep Research○(月5回)○(月に20回)○(月に240回)・ChatGPT searchよりも高性能な検索能力とレポート作成力をもつ機能
・回数制限に達すると軽量版Deep Researchに自動で切り替わる
Canvas×その場でアプリやサイト、記事を作成・編集できる機能
データの分析・チャート作成Pythonを活用してデータ分析やグラフの作成が可能
画像認識機能画像に写っている物や文字を認識できる機能
ファイルのアップロード提供されたファイル内容をもとに回答
アップロードできるファイル形式は多岐にわたる(PDF、csv、Excel、txt、Word、md等)
メモリ機能・過去の会話を記憶できる機能
・記憶できるのは過去の一部情報のみ(指定可能)
高度なメモリ機能過去のチャットをすべて参照できる機能
無料版は軽量化された機能を利用可能
タスク機能×決められた時間にタスクを実行できる機能
GPTsの作成×知識なしでAIチャットボットを作成できる機能
第3者への共有やGPTストアでの公開も可能
GPTストアの利用他人のGPTsを使えるストア
画像生成テキストのみで画像を生成できる機能
音声会話人間のように流暢な言葉を話すAIと会話できる機能
ビデオ付き音声会話×動画やデバイスの画面を共有しながらの会話機能
動画生成(Sora)×テキストのみで動画を生成できる機能
Codex×開発タスクを丸ごと自動処理してくれるエージェント機能
ローカルのAIエージェント「Codex CLI」も利用可能
ChatGPT Record×ミーティング録音・議事録作成を行える機能
ChatGPT agent×詳細なリサーチとブラウザ操作を同時に行える機能
Deep ResearchとOperatorの技術を組み合わせている
※OperatorはChatGPT agentと統合されました
Study modeユーザーの学びたい内容を効果的に学習できるようナビゲートする機能
参考:Pricing(OpenAI)
※回数制限は変更される可能性あり
※無料版は基本的に回数制限がつきます

従来の無料版ChatGPTでは、基本的にテキストベースの対話しかできませんでした。しかし現在では、インターネット検索やデータ分析、画像認識機能など、さまざまな機能を利用できます。

無料版にも一部機能が展開されているため、積極的に活用してみましょう。無料版で回数が足りない場合は、有料版への課金を検討するとよいでしょう。

無料版でも有料版でも、うまく使いこなすには一定のスキルが必要になります。

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【組織向け】ChatGPT Team・Enterprise・Educationプランの違い

ChatGPTの有料版には、前述した個人ユーザー向けプランの他に、組織向けに以下の3プランが用意されています。

  • ChatGPT Enterprise(大企業向け)
  • ChatGPT Team(中小規模の組織・チーム)
  • ChatGPT Education(教育機関・研究機関)

それぞれのプランの特徴を比較すると以下のとおりです。

特徴TeamEnterpriseEducation
対象中小規模の組織・チーム大企業・官公庁教育機関・研究機関
料金(税抜)年額プラン:月額25ドル/ユーザー(約4,000円)
月額プラン:月額30ドル/ユーザー(約4,800円)
要問合せ要問合せ
コンテキストウィンドウ32,000トークン128,000トークン不明
セキュリティ入力データは学習されないTeamよりもさらに高度なセキュリティEnterprise同等の高度セキュリティ
使用モデル・GPT-5(無制限)
・GPT-5 Thinking(2,800メッセージ/週)
・GPT-5 Thinking mini
・GPT-5 Pro(制限未確認)
・GPT-4o(制限未確認)
・GPT-4.1
・o3
・o4-mini
Teamで使える全モデルに加えて以下
・GPT-4.5
・o3 pro
さらに回数制限緩和 & カスタム可能
Teamで使える全モデル
機能– Plusで使えるすべての機能を利用可能– Sora以外のTeamで使える全機能
– 回数制限をカスタム可能
Plus相当機能+管理機能
OpenAIによるサポート一般的なサポート優先サポート教育機関向け優先サポート

それぞれのプランで使える機能やセキュリティの強さが異なります。

自社の条件とマッチするプランを選んで、ChatGPTを有効活用しましょう。

ChatGPTのTeamプラン・Enterpriseプランについては、以下の記事で詳細を解説しています。

関連記事: ChatGPTチームプランの料金や使い方、他プランとの違いをわかりやすく解説!

関連記事: ChatGPT Enterprise(エンタープライズ)とは?特徴や料金、導入事例を紹介

ChatGPTの無料・有料プラン別のメリット・デメリット

ChatGPTのプラン選びに悩んでいる方は、無料・有料のメリットとデメリットを把握しておくことが重要です。

無料プランを使うメリット・デメリット

ChatGPTを「まず試したい」という個人には、月額0円の無料プランが最適です。ChatGPTの無料プランを利用するメリットとデメリットを以下にまとめます。

メリットデメリット
・コストゼロ
・決済情報不要
・回数制限あり
・利用可能な機能に制限あり
・ピーク時に待機時間が発生
・GPT-5 miniを無制限に利用できる
・GPT-5やGPT-5 Thinkingも利用できる
・ブラウジングや画像生成など基本機能を利用可能
・GPT-5やGPT-5 Thinkingの利用回数制限が厳しい
・利用不可、および回数制限が厳しい機能あり

無料プランでは、GPT-5 miniを無制限で使え、ブラウジングや画像生成など多彩な機能を制限付きでありつつも体験できます。

決済登録も不要なため、初期コストを気にせずChatGPTの操作感と実用性を確認できます。

無料プランとChatGPT Plusプランで悩んでいる方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事: 【画像あり】ChatGPT Plusと無料版の違いは?課金すべきか解説

有料プランを使うメリット・デメリット

ChatGPT PlusやProなどは、ChatGPTをビジネス活用したいユーザーにおすすめです。

メリットデメリット
・無料プランより
・無制限利用可能のモデルが高性能
・ピーク時でも優先的にアクセス可能
・月20〜200ドルの固定コスト
・為替変動リスク
ほぼすべての機能にアクセスできる低利用ユーザーにはオーバースペック

「業務時間の短縮」や「高精度アウトプットによって社内評価が高まる」など、月額以上の効果が見込めるシーンなら有料版を迷わず選ぶべきです。

まず無料で使い倒し、回数制限や機能不足を感じたら有料版にアップグレードするとよいでしょう。

副業を始めたい気持ちはあるものの、本当に自分に合う副業は何なのか、どう始めればいいのかなどが曖昧な方は「AI副業診断」をお試しください。

かかる時間は1分ほどで、簡単な質問に答えるだけで、自分に合う副業を診断してもらえます。

効率よく副業をスタートしたい人は、ぜひ一度お試しください。

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ChatGPTの料金プラン選び方ガイド

本章では、それぞれのChatGPTのプランがどんな方に向いているかを解説します。

ChatGPTの料金プラン選び方ガイド(【まずはお試し】無料プラン/【ビジネスで使うなら】Plusプラン/【ヘビーユーザーなら】Proプラン/【小〜中規模組織なら】Teamプラン/【大企業なら】Enterpriseプラン/【教育機関なら】Educationプラン)

参考にして、自分にぴったりのプランを選んでみてください。

【まずはお試し】無料プラン

ChatGPTを初めて使う方に最適なのが無料プランです。

費用は一切かからず、最高性能モデルであるGPT-5を利用できるほか、ブラウジングやファイルアップロード、画像生成、音声モードなども回数制限付きで体験できます。

GPT-5の制限がかかっても、GPT-5 miniに切り替えて利用できます。

GPT-5やGPT-5 Thinkingの回数制限や機能制限はあるものの、日常的な調べ物や文章作成であれば十分に活躍します。

【ビジネスで使うなら】Plusプラン

月額20ドル(約3,000円)のPlusプランは、副業や小規模ビジネスで毎日ChatGPTを使う人に人気です。

無料版の機能上限が大幅に緩和されるだけでなく、GPT-5やGPT-5 Thinkingを高い回数制限で利用でき、動画生成AI「Sora」やプロジェクト・タスク機能など生産性を底上げするツールが追加されます。

サーバー圧迫時の速度低下も無料版よりは低減されるため「待ち時間」が仕事のボトルネックになりません。

【ヘビーユーザーなら】Proプラン

研究開発やデータ分析、クリエイティブ制作を日常的に行うヘビーユーザーには、月額200ドル(約30,000円)のProプランがおすすめです。

Plusの全機能に加え、GPT-5やGPT-5 Thinkingを無制限で呼び出せるほか、より深い推論を行えるGPT-5 Pro、ブラウザ操作機能「ChatGPT agent」など最先端機能が一気に解放されます。

また、レガシーモデルをすべて使える点も、他のプランにはない特徴です。

筆者は現在フリーランスとしてChatGPT Proを契約しており、月額200ドル(36,000円)以上の投資効果を感じているため、8ヶ月以上連続で課金を続けています。

膨大なタスクやアイデア出しを高速で回したい方にとっては、作業時間の削減と成果物の質向上が月額費用を上回る投資対効果を生み出します。

【小〜中規模組織なら】Teamプラン

Teamプランは年額払いで1ユーザー月25ドル(または月額30ドル)から利用でき、5〜300人規模のチームに適しています。

Plusの機能に加え、管理者コンソールで権限や請求を一元管理でき、社内ドキュメントを参照するカスタム検索、入力データを学習させない設定などセキュリティ面も強化されています。

GPT-5を無制限に使えたり、GPT-5 Proを使えたりする点もPlusより使いやすい点で、チームの共同プロジェクトを円滑に進められます。

「個人アカウントでは運用が煩雑になってきた」「情報共有を安全に行いたい」と感じたタイミングでTeamへ移行すると、生産性と管理コストを同時に最適化できます。

【大企業なら】Enterpriseプラン

エンタープライズプランは価格が要問い合わせのカスタム契約で、主に大企業に推奨されるプランです。

料金が高くなる分、メッセージ上限やファイルサイズが最大級に拡張され、SSOやSCIM連携、ドメイン認証、ユーザー分析、データ保持ポリシーの細かな設定など、厳格なコンプライアンス要件にも応える機能がそろっています。

SOC 2 Type 2やCSA STAR準拠のセキュリティと優先サポートが提供されるため、多部門・多拠点にまたがる導入でも安心です。

「社内データを守りながらAIを全社展開したい」大企業にとって最も有力な選択肢でしょう。

【教育機関なら】Educationプラン

Educationプランは、大学や研究機関に特化したプランとして用意されています。

GPT-5への高いメッセージ上限、データ分析・ウェブ閲覧・カスタムGPT作成などの高度機能を、Enterprise相当のセキュリティと管理機能付きです。

学生・教職員・研究者が安全にAIを活用できる設計で、料金は個別見積もりですが「教育機関向けに手の届く価格帯」を掲げています。

研究支援や授業補助、キャンパス業務の効率化まで幅広い用途をカバーできるため、学内で生成AIを本格導入したい場合はまず問い合わせてみるとよいでしょう。

実際にChatGPTを使う方法について学習したい方は、以下の記事で紹介しているセミナーの受講も検討してみてください。

【無料でもOK】ChatGPTの始め方と課金・支払い方法

ChatGPTは無料ユーザーにも解放されているため、手軽に生成AIを利用できます。

無料で高性能の生成AIを簡単に試せるため、気になる方はさっそくChatGPTにアカウント登録してみましょう。

アカウント登録なしでもChatGPTは使えますが、一部機能が制限されるため、こだわりがなければアカウントを登録することを推奨します。

すべての無料ユーザー・有料ユーザーに提供されており、こちらからログインするとすぐに使える状態です。

2025年5月最新の無料版ChatGPTの開始画面

なお、スマホアプリからでもChatGPTを使用できます。(アプリには偽物も含まれるためダウンロードには注意しましょう)

また、有料プラン登録ページから支払い方法を設定すると、ChatGPT Plus・Pro・Teamプランに課金できます。

EnterpriseやEducationプランはOpenAIへ直接問い合わせる必要があります。お問い合わせはこちらから行えます。

まずは無料で始めてみて、「もっと使いたい」と感じたら有料プランへの変更を検討してみましょう。

ChatGPTの主要モデルの種類!API料金も解説

ChatGPTで使えるモデルは以下のとおりです。

モデル特徴
GPT-5OpenAIのフラッグシップモデル。GPT-4シリーズやoシリーズよりも性能が高い
GPT-5 mini・nanoGPT-5の軽量モデル。ChatGPT上ではGPT-5の制限がかかった際に自動切り替えで利用される。nanoはChatGPTでは利用不可。
GPT-5 ThinkingGPT-5で推論する際に利用するモード。APIは提供なし。
GPT-5 ProGPT-5の推論力を高めたモード。APIは提供なし。
GPT‑4.5創造的タスク・長文計画向けプレビューモデル
GPT‑4o・高速低コスト
・128K対応マルチモーダルモデル
GPT‑4o mini・高速低価格
・小型マルチモーダルモデル
GPT-4.1・コーディング性能に特化したモデル
・100万トークンのコンテキストウィンドウ
GPT-4.1 miniGPT-4.1の軽量モデル
o3-pro計算資源を大量に使った最高精度推論モデル
OpenAI o3コード生成・数学・画像認識において高性能推論モデル
OpenAI o4‑mini高速数理視覚対応モデル
※ChatGPT Proでは上記すべてのモデルを利用可能
※ChatGPT Plus・TeamではGPT-5シリーズとGPT-4oのみ利用可能

それぞれのモデルの特徴を詳しく解説しているため、参考にしてみてください。

本章ではAPIと呼ばれる、異なるソフト同士が情報や機能を受け渡す共通のルールを活用してモデルを使用するときの料金も紹介します。

企業や個人でAPIを使った開発をしたい方は、参考にしてみてください。

※本章はOpenAIの公式サイトを参考しています。

ChatGPTのAPIの使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事: ChatGPTのAPIの使い方を紹介!導入例も画像付きで徹底解説

GPT-5

GPT-5はエージェントタスクのパフォーマンス、コーディング、知能においてOpenAI最高性能のモデルです。

複数のモデル(思考用、高速応答用など)を内包した統合システムとして機能し、ユーザーの意図に応じて最適なモデルを自動で選択します。

Model入力トークン入力トークン(Batch※1)キャッシュ済み入力トークン※2出力トークン出力トークン(Batch)
gpt-5$1.25$0.625$0.125$10.00$5.00
※1:複数のリクエストをまとめて送信し、24時間以内に結果を受け取るサービス
※2:同一の入力が短時間内に再利用された場合に適用される割引価格(Batchだとどのモデルもおおよそ半額になる)
※日本語0.7〜0.9文字=1トークン
※すべて100万トークンあたりの料金

GPT-5はChatGPTの全プラン(無料版含む)で利用可能です。Plus、Pro、Teamプランのユーザーはより多くの利用枠を享受できます。

GPT-5の利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 複雑なコーディングやデバッグ、コードベースに関する質問
  • 複数の資料(アップロードしたファイルや接続したアプリ)を統合した高度な分析・要約
  • 専門知識を要する分野(科学、金融、医療など)における正確で信頼性の高い応答の生成

GPT-5 mini・nano

GPT-5 miniとnanoは、GPT-5の性能を維持しつつ、速度とコスト効率を重視した小型モデルです。

miniは速度・コスト・能力のバランスが取れており、nanoは分類や要約といった高スループットなタスクに特化しています。

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
gpt-5-mini$0.250$0.125$0.025$2.000$1.00
gpt-5-nano$0.050$0.025$0.005$0.400$0.20

GPT-5 miniはChatGPTでユーザーが選択して利用することはできず、回数制限にかかったときにだけ利用できます。

GPT-5 nanoは主にAPIを通じて開発者に提供され、ChatGPT上での直接的なプラン選択はありません。

これらのモデルのAPI利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • GPT-5 mini: コストを抑えつつ高度な対話やタスク処理を必要とするアプリケーション開発
  • GPT-5 nano: 大量のテキストデータを扱う分類、単純な指示応答、要約などの高速処理が求められるサービス
  • APIコール数が非常に多い、スタートアップや中小企業のプロダクト

GPT-5 Thinking

GPT-5 Thinkingは、APIとしては直接提供されておらず、ChatGPTのGPT-5システムに内蔵された「より深く考える」ためのモードの名称です。

ChatGPTでデフォルト利用できるGPT-5は、プロンプトによって高速応答か深い推論をするかを自動で切り替えます。深い推論を強制的に行う際に選択するのがGPT-5 Thinkingです。

GPT-5 Thinkingのモード選択画面

GPT-5 Thinkingは他モードと異なり、プランによらずコンテキストウィンドウが196,000トークンになります。つまり、同じチャット内で保持できる記憶量が増えます。

無料で8,000、Plusで32,000、Proでも128,000トークンなので、Thinkingを使うメリットは非常に大きいです。とくにコーディングではトークンを消費しやすいので、Thinkingを優先して使うとよいでしょう。

ChatGPTでは全ユーザーがGPT-5 Thinkingを利用できます。GPT-5 Thinkingが有効なシーンは以下のとおりです。

  • トークン消費が激しいコーディング
  • 複数の情報源を統合し、証拠に基づいた提案を求める場合
  • より信頼性が高く、多角的な視点からの回答が必要なリサーチ

GPT-5 Pro

GPT-5 Proは、APIとして独立して存在するモデルではなく、GPT-5 Thinkingモデルの拡張版です。ChatGPTのProおよびTeam・Enterprise・Educationプランのユーザーに提供されます。

GPT-5 ProはThinkingモデルよりもさらに時間をかけて思考することで、とくに複雑な業務において、より精度の高い回答を生成するよう設計されています。

GPT-5 Proの選択画面

GPT-5 Proは、以下のようなシーンでの利用が効果的です。

  • 業務利用における、極めて高い精度が求められる分析やレポート作成
  • 専門家レベルの思考を要する、複雑な課題に対する深い洞察を得たい場合
  • 企業の意思決定をサポートするための、信頼性の高い情報分析

GPT-5についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

GPT-4.5

GPT-4.5は、最も大型のGPT系モデルで、創造的な文章生成や複雑な計画立案を得意とし、現在研究プレビュー版として提供されています。

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
gpt-4.5-preview$75.00$37.50$37.50$150.00$75.00
gpt-4.5-preview-2025-02-27$75.00$37.50$37.50$150.00$75.00
※すべて100万トークンあたりの料金

GPT-4.5はChatGPT Plus・Pro版で利用可能です。GPT-4.5の利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 高度なクリエイティブ生成(小説、脚本、広告コピーなど)
  • 研究開発で最先端の大規模モデルを試したい方
  • 複雑かつ長文の出力を必要とする領域(技術文書、戦略レポート等)

GPT-4.5については以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事: 【実演あり】OpenAIの最新モデルGPT-4.5とは?料金やGPT-4o・o3との違いも解説

GPT-4o

GPT-4oは、高速かつ低コストでありながら、強力なマルチモーダル※機能を備えたモデルです。128,000トークンまで対応しており、2023年10月時点までの知識を持っています。
※複数の形式のデータ(テキスト・画像・音声など)を読み込める能力

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
gpt-4o$2.50$1.25$1.25$10.00$5.00
gpt-4o-2024-11-20$2.50$1.25$1.25$10.00$5.00
gpt-4o-2024-08-06$2.50$1.25$1.25$10.00$5.00
gpt-4o-audio-preview(テキスト)$2.50$10.00
gpt-4o-audio-preview(音声)$40.00$80.00
gpt-4o-audio-preview-2024-12-17(テキスト)$2.50$10.00
gpt-4o-audio-preview-2024-12-17(音声)$40.00$80.00
gpt-4o-audio-preview-2024-10-01(テキスト)$2.50$10.00
gpt-4o-audio-preview-2024-10-01(音声)$100.00$200.00
gpt-4o-2024-05-13$5.00$2.50$15.00$7.50
※すべて100万トークンあたりの料金

GPT-4oはChatGPTの全プランで利用可能です。GPT-4oの利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 大規模コンテキストが必要な文書解析や長文チャット
  • ビジョン機能(画像・映像)の活用が必要なアプリケーション
  • 速度とコストのバランスを重視する大規模開発プロジェクト

GPT-4o mini

GPT-4o miniは、GPT-4oよりも知能とビジョン機能が少し劣るものの、高速で費用を抑えられる小型モデルです。

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
gpt-4o-mini$0.150$0.075$0.075$0.600$0.300
gpt-4o-mini-2024-07-18$0.150$0.075$0.075$0.600$0.300
gpt-4o-mini-audio-preview(テキスト)$0.150$0.600
gpt-4o-mini-audio-preview(音声)$10.000$20.000
gpt-4o-mini-audio-preview-2024-12-17(テキスト)$0.150$0.600
gpt-4o-mini-audio-preview-2024-12-17(音声)$10.000$20.000
※すべて100万トークンあたりの料金

GPT-4o miniはChatGPTの全プランで利用可能です。GPT-4o miniの利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 低コストでビジョン機能も必要なアプリケーション
  • APIコール数が多いサービスを運用するスタートアップや中小企業
  • 大規模モデルほどの性能は不要だが、一定以上の品質が欲しい場面

GPT-4o miniについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事: 【無料】ChatGPT-4o miniとは?特徴や他モデルとの違いを解説

GPT-4.1

GPT-4.1は、OpenAIが2025年4月に発表したAIモデルで、とくにコーディング能力や長文コンテキスト処理に優れています。

GPT-4.1のAPI料金は以下のとおりです。

モデル名入力トークン出力トークンキャッシュ入力トークン
GPT-4.1$2.00$8.00$0.50
GPT-4.1 mini$0.40$1.60$0.10
GPT-4.1 nano$0.10$0.40$0.025
※すべて100万トークンあたりの料金

GPT-4.1はChatGPT Plus・Pro・Teamプランで利用可能です。また、GPT-4o miniはChatGPTの全プランで利用可能です。

GPT-4.1の利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 高精度なコードの自動生成や既存コードのバグ修正
  • 大量のテキストデータの処理
  • ユーザーの問い合わせに対して迅速かつ正確な応答を提供するチャットボット

GPT-4.1については以下の記事で詳しく解説しているため、参考にしてみてください。

関連記事: OpenAIが新モデル「GPT-4.1」をリリース!料金やGPT-4oとの違いは?

o3-pro

o3-proは、o3シリーズの中でもより多くの計算資源を使用して深い推論を行う上位モデルです。

推論精度を重視して設計されており、より複雑な質問や高度な思考が求められる場面で優れた回答を提供します。

Model入力トークン (1Mあたり)出力トークン (1Mあたり)
o3-pro$20.00$80.00

o3-proの価格は、他のモデルと比較して、コストが高いです。これは、o3-proに多くの計算資源を使うことと、それによる性能の高さを意味しています。

o3-proはChatGPT ProプランとTeamプランのみ利用可能な、最高性能モデルです。o3-proの利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 高度な推論や長文コンテキストが必要な分析・レポート生成
  • 画像を入力してテキスト出力を得るようなタスク(情報抽出、説明生成など)
  • 精度重視の問い合わせ対応や深い論理展開が求められるコンサルティング系AIアシスタント
  • コストより回答品質を優先したい高付加価値サービス

o3-proについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事: 【使ってみた】OpenAIがo3-proをリリース!料金プランやo1-proとの違いも解説

OpenAI o3-mini

OpenAI o3-miniは、コーディングや数学・科学分野に特化した推論モデルです。

o1-previewよりも圧倒的に低コストながら、性能は同等であるため、推論モデルを求めている方にはo3-miniが有力な選択肢になりえます。

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
o3-mini$1.10$0.55$0.55$4.40$2.20
o3-mini-2025-01-31$1.10$0.55$0.55$4.40$2.20
※すべて100万トークンあたりの料金

o3-miniは現在はAPIのみ利用可能で、ChatGPTでは利用できません。o3-miniの利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • プログラミング支援(コード生成やバグ修正)
  • 数式処理や科学的計算の自動化
  • 構造化データの出力や外部ツールとの連携が必須のタスク

o3-miniの特徴や活用例については、以下の記事で詳しく解説しているため、使ってみたい方は参考にしてみてください。

関連記事: 【無料でも利用可能】ChatGPTのo3-miniとは?使い方や性能を解説

OpenAI o3

OpenAI o3 は OpenAI が提供する最強クラスの推論モデルで、コード生成・数学・科学・ビジョン解析まで幅広く高い性能を発揮します。

CodeforcesやSWE‑benchなどの難関ベンチマークで新しいSOTA(現時点で最高水準)を達成しており、画像や図表を含む複合的な課題にも深い論理思考で回答できます。

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
o3$10.00$5.00$2.50$40.00$20.00
※すべて100万トークンあたりの料金

o3はChatGPT PlusとChatGPT Proで利用可能です。o3の利用は、以下のユースケースが考えられます。

  • 複雑な数式や長い論証を伴う研究レポート生成・レビュー
  • 画像を含む STEM分野(理工・医療など)の深層解析、診断支援
  • エージェントの “頭脳” として使う マルチステップ計画やツール実行ワークフロー
  • 大規模コードベースの リファクタリング提案・自動修正

OpenAI o4-mini

OpenAI o4‑mini は o3 の推論能力を小型化し、高速・低コストで数理・コーディング・視覚タスクに強いモデルです。

AIME 2024/2025 などSTEM系ベンチマークでトップ水準を記録し、画像を交えた問題解決でも優れたコストパフォーマンスを発揮します。

Model入力トークン入力トークン(Batch)キャッシュ済み入力トークン出力トークン出力トークン(Batch)
o4‑mini$1.100$0.55$0.275$4.400$2.200

o4‑miniはChatGPTの全プランで利用可能です。o4‑miniの利用には、以下のユースケースが考えられます。

  • 対話型コーディングアシスタントや競技プログラミング学習ツール
  • 学習塾・EdTech 向けの 数学/物理チューター(図やグラフを扱う問題解説)
  • ビジョン機能を活かした データ可視化レポート生成・画像 QA ボット
  • コストを抑えて高頻度リクエストを捌く SaaS/スタートアップの推論 API バックエンド

o3とo4 miniについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事: OpenAIから最も賢く高性能な「o3」「o4-mini」が登場!特徴や使い方を解説

ChatGPTと他社生成AIサービスの違い

ChatGPTとその他の生成AIの特徴や料金を比較してみましょう。

  • Gemini
  • Claude

Gemini

Geminiのロゴ画像
出典:Google公式

Gemini(ジェミニ)はGoogleが開発したAIモデルで、ChatGPTに引けを取らない性能をもつサービスとして人気です。

Geminiの特徴は、GmailやスプレッドシートなどのGoogleサービスとAIが連携している点です。

ChatGPTでは実現できない、Gmail上でGeminiを呼び出して下書きを書いたり、ドキュメント上でそのまま文章を執筆できたりします。

また、Geminiは有料アカウントの場合は月額2,900円がかかりますが、ChatGPTよりも無料プランの対話回数や機能制限が緩く、ライトユーザーにおすすめの生成AIサービスです。

気になる方は、Geminiにアクセスしてみましょう。

副業を始めたい気持ちはあるものの、本当に自分に合う副業は何なのか、どう始めればいいのかなどが曖昧な方は「AI副業診断」をお試しください。

かかる時間は1分ほどで、簡単な質問に答えるだけで、自分に合う副業を診断してもらえます。

効率よく副業をスタートしたい人は、ぜひ一度お試しください。

30秒で無料診断!

Claude

Claudeの公式サイトトップ画像
出典:Anthropic公式

Anthropic社のClaude(クロード)は「安全性と長大な文脈保持力」を重視した生成AIサービスです。

Claudeで使えるモデルはChatGPTやGeminiと遜色ない性能であり、とくにプログラミングの分野で高評価を得ています。

Claudeは無料でも試すことができますが、ChatGPTやGeminiよりも制限が厳しく、無料のままでビジネス活用は難しいでしょう。

月額20ドル(約3,000円)の有料プランにアップグレードするとハイエンドのモデルも利用可能になり、対話回数や利用可能な機能が大幅に増加します。

使用したい方は、公式サイトからアカウント登録をしてみましょう。

ChatGPTを無料で使う方法

ChatGPTは無料ユーザーに解放されているとはいえ、回数制限が有料ユーザーよりも厳しく設定されています。

そこで、ChatGPT無料版よりも、回数制限が緩かったり、多くのモデルを使えたりする方法を2つ紹介します。

  • Copilot
  • 天秤AI

それぞれのサービスについて、詳しく解説します。

Copilot

2025年5月時のCopilotの画面
Copilotを使用している様子

CopilotはMicrosoftが提供する生成AIツールであり、無料でGPT-5を利用できます

さらに、Deep Thinkという、OpenAIのo1を使った推論も無料で行えます。

1回のチャットルームで30回の回数制限があるものの、ChatGPTの無料版の制限よりは緩和されています。

また、ChatGPT無料版では回数制限が厳しい画像生成も、Copilotでは制限が緩く、クリエイティブな業務も対応できます。

高性能の生成AIを無料で試したい方は、Copilotを利用してみてください。

天秤AI

天秤AIは、さまざまなプロンプトやGPTsをまとめている、GMO運営のポータルサイトで使えるAIサービスです。教えてAIでは最大6種類まで同時に生成AIを動かせるサービスを提供しており、そこでGPT-4oやo1を無料で利用できます。

天秤AIでは、GPT-4o miniとGemini 1.5 Flashを無料かつ無制限で利用でき、o1やClaude 3.7 SonnetやGemini 2.0 Flashなど、その他高性能の生成AIも数回無料で使えます。

最大6種類まで同時に生成AIを使えるため、好みの回答をピックアップして使えます。また、ひとつの生成AIが間違った情報を出力しても、他の生成AIが正解を出力している場合があるため、ハルシネーション※防止にも役立ちます。
※生成AIが嘘をつく現象

天秤AIを使っている画像

ChatGPTやGemini、Claudeのどれを選べばいいか悩んでしまう方は、まずは天秤AIでさまざまなモデルを試してみるとよいでしょう。

天秤AIを使ってみたい方は、こちらからアクセスしてみてください。

ChatGPTの料金を知ってニーズに合った活用を

ChatGPTのGPT-4oやo4-miniは、もともと有料ユーザーしか利用できませんでした。しかし、AIモデルが進化するにつれて、無料ユーザーでも手軽にさまざまなモデル使えるようになっています。

そして執筆時点では、最高性能モデルのGPT-5ですら、無料ユーザーでも使えるようになりました。

本記事を参考にして、自分のニーズに合った価格でChatGPTを使ってみてください。手軽に高性能な生成AIを使いたい方は無料のChatGPT、より多く対話したり、機能を使ったりしたい方は有料にするとよいでしょう。

また、OpenAIのAIモデルはAPI料金に関しても利便性・コスト面が向上しています。アプリ開発者やチャットボットを導入したい企業などにとっても、どんどん使いやすくなっています。

ChatGPTを実際に活用するスキルを身に付けたい方は、以下の記事で紹介しているセミナーの受講も検討してみてください。

記事を書いた人

SHIFT AI TIMES編集長

大城一輝

SEO記事やAI関連書籍のライターやWebディレクター、生成AIコンサルタントとして活動している。
AI活用の講師やAIメディアの監修も多数経験。
SHIFT AIではオウンドメディア(SHIFT AI TIMES)の編集長を担当。
また、SHIFT AIのモデレーターとしてコミュニティ運営や講師にも携わっている。
G検定・生成AIパスポート・Generative AI Test合格(その他、簿記3級、FP3級など取得)
Google AI Essentials修了
ノーコード生成AIツール「Create.xyz」公式アンバサダー
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