Codex config.tomlとは?設定方法と使える設定項目6つを解説
Codexを使っていて、毎回コマンドの実行確認を求められたり、使うモデルが思いどおりにならなかったりして、もどかしさを感じていませんか。
その悩みは、config.toml(コンフィグ トムル)という設定ファイルを書き換えるだけで解決できます。
初期設定のままだと、毎回同じ操作をくり返したり、古いモデルで非効率に使い続けてしまいがちです。正しく設定すれば、Codexを速く安全に動かせるようになります。
本記事では、config.tomlの開き方から基本の書き方、反映されないときの対処まで初心者向けに解説します。
最後まで読めば、自分のconfig.tomlを書いて、Codexを自分仕様に整えられるようになります。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
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Codex config.tomlとは?
config.tomlとは、Codexの動き方を決める設定ファイルです。使うモデルや承認のしかた、作業できる範囲などを、ここにまとめて書いておけます。
ファイルはTOML(トムル)という書式で書きます。TOMLは「キー = 値」の形で設定を並べるだけのシンプルな形式で、プログラミングの知識がなくても読み書きできます。
Codexには、作業の指示を伝えるAGENTS.mdというファイルもあります。
「何をしてほしいか」を書くのがAGENTS.md、「どう動くか」を決めるのがconfig.tomlと覚えましょう。
そもそもCodexがどんなツールなのかを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Codex config.tomlでできること
config.tomlを書くと、Codexの動き方をいろいろ調整できます。初心者がまず知っておきたいのは、次の5つです。
- 使うモデルを変更する
- 承認のしかた(実行前の確認)を調整する
- 作業できる範囲(権限)を設定する
- MCPサーバーで外部ツールを追加する
- Web検索の使い方を変える
config.tomlを書かなくても、Codexは初期設定で動きます。ただし、ここを少し書き足すだけで、自分の使い方に合った快適な環境にできます。
それぞれの具体的な書き方は、後半の「よく使う設定項目」で詳しく紹介します。まずは「設定で動き方を変えられる」とイメージできれば十分です。
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config.tomlは、ターミナルを使わなくてもCodexアプリの設定画面から開いて編集できます。
- Codexアプリの設定画面を開く
- config.tomlのカスタム設定を開く
ここではデスクトップアプリ(macOS/Windows対応)を例に、紹介していきます。
Codexアプリの設定画面を開く
まず、Codexアプリの左下にある歯車アイコンから設定(Codex Settings)を開きます。

VS CodeなどのIDE拡張を使っている場合も、同じく歯車アイコンから設定を開けます。画面の見た目は少し違っても、開く場所は同じです。
config.tomlのカスタム設定を開く
「config.toml」と検索すると、「config.tomlのカスタム設定」が出てきます。画面右側の「config.tomlを開く」というボタンを選択するとconfig.tomlがエディタで開きます。

config.tomlが開いたら、設定を書き込んでいきましょう。
はじめてのときは、ファイルの中身が空になっていることがあります。空でも問題はなく、必要な設定を上から書き足していけば大丈夫です。
config.tomlと組み合わせて使うhooks機能についても理解しておくと、より柔軟な設定が可能です。
Codex config.tomlの基本の書き方
config.tomlの基本の書き方は以下の3つです。

むずかしいプログラミングは不要で、最低限のルールさえ押さえれば書けます。
TOMLは「設定名 = 値」で書く
設定は「設定名 = 値」の形で書きます。覚えておきたい書式のルールは、次の3つだけです。
- 文字の値は、ダブルクオート(”)で囲む
- 行の先頭に「#」を付けると、メモ(コメント)になる
- 「[ ]」で囲んだ行は、設定のまとまり(テーブル)を表す
たとえば、次のように書きます。1行目はメモ、2行目が実際の設定です。
# 使うモデルを指定する
model = "モデル名"
このように、1つの設定が1行で完結します。値が文字のときはダブルクオートで囲み、数字や「true/false」のときはそのまま書くと覚えておきましょう。
最初は必要な項目だけ書く
config.tomlは、すべての項目を書く必要はありません。変えたい設定だけ書けば、残りは初期値が自動で使われます。
あれこれ書き込もうとすると、かえって分かりにくくなります。まずは「使うモデル」と「承認のしかた」の2つから始めるのがおすすめです。
使いながら「ここも変えたい」と思った項目を、少しずつ足していきましょう。自分の使い方に合わせて育てていくイメージです。
変更後はCodexを再起動する
設定を書き換えたら、ファイルを保存してCodexアプリを再起動します。
再起動して読み込み直すことで、変更した設定が反映されます。
保存しただけでは反映されないことがあるため、「保存したのに変わらない」と感じたら、まず再起動を試してください。これだけで解決するケースが多くあります。
Codex config.tomlでよく使う設定項目
ここからは、初心者がまず触れておきたい設定項目を、目的別に6つ紹介します。

それぞれコピペして使える書き方も載せているので、実際に手を動かしながら読み進めてみてください。
config.tomlの設定と組み合わせてhooksを活用すると、特定の処理を自動トリガーする高度な制御が実現できます。
使うモデルを変更する(model)
使うモデルは、modelで指定します。次のように、モデル名をダブルクオートで囲んで書くだけです。
model = "モデル名"
重い作業には高性能なモデル、軽い作業には軽量なモデルと使い分けると効率的です。
指定できる最新のモデル名は更新されることがあるため、OpenAI公式で確認しておくと安心です。
承認の出し方を変える(approval_policy)
approval_policyは、Codexがコマンドを実行する前に確認を求めるかどうかの設定です。安全性と手軽さのバランスを決められます。
| 値 | 動き |
|---|---|
| on-request | 必要なときに確認を求める(おすすめ) |
| untrusted | 安全なコマンド以外は確認を求める |
| never | 確認せずに実行する |
迷ったらon-requestがおすすめです。書き方は次のとおりです。
approval_policy = "on-request"
なお、以前あったon-failureは現在は非推奨です。これから設定するなら、上記の3つから選びましょう。
作業できる範囲を決める(sandbox_mode)
sandbox_modeは、Codexが触れるファイルやネットワークの範囲を決める設定です。範囲を絞っておけば、意図しない操作による事故を防げます。
| 値 | 動き |
|---|---|
| read-only | 読み取りのみ。書き込みはできない |
| workspace-write | 作業フォルダ内だけ書き込める(おすすめ) |
| danger-full-access | すべて許可(非推奨) |
ふだんの開発ではworkspace-writeが扱いやすく、安全とのバランスも取れます。書き方は次のとおりです。
sandbox_mode = "workspace-write"
danger-full-accessは便利な反面、ファイルの破損などのリスクが高まります。基本は範囲を絞り、必要なときだけ広げるのが安全です。
推論の深さを調整する(model_reasoning_effort)
model_reasoning_effortは、Codexがどれだけじっくり考えてから答えるかを決める設定です。lowからhighなどの段階で指定します。
model_reasoning_effort = "high"
深く考えるほど精度は上がりますが、その分だけ時間がかかります。難しいタスクはhigh、ちょっとした作業は低めにすると、無駄なく使えます。
MCPサーバーを追加する(mcp_servers)
MCPサーバーを登録すると、Codexから外部のツールを呼び出せるようになります。登録は[mcp_servers.名前]のまとまりで書きます。
[mcp_servers.context7]
command = "npx"
args = ["-y", "@upstash/context7-mcp"]
上の例では「context7」という名前で1つのツールを登録しています。最初は無理に使わなくても問題なく、必要になったときに追加すれば大丈夫です。
Web検索の使い方を変える(web_search)
web_searchは、Codexが調べものをするときのWeb検索の動きを切り替える設定です。最新の情報を参照させたいときに役立ちます。
web_search = "live"
新しいライブラリの使い方など、最新情報が必要な作業で効果を発揮します。まずは初期設定のまま使い、必要に応じて切り替えてみましょう。
Codex config.tomlが反映されないときの対処法
「設定したのに変わらない」というときは、次の4つを順番に確認すると、原因が見つかりやすいです。

順に、解説していきます。
保存場所が正しいか確認する
codex config.tomlが反映されないときは、編集したファイルが正しいconfig.tomlか確認しましょう。
アプリの「Open config.toml」から開いたファイルを編集し、きちんと保存できているかを見直すことが大切です。
別の場所にある似た名前のファイルを編集していると、いくら書いても反映されません。アプリから開く方法なら、この取り違えを防げます。
TOMLの書き方ミスを確認する
書式のミスがあると、設定全体が読み込まれないことがあります。
ダブルクオートの付け忘れ、全角の記号、「[ ]」の閉じ忘れがよくある原因です。
たった1か所のミスでも、ファイル全体が無効になることがあります。記号は半角で書けているか、丁寧に見直しましょう。
Codexアプリを再起動する
設定を変えたら、Codexアプリを一度閉じて再起動し、読み込み直しましょう。保存しただけでは反映されない場合があります。
多くの「反映されない」は、この再起動で解決します。
書き換えたら再起動することを習慣にしておくと安心です。
プロジェクト設定が優先されていないか確認する
作業しているフォルダの中に「.codex/config.toml」があると、そちらの設定が優先されることがあります。
共通設定を変えても効かないときは、この可能性を疑いましょう。
プロジェクトごとの設定を使っていない場合は、気にする必要はありません。心当たりがあるときだけ、そのフォルダ内を確認してみてください。
Codex config.tomlに関するよくある質問
codex config.tomlに関する質問は以下の3つです。
- config.tomlとconfig.jsonの違い
- Windowsでの保存場所
- アプリとターミナルでの設定内容の違い
気になる点を確認して、config.toml作りの参考にしてください。
config.tomlとconfig.jsonは何が違う?
config.tomlとconfig.jsonは使う書式が違います。
以前のCodex(旧バージョン)はconfig.jsonを使っていましたが、今のCodexはconfig.tomlを使います。
これから始めるなら、config.tomlで設定すれば問題ありません。古い記事にjsonの説明が残っていることもあるので、tomlの情報を参考にしましょう。
Windowsでも保存場所は同じ?
Windowsでも、保存場所は同じです。
ホームフォルダ内に置かれ、場所はおおむね「C:\Users\名前\.codex\config.toml」になります。
こちらも、アプリの「Open config.toml」から開けば、保存場所を意識する必要はありません。MacでもWindowsでも、操作の仕方は変わりません。
アプリとターミナルで設定内容は違う?
アプリとターミナルの設定内容は共通です。
アプリ(IDE拡張)もターミナル(CLI)も、同じconfig.tomlを読み込んで動いています。
そのため、片方で設定を変えれば、もう片方にも同じように反映されます。ふだんアプリを使っていても、設定はそのまま引き継がれます。
Codex config.tomlを設定してCodexアプリを自分仕様にしよう
config.tomlは、Codexの動き方を決める設定ファイルです。
アプリの設定から開き、「キー = 値」の形で書くだけで、使うモデルや承認のしかた、作業できる範囲を自分好みに調整できます。
設定を整えれば、作業の重さに合わせてモデルを使い分けたり、確認のしかたで安全とスピードのバランスを取ったりできます。
AIが触れる範囲を絞って事故を防いだり、MCPサーバーで外部ツールと連携したりと、Codexを自分の使い方に合わせることができるので、活用してみてください。
SHIFT AIでは、生成AIやAIエージェントを日々の業務に活かしたい方に向けて、実務ですぐに使える資料を無料でプレゼントしています。どなたでも受け取れます。
たとえば『Claude Codeで始める業務自動化の教科書』『Claude Code コマンド大全』『AIエージェント用語集』など、明日からの業務にそのまま役立つ資料をご用意しています。
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執筆者
Chie Suzuki
SEO・インタビューライター歴4年以上。
AIを活用し、情報収集やライティングの時間を半分以上削減。
最近は動画生成AIで遊ぶのが趣味です。





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