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OpenAIから新モデル「GPT-5.5」がリリース!料金や使い方、活用事例を解説

2026年4月23日、OpenAIが最新のフラッグシップAIモデル「GPT-5.5」をリリースしました。

前モデルGPT-5.4からわずか6週間でのアップデートとなり、「また新しいモデルが登場した」と感じていませんか。

GPT-5.5はエージェント型ワークロードに最適化されており、実務においてAIに任せられる範囲がさらに広がっています。

活用できるかどうかで、生産性や市場価値に差が生まれやすくなっています。

本記事では、GPT-5.5の特徴や他モデルとの性能比較、料金プラン、ChatGPTでの使い方、実際の活用事例などを解説します。

自分の用途に合った使い分けを理解し、業務に取り入れる判断材料として活用してみてください。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は14万人超え(2026年1月現在)

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GPT-5.5とは?

GPT-5.5は、2026年4月23日にOpenAIが発表した最新のフラッグシップAIモデルです。

コードネームは「Spud(スパッド)」で、前モデルのGPT-5.4から約6週間という短いサイクルで刷新されました。

OpenAIはGPT-5.5を「実務向けの新しい知能クラス」と位置づけています。

コード作成・データ分析・ドキュメント作成・ソフトウェア操作など、複数ステップを要する実務タスクを自律的に完遂できます。

GPT-5.5は、以下の2モデルで提供されています。

モデル用途利用可能プラン
GPT-5.5 Thinking複雑な問題に対して深く推論するモデルPlus以上
GPT-5.5 Pro研究レベルのタスク向けの上位モデルPro以上

日常的なチャットでは、引き続き「Instant 5.3」(GPT-5.3)が標準で利用できます。

GPT-5.5を活用すれば、これまで人が分割して対応していた業務をまとめて任せられるため、作業時間の短縮と生産性の向上につながります。

GPT-5.5の6つの特徴

ここでは、GPT-5.5の特徴を以下の6つに分けて紹介します。

  • 複数ステップのタスクを自律的に完遂する
  • コーディングと大規模コードベースへの対応力が向上
  • Computer Use(PC操作)とソフトウェア横断作業の精度向上
  • トークン効率が改善され同じタスクをより少ないコストで処理
  • より高性能なモデルを高速で実現
  • 厳格な安全性評価を経てリリース

それぞれ詳しく見ていきましょう。

複数ステップのタスクを自律的に完遂する

GPT-5.5は、OpenAIが開発したエージェント型ワークロードに最適化されたAIモデルであり、複数ステップにわたるタスクを自律的に完遂できます

従来のAIは、ユーザーが細かく指示を出しながら段階的に処理を進める必要がありました。

しかしGPT-5.5では、そのプロセス自体をAIが内部で完結できます。

実際に、GDPvalベンチマークでもGPT-5.5は他モデルを上回るスコアを記録しており、実務タスクにおける処理能力の高さが数値としても示されています

GDPvalベンチマークにおけるGPT-5.5と他モデルのスコア比較チャート
出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)

GPT-5.5は、「指示をこなすAI」から「自律的に考えて実行するAI」へと進化しており、業務全体を任せられるレベルに近づいています。

コーディングと大規模コードベースへの対応力が向上

GPT-5.5は、コーディング性能が従来モデルから大きく強化されています。

大規模なコードベースでも、システム全体の文脈を保持したまま、障害の原因推論や周辺ファイルへの変更反映まで一連の流れで自律処理できる設計です。

実際にTerminal-Bench 2.0では、GPT-5.5が82.7%を記録し、GPT-5.4を上回るスコアを達成しています。

Terminal-Bench 2.0ベンチマークでのGPT-5.5とGPT-5.4のスコア比較チャート
出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)

OpenAIはGPT-5.5が、以下のエンジニアリング業務で強みを発揮すると明言しています。

  • 新機能の実装
  • 既存コードのリファクタ
  • バグのデバッグと修正
  • ユニットテストの生成
  • 動作検証

開発に携わる方や業務でコードを扱う方は、実装からテストまでを一気通貫でAIに任せられるようになります。

結果として開発サイクルが短縮され、より価値ある業務に時間を充てられます。

Computer Use(PC操作)とソフトウェア横断作業の精度向上

GPT-5.5は、Computer Use(PCの自律操作)の精度も向上しています。

ブラウザ・スプレッドシート・社内ツールを横断して操作し、一連のタスクを完了させる能力が強化されました。

具体的には以下の操作が可能です。

  • Webアプリの操作と検証
  • ユーザーフローの動作確認
  • ページ遷移とクリック操作
  • スクリーンショットの取得
  • 画面の内容を見て次の操作を判断する反復処理

従来は人間がRPAツールで組んでいた作業を、プロンプト1つで再現できる範囲が広がりました

反復作業を自動化できれば、日々の業務のなかで創造的な作業に時間を割けるようになります。

トークン効率が改善され同じタスクをより少ないコストで処理

GPT-5.5はGPT-5.4と比較して、トークン効率が大幅に改善されています。

同じタスクをより少ないトークンで完了できる設計になっており、API利用時のコスト効率が向上しました。

Artificial Analysis Intelligence Indexにおける出力トークン数と知能指数のモデル別比較チャート
出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)

上のグラフのとおり、GPT-5.5は他モデルよりも少ない出力トークン数で高い知能指数に到達しています。

効率性の高さが、客観的な数値としても裏付けられている結果といえます。

業務でAPIを利用する方にとっては、性能を落とさずに少ないトークンでタスクを処理できる点が大きなメリットです。

具体的なAPI単価や実コストへの影響については、後述の料金プランで解説します。

より高性能なモデルを高速で実現

GPT-5.5はGPT-5.4と同等のトークン単位レイテンシを維持しつつ、ほぼ全ての評価で高スコアを記録しています。

実際にOpenAI公式発表では、以下のとおり主要ベンチマーク全般でGPT-5.4を上回る結果が示されています。

GPT-5.5とGPT-5.4、およびPro版の主要ベンチマーク9項目のスコア比較表
出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)

用途に応じて、「GPT-5.5 Thinking」「GPT-5.5 Pro」のいずれかを選択する形になっています。

複雑なタスクは「Thinking」、研究レベルの最難関タスクは「Pro」、日常的なチャットはInstant 5.3といった使い分けが可能です。

高速応答と高性能の両立は、実務利用における大きなメリットです。

AIの応答待ち時間が業務のボトルネックになっていた方にとって、導入効果を感じやすい進化点といえます。

厳格な安全性評価を経てリリース

GPT-5.5は、OpenAIが定めるPreparedness Framework(プリペアドネス・フレームワーク)に基づく評価を経てリリースされました。

具体的には以下の安全性評価が実施されています。

  • 高度な生物・化学領域での能力に対する新規評価
  • サイバーセキュリティ能力に関するレッドチーミング
  • 約200社の外部パートナーによる事前テスト
  • OpenAI内部のドメイン別テスト

とくにサイバーセキュリティ領域では、CyberGymベンチマークでGPT-5.4やClaude Opus 4.7を上回る結果が確認されています。

CyberGymベンチマークにおけるGPT-5.5・GPT-5.4・Claude Opus 4.7のスコア比較
出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)

能力が向上した領域ほど、OpenAIが事前評価を重ねてリリースしている点が公式ベンチマークからも読み取れます。

医療・金融・法務などの高度な領域でもAI活用が広がる中、直近のGPTシリーズで最も多段の安全性評価を経て公開されたモデルです。

実務での導入を検討する方にとって、評価プロセスが明示されている点は業務での導入判断における大きな後押しといえます。

【性能比較】GPT-5.5と他のモデルの違い

GPT-5.5を、GPT-5.4・Claude Opus 4.7・Gemini 3.1 Proと比較します。ここでは以下の2つの観点で整理します。

  • 性能面の比較
  • 機能面の比較

それぞれ順番に確認しましょう。

性能面の比較

GPT-5.5は、主要な性能指標で他モデルを上回る項目が多いモデルです。

OpenAI公式発表のベンチマーク結果をもとに、GPT-5.4・Claude Opus 4.7・Gemini 3.1 Proと並べて比較しました。

モデルTerminal-Bench 2.0
(コーディング)
SWE-Bench Pro
(コーディング)
OSWorld-Verified
(PC操作)
GDPval
(知識業務)
BrowseComp
(Web検索)
レイテンシ
(生成速度)
トークン効率
(vs GPT-5.4)
GPT-5.5 Thinking82.7%58.6%78.7%84.9%84.4%同等20%以上改善
GPT-5.475.1%非公表75.0%83.0%82.7%基準値基準値
Claude Opus 4.769.4%64.3%非公表80.3%非公表非公表非公表
Gemini 3.1 Pro68.5%非公表非公表67.3%85.9%非公表非公表
出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)、各社公式発表。BrowseCompのGPT-5.5 Proは90.1%、GPT-5.4 Proは89.3%

とくにTerminal-Bench 2.0・OSWorld-Verified・GDPvalでは、GPT-5.5が他モデルを大きく引き離す結果となっています。

自分が任せたいタスクに強いモデルを把握すれば、業務での成果を最短で引き上げる選択ができます。

機能面の比較

GPT-5.5は機能面でも、エージェント機能・マルチモーダル対応・上位モデル提供など幅広い領域をカバーしています。

各モデルの機能対応状況を、実務でよく使う15項目で整理しました。

機能GPT-5.5(Thinking/Pro)GPT-5.4Claude Opus 4.7Gemini 3.1 Pro
最大コンテキスト(API)100万トークン100万トークン100万トークン100万トークン
マルチモーダル入力
エージェント型タスク実行
Computer Use(PC操作)
上位推論モデル
(Thinking・Pro等)
◯(Adaptive Thinking)
ブラウザ自動操作◯(Atlas)
ファイル読み込み
音声対話モード◯(Advanced Voice)×◯(Gemini Live)
画像生成機能(内蔵)◯(GPT Images)×◯(Imagen)
動画生成機能(内蔵)×××◯(Veo)
長期記憶(Memory)
共同編集機能◯(Canvas)◯(Canvas)◯(Artifacts)◯(Canvas)
カスタムAI◯(GPTs)◯(GPTs)◯(Projects)◯(Gems)
Deep Research×
MCP(Model Context Protocol)対応◎(策定元)
◎=とくに強い/◯=対応/△=限定的/×=非対応。2026年4月時点の各社公式発表に基づく

「画像生成は必要か」「動画生成まで使うか」など、自分の用途に応じてモデルを選ぶ判断材料にしてみてください。

【無料で使える?】GPT-5.5の料金プラン

GPT-5.5は無料プランでは利用できず、有料プラン契約者のみが対象です。料金は以下2種類に分かれます。

  • ChatGPTの料金
  • APIの料金

それぞれの内訳を見ていきましょう。

ChatGPTの料金

ChatGPTの各プランと、GPT-5.5の利用可否は以下のとおりです。

プラン月額(税込目安)GPT-5.5 ThinkingGPT-5.5 Pro
Free0円××
Plus約3,000円
(20ドル)
×
Pro約30,000円
(200ドル)
Business30ドル/席〜
Enterprise要問合せ
※金額は2026年4月時点の為替換算による税込目安です。最新の正確な料金は公式ページでご確認ください。

GPT-5.5 ProはPro・Business・Enterprise限定のため、最難関タスクまで任せたい場合はProプラン以上の契約が必要です。

個人で試す場合は、まずPlusから始めるのが現実的といえます。

各プランの違いをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

APIの料金

開発者向けAPIの料金は、以下のように設定されています。

モデル入力
(100万トークン)
キャッシュ入力
(100万トークン)
出力
(100万トークン)
GPT-5.55ドル0.50ドル30ドル
GPT-5.5 Pro30ドル非公表180ドル
(参考)GPT-5.42.50ドル非公表15ドル
出典:OpenAI公式APIページ

GPT-5.5のAPI単価は、前モデルのGPT-5.4と比較して入出力ともに約2倍です。GPT-5.5 Proはさらに高額な料金設定になっています。

※API経由では「gpt-5.5」「gpt-5.5-pro」が提供されています。ChatGPTアプリでの「Thinking/Pro」表示は、UI上の名称です。

ただしOpenAIは公式発表で「API単価は上がっているものの、トークン効率の向上により、ほとんどのユーザーで実コストは改善する」と説明しています。

タスクによっては実際の利用コストが下がる場合もあるため、単価だけでなくトークン消費量も含めて判断することが重要です。

大量のテキスト処理を定期実行する用途では、小規模なテストで実コストを確認してから本番運用に移すのが安全です。

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GPT-5.5の使い方

ChatGPTでGPT-5.5を使う手順は、以下の3ステップです。

  1. ChatGPT Plus以上の有料プランでログインする
  2. モデル選択メニューから「GPT-5.5」を選ぶ
  3. プロンプトを入力する

各ステップを順番に解説します。

ChatGPTの基本的な使い方を復習したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

ステップ1:ChatGPT Plus以上の有料プランでログインする

まずは、ChatGPTの公式サイトにアクセスします。

ChatGPT公式サイトのログイン画面

初めてログインする場合は、以下の4つからログインできます。

ChatGPTのログイン方法4種類の選択画面

また、GPT-5.5は無料プランでは利用できないため、まずChatGPT Plus以上の有料プランに加入してください。

ステップ2:モデル選択メニューから「GPT-5.5」を選ぶ

画面上部のモデル選択メニューを開き、使いたいモデルを選択します。

選択肢は「GPT-5.5 Thinking」と「GPT-5.5 Pro」(Proはプラン対応時のみ)の2種類です。

複雑なタスクには「GPT-5.5 Thinking」、研究レベルの最難関タスクには「GPT-5.5 Pro」を選びます。

ChatGPTのモデル選択メニューでGPT-5.5を選択する画面

日常的なチャットには、標準で「Instant 5.3」が割り当てられる仕様になっています。

ステップ3:プロンプトを入力する

入力欄にプロンプトを入力して送信します。GPT-5.5は複数ステップのタスクが得意なため、ゴールと前提条件をまとめて伝える「丸投げ型」のプロンプトが相性よく機能します。

GPT-5.5のプロンプト入力欄に指示を入力している画面

一度に細かく分けて指示するより、やりたいことの最終成果物をまとめて渡すほうが高い精度で応答が返ってきます。

【実践】GPT-5.5を使ってみた!

ここでは、筆者が実際にGPT-5.5を使った事例を6個紹介します。

  • 【コード作成】3D太陽系シミュレーションの生成
  • 【Web調査】最新AI業界動向の自動リサーチ
  • 【データ分析】売上CSVの自動集計と可視化
  • 【ドキュメント・スプレッドシート作成】企画書と予算表の同時生成
  • 【ソフトウェア操作】ブラウザでの複数タブ横断作業
  • 【複数ツールをまたぐ作業】リサーチからメール下書きまでの一括処理

順番に結果を見ていきましょう。

【コード作成】3D太陽系シミュレーションの生成

GPT-5.5のコード生成力を試すために、インタラクティブな3D太陽系シミュレーションの作成を行いました。

以下のプロンプトを入力しました。

あなたはWebGL/Three.jsのエキスパートです。
外部CDNだけで動作する、教育用の3D太陽系シミュレーションを1ファイルのHTMLで作成してください。

【要件】
・太陽と8惑星を相対的な公転速度で表示
・マウス操作(ドラッグで視点回転、ホイールでズーム)に対応
・画面下部に時間スケール(0.1〜10倍)のスライダーを配置
・惑星にホバーすると名称をツールチップで表示

【出力】
完全動作するHTMLコードのみ

動作する1ファイルのHTML・CSS・JavaScriptコードが即座に生成されました。

ブラウザで開くと惑星が公転し、マウス視点操作とスライダー制御も問題なく機能しました。

構造が明確なインタラクティブコンテンツを1プロンプトで生成できる点が、SVG・3D生成品質向上の実感として印象的です。

LP制作やプロトタイピングを劇的に高速化でき、デザイン試作や学習用デモの制作時間を大幅に短縮できます。

【Web調査】最新AI業界動向の自動リサーチ

GPT-5.5のWeb情報収集力を試すために、AI業界の動向を自動でリサーチするタスクを行いました。

以下のプロンプトを入力しました。

あなたはAI業界アナリストです。
直近1ヶ月の主要AI企業3社(OpenAI、Google DeepMind、Anthropic)のリリース情報を調査し、以下を作成してください。

【作成物】
1. リリース一覧表(日付・モデル名・主要アップデート)
2. 価格×性能の2軸でポジショニングマップ
3. 各社の戦略の違いを3行で要約

【条件】
・一次情報(公式ブログ・発表資料)を優先
・推測ではなく事実ベースで記述

Web検索・要約・比較表作成までの一連を自動で処理しました。

BrowseCompでGPT-5.5 Proが90.1%を記録しているとおり、情報の取捨選択と整理の精度が大きく向上していると実感できる結果でした。

日々のキャッチアップや競合調査をGPT-5.5に任せられれば、情報収集にかかる時間を大幅に短縮し、本来の業務に集中できます。

【データ分析】売上CSVの自動集計と可視化

GPT-5.5のデータ分析力を試すために、売上CSVの自動集計と可視化を行いました。

以下のプロンプトを入力しました。

あなたはデータアナリストです。
添付のsales.csvを分析し、経営層向けのレポートを作成してください。

【分析項目】
1. 月次売上推移(折れ線グラフ)
2. カテゴリ別売上構成比(円グラフ)
3. 前月比±20%以上の異常値カテゴリの抽出と要因仮説

【出力】
・各グラフ画像
・分析結果の要約レポート(要点・所感・次のアクション提案)

月次推移の折れ線グラフ・カテゴリ別の円グラフ・異常値検知レポートまでを1回の応答で出力しました。

OpenAI公式事例では、金融分野でK-1税務フォームを大量処理し、週あたり5〜10時間の業務を自動化した実績が示されています。

Excelやスプレッドシートと格闘していた集計作業をGPT-5.5に任せられれば、分析そのものに時間を使え、意思決定の質と速度が大きく向上します。

【ドキュメント・スプレッドシート作成】企画書と予算表の同時生成

GPT-5.5のドキュメント生成力を試すために、企画書と予算表の同時作成を行いました。

以下のプロンプトを入力しました。

あなたは新規事業企画担当者です。
以下の事業概要をもとに、提案資料一式を作成してください。

【事業概要】
・サービス名:〇〇
・ターゲット:〇〇
・想定市場規模:〇〇
・初期投資:〇〇

【作成物】
1. プレゼン用スライド骨子(Markdown形式・10枚程度)
   章立て:課題、ソリューション、市場性、収益モデル、ロードマップ
2. 予算表(Excel形式・初年度〜3年目の収益・費用・利益)

【条件】
・スライドは1枚1メッセージ
・予算表には前提条件を明記

スライド骨子と予算シートを並行して生成しました。

OpenAIが公式発表でドキュメント作成レイテンシの改善を明言しているとおり、長文の構造化出力がGPT-5.4より高速で品質も安定している点を実感できました。

提案資料の土台づくりをGPT-5.5に任せて、人は最終調整に集中できるため、提案や企画業務のスピードが大きく加速します。

【ソフトウェア操作】ブラウザでの複数タブ横断作業

GPT-5.5のブラウザ自動操作を試すために、複数タブを横断する競合調査タスクを行いました。

以下のプロンプトを入力しました。

あなたは市場調査担当です。
プロジェクト管理SaaSの主要3社(Notion/Asana/Trello)の公式サイトを横断調査し、以下の比較表を作成してください。

【取得項目】
・プラン名・月額料金(税込)
・主要機能(5項目以内)
・ターゲット層
・無料体験の有無

【出力】
・マークダウン形式の比較表
・各社の強み・弱みを2行ずつまとめたサマリー

フォーム入力・ページ遷移・スクリーンショット取得を繰り返しながら、最終的に比較表を出力しました。

従来は人間がRPAツールで組んでいた作業が、プロンプトベースで再現可能になった点が大きな変化だと実感しました。

定型的なブラウザ作業をGPT-5.5に任せられれば、毎日発生する単純作業の時間をゼロに近づけ、創造的な業務に時間を振り向けられます。

【複数ツールをまたぐ作業】リサーチからメール下書きまでの一括処理

GPT-5.5のエージェント型ワークフローを試すために、複数ツールをまたぐ業務シミュレーションを行いました。

以下のプロンプトを入力しました。

あなたは社内マーケティング担当です。
以下のワークフローを順に実行してください。

【ステップ1:Web調査】
直近2週間の競合(サービスX)の新機能リリースを収集

【ステップ2:整理】
スプレッドシートに「日付・機能名・対象ユーザー・想定影響」の4列で整理

【ステップ3:メール下書き】
上司宛のレポートメール下書きを作成(要点3つ+対応提案)

Web調査・スプレッドシートへの整理・メール下書きの作成までを一連で処理しました。

エージェント型ワークフローの強化が最も体感しやすい使い方で、従来なら1時間以上かかっていた作業が数分で完了しました。

「調査→整理→共有」のサイクルを毎日回している方なら、月あたり数十時間の短縮につながり、より高い成果を出せます。

GPT-5.5を使うときの注意点

GPT-5.5は高性能なモデルですが、利用にあたり押さえておくべき注意点が2つあります。

  • ハルシネーションの発生には注意する
  • 個人情報や機密情報は入力しない

どちらも実務での利用時に直接リスクとなるため、事前に確認しておきましょう。

ハルシネーションの発生には注意する

GPT-5.5は厳格な安全性評価を経てリリースされていますが、事実誤認(ハルシネーション)が完全に消えたわけではありません

OpenAIはPreparedness Frameworkに基づく評価、約200社のパートナーによる事前テスト、レッドチーム評価を実施済みです。

GPT-5.5はリリース前に、OpenAIの安全性とガバナンスの全プロセスを通過した。これには、プリペアドネス評価、ドメイン別のテスト、高度な生物・サイバーセキュリティ能力に対する新規評価、外部専門家による検証が含まれる。

出典:Introducing GPT-5.5(OpenAI)を筆者訳

しかし、医療・法務・金融といった重要領域では、必ず人間によるファクトチェックを挟む必要があります。

GPT-5.5の出力をそのまま納品物や判断材料にせず、一次情報で検証するフローを設けることで、業務リスクを回避できます。

安全性評価の詳細は、OpenAIが公開している以下のドキュメントから確認できます。
>GPT-5.5 System Card(OpenAI)はこちらから

個人情報や機密情報は入力しない

GPT-5.5を利用する際は、個人情報や機密情報をプロンプトに入力しないでください。

ChatGPTのPlusやProプランは、デフォルトで会話内容がモデル学習に利用される可能性があります。以下のような情報は入力を避けてください。

  • 氏名・住所・電話番号・マイナンバーなどの個人情報
  • クライアント名や未公開の社内資料
  • 取引先との契約書や見積もり情報
  • ログイン情報やAPIキーなどの認証情報

OpenAIは、ビジネスデータをデフォルトでモデル学習に使用しない。ChatGPT Business、ChatGPT Enterprise、およびAPI利用においても、デフォルトで学習対象としない。

出典:Enterprise privacy at OpenAI(OpenAI)

業務で他社データを扱う際は、設定画面からデータ学習をオフにするか、ゼロデータ保持が適用されるBusiness・Enterprise・APIでの運用がおすすめです。

GPT-5.5を活用して業務を効率化しよう!

GPT-5.5を活用すれば、複数ステップの業務タスクをまとめて任せ、実務の生産性を大きく引き上げられます

また、エージェント型ワークロードに最適化されているため、コード生成からリサーチ・データ分析・資料作成まで1つのワークフローとして組めます。

本記事で紹介した使い方や活用事例を参考に、まずはChatGPT Plusでモデルを切り替えて試し、自分の業務に組み込んでみてください。

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  • おすすめの副業案件と獲得方法
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  • 実際に成果を出しているロールモデルの紹介
  • これから使うべきおすすめのAIツール

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執筆者

西啓汰

フリーランスのSEO/AIライターとして活動。

生成AIツールを実際に検証し、その知見をもとに実務で活用できる情報発信を行っている。

AI関連の最新動向や活用ノウハウを、初心者にもわかりやすく伝えるコンテンツ制作が強み。

趣味は野球観戦とラジオ聴取。