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  • AI副業

AIで自動で稼ぐアプリはある?おすすめツール12選と実例3人

「AIに任せておけば自動で稼げる」と聞いて、本当かどうか確かめたくなったことはありませんか。

結論から言うと、入れるだけで収入が入るアプリは存在しません。人の手が残る工程を知らないまま始めると、時間とツール代だけを失います

本記事では、アプリの実態と半自動という考え方、稼ぐ方法5つ、ツール12選、実際に仕組みを作った3人の実例、注意点までを解説します。

読み終えるころには、どこまでをAIに任せ、どこを自分で持つかの線引きができ、今日から最初の1本に着手できます。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Crypto株式会社 顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員40,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は15万人超え、SNS総フォロワー数:25万人超え(2026/06時点)。

「自動で稼ぐ」に近づけるかは、仕組みを作る作業をどれだけAIに任せられるかで決まります。

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AIで自動で稼ぐアプリは存在するのか

AIで自動で稼ぐ仕組みのイメージとしてロボットが文章を生成するイラスト

入れるだけで収入が入るアプリは存在しません。AIは作業を代わりに進める道具であり、何を作って誰に売るかを決めるのは人だからです。

ただし、スマホのアプリだけでできることもあります。ここでは「自動収入アプリ」の正体と、スマホで始められる範囲を順に見ていきます。

アプリストアの「自動収入アプリ」の正体

アプリストアで「自動収入」「ほったらかし」と名乗るものは、大きく3種類に分かれます。

種類中身収入になるか
ポイント獲得型広告視聴やアンケート回答でポイントが貯まる時給換算で数十円。副業と呼べる水準ではない
作業支援型ChatGPTやCanvaなど、文章や画像を作る道具作ったものを売って初めて収入になる
投資・出資を促す型「AIが自動で運用する」と入金を求める元本を失うおそれがある。手を出さない

このうち副業として成立するのは作業支援型だけです。アプリが収入を運んでくるのではなく、アプリで作ったものを売る流れを自分で用意する必要があります。

3つ目の入金を求めるものは、AIという言葉を使っているだけで中身は従来からある勧誘と変わりません。入金を先に求められた時点で降りると決めておくと安全です。

スマホだけで始められる範囲

スマホだけでも、文章や画像を作って売るところまでは進められます。実際にスマホアプリが用意されている道具と、その用途は次のとおりです。

できること使う道具売る場所
文章を書いて売るChatGPT・Gemininote・Kindleダイレクト・パブリッシング
画像を作って売るCanva AIAdobe Stock
ショート動画で広告収入を得るCanva AIYouTube・TikTok

一方で、複数の作業を自動でつなぐ設定はPCが必要です。本記事で紹介するZapierやMakeは、画面が広くないと配線の全体像を追えません。

そのため、スマホで作って売る流れを1本作り、手が回らなくなってからPCで自動化に進む順番が現実的です。

AI副業の全体像と、どの種類がどれくらい稼げるかは以下の記事で解説しています。

AIで自動で稼ぐ仕組みは半自動が現実的

半自動の仕組みで人とAIが工程を分担するイメージ

AIで稼ぐ仕組みは、作業の8割をAIに任せ、残り2割を人が持つ半自動の形が現実的です。完全に手を離すと品質が落ち、収入が続かなくなります。

ここでは完全自動と半自動の違いと、人の手が残る工程を確認します。

完全自動と半自動の違い

完全自動は「指示を出さなくても収入が入り続ける状態」、半自動は「作業のほとんどをAIが進め、判断と仕上げを人が持つ状態」です。

項目完全自動半自動
人の関与なし週に数時間
品質回を追うごとに下がる維持できる
収入の持続止まりやすい積み上がる
実現できるか現時点では難しいできる

完全自動が難しい理由は、AIが「売れるかどうか」を判断できない点にあります。文章や画像は作れても、読者が何を求めているかは人が読み取るしかありません。

そのため、目指すのは放置ではなく、手をかける時間を10分の1に減らすことだと考えると、現実的な計画を立てられます。

人の手が残る3つの工程

AIに任せても、次の3つの工程は人が持つ必要があります。

  • 品質チェック:誤った情報や不自然な表現を直す
  • 売り方の判断:誰に何を売るか、価格をいくらにするかを決める
  • 規約の確認:使う道具と売る場所の規約に反していないか確かめる

品質チェックが必要なのは、AIが事実と異なる内容を自然な文章で書くことがあるためです。気づかずに公開すると、読者からの信頼を失います。

売り方の判断は、売る場所と価格の設定で収入が何倍にも変わる工程です。規約の確認は、収益化が止まるおそれがあるため欠かせません。3つとも週に数時間で収まります。

どの工程までAIに任せられるかを、作業単位でさらに細かく整理した記事があります。

関連記事: AI副業の自動化はどこまで可能?工程別の可否と稼ぐまでの手順を解説

AIで自動で稼ぐ方法5つ

AIで稼ぐ方法は、何を作って売るかで5つに分かれます。得意分野や使える時間に応じて選べます。

いずれも初期費用が小さく、道具の無料枠だけでも始められます。それぞれの稼ぎ方と売る場所を順に見ていきます。

AIで自動で稼ぐ方法5つを文章・画像・Webサイトやアプリ・音声・動画に分けて示した図

文章:ブログ記事と電子書籍で広告収入と印税を得る

文章は最も始めやすく、自動化しやすい分野です。構成づくりから下書きまでAIに任せられます。

方法具体例収益の仕組み
ブログ記事の作成AIで記事を作成し、広告を掲載記事の閲覧数に応じて広告収入が発生
アフィリエイト※記事の執筆商品レビューや比較記事を作成読者がリンク経由で購入すると報酬を獲得
電子書籍の販売AIが作成した文章を編集し、Kindleなどで販売書籍が売れるたびに収益が発生

ただし、誤った情報が混ざることがあるため、公開前の確認は欠かせません。売る場所は、記事なら自分のブログ、まとまった分量ならnoteやKindleダイレクト・パブリッシングが基本です。

※アフィリエイト:商品やサービスを紹介し、購入や申し込みで報酬が得られる仕組み

ブログでの収益化について、サイト設計から記事作成の手順まで解説した記事があります。

画像:ストックフォトとグッズの販売で収益を得る

AIで作った画像は、ストックフォトサイト※で販売できます。専門的な技術がなくても始められる分野です。

方法具体例収益の仕組み
ストックフォト販売AI画像をストックフォトサイトに掲載画像がダウンロードされるごとに報酬が発生
グッズ販売AI画像をデザインに活用し、オリジナルグッズを販売グッズが売れるごとに収益が発生
LINEスタンプ販売AI画像を使ってLINEスタンプを作成し、販売スタンプが売れるごとに収益が発生

Adobe Stockでは、投稿時に生成AIで作成したと申告すれば販売が認められています。一方でPIXTAは2026年4月20日にAI生成素材の受け入れを停止しました。

ただし、商用利用する際は使う道具の利用規約を必ず確認してください。無料プランでは商用利用を認めていない道具もあります。

※ストックフォトサイト:写真やイラストなどの素材を販売・提供するWebサイト

画像で稼ぐ場合も、出品までの準備をどこまで任せられるかで伸び方が変わります。素材づくりやタグ付けは、まとめて渡せる作業です。

SHIFT AIの無料オンラインセミナーでは、まとまった量の作業をAIへ渡す手順をその場で組み立てます。見るだけでなく自分のPCで動かせます。

予約はLINEから受け付けています。下のボタンからご登録ください。

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Webサイト・アプリ:制作代行と自作アプリで収益を得る

AIを使えば、プログラミングの経験がなくてもWebサイトやアプリを作れます。単価が高く、1件で数万円から数十万円になる分野です。

方法具体例収益の仕組み
Webサイト制作代行AIで顧客要望のWebサイトを制作・提供制作の対価として、納品時に収益が発生
アプリ開発と公開AIでアプリを開発し、ストアで公開ダウンロード、アプリ内課金、広告表示ごとに収益が発生
ブログ・ECサイトの構築AIでブログやECサイトを構築し、運営広告掲載、商品販売、アフィリエイト経由の購入で収益が発生

本記事で紹介するGlideやAdaloを使えば、コードを書かずにアプリの形にできます。作ったものを売って初めて収入になる点は、他の方法と同じです。

自分で公開して収益を待つより、制作代行から始めるほうが早く収入になります。納品時にまとまった額が入るためです。

AIを扱えるエンジニアの需要は高まっています。副業として案件を受ける方法をまとめた記事があります。

音声:ナレーションと音声コンテンツの販売で収益を得る

AIで作った音声は、ナレーションや音声コンテンツとして販売できます。声を出す必要がなく、収録の手間がかからないのが特徴です。

方法具体例収益の仕組み
ナレーションの提供動画や広告向けにAI音声を制作し納品制作の対価として、納品時に収益が発生
オーディオブックの制作文章をAI音声で読み上げ、音声作品として販売作品が売れるごとに収益が発生
動画の音声代行YouTube運営者向けにナレーションを制作本数に応じて報酬が発生

注意点として、無料プランでは商用利用を認めていない道具があります。ElevenLabsがこれにあたり、販売するなら有料プランが必要です。

売る場所は、ナレーションならクラウドソーシングサイトが中心です。Audibleへの個人出品(ACX)は日本では利用できないため、まずは代行案件から入るのが現実的です。

動画:YouTubeとショート動画の広告収入を得る

AIで台本と映像を作れば、顔を出さずに動画を投稿できます。1本あたりの制作時間を大きく減らせる分野です。

方法具体例収益の仕組み
YouTubeの広告収入AIで台本と映像を作り、チャンネルを運営再生数に応じて広告収入が発生
ショート動画の投稿AIで短尺の動画を量産し、複数のSNSへ投稿再生数に応じた報酬や案件依頼が発生
動画編集の代行AIで編集作業を効率化し、案件として受注本数に応じて報酬が発生

YouTubeで広告収入を得るには、チャンネル登録者数と再生時間の条件を満たす必要があります。収入になるまでの期間が最も長い方法です。

そのため、動画から始める場合は編集代行を並行して受け、先に現金収入を作る進め方が安全です。

動画で稼ぐ方法とおすすめのジャンルは、以下の記事で詳しく解説しています。

AIで自動で稼ぐためのおすすめツール12選

自動で稼ぐ仕組みは、3種類の道具を組み合わせて作ります。作るための道具、作業をつなぐ道具、アプリの形にする道具の3つです。

1種類だけ揃えても仕組みにはなりません。ここでは12個を層ごとに紹介します。

AIで自動で稼ぐツールをつくる・つなぐ・かたちにするの3層に分けて示した図

なお、料金と画面の言語は各社の公式ページに掲載されている2026年8月時点の内容です。外貨のものは1ドル150円・1ユーロ170円で換算した目安を添えています。

金額は各社の表示どおりで、日本の消費税は含みません。画面の言語は設定で切り替えられる場合があるため、契約前に公式ページでご確認ください。

つくる:文章・画像・音声・動画を生成する

売るものを作る層です。この層はスマホアプリがあり、無料枠だけでも試せます。まずここから触るのが順当です。

ツール無料枠有料プラン画面の言語スマホ
ChatGPT
(文章)
ありChatGPT Plus 月20ドル(約3,000円)日本語アプリあり
Gemini
(文章)
ありGoogle AI Plus 月725円
Google AI Pro 月2,900円
日本語アプリあり
Canva AI
(画像・動画)
あり(標準モデル200回・高品質20回)Canvaプロ 年11,800円日本語アプリあり
ElevenLabs
(音声)
あり(月10,000クレジット)
※商用利用は不可
Starter 月6ドル(約900円)から英語が中心アプリあり
Runway
(動画)
あり(125クレジット・1回限り)Standard 月12ドル(約1,800円/年払い)英語アプリあり

文章はChatGPTかGeminiのどちらか1つで足ります。両方に課金する必要はありません。普段Googleのサービスを使っているならGeminiが扱いやすいでしょう。

注意したいのがElevenLabsです。無料プランは商用利用が認められておらず、作った音声を販売するには有料プランが必要になります。

Runwayの無料枠は125クレジットの1回限りで、継続して使うものではありません。動画は制作費がかさむため、まずCanva AIの範囲で試すのが無難です。

つなぐ:作業を自動で流す

自動化の中心になる層です。「AIで下書きを作る」と「公開する」を人の手でつないでいる限り、作業時間は減りません。

ツール無料枠有料プラン画面の言語向いている用途
Zapier月100タスク
2ステップまで
Professional 月19.99ドル(約3,000円/年払い・月750タスク)英語が中心サービス間の橋渡し。最初の1本に向く
Make月1,000クレジットCore 月9ドル(約1,350円)英語条件分岐のある複雑な処理
Difyあり(200メッセージクレジット・1回限り/アプリ5個)Professional 年590ドル(約88,500円)日本語チャットボットなどAIアプリの構築
n8nセルフホスト版は無料Starter 月20ユーロ(約3,400円/年払い)英語が中心自前のサーバーで無料運用したい場合

4つの使い分けは単純です。最初の1本はZapier、処理が複雑になったらMake、AIとの対話を組み込むならDify、費用をかけたくないならn8nと考えてください。

ただしn8nの無料運用には、自分でサーバーを用意して動かす作業が必要です。プログラミングの経験がないなら、まずはZapierの無料枠から始めるほうが確実です。

実際にZapierで組む場合、記事の投稿を自動化する流れは3つの手順で作れます。

  1. ChatGPTで下書きを作り、Googleスプレッドシートの1行として保存する
  2. Zapierで「新しい行が追加されたら」を開始の合図に設定する
  3. その行の内容をnoteの下書きとして送る処理をつなぐ

この3手順で、書きためた下書きが自動で公開先まで届きます。人が残すのは公開前の確認だけになり、1本あたり数十分の作業が数分に縮みます。

なお無料枠は月100タスクで、この流れなら月100本分に相当します。始めのうちは課金せずに回せる量です。

かたちにする:アプリを作って売る

ここで扱うのは、入れて使うアプリではなく、自分がアプリを作って売るための道具です。収入は、作ったアプリを販売するか、制作を請け負うことで生まれます。

ツール無料枠有料プラン画面の言語特徴
Glideあり(1プロジェクト)Solo 月25ドル(約3,750円)英語表計算ソフトのデータからアプリを作れる
Adaloあり
※公開できるアプリは0個
Starter 月36ドル(約5,400円/年払い)英語スマホアプリの見た目を細かく作り込める
Bubbleあり(月50,000ワークロードユニット・無期限)Starter 月29ドル(約4,350円/年払い)から英語Webサービスとして作り込める

Adaloには注意が必要です。無料プランで公開できるアプリは0個で、作ることはできても他人に使ってもらえません。収入にするには有料プランが前提になります。

無料のまま試して人に見せたいなら、Bubbleが向いています。無期限の無料枠があり、期限を気にせず作り込めるためです。

3つとも画面は英語です。とはいえ操作は部品を並べる方式なので、翻訳機能を使えば経験がなくても進められます

ここまで見てきたツールも、一つずつ指示を出して結果を確かめる使い方にとどめるなら、できることの幅は大きくは変わりません。

変わってくるのは、選んだ相手にどこまでまとめて任せられるかです。

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自動で稼ぐ仕組みの最初の1本を作る5ステップ

自宅のパソコンでAIを使い副業の作業を進める人物

仕組みは1本ずつ作ります。方法と道具を知っても、つなぐ手順がわからなければ着手できません

ここでは、最初の1本を動かすまでの5つのステップを示します。

自動で稼ぐ仕組みの最初の1本を作る5ステップを示した図

ステップ1:売れているテーマを1つ選ぶ

最初に決めるのは何を売るかです。ここを外すと、どれだけ自動化しても収入になりません。

選び方は単純で、すでに売れているものを探します。手がかりは次の3つです。

  • noteの人気記事
  • Kindleの売れ筋
  • ストックフォトで検索数の多い語

このとき広げすぎないことが肝心です。テーマを1つに絞るほど、次のステップでAIに渡す指示が具体的になり、品質が安定します。

目安として、月に数十件の検索がある程度の狭さで十分です。競合が少ないぶん、後から順位が付きやすくなります。

ステップ2:AIで下書きをまとめて作る

テーマが決まったら、ChatGPTやGeminiで下書きをまとめて作ります。1本ずつではなく、10本分をまとめて作るのが要点です。

まとめて作ると、指示の内容が揃うため品質のばらつきが減ります。表計算ソフトに1行1本で貯めておくと、次のステップでそのまま自動化に使えます。

指示には、次の3点を含めてください。

  • 誰に向けて書くか
  • 何文字で書くか
  • どんな言葉づかいにするか

指示が具体的なほど、直す手間が減ります。ここで作った指示は保存しておくと、次の10本もそのまま使い回せます。

ステップ3:人が直して品質を担保する

ここが自動化してはいけない工程です。AIは事実と異なる内容を自然な文章で書くことがあります。

確認するのは次の3点です。

  • 数字が正しいか
  • 固有名詞が正しいか
  • 自分の体験が入っているか

数字と固有名詞は出典に当たって確かめてください。体験を足すのは、AIが書いたものと差をつけるためです。同じ道具を使う人が増えるほど、体験の有無が売れ方を分けます

体験といっても大げさなものは要りません。実際に使ってみて詰まった箇所や、想像と違った点を1つ書き添えるだけで十分です。

ステップ4:売る場所へ自動で流す

ここでZapierを使い、貯めた下書きを公開先へ自動で送ります。「つなぐ」の項で示した3つの手順で組めます。いきなり公開する設定にはせず、下書きとして送る設定にしてください。

確認してから自分で公開ボタンを押す形なら、誤った内容が世に出る心配がありません。この時点で、1本あたりの作業は下書きの確認と公開だけになります。

ここまでが最初の1本です。慣れてくると、公開までの判断は1本あたり数分で終わります。ここまで来て初めて、仕組みが回っている状態と言えます。

ステップ5:数字を見て改善する

公開したら、どれが読まれてどれが売れたかを確認します。反応が良かったテーマだけを次に増やすのが基本の進め方です。1本目が回り始めたら、収益源を2〜3本に増やしてください。

ブログの広告収入だけに頼ると、検索順位の変動で収入が一度に消えるおそれがあります。ただし増やすのは、1本目が安定してからです。同時に3本を立ち上げると、どれも中途半端で終わります

手をかけずに収入を得る考え方は、以下の記事でも扱っています。

AIで自動で稼ぐ仕組みを作った3人の実例

実際にAIで作業を自動化し、収入や作業時間が変わった3人を紹介します。いずれもSHIFT AIの受講生です。

どの工程を自動化して何がどう変わったかを、順に見ていきます。

※紹介する実績には個人差があります。成果を保証するものではありません。

AIで自動で稼ぐ仕組みを作った3人の実例を示した図

ガライさん:Difyとn8nで記事作成を自動化し1記事30秒に

会社員として働きながらAIでの記事制作に取り組んでいた方です。副業収入は月2万円で頭打ちになっていました。

取り組んだのは、指示の出し方の見直しと、Difyやn8nを使った作業の自動化です。その結果、1記事の作成時間が30秒まで縮みました。

作業時間が減ったぶんを提案に回せるようになり、1案件で30万円の受注につながっています。ここまでにかかった期間は12ヶ月です。出典:SHIFT AI実績者スライド Vol.149(2026年8月時点)

ゆずゆさん:記事作成の工程を効率化し1本2時間から20分に

フリーランスのWebライターとして活動していた方です。記事を書く時間にばらつきがあり、収入が伸びない状態が続いていました。

事実確認と誤字脱字の確認をAIに任せ、1記事2時間の作業が20分で安定しました。いまでは数日分の記事を1日でまとめて用意できています。取り組みを始めてから1ヶ月での変化です。

作業時間が読めるようになったことで、精神的な余裕も生まれたといいます。受けられる案件の本数そのものが増えました。出典:SHIFT AI実績者スライド Vol.150(2026年8月時点)

YMさん:AIでのアプリ開発を仕組み化し副業収入が月10万円増

ChatGPTを触る程度だったシステムエンジニアの方です。開発の進め方をAI前提で組み直した結果、副業収入が月10万円増えました。あわせてAI講師の仕事も担当しています。

受講生からの評価も5点満点で3.5点から4.5点へ上がりました。ここまでにかかった期間は半年です。出典:SHIFT AI実績者スライド Vol.143(2026年8月時点)

3人に共通するのは、作業の一部を任せて時間を空け、その時間を単価の高い仕事に回している点です。AIで稼ぐ方法をさらに広く知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事: 【2026年最新】AIで稼ぐ方法4タイプ12選!実際の収入額と始め方を解説

自動で稼ぐ仕組みを作るときの4つの注意点

仕組みを作る前に、収入を失いかねない4つの落とし穴を押さえておきましょう。

いずれも、あとから気づくと修正に時間がかかるものです。

自動で稼ぐ仕組みを作るときの4つの注意点を示した図

AI生成物には著作権が認められない場合がある

文化庁の考え方では、AIが生成したものに人の創作的な関与がなければ著作物にあたらないとされています。指示を出しただけの生成物は、真似されても権利を主張しにくくなります。

また、生成物がすでにある作品と似てしまった場合は著作権を侵害する側になるおそれもあります。公開前に画像検索などで確認しておくと安全です。

とくに実在の作品名やキャラクター名を指示に含めると、似た結果が出やすくなります。指示の書き方の段階で避けておくのが確実です。

規約違反で収益化が止まるおそれがある

売る場所によって、AIで作ったものの扱いは異なります。表示が必要な場所、そもそも受け付けない場所があります。

Adobe StockはAI生成だと申告すれば販売できますが、申告を怠るとアカウントごと停止されることがあります。PIXTAのように受け入れ自体をやめた場所もあります。

停止されると、それまで積み上げた収入が一度に消えます。規約は不定期に変わるため、売る場所を決めた時点で読み、半年に一度は読み直す習慣をつけてください。

AIの誤情報をそのまま公開すると信頼を失う

AIは事実と異なる内容を、もっともらしい文章で書くことがあります。料金や日付、法律に関する記述はとくに間違いが起きやすい箇所です。

誤った情報を載せると、読者が離れるだけでなく、検索結果での評価も下がります。自動化しても、公開前の確認だけは人が担ってください。

確認の手間を減らすには、数字と固有名詞だけに絞って出典に当たるやり方が効率的です。この2つさえ押さえれば大きな誤りはほぼ防げ、表現の調整は後からでも直せます。

収益が出る前にツール課金が積み上がる

ここが最も起きやすい失敗です。紹介した12個をすべて有料プランにすると月2万円を超え、収入がゼロのうちは成果が出る前に続けられなくなります。

最初は文章を作る道具1つと、Zapierの無料枠だけで足ります。月の収入が費用を上回ってから、必要な道具を1つずつ足していってください。

目安として、月の費用が収入の3割を超えたら使っていない道具がないかを見直してください。使っていない契約を止めるだけで負担は軽くなります。

AIで自動で稼ぐことに関するよくある質問

AIで自動で稼ぐことに関する質問は以下の4つです。

  • 生成物を販売するとき規約のどこを見る?
  • 会社に知られずにできる?
  • 確定申告はいくらから必要?
  • 仕組みが止まったときはどうする?

質問に対する回答を確認して、仕組み作りの参考にしてみてください。

生成物を販売するとき規約のどこを見る?

確認するのは作る側と売る側の2つです。作る道具の規約では商用利用の可否を、売る場所の規約ではAI生成物の受け入れ条件を見ます。作る側で見落としやすいのは無料プランの制限です。

ElevenLabsは無料プランでの商用利用を認めていません。売る側では、AI生成であることの表示義務があるかを確認してください。

表示を怠るとアカウントが停止されることがあります。表示の方法は場所ごとに異なり、作品ごとにチェックを入れる形式もあれば、説明文への記載を求める形式もあります。

会社に知られずにできる?

まず就業規則で副業が認められているかを確認してください。禁止されている場合、知られる知られないの前に規則違反になります。

認められている場合でも、住民税の額から知られることがあります。確定申告の際に住民税の納付方法を「自分で納付」にしておくと、勤務先へ通知が行きません。

ただし、この方法が使えるかは自治体によって異なります。申告前にお住まいの市区町村へ確認しておくと確実です。なお、副業が給与として支払われる形態では、この方法は使えません。

確定申告はいくらから必要?

会社員の場合、副業の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。所得とは、収入からツール代などの経費を引いた額を指します。

  • 所得が年20万円を超える:確定申告が必要
  • 所得が年20万円以下:確定申告は不要。ただし住民税の申告は必要

つまり収入が年25万円でも、経費が6万円あれば所得は19万円となり、申告は不要になります。詳しい条件は国税庁の案内をご確認ください。

経費として認められるのは、副業のために使った分だけです。私用と兼ねている通信費などは、使った割合で按分して計上します。

確定申告が必要な方
>国税庁の案内はこちらから

仕組みが止まったときはどうする?

自動化した処理は、連携先の仕様変更などで止まることがあります。月に一度は動いているかを確認してください。

ZapierやMakeには、処理が失敗したときにメールで知らせる設定があります。これを有効にしておけば、止まったことに気づかないまま放置する事態を防げます。

復旧の手間を抑えるには、1本の処理を短く保つことが有効です。手順が5つを超えたら、2本に分けることを検討してください。分けておくと、止まった側だけを直せば済みます。

AIに任せる範囲を決めて、自動で稼ぐ仕組みを作り始めよう

入れるだけで収入が入るアプリは存在しません。しかし、作業の8割をAIに任せる半自動の仕組みなら、経験がなくても作れます。

鍵になるのは、つくる道具・つなぐ道具・かたちにする道具の3層を組み合わせることです。とくに作業をつなぐ層を用意しない限り、作業時間は減りません。

一方で、品質チェックと売り方の判断、規約の確認は人が持つ工程です。ここまで手放すと品質が落ち、収入が続かなくなります。

まずは文章を作る道具1つとZapierの無料枠だけで、最初の1本を動かしてみてください。費用をかけずに、仕組みが回る感覚をつかむことが次につながります。

ここまでの内容を押さえれば、AIの使いどころは見えてきます。ただ、使いどころが見えても、工程を前に進めるのは自分という点は変わりません。

変わるのは、工程ごと引き渡してしまったときです。目的を一度伝えれば、あとは確認だけが自分の役目になります。

8月28日(金)開催の無料オンラインセミナーでは、Codexの活用事例21選と任せ方の実演を扱います。参加者自身がPCで手を動かす実践型です。

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目次

執筆者

西啓汰

フリーランスのSEO/AIライターとして活動。

生成AIツールを実際に検証し、その知見をもとに実務で活用できる情報発信を行っている。

AI関連の最新動向や活用ノウハウを、初心者にもわかりやすく伝えるコンテンツ制作が強み。

趣味は野球観戦とラジオ聴取。