API利用可能な画像生成AIサービス10選!特徴の比較やよくある質問にも回答

画像生成AIの進化が目覚ましいなか、自身のビジネスや副業に活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
APIを使用できる画像生成AIサービスが多いため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、API利用可能な画像生成AIサービスを10個紹介します。各サービスの特徴や強みを比較しているので、API選びにご活用ください。
画像生成AIのAPIに関するよくある質問にも回答しているので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
なお弊社SHIFT AIでは画像生成AI以外にも、副業やキャリアアップに欠かせない生成AIの活用方法をお伝えしております。
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目次
画像生成AIのAPIとは
画像生成AIのAPIとは、アプリケーションやサービスに画像生成機能を組み込むための窓口です。
プログラミングの知識があればAPIを活用して、自社サービスやアプリに画像生成機能を容易に追加できます。
高度な技術を要する画像生成AIをゼロから開発するには、多大なコストと時間がかかります。
APIを利用すれば学習済みのAIモデルを利用できるため、開発期間の大幅な短縮とコスト削減が実現できるのです。
ECサイトで商品画像を自動生成したり、デザインツールでアイデア出しをサポートしたり、ゲーム開発でキャラクターや背景を生成したりするといった用途での活用が期待できます。
適切な画像生成AIのAPIを活用して、高度な画像生成技術をビジネスやサービスに手軽に組み込みましょう。
さらに手軽にイラストを生成したいのであれば、以下の記事がおすすめです。ぜひご覧ください。
API利用可能な画像生成AIサービス10選
APIが利用できる代表的な画像生成AIサービスは以下の10種類です。
サービス名 | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
OpenAI API | 高品質な画像生成と自然言語処理を組み合わせた多機能AI | DALL-Eを活用し、テキストから多様な画像を生成可能 |
Stability AI | オープンソースの画像生成モデルを提供するAI | Stable Diffusionを基盤とし、カスタマイズ性と柔軟性が高い |
Adobe Firefly API | Adobe製品との連携を重視したクリエイティブAI | デザイナー向けに最適化され、プロフェッショナルなデザイン作成を支援 |
Canva AI | ユーザーフレンドリーなデザインツールに統合されたAI | 初心者でも簡単に高品質なデザインや画像を生成可能 |
ImaginePro API | 高解像度の画像生成に特化したAI | ビジネス用途向けに高品質で詳細な画像を提供 |
Imagen API | Googleの技術を活用した高度な画像生成AI | テキスト入力に応じ、リアルで詳細な画像生成が可能 |
DeepAI | シンプルで汎用的な画像生成APIを提供 | 多様なタスクに対応し、使いやすいインターフェースが特徴 |
Azure OpenAI | Microsoft Azure上で提供される信頼性の高いAI | 企業向けに最適化され、セキュリティとスケーラビリティが強み |
FLUX.1 | リアルタイムでの画像生成と編集が可能なAI | クリエイティブな作業に適し、スムーズなプロトタイピングを支援 |
PixAI Platform | アニメやイラスト風の画像生成に特化したAI | ファンアートやキャラクターデザイン作成に人気 |
各サービスについて詳しく解説をするので、API選びにご活用ください。
OpenAI API

OpenAI APIではDALL-Eを用いた画像生成が提供されています。
テキストから高品質な画像を生成したり、既存の画像を編集したり可能です。
DALL-E 3モデルは高い画像生成能力を持ち、詳細なテキストから複雑な画像を作成できます。
マーケティング資料や製品デザイン、ゲームアセットの生成など、幅広い用途に活用できます。
APIの使いやすさと豊富なドキュメンテーションにより、開発者がスムーズに導入できる点も魅力です。
>OpenAI APIの利用はこちらから
Stability AI

オープンソースの画像生成モデル「Stable Diffusion」で知られる企業が提供しているサービスがStability AIです。
高品質な画像生成が可能なAPIで、カスタマイズ性にも優れています。
独自のデータセットを用いれば、モデルを微調整できるためブランドに特化した画像生成も可能です。
画像編集や動画生成などの機能も提供しており、広告制作やファッションデザイン、建築ビジュアライゼーションといった場面での活用が期待されます。
オープンソースであるため、コミュニティの支援を受けながら継続的に改善されているのも利点です。
>Stability AIの利用はこちらから
Adobe Firefly API

Adobe Firefly APIは、Adobe社が提供する画像生成AIサービスです。
Adobe製品との高い互換性が特徴で、商用利用に適した学習データを使用しているためビジネス用途での利用に向いています。
ブランドアセットの作成や広告デザイン、ソーシャルメディアコンテンツの生成といったクリエイティブ業務に活用可能です。
Adobe製品に慣れている方にとっては、使いやすいツールでしょう。
>Adobe Firefly APIの利用はこちらから
Canva AI

Canva AIは、直感的なデザインプラットフォームとAI画像生成技術が特徴的なサービスです。
開発者はテキストから画像を生成するだけでなく、既存画像の編集や背景除去などの機能も利用できます。
マーケティング資料の自動生成やソーシャルメディア投稿の作成、プレゼンテーションスライドのデザインなどへの活用が期待できます。
さまざまなアプリケーションやサービスに統合しやすい点も大きな利点です。
>Canva AIの利用はこちらから
ImaginePro API

ImaginePro APIは、複数のAIモデルを組み合わせた高品質な画像生成サービスです。
APIは多様なスタイルと高い品質の画像生成を実現している点が特徴です。
使いやすく設計されたAPIにより、スムーズに自社のアプリケーションに統合できます。
eコマースサイトの商品画像生成やゲーム開発のアセット作成、広告キャンペーンのビジュアル制作などに利用できます。
>ImaginePro APIの利用はこちらから
Imagen API

Google Cloud PlatformのImagen APIは、Googleの大規模言語モデルと画像生成技術を組み合わせたサービスです。
高度に詳細かつ現実的な画像を生成できる点が特徴で、複雑なテキスト説明から正確な画像が作成できます。
Google Cloudの他のサービスとの連携が容易なため、大規模なアプリケーションへの統合がスムーズです。
具体的な用途例として、製品デザインや建築パース、教育用教材の生成などが挙げられます。
APIのセキュリティ機能により、企業での利用にも適しています。
>Imagen API の利用はこちらから
DeepAI

DeepAIは多様なAI機能を単一のインターフェースで提供するプラットフォームです。
画像生成だけでなく画像のスタイル変換や超解像度化、顔認識といった画像処理機能を提供している点が特徴です。
機能を組み合わせれば、複雑な画像処理タスクも実現できます。
ソーシャルメディアアプリの画像フィルター機能や、写真編集ツール、アートプロジェクトでの画像処理などに活用されています。
継続的な機能追加により、常に最新の技術を利用できる点も魅力です。
>DeepAIの利用はこちらから
Azure OpenAI

MicrosoftのAzure OpenAI APIは、OpenAIの強力なモデルを企業向けに最適化して提供しています。
高度なセキュリティと豊富な管理機能が特徴です。画像生成に加えて、テキスト生成や言語理解など、幅広いAI機能を統合的に利用できます。
カスタマーサービスの自動化やコンテンツ管理システムの強化、社内文書の自動生成などにも用いられています。
APIのスケーラビリティにより、企業の成長に合わせて柔軟に対応できる点も大きな利点です。
>Azure OpenAIの利用はこちらから
FLUX.1

FLUX.1 APIは、Stable Diffusionの開発社が設立したBlack Forest Labsが開発したサービスです。
従来のStable Diffusionを大幅に改良し、より高品質で多様な画像生成を実現しています。
複雑な構図や細部の表現力が向上した画像を生成できるため、現実的で芸術的な結果が得られます。
映画やゲームのコンセプトアート制作や広告ビジュアルの作成、ファッションデザインの視覚化などに効果的です
>FLUX.1の利用はこちらから
PixAI Platform

PixAI Platform APIは、ピクセルアートやアニメスタイルの画像生成に特化したサービスです。
独自の学習モデルを使用して、レトロゲームやアニメーション制作に適した画像を高速で生成できます。
生成された画像の編集や加工が容易に行えるため、クリエイティブな作業効率の向上につながります。
インディーゲーム開発のアセット作成やアニメーション制作の背景生成、ウェブコミック制作の効率化などに有効です。
APIのユーザーフレンドリーなインターフェースにより、技術的な知識が少ない開発者でも簡単に利用できる点も大きな利点です。
>PixAI Platformの利用はこちらから
画像生成AIのAPIについてよくある質問
画像生成AIのAPIについて、よくある質問にお答えします。
画像生成AIのAPIは無料で使用できますか
画像生成AIのAPIの利用には、基本的には費用が発生します。
一部のサービスでは、機能限定版や使用回数制限付きの無料プランを提供している場合もあります。
最新の情報については、各サービスのHPなどでご確認ください。
あくまでも無料プランは機能を試すものと理解して、本格的な利用には向かないと認識しておくといいでしょう。
画像生成AIのAPIを使用するにはPythonの知識は必要ですか
画像生成AIのAPIを使用する際、Pythonの知識があると便利ですが、必須ではありません。
APIプロバイダーはPythonだけでなく、JavaScriptやRubyといった複数のプログラミング言語に対応したSDK(ソフトウェア開発キット)を提供しています。
また、HTTPリクエストを送信できるツール(例:Postman)を使用して、プログラミング言語を使わずにAPIを利用する方法もあります。
ノーコードツールやGUIインターフェースを提供しているサービスもあるため、コーディングなしでのAPI活用が可能です。
より複雑な処理や自動化を行う場合には、プログラミングスキルが必要になるでしょう。
画像生成AIのAPIを選ぶ際のポイントは何ですか
画像生成AIのAPIを選ぶ際には、いくつか確認すべきポイントがあります。
生成される画像の品質や、APIの使いやすさと開発者向けドキュメントの充実度が重要です。
料金体系も忘れずにチェックし、自分のニーズに合ったプランがあるか確認しましょう。
商用利用の可否や著作権に関する規約も必ず確認しなければなりません。
セキュリティ面では、データの取り扱いやプライバシー保護についての方針を調べることも大切です。
カスタマーサポートの質や、コミュニティの活発さも選択時の重要なポイントです。
上記ポイントを総合的に評価し、自分のプロジェクトに最適なAPIを選びましょう。
画像生成AIのAPIを活用してキャリアの幅を広げよう
適切な画像生成AIのAPIを選択すれば、従来であれば実現できなかったサービスが提供できます。
業務効率化や副業での収入アップにもつながり、キャリアアップにも効果的です。
この記事で紹介した10種類の画像生成AIサービスを参考にして、あなたに合ったAPIを選びましょう。
画像生成AIのAPIに関する質問への回答も参考にして、キャリアの幅を拡げてください。
なお、弊社SHIFT AIではキャリアの幅を広げて、副業による収入アップにつながる無料セミナーを開催しています。
「画像生成AIを使いこなしたい」「APIを副業に使いたい」という方は、ぜひ以下のリンクからセミナーの詳細を確認してください。
記事を書いた人

中島正雄
Webライター、ITコンサルタント、パーソナルトレーナーとして大阪を拠点に活動中。
自身はAIを活用して執筆時間をおよそ半分に削減。またコンサル先からもAIで業務改善につながったと喜ばれている。
SHIFT AIではSEOメディアにライターとして関わる。趣味はプロレス観戦
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