share

公開日 

更新日 

  • 生成AI活用

AIで動画要約をする方法!おすすめの無料ツール5選も

動画コンテンツを見る際に、AIを使わず、手作業で動画要約を行うことで「時間が奪われて他の作業ができなくなる…」という方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、AIを活用した動画要約です。本記事では、AIを活用した動画要約の方法から、動画要約AIツールの選び方無料で使えるツールまでを詳しく紹介します。

この記事を読むことで、AIツールを使って動画コンテンツを効率的に理解し、重要な業務に時間をかけられるようになるでしょう。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会理事 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員1万人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は10万人超え(2025年1月現在)

「動画を効率的に要約できるAIツールに興味がある」「AIを活用して効率よく情報を取得したい」と考えている方へ。

SHIFT AIでは、最新のAIツールを活用した動画要約や情報収集の方法を学べる無料セミナーを開催中です。参加者限定で、AIライティングや画像生成AIなどのガイドブックもプレゼントしています。

AIを使うことで、生産性の高い働き方を手に入れたいという方は、ぜひセミナーの詳細をご覧ください。

【無料】30,000人以上が受講!

AIで動画要約をする方法とは?

PCでYouTube動画を見ている画像

AIで動画を要約する方法は、いくつか存在します。

  • 動画の文字起こしツールを活用する
  • Googleの拡張機能を活用する
  • 動画要約ができるAIツールを使用する

ここでは、上記の方法の特徴について詳しく見ていきましょう。

動画の文字起こしツールを活用する

自動文字起こしツールを活用することで、動画コンテンツの要約作業を効率的に進めることができます。

この方法では、動画の音声データを文字起こしをしてくれるツールを使い、自動的にテキストデータに変換します。

文字起こしが完了したら、得られたテキストデータをChatGPTやClaudeなどのAIツールに読み込ませ、要約を作成しましょう。

音声の文字起こしの精度は、動画の音質や話者の発音に左右されるため、音質の良い動画を選ぶことがポイントです。また、AIが生成した要約は、内容に不足がないか確認してから利用することが望ましいでしょう。

この手順で動画を要約することで、1時間の動画コンテンツも10分程度で内容を把握できるため、学習や業務の効率化を図ることができます。

Chrome拡張機能を利用する

YouTubeの動画を要約したい場合は、Chrome拡張機能を使った動画要約がおすすめです。

この方法では、まずChromeウェブストアから「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」などの動画要約用の拡張機能をインストールします。

インストール後は、拡張機能の初期設定することで、拡張機能が自動的に動画の文字起こしを行い、AIが内容を分析して要約を生成してくれます。

拡張機能を使った動画要約の利点は、動画を開いたまま要約作業ができることです。また、要約結果に不明な点があれば、その場でAIに質問することもできます。

たとえば、1時間の講義動画も数分で要点を把握できるため、学習やビジネスにおける情報収集の時間を短縮できます。

>YouTube Summary with ChatGPT & Claudeの利用はこちらから

動画要約ができるAIツールを使用する

専用の動画要約AIツールを活用することで、動画コンテンツを効率的に要約し、必要な情報を素早く把握することができます。

動画要約ができるAIツールは、動画の音声を自動的にテキストに変換し、AIが重要なポイントを抽出して要約を作成する仕組みを持っています。

多くの動画要約ツールは、要約したい動画のURLを入力するか、動画ファイルをアップロードするだけで、要約内容を作成することが可能です。

また、要約結果はWordやPDFなどの形式でダウンロードできることがほとんどのため、必要に応じて他の人と共有することもできます。

このように、動画要約AIツールを活用することで、学習や業務における情報収集の時間を大幅に短縮し、より効率的な知識の吸収が可能になります。

動画要約以外の、生成AIの使い道や活用方法について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
関連記事:生成AIの活用事例32選(ビジネス・自治体・教育分野)|企業への導入方法も紹介

動画要約ができるAIツールの選び方のコツ

動画要約AIツールを導入する際は、自分のニーズや利用目的に合わせて適切なツールを選ぶことが重要です。

  • 目的に合った機能か確認する
  • 評判やレビューを参考にする
  • 無料トライアルが利用できるものを選ぶ

ここでは、動画要約AIツールを選ぶ際の具体的なポイントについて解説していきます。

目的に合った機能か確認する

動画要約AIツールには、それぞれ異なる特徴や機能があるため、自分の利用シーンに合わせて機能を確認することが大切です。

個人での学習目的なのか、ビジネスでの会議録作成なのか、あるいは複数人での情報共有が必要なのかで、求められる機能は異なってきます。

たとえば、学習目的では要約の精度や重要ポイントの抽出機能が重要になります。一方、ビジネスでの利用なら、文字起こしの正確性や共有機能、データのセキュリティ面も欠かせません。

このように、選定時には、効率化したい作業をスムーズにできる機能があるかどうかをチェックしましょう。目的に合った機能を持つツールを選ぶことで、情報収集や学習の効率を最大限に高めることができます。

評判やレビューを参考にする

動画要約AIツールを選ぶ際は、実際の利用者からの評判やレビューを参考にすることで、信頼性の高いツールを見つけることができます。

サービスの公式サイトだけでなく、SNSやレビューサイトでの評価を確認することで、ツールの実態を把握することが可能です。

たとえば、レビューでは精度の高さや使いやすさに関する具体的な感想が投稿されていることがあります。文字起こしの正確性や要約の質、サポート体制の充実度など、実際の利用者の声から多くの情報を得ることができます。

また、サービス開始からの期間や利用者数、アップデートの頻度なども、ツールの信頼性を判断する材料となるでしょう。

ただし、レビューの中には古い情報や、特定の機能に関する一時的な不具合の報告が含まれている場合もあります。

そのため、できるだけ最近の評価を中心に確認し、複数の情報源から総合的に判断することで、自分に合った動画要約AIツールを選ぶことができます。

無料トライアル機能が利用できるものを選ぶ

無料トライアル機能を備えた動画要約AIツールを選ぶことで、実際の使用感と費用対効果を事前に確認できます。

たとえば、1か月の無料トライアル期間があれば、要約の精度や文字起こしの品質、操作性を実際のワークフローに沿ってテストすることができます。

また、複数のツールを並行して試すことで、自分の作業スタイルに最も合うものを見つけることも可能です。

長期的な運用を見据えて動画要約AIツールを選ぶ場合は、トライアル期間が終了した後の料金プランや機能制限についても確認しましょう。

無料トライアルを活用し、自身の目的に合った機能があるかを確認した上でツールを導入することで、業務の生産性を高めるツール選びができます。

【無料】動画要約ができるAIツール5選

動画要約に活用できるAIツールには、無料で利用できるものや無料トライアル期間を設けているツールも数多く存在します。

  • Notta
  • MyMap.AI
  • RecCloud
  • Rimo Voice
  • Gemini

ここでは、実際に利用者からの評価が高く、無料プランが充実している5つのツールを厳選してご紹介します。

各ツールの特徴や活用方法について、詳しく見ていきましょう。

Notta

Nottaの公式サイトの画像
出典:Notta

Notta(ノッタ)は、動画要約AIツールの中でも高精度な音声認識機能を備えており、98%以上の精度で文字起こしを行うことができ、動画の要約までを行ってくれます。

1時間の音声データであれば約5分で文字起こしから動画要約までを完了することが可能です。

また、さまざまな動画プラットフォームの動画に対応しており、YouTubeであればURLを入力するだけで要約を開始できます。Google Chrome拡張機能を利用すれば、ブラウザ上のあらゆる音声を録音し、文字起こしすることも可能です。

無料プランでは、1回の文字起こしで3分までの動画を要約できます。また、リアルタイム翻訳機能も備えているため、外国語コンテンツの理解にも活用できる点も魅力です。

>Nottaの利用はこちらから

MyMap.AI

MyMap.AIの公式サイトの画像
出典:MyMap.AI

MyMap.AI(マイマップエーアイ)は、文章の要約にとどまらず、マインドマップやフローチャートなどの、視覚的な形式で情報を整理できる独自の機能を持つAIツールです。

情報を構造化して表示することで、内容の理解と記憶を促進できる点が特徴です。

たとえば、講義動画の内容をマインドマップ形式で要約することもできるため、トピック間のつながりや全体像を把握しやすくなります。

また、YouTubeなどの動画プラットフォームに対応しており、URLを入力するだけで要約を開始できます。チャット形式のインターフェースを採用しているため、AIと対話しながら必要な情報を引き出すことも可能です。

無料プランでは、一定回数の要約機能を利用できます。視覚的な要約機能により、従来のテキストベースの要約では得られなかった、新しい気づきを得られるでしょう。

>MyMap.AIはこちらから

RecCloud

RecCloudの公式サイトの画像
出典:RecCloud

RecCloud(レッククラウド)は、動画コンテンツの処理に特化したAIツールで、YouTubeだけでなく、保存された動画ファイルやその他のオンライン動画も要約できる点が特徴です。

たとえば、RecCloudに搭載されているAIは、動画の内容を分析して要約を生成するだけでなく、字幕の抽出も可能です。

また、AIチャットボット機能を活用すると、要約された内容について質問を投げかけることができるため、より深い理解につながるでしょう。

動画のアップロードから要約の生成まで、直感的なインターフェースで操作できるため、技術的な知識がなくても利用できます。

また、無料プランでは一定の機能を制限なく使用できるので、コストを気にせず動画要約を試すことが可能です。

会議の録画や講義動画など、さまざまな形式のコンテンツを効率的に処理したい場合に、活用の幅が広がるツールといえます。

>RecCloudはこちらから

Rimo Voice

Rimo Voiceの公式サイトの画像
出典:Rimo Voice

Rimo Voice(リモボイス)は、高度な音声認識技術とAIを組み合わせた動画要約ツールです。音声データとテキストを同期させる機能を持ち、要約内容の確認が容易にできる点が特徴です。

たとえば、生成された要約のテキストをクリックすると、その部分の音声が再生されるため、要約の正確性を素早く確認できます。

また、YouTubeの動画URLを入力するだけでなく、保存された動画ファイルや他のオンライン動画も要約することが可能です。AIが自動で重要なポイントを抽出するため、長時間の動画でも短時間で内容を把握できます。

無料プランでは一定の機能を制限なく使えるため、会議の議事録作成や学習コンテンツの整理など、日常的な業務や学習に取り入れやすいツールといえます。

直感的なインターフェースにより、誰でも簡単に操作できる点も特徴的です。

>Rimo Voiceの利用はこちらから

Gemini

Geminiの公式サイトの画像
出典:Gemini

Gemini(ジェミニ)は、Googleが開発した対話型AIです。文章や画像の処理だけでなく、YouTube動画の要約機能も兼ね備えています。

YouTubeの動画URLをGeminiに入力し、「この動画を要約して」と指示するだけで、数秒で要約を生成可能です。

また、生成された要約について「もう少し詳しく説明して」といった追加の質問をすることで、より深い理解につながります。

無料で利用できるため、学習やビジネスでの情報収集に気軽に活用することが可能です。

Geminiは、長尺のYouTubeコンテンツから、必要な情報を素早く抽出したい場合におすすめのツールといえます。

>Geminiの利用はこちらから

生成AIは、動画要約以外にもWebサイト用の画像作成など、多くの場面で活用することができます。生成AIの効果的な活用方法や、使い方のコツについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

ChatGPTで動画要約をする方法は?

ChatGPTは高度な文章処理能力を持つAIですが、2025年1月15日時点では、動画を単体で直接要約することはできません。

ChatGPTで動画の内容を要約するためには、以下のような方法が挙げられます。

  • 文字起こしツールを併用する
  • GPTsを活用する

ここでは、ChatGPTで動画を要約するための方法やポイントについて詳しく紹介していきます。

文字起こしツールを併用する

ChatGPTと文字起こしツールを併用することで、動画コンテンツの要約が可能になります。

文字起こしサービスで得たテキストデータを、ChatGPTに入力し、「要約の文字数」や「形式」を具体的に指定することで、目的に合った要約を生成することができます。

音声が明瞭な動画であれば、文字起こしの精度も高くなり、より質の高い要約を作成することが可能です。

このように、文字起こしツールとChatGPTを組み合わせて活用することで、長時間の動画も効率的に要約できます。

GPTsを活用する

ChatGPTでYouTube動画を要約できるGPTs「Voxscript」の画像
YouTube動画を要約できるGPTs「Voxscript」

ChatGPTには、特定の用途に特化した、ChatGPTの機能を設定できるGPTsという機能があります。

ユーザー同士がオリジナルのGPTsを公開し共有できるプラットフォームには、動画の要約に特化したカスタムGPTが複数存在しており、これらを活用することで効率的な動画要約が可能です。

とくに、YouTubeの動画コンテンツに対して高い要約精度を持つGPTsが多く開発されています。

たとえば、VoxscriptというGPTsは、動画のURLを入力するだけで内容を分析し、重要なポイントを抽出して要約を生成します。

また、動画内の特定の情報を検索する機能も備えており、必要な箇所を素早く見つけることが可能です。さらに、生成された要約について質問を投げかけることで、より深い理解につながります。

このように、動画要約に特化したGPTsを利用することで、長時間の動画コンテンツも効率的に理解できます。

>ChatGPTの利用はこちらから

AIツールを活用して、動画要約を効率化しよう!

AIを活用し動画要約を行うことで、長時間の動画コンテンツから効率的に情報を抽出し、時間を有効活用することができます。

文字起こしツールやChrome拡張機能、専用の要約AIツールなど、目的に応じてさまざまな方法を選択すること可能です。

たとえば、Nottaやgeminiといった無料のAIツールを使えば、1時間の動画も数分で要点を把握できます。また、ChatGPTと文字起こしツールを組み合わせることで、より詳細な要約を作成することも可能です。

まずは無料で利用できるツールから試してみることで、自分に合った動画要約の方法を見つけることができます。動画コンテンツの理解を深め、学習や業務の効率を高めたい方は、AIを活用した動画要約をはじめてみましょう。

「AIを使って効率的に動画コンテンツを要約し、隙間時間で副業をはじめてみたい」方に向け、SHIFT AIでは、最新のAIツールを活用した副業のはじめ方や具体的な活用方法を解説する無料セミナーを開催中です。

セミナー参加者限定で、副業攻略ロードマップもプレゼントしています。AIを活用した業務効率化だけでなく、収入源も増やしていきたいという方は、以下のリンクからセミナーの詳細をご確認ください。

【無料】30,000人以上が受講!

記事を書いた人

Chie Suzuki

SEO・インタビューライター歴4年以上。
AIを活用し、情報収集やライティングの時間を半分以上削減。
最近は動画生成AIで遊ぶのが趣味です。