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  • Gemini

【無料で使える】Google AI Studioとは?できることや使い方、料金を徹底解説

Google AI Studioとは、Gemini 3 ProをはじめとしたGoogleの最先端AIモデルを無料で利用できるプラットフォームです。

生成AIを使う環境として優秀なGoogle AI Studioですが、英語ばかりで使いにくく、とっつきにくい印象があります。

また、一般向けに提供されているGeminiとの違いもわかりにくいと思っている方もいるでしょう。

本記事では、Google AI Studioの始め方や使い方、無料で利用できるAIモデル一覧を解説します。また、Geminiとの使い分け方も解説しています。

Google AI Studioの使い方を知れば、無料で高性能なAIモデルをほぼ使い放題で利用できます。

本記事を参考にGoogleのAIモデルをコスパよく使えるようになりましょう。

本記事では、日々進化するGoogle AI Studioの情報を常に最新な状態でお届けするよう努めているため、ぜひ定期的に情報を確認してみてください。

 

  • 2025年8月27日更新:Gemini 2.5 Flash Image Preview(nano-banana)リリースを反映しました。
  • 2025年10月6日更新:Nano Banana正式版のリリースを反映しました。
  • 2025年10月21日更新:Veo 3.1が使用可能になったことを反映しました。
  • 2025年11月19日更新:Google AI StudioからGemmaモデルが削除されたことを反映しました。
  • 2025年11月19日更新:Gemini 3 Pro Previewのリリースを反映しました。
  • 2025年11月26日更新:Gemini 3 Pro Image Preview(nano-banana-pro)のリリースを反映しました。
  • 2026年2月10日更新:UIの更新と情報のリライトを行いました。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は14万人超え(2026年1月現在)

SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用して、副業で収入を得たり、昇進・転職などに役立つスキルを学んだりするためのセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「今日から使えるプロンプト100選」「新時代のAI×デザイン活用ガイド」「Nano Banana Pro 徹底解説」など、全12個の資料を無料で配布しています。

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目次

【日本語でも使える】Google AI Studioとは?

Google AI Studioは、日本語でも利用できるGoogle公式の生成AI開発プラットフォームです。

Google AI Studioは、Googleが提供する専門的な開発者向けサービスでありながら、特別な環境構築や高度なプログラミング知識がなくても利用できるよう設計されています。

UIは英語表記が中心ですが、日本語でプロンプトを入力すれば日本語で応答されるため、日本語環境でも問題なく利用できます。

Google AI StudioのPlayground画面。プロンプト入力欄と右側の設定パネルが表示されたチャット形式のUI

また、Googleの最上位クラスの生成AIモデルであるGemini 3 Proを含む複数のモデルを、基本無料で試せる点も特徴です。

高性能な生成AIを無料かつ手軽に検証できるため、生成AIを初めて触る方や、どのAIを業務に活用すべきか悩んでいる方にもおすすめです。

Google AI Studioは何ができる?

ここでは、Google AI Studioの基本的な知識として、対応している主な機能を紹介します。

  • Geminiモデルを基本無料で利用可能
  • 画像・動画・音声ファイルの読み込みが可能
  • リアルタイムの音声会話が可能
  • 音声読み上げが可能
  • 音楽生成が可能
  • 画像生成が可能
  • 動画生成が可能
  • Web検索(Grounding)が可能
  • 特定のデータ形式で出力(構造化出力)が可能
  • 特定のURLを読み込む(URLコンテキスト)ことが可能
  • コード実行が可能
  • ファイル検索が可能
  • 独自のAIツールやアプリの作成が可能

Google AI Studioを使ってみたい方は、どのようなことができるのかを確認しておきましょう。

Geminiモデルを基本無料で利用可能

Google AI Studioでは、GoogleのAIモデルであるGeminiを基本無料で利用できます。

制限を超える場合は従量課金制が適用されますが、無料枠内で十分に利用が可能です。

Google AI Studioで利用できるGeminiとGemmaについて詳しく見ていきましょう。

以下の記事では、最新モデル「Gemini 3」の特徴や料金プラン、他社AIとの比較、使い方、実際の活用事例などを詳しく紹介しています。

Gemini 3の性能やできることを把握したい方、業務効率化に活かしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: GoogleのAIモデル「Gemini 3」とは?料金や使い方、他モデルとの比較を紹介!

Geminiシリーズ

Geminiは、Googleが提供している高性能AIモデルの総称です。Google AI Studioで利用できるGeminiシリーズは以下の通りです。
※2025年2月時点

項目特徴
Gemini 3 Pro Preview・Geminiシリーズ最新のモデル
・最先端の推論能力とマルチモーダルな機能をもち、複雑なタスク処理やコーディングなどに適している
・100万トークンの入力まで対応
Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image Preview)・最先端の画像生成および編集モデル
・4Kの高解像度出力や高度なテキストレンダリング
・最大14枚の参照画像に対応
Gemini 3 Flash Preview・処理速度を重視した高速モデル
・検索やGroundingとの相性が良く、レスポンス重視の用途向け
Gemini 2.5 Pro・Gemini 2.5 Proの正式バージョン
・推論を行い、複雑なタスクに適している
・100万トークンの入力まで対応
Gemini 2.5 Flash・Gemini 2.5 Flashの正式バージョン
・Gemini 2.5シリーズの中でも軽量のモデル
・推論を行い、複雑なタスクに適している
・100万トークンの入力まで対応
Gemini Flash Latest・コスト効率が高い上、推論できる最新モデル
・100万トークンの入力まで対応
・内部でgemini-2.5-flash-preview-09-2025というモデルが動いており、Gemini 2.5 Flashよりも最新
Gemini Flash-Lite Latest・Gemini Flashよりもコスト効率が高い上、推論できるモデル
・内部でgemini-2.5-flash-lite-latestというモデルが動いている
Gemini 2.5 Flash-Lite・コスト効率が高く、最速のモデル
・100万トークンの入力まで対応
Gemini 2.0 Flash・Geminiの2.0シリーズの中でも軽量のモデル
・100万トークンの入力まで対応
Gemini 2.0 Flash-Lite・Gemini 2.0 Flashをさらに軽量化したモデル
・100万トークンの入力まで対応
Gemini 2.5 Pro Preview TTS・高精度なText-to-Speech(TTS)モデル
・自然で滑らかな発話を生成し、トーンや感情を細かく制御可能
Gemini 2.5 Flash Preview TTS・軽量かつ低遅延なTTSモデル
・高速処理とコストパフォーマンスに優れ、リアルタイム音声生成にも最適
Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)・速度や柔軟性、コンテキストの理解に最適化されたネイティブ画像生成モデル
Gemini Robotics-ER 1.5 Preview・Geminiのエージェント機能をロボット工学に導入する視覚言語モデル(VLM)
・物理世界での高度な推論用に設計
・ロボットが複雑な視覚データを解釈し、空間推論を実行し、自然言語からアクションを計画できる
※2025年2月時点

各モデルは異なる特徴を持ち、開発者のニーズに応じて選択できます。

高速の応答を求めるならGemini 3 Flash Preview、精度を求めるならGemini 3 Proを使うなどで使い分けましょう。

以下の記事では、Geminiの基本情報から料金プラン、スマホ・PCでの始め方、機能別の使い方、活用のコツなどを網羅的に紹介しています。

Geminiをこれから使い始めたい方や機能を一通り把握して業務効率化に活かしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Gemmaシリーズ

Gemma(ジェマ)シリーズは、Google AI Studioで提供されていた、軽量なオープンソースAIモデルです。

Gemmaシリーズは、少ないパラメータ数ながらも高い性能を発揮します。とくに最新モデルのGemma 3nは、同規模の他社モデルと比較しても優れた評価結果を残しています。

最新モデル「Gemma 3n」の性能比較表
出典:Gemma(Google)

上記は、実際に人がAIの回答を比較・評価する「Chatbot Arena」におけるスコアをもとにした性能比較例です。

Gemma 3nは、パラメータ規模が小さいにもかかわらず、より大規模なモデルと同等レベルのスコアを記録しています。

Gemmaシリーズは、開発者が効率的に小規模モデルを活用できるよう設計されており、リソースに制約のある環境でも安定したパフォーマンスを発揮します。

さらに、オープンソースモデルであるため透明性が高い点もメリットです。

性能面ではGeminiシリーズには及ばないものの、軽量・オープンソースという特性を活かし、小規模アプリケーションや研究・検証用途に特化したモデルとして重宝されています。

画像・動画・音声ファイルの読み込みが可能

Google AI Studioで利用できるAIモデルは、テキストや画像だけでなく、動画や音声ファイルの読み込みにも対応しています。

画像の内容を解析したり、音声データを入力して文字起こしを行ったり、動画ファイルを読み込んで要約するといった使い方が可能です。

以下は、約7分の動画を要約した例です。

Google AI StudioでYouTube動画のURLを入力し、動画内容の要約を生成している画面

ただし、音声データや動画ファイルには読み込み可能なサイズや長さの上限があるため、利用時には注意が必要です。

動画や音声ファイルを直接扱えるAIサービスはまだ多くないため、これらのデータを活用した分析や要約を行いたい場合は、Google AI Studioを活用してみてください。

リアルタイムの音声会話が可能

Google AI Studioでは、Geminiモデルを使ってリアルタイムの音声会話ができます

音声入力の機能をオンにするだけで、あなたの話しかけた内容をAIが即座に認識し、応答してくれます。

テキストでのチャットとは異なり、自分の声で質問し、AIから返答が返ってくるため、まるで人と会話しているかのような自然なテンポでやりとりできるのが特徴です。

以下は、筆者がAIとリアルタイムで音声会話を行っている様子です。

発話から応答までの遅延が少ないため、AIと対話しながらアイデア出しを行ったり、語学学習の会話練習相手として活用したりといった使い方もできます。

音声読み上げが可能

Google AI Studioでは、テキストを自然な音声に変換するTTS(Text-to-Speech)機能にも対応しています。

Geminiシリーズには人間らしい声質で読み上げができる音声生成モデルが用意されており、入力した文章を滑らかな音声に変換可能です。

現在、Google AI Studioでは以下の音声モデルを利用できます。

  • Gemini 2.5 Pro Preview TTS
  • Gemini 2.5 Flash Preview TTS

文章を入力するだけでナレーション音声や読み上げコンテンツを自動生成できるため、動画の解説音声を作成したり、読み上げソフト代わりに使ったりできます。

生成される声質も非常に自然で、感情表現も滑らかです。複数の声の種類や話者を設定して対話形式の音声を作れるため、アイデア次第でさまざまな用途に活用できます。

音楽生成が可能

Google AI Studioでは、AIによる音楽生成にも対応しており、専門的な作曲知識がなくても、オリジナルの楽曲やBGMを簡単に作成できます。

Google AI Studioには、Lyriaという音楽生成モデルが搭載されています。

専用のインターフェース上で、音の雰囲気・テンポ・ジャンル感といったパラメータを調整し、再生ボタンを押すだけで、AIが自動的に楽曲を生成します。

実際にGoogle AI Studio上でLyriaを使い、雰囲気やテンポを調整して音楽を生成した例が以下の動画です。

ツマミを回すような感覚で直感的にパラメータを調整できるため「少し明るめ」「もう少し落ち着いた雰囲気」といった曖昧なイメージでも、音として形にできます。

画像生成が可能

Google AI Studioでは画像の生成も無料で行えます。プロンプトを入力するだけで、写真やイラストと見紛うような画像をAIが作成してくれます。

現在、Google AI Studioでは以下の画像モデルを利用できます。

  • Nano Banana Pro
  • Nano Banana
  • Imagen 4
  • Imagen 4 Ultra
  • Imagen 4 Fast

以下のような画像を作成できます。

Nano Banana ProでモダンなホームオフィスのAI生成画像。白を基調とした清潔感のある作業空間
A modern and minimalist home office bathed in natural light.

A clean desk made of light wood with a large, slim, silver all-in-one desktop computer featuring a thin bezel display.

In front of the display, there is a compact wireless keyboard and a minimalist wireless mouse.On the right side of the desk, a professional tablet with a stylus pen rests neatly.A pair of premium over-ear headphones is placed on a simple headphone stand.The room is sparsely decorated with a few green plants and a framed abstract wall art.

The overall aesthetic is clean, sophisticated, neutral, and highly functional.No logos, no brand names, no text visible.

さらに、Google AI Studioでは生成した画像の一部分を編集する機能にも対応しています。

生成済みのオフィス画像に対して「机をガラスにして」と指示すると、背景や構図はそのままに、指定した部分だけを自然に置き換えられます。

生成済みのオフィス画像に対して「机をガラスにして」と指示し、ガラス天板の机に変更された編集後の画像

複数の画像を組み合わせて合成した新しい画像も作成できます。高度な画像生成・編集を誰でも手軽に行える点もGoogle AI Studioの魅力です。

以下の記事では、Nano Banana Proの特徴や料金プラン、使い方、活用事例、プロンプトのコツなどを紹介しています。

高精度な画像生成や図解・グラフ作成を行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: 【画像を自由に操れる】画像生成AI「nano-banana」が登場!特徴や使い方を解説

動画生成が可能

Google AI Studioでは、Veoという動画生成AIを利用し、静止画像だけでなく動画の生成にも対応しています。

Veoには複数のモデルが用意されており、Google AI Studio上で選択できるモデルは以下の3種類です。

  • Veo 3.1
  • Veo 3.1 Fast
  • Veo 2(音声なし)

以下は、Veo 3.1を使って生成した動画の例です。

Create a video of hands quickly slicing a juicy tuna on a wooden cutting board.

動画生成モデルは種類によって料金体系が異なります。Veo 2は無料枠内で回数限定ながら利用可能ですが、Veo 3.1はAPI専用モデルであり、生成1回ごとに料金が発生します。

以下の記事では、Googleの動画生成AI「Veo 3.1」の特徴や進化ポイント、料金体系、使い方、実際の生成事例などを紹介しています。

高品質なAI動画を生成したい方やSora 2との違いを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: 動画生成AI「Veo 3.1」とは?使い方や料金、Sora 2との比較を紹介!

Web検索(Grounding)が可能

Google AI Studioに統合された一部のモデルでは、インターネット検索(Google検索)と連携した回答生成が可能です。

対応するモデルを選び「Grounding(Google検索連携)」のオプションをオンにするだけで、AIが回答を生成する際に自動的に最新のウェブ情報を検索し、結果を参照してくれます。

Google AI StudioでGrounding with Google Searchを有効にし、最新ニュースを検索・参照した回答結果の画面

通常、生成AIは学習データに基づいて回答しますが、Groundingを有効にすればネット上の情報も参照できるため「昨日起こった出来事」なども踏まえた答えを得られます。

ただし、検索結果そのものの正確性にも依存するため、AIの回答を鵜呑みにせずソースを確認する必要はあります。

特定のデータ形式で出力(構造化出力)が可能

Google AI Studioでは、AIの回答をJSONやYAMLなどの特定フォーマットで出力できます。

右側の設定で「Structured output」(構造化出力)オプションを有効にすると、AIが回答をプログラムで扱いやすいデータ構造で返します。

Structured outputsをオンにしてJSON形式で回答を出力している画面。出力フォーマットと指示内容が表示されている

とくに、AIの出力をそのまま他のシステムに取り込んで使いたい場合におすすめです。

回答を見て人間がコピペして編集する手間を省き、プログラムが直接解析できる形で結果を得られるため、業務フローの自動化にも役立ちます。

特定のURLを読み込む(URLコンテキスト)ことが可能

Google AI Studioでは、指定したURLのページ内容を直接読み込ませたうえでAIに解析できます。

右側の設定で「URL context」をオンすると、プロンプト内に記載した特定のURLのページ内容をAIが取得し、回答のコンテキスト(文脈)として利用します。

URL contextをオンにして特定URLの記事を読み込ませ、要約を生成しているGoogle AI Studioの画面

Grounding機能との違いは、URL contextはユーザーが指定した特定のページだけを読む点です。

検索ではなくピンポイントでページ内容を取り込めるため、調べたい資料やニュース記事のURLがある場合におすすめです。

コード実行が可能

Google AI Studioでは、AIによるPythonコードの生成と実行を利用できます。

右側の設定で「Code execution」をオンにすると、AIが回答を出す際に必要と判断した場合、自らPythonコードを書いて実行し、その結果を踏まえて最終回答を返します。

Code executionをオンにしてPythonコードを生成・実行し、数値リストの平均値を算出した結果を表示している画面

現在のところ実行可能なコードはPython言語のみですが、科学技術計算やテキスト処理などPythonでできることであれば幅広く対応できます。

セキュリティ上の制限により危険な操作は実行不可ですが、安全な範囲での計算・分析用途ではおすすめです。

ファイル検索が可能

Google AI Studioでは、アップロードしたファイルを検索・参照しながらAIが回答を生成できます。

「ファイル検索 (File Search)」ツールにより、手持ちのドキュメントをAIが検索・参照して回答を行う、いわゆるRAGが可能です。

アップロードしたPDFファイルの内容についてチャット形式で質問できるFile Search機能の使用画面

エンベディング(ベクトル化)技術により単語の表現ゆらぎにも対応した検索を行うため、キーワードの一致に頼らず意味的に関連の深い情報を見つけ出せます。

さらに、AIの回答中には参照したドキュメントの該当部分が引用という形で明示されるため、どの資料のどの箇所に基づいた回答なのかを簡単に確認できます。

独自のAIツールやアプリの作成が可能

Google AI StudioのBuildモードを使えば、プログラミング未経験でもAIを活用した独自ツールやWebアプリを作成できます。

Buildモードでは、GeminiやImagen、Lyriaなど、Studio内の各種モデルを組み合わせたアプリ構築が可能です。

Buildモードの画面には、テンプレートや他のユーザーが作成したサンプルアプリが多数用意されているので、まずはどんなアプリが作れるのか眺めてみるのもおすすめです。

Google AI StudioのBuildモード画面。Featured・Code Reasoning and Chat・Image Generationなど6つのテンプレートカテゴリが並ぶ

Buildモードを活用すれば、コーディング作業を最小限に抑えつつ、プロトタイプを高速に構築できます。

SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用して、副業で収入を得たり、昇進・転職などに役立つスキルを学んだりするためのセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「今日から使えるプロンプト100選」「新時代のAI×デザイン活用ガイド」「Nano Banana Pro 徹底解説」など、全12個の資料を無料で配布しています。

「これからAIを学び始めたい」「AIを使って副業収入を得たい」「AIで業務を効率化したい」という方は、ぜひ以下のボタンからセミナーに参加してみてください。

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【無料で利用可】Google AI Studioの料金体系

Google AI StudioでGeminiを使う場合、制限がかかるまで無料で使えます。そのため、Google AI Studioで料金を気にする必要はありません。

ただし、APIキーを取得して外部からGemini APIを利用する場合や無料枠を超過するような大量利用を行う場合には、従量課金の料金が発生します。

ここでは、主要なモデルの無料利用枠および有料利用時の料金の概要を紹介します。

以下は、Gemini APIで利用できる主なモデルの無料利用枠です。

モデル1分間制限(RPM)※リクエスト数1日制限(RPD)※リクエスト数入力料金出力料金
Gemini 2.5 Pro250無料無料
Gemini 2.5 Flash10250無料無料
Gemini 2.5 Flash-Lite151,000無料無料
Gemini 2.0 Flash15200無料無料
Gemini 2.0 Flash-Lite30200無料無料
Gemma 33014,400無料無料
Gemma 3n3014,400無料無料
※Gemini 3 Proには無料枠がありません。
※無料枠は検証・学習用途向けで、本番運用には制限あり
参考:レート制限(Gemini API)
参考:Gemini Developer API の料金(Gemini API)

無料利用枠を超えて利用する場合やAPI経由で本格的に運用する場合は、以下の従量課金プランが適用されます。

モデル入力料金(/100万トークン)出力料金(/100万トークン)1分間制限(RPM)※リクエスト数Google検索連携
Gemini 3 Pro Preview$2.00(<=200k)
$4.00(>200k)
$12.00(<=200k)
$18.00(>200k)
50$14/1Kリクエスト(1,500RPDまで無料)
Gemini 3 Pro Image Preview(Nano Banana Pro)$2.00(テキスト/画像)(画像1枚$0.0011)$12.00(テキストと思考)
$120.00(画像)(1K/2K画像1枚$0.134、4K画像1枚$0.24)
20該当なし
Gemini 2.5 Pro$1.25(<=200k)
$2.50(>200k)
$10.00(<=200k)
$15.00(>200k)
150$35/1Kリクエスト(1,500RPDまで無料)
Gemini 2.5 Flash$0.30(テキスト/画像/動画)
$1.00(音声)
$2.501,000$35/1Kリクエスト(1,500RPDまで無料)
Gemini 2.5 Flash-Lite$0.10(テキスト/画像/動画)$0.30(音声)$0.404,000$35/1Kリクエスト(1,500RPDまで無料)
Gemini 2.5 Flash Preview$0.15(テキスト/画像/動画)
$1.00(音声)
$0.60(非思考)
$3.50(思考)
1,000$35/1Kリクエスト(1,500RPDまで無料)
Gemini 2.5 Flash Image(Nano Banana)$0.30(テキスト/画像)$30.00(画像1枚$0.039)500該当なし
Gemini 2.0 Flash$0.10(テキスト/画像/動画)
$0.70(音声)
$0.402,000$35/1Kリクエスト(1,500RPDまで無料)
Gemini 2.0 Flash-Lite$0.075$0.304,000該当なし
※RPM/RPDはTier1(課金済み最初レベル)の値。利用実績に応じTier2・Tier3へ申請すると追加引き上げ可能です。
※価格・制限は予告なく変更されるため、本番運用前に必ず公式ページで再確認することを推奨します。
参考:レート制限(Gemini API)
参考:Gemini Developer API の料金(Gemini API)

Imagen 4は、画像1枚ごとに料金が発生する従量課金制の画像生成モデルです。

モデル1枚あたりの料金特徴
imagen-4.0-fast-generate-001$0.02品質は劣るが高速生成
imagen-4.0-generate-001$0.04Imagen4の標準モデル
imagen-4.0-ultra-generate-001$0.06プロンプト理解力の高い最高性能モデル
※モデルはプレビュー扱いのため、今後価格や仕様が変更される可能性があります。

以下は、音声ありで動画生成を行う場合の料金です。

モデル1秒あたりの料金特徴
veo-3.1-generate-preview$0.40高品質動画+同期オーディオ生成
veo-3.1-fast-generate-preview$0.15高速生成だが品質がやや劣る
※動画が正常に生成された場合のみ課金
※プレビュー版のため、レート上限や料金は変更される可能性があります。

以下の記事では、Googleの生成AI「Gemini」について学べるセミナーを紹介しています。

Google公式開催から無料セミナーまで紹介していますので、「Geminiの理解を深めてGoogle AI Studioを使いこなしたい」という方はチェックしてみてください。

関連記事: 【Google公式・無料・有料】2026年最新Geminiセミナー15選!失敗しないポイントも解説

Google AI Studioはどんな人におすすめ?

Google AI Studioは、最新の生成AIを無料で試しながら、実務・開発・検証まで幅広く活用したい人におすすめのプラットフォームです。

Google AI Studioは、Gemini・Imagen・Veo・Lyriaなどの最先端AIモデルを一つの環境で扱える点が特徴です。

一定の制限はあるものの、無料枠で実際に触って検証できる環境が用意されています。

とくに、以下のような方におすすめです。

  • 最新AIモデルを無料で試したい人
  • 画像・動画・音声などマルチモーダルAIを活用したい人
  • AIを使った開発やプロトタイプ作成を体験したい人
  • 業務効率化を進めたいビジネスパーソン

Google AI Studioを使えば、「AIを調べる」段階から「AIを実際に使って試す」段階へ一気に進めます。

初心者でも扱いやすい一方で、使い込むほど高度な機能にも踏み込めるため、学習・検証・業務活用を一つの場所で完結できます。

他のAIツール(ChatGPT・Gemini)との違い

開発者向けプラットフォームのGoogle AI Studio、一般向けのGemini、さらにOpenAIが提供するChatGPTにはそれぞれ異なる強みがあり、目的に応じた使い分けがおすすめです。

以下に、Google AI Studio・Gemini・ChatGPTの3つのツールについて、使い分けのポイントをまとめました。

項目Google AI StudioGoogle GeminiChatGPT
日常利用する場合
開発者向けUIのため日常使いには不向き

スマホ・PCで気軽に使える

会話・調べ物・文章作成に最適
音声で会話したい場合
音声入力可能

Gemini Liveで自然な音声対話

アプリ限定で音声会話が可能
無料で高性能モデルを試したい場合
最新Geminiモデルを無料で利用可能

高性能モデルは有料プラン

高性能モデルは有料プラン
手軽にチャットボットを使いたい場合
設定や画面がやや複雑

即チャット可能

即チャット可能
AI技術の研究・検証を行いたい場合
モデル選択・パラメータ調整が可能

内部設定は触れない

研究用途には制限が多い
複数のAIモデルを比較したい場合
複数Geminiモデルを切替可能
×
基本は単一モデル
×
基本は単一モデル
スマホ中心で利用したい場合×
Webベースのプラットフォームのみ

モバイルアプリ版で利用可能

モバイルアプリ版で利用可能
画像・音声・動画を扱いたい場合
読み込みの量が多い

読み込めるが数に制限がある

読み込めるが数に制限がある
Googleサービスと連携したい場合
直接連携はなし

Gmail・Maps・YouTubeと連携

連携できるが限定的

どのツールを選ぶか迷っている方は、まずは比較表を参考に、自分の目的に近いものから試してみてください。

SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用して、副業で収入を得たり、昇進・転職などに役立つスキルを学んだりするためのセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「今日から使えるプロンプト100選」「新時代のAI×デザイン活用ガイド」「Nano Banana Pro 徹底解説」など、全12個の資料を無料で配布しています。

「これからAIを学び始めたい」「AIを使って副業収入を得たい」「AIで業務を効率化したい」という方は、ぜひ以下のボタンからセミナーに参加してみてください。

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Google AI Studioの始め方

Google AI Studioは、公式サイトにアクセスするだけで簡単に利用を開始できます。ここでは、初めて使う方向けに基本的な始め方を紹介します。

  1. 公式サイトにアクセスする
  2. ホーム画面が表示される

公式サイトにアクセスする

Google AI Studioの利用を始めるには、まず公式サイトへアクセスします。以下の画面は、Googleアカウントにログインしていない状態で表示されるトップページです。

Google AI Studioの公式サイトトップページ。ロゴとキャッチコピー、「Get started」ボタンが表示されたログイン前の画面

画面右上に表示されている「Get started」を選択すると、Googleアカウントでのログイン画面へ進みます。

Google AI Studioを利用するには、Googleアカウントでのログインが必要です。まだアカウントを持っていない場合は、事前に作成しておきましょう。

GoogleアカウントでGoogle AI Studioにログインするためのメールアドレス入力画面

ホーム画面が表示される

Googleアカウントでログインが完了すると、Google AI Studioのホーム画面が表示されます。

ログイン後に表示されるGoogle AI Studioのホーム画面。左サイドバー、中央のQuick Start、下部のサンプルコードが表示されている

この画面が表示されていれば、Google AI Studioをすでに利用できる状態です。

特別な初期設定やソフトのインストールは不要で、すぐに生成AIの検証やアプリ作成を始められます。

Google AI Studioの使い方

Google AI Studioの主な使い方を、目的別に項目を分けて紹介します。

  • 画面の見方
  • Geminiモデルを利用する方法
  • 画像・動画・音声ファイルの読み込み方法
  • リアルタイムで音声会話をする方法
  • 音声読み上げの方法
  • 音楽生成の方法
  • 画像生成の方法(Nano Banana Proを使用)
  • 画像生成の方法(Imagenモデルを使用)
  • 動画生成の方法(Veo 3.1を使用)
  • Web検索(Grounding)を行う方法
  • 構造化出力を行う方法
  • 特定のURLを読み込ませる方法
  • コードを実行する方法
  • ファイル検索を行う方法
  • APIキーを取得する方法
  • ノーコードでAIツールやアプリを構築する方法

気になる機能から順に確認し、実際の画面操作とあわせて試してみてください。

画面の見方

Google AI Studioは開発者向けのプラットフォームであるため、UI(ユーザーインターフェース)が少し特殊です。ここでは、基本的な機能について、以下の順で紹介します。

  1. 画面左側サイドバー
  2. 画面中央
  3. 画面右側設定メニュー
Google AI Studioの画面構成図解。左サイドバーの各メニュー(Home・Playground・Build・Dashboard等)に番号を付けて説明
画面左側サイドバーの機能説明
1.HomeGoogle AI Studioのトップページに戻る
2.PlaygroundGeminiモデルを使ってプロンプト入力・生成結果の確認・設定調整を行うメイン画面
3.View all history過去に使用したプロンプトや会話履歴を保存・管理できるライブラリ機能
4.BuildAIを使ったアプリ開発向けの機能エリア
5.DashboardAPI利用状況や履歴、プロジェクトの統計を確認
6.Documentation公式ドキュメントやAPIリファレンスを開く
7.Get API key自分のアプリケーションでAIを利用するために必要なAPIキーを取得する機能
8.Settingsテーマ、言語、アカウント設定など、Google AI Studioの環境設定を変更
Google AI StudioのPlayground画面中央エリアの機能図解。Featured・Code Reasoning and Chat・Image Generation等6項目と、上部アイコン群に番号を付けて説明
画面中央の機能説明
1.FeaturedGoogle AI Studioが推奨する機能やモデルをまとめたエリア
2.Code, Reasoning, and Chatテキスト生成・推論・チャットを行う基本エリア
3.Image Generation画像生成・編集を行うエリア
4.Video Generation動画生成専用エリア
5.Text to Speechテキストを自然な音声に変換するエリア
6.Real-timeリアルタイム音声・映像を扱うエリア
7.Prompt入力欄AIに指示や質問を入力するテキストエリア
8.API(Get API key)Gemini APIを自分のアプリやサービスから利用するためのAPIキーを取得する機能
9.ToolsAIの出力を拡張するための各種機能を有効化する設定メニュー
10.File upload画像やPDF、動画、音声などのファイルをAIに読み込ませるためのアップロード機能
11.Run入力した内容をAIに送信して、会話を開始するボタン
12. Temporary chat一時的なチャットセッションを開始できる機能
13. Prompt share入力したプロンプトを共有できる機能
14. Compare mode2つのAIモデルの出力を比較できる機能
15.New chat(+)現在の会話セッションを終了し、新しいチャットを開始するボタン
Google AI Studioの右側設定パネルの機能図解。Structured outputs・Code execution・Grounding with Google Search等の各ツールに番号を付けて説明
画面右側サイドバーの機能説明
1.Get code現在のチャット設定や実行内容を、プログラムコードとして自動生成する機能
2.Model使用するAIモデルを選択する項目
3.System instructionsモデル全体の振る舞いや口調、役割などを指定する指示欄
4.API key statusAPIキーの状態を表示する項目
5.Temperature回答のランダム性を調整する設定(高いほど創造的、低いほど安定した出力になる)
6.Media resolution画像や動画生成時の解像度を指定する設定
7.Thinking levelモデルの思考レベルを指定する項目(高く設定すると、より深い推論を行う)
8.Structured outputs出力形式をJSONなどの構造化データに指定する機能
9.Code executionAIが生成したコードをその場で実行する機能
10.Function callingAIに特定の関数を呼び出させる設定
11.Grounding with Google SearchGoogle検索結果をもとに情報を補完する機能
12.URL contextプロンプト内に含めたURLの内容を読み込み、回答に反映する機能
13.Safety settings不適切・危険な出力を抑制するための安全性設定
14.Add stop sequence特定の文字列が出た時点で出力を停止する設定
15.Output length出力の最大長をトークン数で制限する設定
16.Top P出力の多様性を調整する確率制御パラメータ(高いと創造性、低いとばらつきがなくなる)

まずはモデルを選択して初期設定のまま使い、必要に応じて出力形式を少しずつ調整しながら、自分の用途に合った出力バランスを見つけてください。

Geminiモデルを利用する方法

Google AI Studioでは、画面右側の設定メニューからGeminiモデルを選択するだけで、すぐに利用を開始できます。基本的な手順は以下の通りです。

  1. ModelをGeminiに設定する
  2. 利用したいGeminiモデルを選択する
  3. プロンプトを入力する

ModelをGeminiに設定する

まずは、画面右側の設定メニューからモデルの変更を行います。

Google AI StudioのPlayground画面で右上のモデル名をクリックする操作を矢印とテキストで示した説明画像

上部のモデル選択メニューで「Gemini」を選択すると、現在利用可能なGeminiモデルの一覧が表示されます。

Model selectionパネルで「Gemini」タブを選択し、利用可能なGeminiモデル一覧が表示された状態の画面

利用したいGeminiモデルを選択する

表示された一覧から、用途に応じたGeminiモデルを選択します。

Gemini 2.5 Proを選択後に「Ready to chat!」の通知が表示され、Playgroundのモデル設定に反映された画面

プロンプトを入力する

モデルを選択したら、画面中央の入力欄にプロンプトを入力し、「Run」を選択します。

Google AI StudioのPlayground画面でプロンプト入力欄を矢印と「プロンプトを入力して送信」のテキストで示した操作説明画像

画像・動画・音声ファイルの読み込み方法

Google AI Studioでは、画像・動画・音声ファイルをAIに読み込ませて解析できます。利用手順は以下の通りです。

  1. ファイルアップロードボタン(+)を選択する
  2. 任意のファイルをアップロードする
  3. プロンプトを入力する

「+」ボタンから、次の方法でファイルを読み込めます。

  • My Drive:Google Drive内のファイルを選択してアップロード
  • Upload file:PCやスマートフォン内のファイルを直接アップロード
  • Record audio:その場で録音した音声をアップロード
  • Camera:PCやスマートフォンのカメラで撮影した画像をアップロード
  • YouTube video:YouTube動画を指定して読み込み
  • Sample media:Googleが用意したサンプル動画・音声を使用

動画・音声認識機能を活用すれば、音声ファイルから議事録を作成したり、英語音声の動画を日本語へ翻訳したりといった使い方が可能です。

リアルタイムで音声会話をする方法

Google AI Studioでは、リアルタイム音声対話に対応した「Stream」機能を使えます。AIと会話しながらやり取りしたい場合は、以下の手順で操作します。

  1. 音声通話モードへ切り替える
  2. Talkボタンを押して話しかける
  3. AIの応答を確認する

音声入力中は、画面上に波形が表示され、録音状況を視覚的に確認できます。

Talkボタンを繰り返し操作することで、電話のようなテンポでAIとの音声対話を続けられます。

音声読み上げの方法

Google AI Studioでは、音声生成に対応したSpeech Generation(Text to Speech)機能を使い、テキストを自然な音声へ変換できます。音声読み上げは以下の手順で行います。

  1. 音声生成画面を開く
  2. 読み上げ内容と音声スタイルを設定する
  3. 音声を生成する

音声生成画面を開く

画面右側の設定メニューから「Audio」を選びます。

Model selectionパネルで「Audio」タブを選択し、Gemini 2.5 Pro Preview TTSが表示されている音声モデル選択画面

また、Playground画面から「Text to Speech」を選択しても、音声生成モデルを指定できます。

Google AI StudioのText to Speech画面。Gemini 2.5 Pro Preview TTSとGemini 2.5 Flash Preview TTSの2モデルが選択できる状態

読み上げ内容と音声スタイルを設定する

音声生成画面が表示されたら、画面右側の設定メニューで音声モデルと話者を設定します。

Modeでは、単一話者か複数話者かを選択します。

  • Single-speaker audio:ナレーション用途
  • Multi-speaker audio:会話形式の音声用途

また、「Voice」または「Voice settings」から、話者ごとのボイスを選択できます。

Text to Speech設定画面でSingle-speaker・Multi-speakerのモード切り替えと話者ごとの音声を設定している画面

音声を生成する

画面左側の入力欄に読み上げたい文章を入力します。

Single-speaker audioの場合は、テキスト欄にそのまま文章を入力するだけで、1人の話者による音声が生成されます。

Single-speaker audioモードでStyle instructionsとTextの入力欄に内容を入力する画面

Multi-speaker audioの場合は、「Speaker 1」「Speaker 2」などの話者ごとにセリフを入力すれば、会話形式の音声を作成できます。

Google AI StudioのPlayground画面でMulti-speaker audioモードを選択し、Speaker 1とSpeaker 2のセリフを入力した状態

また、画面下部から用途別のテンプレートを選択できます。

Single-speaker audioの場合は以下の3つです。

  • Audio voice assistant:AIアシスタント向けの読み上げ構成
  • Podcast transcript:ポッドキャスト用のナレーション原稿
  • Movie scene script:映像ナレーションや台本向けの構成

Multi-speaker audioの場合は以下の3つです。

  • Podcast transcript:複数人による対話形式の音声構成
  • Movie scene script:登場人物同士の会話を想定した台本形式
  • Audio voice assistant:対話型AIを想定した会話構成

テンプレートを選択すると、入力例が自動で反映されるため、初めてでも音声生成を試せます。

設定と入力が完了したら、右下の「Run」を選択すると、指定した内容で音声が生成され、すぐに再生できます。

音楽生成の方法

Google AI Studioでは、音楽生成モデル(Lyria)を使って、オリジナルの音楽を直感的に作成できます。音楽を生成したい場合は、以下の手順で操作します。

  1. 音楽生成ツールを起動する
  2. 音楽の雰囲気を調整する
  3. 再生して音楽を生成する

音楽生成ツールを起動する

左側サイドバーの「Build」から「Browse the app gallery」を開き、上部メニューの「GenMedia」内にある「PromptDJ MIDI」を選択します。

Google AI StudioのBuild画面でアプリギャラリーから「PromptDJ MIDI」を選択している操作画面

選択すると、音楽生成用のデモアプリが起動し、音楽生成に特化した専用のUI画面へ切り替わります。

PromptDJ MIDIのデモアプリが起動し、ジャンル名が付いた複数のノブが並ぶ専用UI画面

音楽の雰囲気を調整する

画面上には、ジャンルやリズム感を表す複数のノブが表示されます。各ノブは以下のような音楽要素に対応しています。

  • Funk/Chillwave/Drum and Bassなどのジャンル感
  • リズムの強さやノリ
  • メロディやコードの雰囲気

PromptDJ MIDIのノブ操作画面。Funk・Chillwave・Drum and Bass・Shoegazeなど複数のジャンルノブが表示された状態

ノブを回すだけで音楽の印象が大きく変わるため、音楽理論の知識がなくても感覚的に調整できます。

再生して音楽を生成する

設定が完了したら、画面下部の再生ボタンを選択します。

ツマミを回転させるだけなので非常に簡単に音楽を生成できます。

画像生成の方法(Nano Banana Proを使用)

Google AI Studioでは、高品質な画像生成に対応したNano Banana Proを使って、テキストから画像を生成できます。ここでは基本的な操作手順を紹介します。

  1. 画像生成モデルを選択する
  2. プロンプトを入力する
  3. 生成結果を確認・保存する

画像生成モデルを選択する

Google AI Studioのチャット画面を開き、画面右側のモデル選択メニューから「Nano Banana Pro」を選択します。

Google AI StudioのモデルセレクションメニューでImagesタブを開き「Nano Banana Pro」を選択している画面

ただし、Nano Banana ProはAPIキー設定後に利用できる画像生成モデルのため、表示されていない場合は事前にAPIキーを設定してください。

プロンプトを入力する

画面中央の入力欄に、生成したい画像の内容をテキストで入力します。

Nano Banana Proのプロンプト入力画面。ゲーミングルームの詳細な描写テキストが入力欄に記述されている状態

生成結果を確認・保存する

プロンプト入力後、「Run」を選択すると画像生成が始まります。

Nano Banana Proでプロンプトを送信後、モデルがThoughts(思考)を展開しながら画像生成の処理中である画面

生成された画像は画面上に表示され、選択すると拡大表示できます。問題なければ、そのままダウンロードして保存できます。

Nano Banana Proで生成されたゲーミングルームの画像がPlayground画面に表示された状態

画像生成の方法(Imagenモデルを使用)

Google AI Studioでは、Googleが開発した高精細な画像生成モデルImagenシリーズを利用できます。

ここでは、Imagen 4を例に、基本的な画像生成手順を紹介します。

  1. 画像生成モデルを選択する
  2. 生成オプションを設定する
  3. プロンプトを入力する
  4. 画像を生成・確認する

画像生成モデルを選択する

画面右側のモデルの設定メニューから「Images」を選びます。


Google AI StudioのモデルセレクションメニューでImagesタブを選択し、Imagen 4などの画像生成モデルが一覧表示されている画面


また、Playground画面から「Image Generation」を選択しても、画像生成モデルを指定できます。


Playground画面のImage Generation選択画面。Nano Banana Pro・Nano Banana・Imagen 4の3つのモデルが選択肢として並んでいる状態

生成オプションを設定する

画面右側の設定メニューで生成条件を調整します。


  • Number of results:生成する画像の枚数(1枚〜最大4枚)

  • Aspect ratio:画像の縦横比

  • Output resolution(Fastモデルでは設定できません):出力解像度


Imagen 4の画像生成設定パネル。Number of results・Aspect ratio・Output resolutionの各設定項目が表示されている画面

プロンプトを入力する

画面下部の「Describe your image」欄に、生成したい画像の内容を入力します。


Imagen 4のPlayground画面でプロンプト入力欄にゲーミングルームの説明テキストが入力されている状態

画像を生成・確認する

プロンプト入力と設定が完了したら、右下の「Run」またはCtrl+Enterを選択します。

数秒待つと、指定した条件にもとづいた画像が生成され、画面中央に表示されます。

生成された画像はクリックして拡大表示でき、問題なければそのまま保存できます。

ただし、無料枠には生成回数の制限があり、回数を超えて利用する場合はAPIキーの設定が必要です。

非常にクオリティの高い画像を生成できるため、ぜひ活用してみてください。

以下の記事では、Google AI Studioの基本概要や画像生成の可否、無料で使える範囲、商用利用の可否、具体的な生成方法などを紹介しています。

高精細な画像生成や部分編集を試してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【無料】Google AI Studioで画像生成を行う方法!注意点も解説

動画生成の方法(Veo 3.1を使用)

Google AI Studioでは、音声付きの高品質動画を生成できるVeo 3.1を利用できます。

Veo 3.1はAPI専用モデルのため、事前にAPIキーの設定が必要です。ここでは基本的な操作手順を紹介します。

  1. Veo 3.1の動画生成画面を開く
  2. 動画生成オプションを設定する
  3. プロンプトを入力する
  4. 動画を生成・確認する

Veo 3.1の動画生成画面を開く

Playground画面の右側にあるModel(モデル)設定メニューから、動画生成モデルとして「Veo 3.1」を選択します。

Google AI StudioのモデルセレクションメニューでVideoタブを開き「Veo 3.1」を選択している操作画面

Veo 3.1はAPI専用モデルのため、初回利用時は「Link a paid API key to access Veo 3.1」と表示されます。

画面中央の「Link API Key」を選択し、事前に取得したAPIキーを紐づけるとVeo 3.1が利用できます。

Veo 3.1の動画生成画面に「Link a paid API key to access Veo 3.1」と表示され、APIキーの紐づけを促している状態

APIキーの取得手順については、後半で詳しく説明しています。

動画生成オプションを設定する

APIキーを設定すると、画面右側の設定メニューで動画生成オプションを調整できます。主な設定項目は以下の通りです。

  • Number of results:生成する動画の本数
  • Aspect ratio:動画の縦横比(16:9/9:16など)
  • Video duration:動画の長さ(秒数)
  • Frame rate:フレームレート(例:24fps)
  • Output resolution:出力解像度(例:720p)
  • Negative prompt:含めたくない要素を指定(任意)

Veo 3.1の動画生成設定パネル。Aspect ratio・Video duration・Frame rate・Output resolutionの設定項目が表示されている画面

用途に応じて、横向き動画・縦向き動画や長さを調整しましょう。

プロンプトを入力する

画面下部の「Describe your video」欄に、生成したい動画の内容を入力します。

Veo 3.1のプロンプト入力画面。「Describe your video」欄にASMR調の料理動画の説明テキストが入力されている状態

動画を生成・確認する

設定とプロンプトの入力が完了したら、右下の「Run」またはCtrl+Enterを選択します。

Veo 3.1で動画生成中の画面。プロンプト送信後にStopボタンが表示され処理が進んでいる状態

生成には数十秒ほどかかり、完了すると画面中央に動画が表示されます。再生して内容を確認し、問題なければそのままダウンロードして保存できます。

また、プロンプトを修正して再生成することも可能ですが、Veo 3.1はAPI課金対象のため、試行回数には注意しましょう。

以下の記事では、Google AI Studioで動画生成ができるのかという基本や無料で使える範囲、商用利用の可否、使い方などを詳しく紹介しています。

Google AI StudioでAI動画を作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:Google AI Studioで動画生成を行う方法!料金や注意点も解説

Web検索(Grounding)を行う方法

Google AI Studioでは、AIがリアルタイムでWeb検索を行いながら回答する「Grounding」機能を利用できます。

最新ニュースや直近の出来事など、学習データに含まれない情報を扱いたい場合におすすめです。

利用方法はとてもシンプルで、チャット画面下部の「Tools」または右側の設定メニューにある「Grounding with Google Search」をオンにするだけで有効になります。

Google AI StudioのPlayground設定パネルでToolsメニューを開き「Grounding with Google Search」をオンにしている操作画面

Groundingを有効にすると、AIは回答生成時にGoogle検索を実行し、取得したWeb上の情報をもとに内容を整理して回答します。

そのため、速報性の高いニュースや最新トピックについても対応できます。

構造化出力を行う方法

Google AI Studioでは、AIの回答をJSONやCSVなどの決まった形式で出力させる「Structured output(構造化出力)」機能を利用できます。

プログラム連携やデータ生成を行いたい場合におすすめです。構造化出力の基本的な流れは、以下の通りです。

  1. 構造化出力を有効にする
  2. 出力スキーマを設定する
  3. プロンプトを入力する

構造化出力を有効にする

チャット画面下部の「Tools」、または右側の設定メニューにある「Structured outputs」をオンにします。

Google AI StudioのPlayground設定パネルでToolsメニューを開き「Structured outputs」をオンにしている操作画面

続いて「Edit」を選択すると、構造化出力の設定画面が表示されます。

Structured outputsの設定ダイアログが開いた状態。Code EditorタブにOpenAPIスキーマのサンプルコードが表示されている

出力スキーマを設定する

Structured outputsの設定画面では、OpenAPI形式のスキーマを指定します。

  • Visual Editor:項目を追加しながら直感的に設定
  • Code Editor:JSON形式でスキーマを直接記述

用途に応じて、出力したい項目名・データ型(string/number/arrayなど)を定義します。

Structured outputsの設定ダイアログでVisual Editorタブを選択した状態。スキーマ項目がコード形式で表示されている

プロンプトを入力する

画面下部のプロンプト欄に、出力内容と形式が分かる指示文を入力します。

Google AI StudioのPlayground画面でStructured outputsをオンにしたままプロンプト入力欄に指示文を入力している操作画面

Structured outputsを有効にしているため、AIは指定したスキーマに沿った形式で回答されます。

Google AI StudioのPlayground画面でStructured outputsが有効になり、JSONスキーマに沿った回答が出力された状態

特定のURLを読み込ませる方法

Google AI Studioでは、Web上の特定ページの内容をAIに直接読み込ませて分析できる「URL context」機能を利用できます。

指定したURLの中身をそのまま入力データとして扱えるため、記事要約や内容分析におすすめです。

  1. URL contextを有効にする
  2. プロンプトにURLを含める

URL contextを有効にする

右側の設定メニューにある「URL context」をオンにします。

Google AI Studioの設定パネルで「URL context」トグルをオンにする操作画面

これで、プロンプト内に記載したURLの内容をAIが読み込めます。

プロンプトにURLを含める

画面下部のプロンプト欄に、解析したいWebページのURLを含めて指示文を入力します。

URL contextが有効な状態で、プロンプト入力欄にURLと指示文を入力して実行した結果画面

URLは1件だけでなく、複数記載することも可能です。

コードを実行する方法

Google AI Studioでは、AIが生成したPythonコードをその場で実行し、結果を回答に反映できる「Code execution」機能を利用できます。

計算処理やデータ加工、簡単な分析をAIに任せたい場合におすすめです。

  1. Code executionを有効にする
  2. コード実行が必要な指示を入力する
  3. 実行結果を確認する

Code executionを有効にする

右側の設定メニューにある「Code execution」をオンにします。また、画面下部の「Tools」からもCode executionを選択できます。

Google AI Studioの設定パネルで「Code execution」トグルをオンにする操作画面

コード実行が必要な指示を入力する

画面下部のプロンプト欄に、計算や処理を伴うタスクを入力します。

Code executionが有効な状態で、Pythonコードの生成・実行が必要なプロンプトを入力している画面

実行結果を確認する

Runを選択すると、AIは必要に応じて内部でPythonコードを生成・実行し、その結果を回答に反映します。

AIがPythonコードを自動生成・実行し、折れ線グラフの画像を含む回答を出力した結果画面

ファイル検索を行う方法

Google AI Studioでは、手元のドキュメントをアップロードし、その内容をもとにAIへ質問できるファイル検索(File Search)機能を利用できます。

社内資料やマニュアルを横断的に検索したい場合におすすめです。

  1. ファイル検索画面を開く
  2. ファイルをアップロードする
  3. ファイル内容について質問する

ファイル検索画面を開く

左側サイドバーの「Build」から「Browse the app gallery」を開き「Ask the Manual」や「File Search Tool」など、File Search関連のテンプレートを選択します。

今回は「Ask the Manual」を使用します。選択すると、ファイル検索専用の画面が表示されます。

Google AI StudioのBuildモードでFile Search関連のテンプレートを選択している画面

ファイルをアップロードする

画面中央の「Select Gemini API key to Begin」を選択し、事前に取得したGemini APIキーを設定します。

APIキーの設定が完了すると、ファイルアップロードが可能です。

「Ask the Manual」テンプレートのAPIキー設定完了後、PDFファイルをアップロードできる画面

ファイル内容について質問する

アップロードされたファイルは自動的に解析・分割され、検索用のインデックスが作成されます。

ファイルの読み込みが完了すると、チャット入力欄が表示されます。

ファイルのインデックス生成(Generating embeddings)が進行中の画面

ここに質問を入力すると、AIがアップロードしたドキュメントを検索し、内容をもとに回答します。

アップロードしたPDFをもとにAIが質問に回答するチャット画面

APIキーを取得する方法

Google AI Studioでは、APIキーを取得するとAI Studio外部(自分のアプリやサーバー)からAIモデルを呼び出したり、一部の高度な機能・モデルを有効化できます。

APIキーの取得は、以下の通りです。

  1. APIキー発行ページにアクセスする
  2. 新しいAPIキーを取得する

APIキー発行ページにアクセスする

左側サイドバーの下部にある「Get API key」を選択します。

Google AI Studioの左サイドバーで「Get API key」を選択している操作画面

Google AI StudioのAPI管理ページが表示されます。

Google AI StudioのAPIキー管理ページで、発行済みキーの一覧が表示されている画面

新しいAPIキーを取得する

API管理ページで「Create API Key(APIキーを生成)」を選択します。確認メッセージを承諾すると、新しいAPIキーが発行されます。

「APIキーを作成」ダイアログでキー名とプロジェクトを入力し「キーを作成」ボタンをクリックする操作画面

生成されたAPIキーは、ランダムな英数字の文字列として表示されるため、この時点で必ずコピーして控えておきましょう。

ノーコードでAIツールやアプリを構築する方法

Google AI StudioのBuildモードを使えば、プログラミングを一切書かずに、プロンプト入力だけでAIアプリを作成できます。

Buildモードでアプリを作成する基本手順は以下の通りです。

  1. Buildモードを開く
  2. アプリ仕様をプロンプトで指示する
  3. 必要に応じて修正・ダウンロードする

Buildモードを開く

左側サイドバーの「Build」を選択します。

Google AI Studioの左サイドバーで「Build」を選択している操作画面

「Build apps with Gemini」という画面が表示され、アプリ開発用の画面に切り替わります。

「Build your ideas with Gemini」画面でアプリのアイデアや仕様を入力するプロンプト欄が表示された状態

アプリ仕様をプロンプトで指示する

Buildモードの画面中央にある入力欄に、作りたいAIツールやアプリの内容を文章で入力します。

「Build your ideas with Gemini」画面でプロンプト入力欄にアプリ仕様を記述している操作画面

また、入力欄右側にある「I’m feeling lucky」を選択すると、アイデア入力を省略して、Geminiが自動でアプリを生成してくれます。

必要に応じて修正・ダウンロードする

アプリが生成されると、画面上にプレビュー画面が表示され、実際の動作をその場で確認できます。

Google AI Studioで生成されたAI要約アプリのプレビュー画面。日本語UIで要約の長さと出力形式を選択できる

また、完成したアプリはコード一式をダウンロードすることも可能です。

生成されたアプリのプレビュー画面上部に「Download app」ボタンが表示され、コード一式をダウンロードできる状態

Google AI Studioの業務活用例

ここでは、Google AI Studioを活用した事例を4つ紹介します。

  • 大容量ファイルの要約
  • 音声ファイルの文字起こし・議事録作成
  • 動画ファイルの翻訳
  • モデルの比較

Google AI Studioの具体的な使い方や活用イメージの参考にしてください。

大容量ファイルの要約

Google AI StudioのGemini 3 Proが100万トークンまで読み込めることを利用して、数百ページのPDFやWordを読み込ませ、内容を要約したり、内容をもとにレポートを書かせたりできます。

今回は国土交通省が発行している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(全169ページ)」を読み込ませ、特定の内容を抽出してもらいます。

国土交通省のガイドラインPDFを読み込み、AIが原状回復の定義・費用負担区分などの内容を抽出した回答画面

このように、PDFファイルの内容を読み込んで分析し、ユーザーが指示した通りに内容を抽出してくれます。要約の長さや形式は、プロンプトで自由に指定できます。

音声ファイルの文字起こし・議事録作成

Google AI Studioの一部モデルは、MP3やWAVなどのファイルを読み込み、文字起こしや議事録作成などが可能です。

今回は会議の音声ファイルを読み込ませて、議事録を作成してみましょう。
※会議は筆者がAIと会話した架空の会社の会議音声です

音声ファイルをアップロードしてAIが議事録形式でテキスト化した回答画面

自社の議事録フォーマットがある場合、プロンプトでその形式を伝えることで、フォーマットに沿った議事録が出力されます。

会議が長時間に渡った場合でも、Gemini 3 Proなら100万トークンまで読み込めるため、基本的には対応できます。

議事録作成AIも便利ですが、無料のGoogle AI Studioを活用することもおすすめです。

以下の記事では、Google AI Studioを使って議事録を作成する具体的な手順やGoogle Meetの文字起こしを活用する方法、精度を高めるためのポイントなどを紹介しています。

会議後の議事録作成を効率化したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: Google AI Studioで議事録作成する手順は?精度向上のポイントも解説

動画ファイルの翻訳

Google AI Studioでは、動画ファイルの音声を認識し、別の言語に翻訳できます。

やり方は簡単で、翻訳したい動画ファイルをAIに読み込ませ、翻訳指示を出すだけです。

MP4やAVIなどの一般的な動画形式に対応しており、音声認識と翻訳を組み合わせた処理が可能です。今回は以下のプロンプトで処理を行います。

この英語の動画を日本語に翻訳し、字幕として表示してください。専門用語は括弧書きで原語も残してください。
英語の動画ファイルを読み込み、AIが音声を書き起こして日本語訳を字幕風に出力した結果画面

AIは動画内の音声を書き起こし、指定通り日本語訳して字幕風のフォーマットにまとめます。翻訳言語は複数の組み合わせから選択でき、専門用語の扱いなども細かく指定できます。

モデルの比較

Google AI StudioのCompareモードを活用すると、異なるモデルの出力差を簡単に比較できます。

以下画像の赤矢印で示されている「Compare」を選択しましょう。

Google AI StudioのPlayground画面でCompareモードに切り替えるための画面

モデル比較専用のページに移動したら、プロンプトを入力しましょう。2つのモデルが同時に出力を開始します。

Compareモードで同じプロンプトに対して2つのモデルの回答が左右に並んで表示された画面

Compareモードをオンにし、プロンプトを一度送信すれば、左右(もしくは上下)に2つのモデルの回答が並んで表示されます。

どちらのモデルがより速く回答を返すか、内容の精度や詳細さに差があるか、といった点を直感的に掴めます。

モデル比較機能をうまく利用すれば、状況に応じたモデルを選択できます。モデル比較機能も上手に活用してみてください。

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Google AI Studioを使う際の注意点

ここでは、Google AI Studioを利用するときに知っておきたい注意点を3つ紹介します。

  • データが学習に使われる可能性がある
  • プロンプトインジェクションのリスクがある
  • 研究プレビュー版は不安定な場合がある

これらの注意点を理解しておかないと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。それぞれのポイントについて、順番に確認していきましょう。

データが学習に使われる可能性がある

Google AI Studioを無料で利用する場合には、入力データが学習される可能性が高いです。

Gemini APIの利用規約によると、データの扱いは有料サービスと無料サービスで異なります。

項目有料サービス無料サービス
プロダクト改善のための利用なしあり(Googleの製品・サービス・機械学習技術の提供・向上・開発のために使用)
データの処理方法データ処理追加条項に従って処理Googleプライバシーポリシーに沿って処理
保管方法一時的な保管・キャッシュのみ機械学習や改善のために保存可能
人間によるレビューなしあり(品質向上のため、レビュアーがAPI入出力を確認・注釈付け可能)
個人情報の紐付け維持されるレビュー前にユーザーアカウント、APIキー、Cloudプロジェクトから切り離される
機密情報・個人情報の送信可能送信しないよう明記されている
データの用途サービス提供に必要な処理のみサービス提供、品質改善、機械学習の開発など幅広く使用可能
参考:Gemini API 追加利用規約

重要な注意事項として、Googleの規約には「無料サービスには機密情報や個人情報を送信しないでください」とも記載されています。

ただし、有料サービスであれば、データは学習用途には使用されず、処理やキャッシュのみに限定されます。

代替案として、Vertex AI Studioというプラットフォームを使うと、学習されるリスクを抑えたままAIモデルを使えます。

現状、Google AI Studioで使用したデータを学習させない方法はありません

以下の記事では、Google AI Studioでは学習させない設定(オプトアウト)ができない理由や、オプトアウトした状態でGoogle系AIを使う方法などを紹介しています。

入力データの取り扱いや学習設定が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: Google AI Studioは学習させない設定ができない!注意点は?

プロンプトインジェクションのリスクがある

Google AI Studioは、アップロードした文書やリンクに潜む隠し命令がモデルを誤作動させ、機密情報を外部へ送信する恐れ(間接プロンプトインジェクション)があります。

Googleは2025年6月の公式ブログで、悪意あるURLの無効化などの多層防御を導入したと報告しているため、安全性は高いと言えます。
参考:Google Security Blog(Google)

しかし、間接プロンプトインジェクションの可能性はゼロではない上、前述したようにプロンプトは学習されるため、絶対に漏れてはいけない情報をGoogle AI Studio上で取り扱うのは推奨されません。

以下の記事では、Google AI Studioにおけるセキュリティリスクの種類や安全性の考え方、データを学習させないための方法などを紹介しています。

業務利用での安全性やデータ保護が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: Google AI Studioのセキュリティリスクとは?安全性や対策法まで解説

研究プレビュー版は不安定な場合がある

Google AI Studioは開発者向けの側面が強いため、Googleが実験段階(研究プレビュー版)のAIモデルをリリースしているケースがあり、それらは挙動が不安定な場合があります

研究プレビュー版のAIモデルは性能が高い傾向がありつつも、安全性や回答のばらつき具合などが保証されていません。

そのため「性能が高いから」という理由で研究プレビュー版のAIモデルを使って業務を行うと、ハルシネーションや回答ばらつきなどによって、想定通りに業務が進まない可能性があります。

研究プレビュー版のAIモデルは、挙動が不安定であることを理解した上で利用しましょう(※研究プレビュー版にはモデル名に「Preview」と書かれているケースが多くあります)。

Google AI Studioについてよくある質問

最後に、Google AI Studioについてよくある質問を2つ用意しました。

  • Vertex AI StudioとGoogle AI Studioの違いは何ですか?
  • Google AI Studioでチャット履歴は管理できますか?

回答を参考に、Google AI Studioを活用してみてください。

Vertex AI StudioとGoogle AI Studioの違いは何ですか?

Vertex AI StudioとGoogle AI Studioは、目的と対象ユーザーが異なるプラットフォームです。

Vertex AI Studioは、Google Cloud Platform上で提供される企業向けの総合的なAI開発環境です。

AIモデルの開発から本番環境へのデプロイまでの全工程を管理でき、高度なセキュリティ機能やスケーラビリティを備えています。利用にはGoogle Cloud Platformのアカウントと課金設定が必要です。

一方、Google AI Studioは、個人開発者や小規模チーム向けのプラットフォームです。Googleアカウントがあれば無料で利用を開始でき、AIモデルの実験やプロトタイプ開発に適しています。

このように、Google AI StudioはAI開発の入り口として、Vertex AI Studioは本格的なAIサービスの開発・運用環境として、それぞれ異なる役割を担っています。

開発規模や目的に応じて、適切なプラットフォームを選択することが重要です。

Google AI Studioでチャット履歴は管理できますか?

Google AI Studioでは過去に行ったチャット履歴を管理できます

画面左側サイドバーの「View all history」メニューを選択すると、これまでに行ったチャットや使用したプロンプトの履歴一覧が表示されます。

Google AI Studioの「My history」ページでチャット履歴の一覧が表示されている画面

以下の記事では、Google AI Studioでチャット履歴を確認・削除する方法や自動削除されない点、履歴を保存しないための対策について詳しく紹介しています。

履歴管理やプライバシー面が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

Google AI Studioは誰でも使える超お得なAIプラットフォーム

Google AI Studioは、開発者がAIモデルを活用するための環境が整っているだけでなく、無料でも使える点で、一般向けとしても優秀なプラットフォームです。

Googleの最高性能モデルであるGemini 3 Proも無料で使える上、一般向けのGeminiではできない音声・動画認識まで対応しています。

開発から日常業務の効率化まで幅広く使えるプラットフォームなので、本章を参考に、ぜひ活用してみてください。

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執筆者

SHIFT AI TIMES編集長/著者

大城一輝

SEO記事やAI関連書籍のライターやSEOマーケター、AIコンサルタントとして活動している。AI活用の講師やAIメディアの監修も多数経験。
SHIFT AIではオウンドメディア(SHIFT AI TIMES)の編集長を担当。また、SHIFT AIのモデレーターとしてAI系セミナー登壇経験多数。
著書は「はじめての生成AI Microsoft Copilot「超」活用術」。その他、AI系書籍の監修にも携わる。
G検定・生成AIパスポート・Generative AI Test合格(その他、簿記3級、FP3級など取得)・Google AI Essentials修了
ノーコード生成AIツール「Anything(旧Create)」公式アンバサダー
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