【放置では売れない】AIコンテンツ販売のやり方5ステップと販売先の選び方
AIで作ったコンテンツを売れば稼げると聞いても、自分に何が売れるのかわからず手が止まっていませんか。
AIコンテンツ販売は、売る商品と販売先を先に決めれば個人でも形にできます。作り方だけを調べて販売先と集客を決めずにいると、完成しても1本も売れません。
本記事では、AIで作り切れる商品の見極め方、販売先9つの手数料比較、企画から販売ページまでの5ステップ、規約と確定申告の確認点を解説します。
読み終える頃には、売る商品と販売先、手取りベースの価格を根拠を持って決められます。まずはAIで本当に稼げるのかから確認していきましょう。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
ただし、売る商品と販売先が決まっても、制作をAIにどこまで任せられるかで1本目を出せる時期と最初の売上に届く早さは変わります。
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AIコンテンツ販売とは?個人が在庫を持たずに売れるデジタルコンテンツ販売の仕組み
AIコンテンツ販売とは、電子書籍やテンプレートなどのデジタル商品をAIで制作し、自分で販売する稼ぎ方です。在庫も仕入れもなく、企画から販売まで個人1人で完結します。
これまでは構成づくりと執筆に数週間かかり、書く仕事の経験がない人には手が出ませんでした。専門家でなくても商品を形にできるようになったのが、AIがもたらした変化です。
収益構造:一度作れば複製コストゼロで売り続けられる
コンテンツ販売の収入は、作業量に比例しません。クラウドソーシングの案件は「時間×単価」で決まるため、稼ぎを増やすには働く時間を増やす必要があります。
一方でデジタル商品は、1本作れば同じものを何度でも販売できます。複製にコストがかからず、2本目以降の販売はほぼそのまま手取りになります。
収入の増え方は、2つの働き方でこう変わります。
- 時間を売る副業:働いた時間の分だけ収入が増える
- コンテンツ販売:売れた本数の分だけ収入が増える
たとえば1,000円の商品が月に30本売れれば、追加の作業なしで月3万円です。働く時間を増やさずに収入を積み上げられる点が、受託の副業との決定的な違いです。
AIを使った稼ぎ方はコンテンツ販売だけではありません。どの方法が自分に向いているかを先に確かめたい場合は、以下の記事で稼ぎ方の全体像を整理しています。
制作工程:企画から本文までをAIで短縮できる
AIの登場で短縮されたのは、企画・構成・執筆・販売文の作成という制作工程です。従来は数週間かかっていた作業が、ChatGPTやClaudeを使えば数日規模に収まります。
短縮の効果は、単純な時短にとどまりません。1本あたりの制作コストが下がると、売れなかったときの損失も小さくなります。結果として、複数のテーマを試して当たりを探せるようになりました。
一方でAIに任せられない部分もはっきりしています。何を商品にするかの判断と、買い手を集める設計です。この2つが抜けたまま作ると、完成度の高い商品が誰にも届かないまま終わります。
AIコンテンツ販売は稼げるのか?やめとけと言われる理由と現実的な収入
AIコンテンツ販売で稼ぐことは可能です。ただし作った直後から自動で売れるビジネスではありません。
「やめとけ」「稼げない」と言われる背景には、次の3点があります。
1.png / 内容: 図解。「AIコンテンツ販売で稼げない3つの理由」として、①初心者の到達額は月数千円〜数万円 ②作れば自動で売れる状態にはならない ③稼げない原因は制作ではなく集客と販売導線、の3項目を横並びカードで示す

この3点を外すと、制作にかけた時間が丸ごと無駄になります。
初心者が最初に届く収入は月数千円から数万円にとどまる
よく見かける「月30万円」「月192万円」という数字は、その多くが発信者本人の実績か、出典が示されていないものです。初心者が最初の月に届く額とは切り離して考える必要があります。
現実的なレンジは、300円から2,000円ほどの商品を数十本売る規模です。1,000円の商品が月に10本売れれば1万円、30本で3万円です。最初はこの規模を目標に置くほうが、続けやすくなります。
副業として月5万円に届くまでの流れは、以下の記事でロードマップとして整理しています。
作れば自動で売れる状態にはならない
「AIで作って放置すれば売れる」という情報が広まっていますが、実際は公開直後のアクセスがゼロから始まります。販売ページを作っただけでは、その存在を誰も知りません。
自動化できるのは制作と、購入後の納品やメール配信です。需要があるかの確認と、買い手を集める部分は自分で回す必要があります。
この見立てを誤ると、高額な情報商材やスクールに数万円を払って何も残らない結果になりがちです。ChatGPTを使ったほったらかし副業がどこまで通用するかは、以下の記事で検証しています。
稼げない原因は制作ではなく集客と販売導線にある
「コンテンツ販売 稼げない」と検索される事例の多くは、商品の質が低いのではありません。買い手に届いていないだけです。
典型的なのは、作る前に需要を確かめず、SNSもブログも持たないまま公開してしまう流れです。商品の完成度をいくら上げても、見てもらえなければ売上はゼロのままになります。
直すべきは買い手に届くまでの経路です。作る前に需要を確かめ、公開と同時に見てもらえる状態を用意しておけば、この失敗はほぼ避けられます。具体的な手順は後半で解説します。
AIコンテンツ販売で何を売るか:AIで作り切れる商品と人力が残る商品4種類
AIで企画から本文まで通しで作れるのは、文章とPDF、テンプレート系です。講座動画や画像素材は、人力の工程や販売先の規約という制約が残ります。
2.png / 内容: 図解。「AIで作り切れる商品と人力が残る商品」として、①文章・PDF系 ②テンプレート・プロンプト集 ③講座動画 ④画像・音声素材 の4種類を、AI完結度の高い順に横並びカードで示す

商品タイプごとの違いを、AIで作れる範囲と制作日数の目安で整理すると次のとおりです。
| 商品タイプ | AIで作れる範囲 | 制作日数の目安 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|
| 文章・PDF系 | 企画から本文まで通しで作れる | 2〜5日 | 500〜3,000円 |
| テンプレート・プロンプト集 | 出力を整えるだけで商品になる | 1〜3日 | 300〜1,500円 |
| 講座動画 | 構成と台本まで | 2週間以上 | 3,000〜15,000円 |
| 画像・音声素材 | 生成自体は容易だが規約の制約が大きい | 販売先の審査次第 | 数百円〜 |
「自分に売るものがない」と感じる場合でも、商品の候補は後半のステップ1で洗い出せます。
コンテンツ販売以外の選択肢も含めて比較したい場合は、以下の記事で初心者向けのAI副業を13種類紹介しています。
文章・PDF系:企画から本文までAIで作り切れる
ノウハウ記事、電子書籍、チェックリスト、業務マニュアルなど、テキストが中心の商品です。AIで企画から本文まで通しで作れる唯一のカテゴリで、最初の1本はここから選んでください。
必要なツールはChatGPTかClaudeが1つあれば足り、制作日数は2日から5日ほどです。売れなかったときに作り直すコストが小さいため、当たりを見つけるまでの試行回数を稼げます。
AIライティングを副業として収入につなげる手順は、以下の記事で解説しています。
テンプレート・プロンプト集:AIの出力がそのまま商品になる
スプレッドシートのテンプレート、業務フォーマット、プロンプト集などが該当します。AIの出力を整えるだけで商品の形になるため、制作時間は4タイプの中で最も短くなります。
単価は低めになりやすい一方で、自分の業務経験がそのままネタになる点が強みです。日々使っている資料の型を整えるだけでも、同じ業務に就く人には価値があります。
ChatGPTを使った収益化の手段を幅広く知りたい場合は、以下の記事で6つの方法を紹介しています。
講座動画:台本まではAI、収録と編集は人力が残る
講座動画は、AIで作れる範囲と人力が残る工程がはっきり分かれます。
- 構成と台本まではAIで作れる
- 収録・編集・音声の品質確保は人の手が必要
- 制作日数は2週間以上に跳ね上がる
単価は3,000円から15,000円と高く設定できます。しかし最初の1本として選ぶと、完成前に手が止まるリスクが大きいのが実情です。
テキスト系で販売実績を作り、売れるテーマがわかってから動画へ移る順序をおすすめします。台本という資産が先にあれば、動画化の負担も下がります。
同じ要領で、日々の資料づくりやデータ整理もAIに任せられます。AIに作業を任せる方法を実演を交えて解説する無料セミナーを開いているので、任せる範囲を広げたい方はご覧ください。
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無料AIセミナーに参加する画像・音声素材:制作はできても販売先の規約が壁になる
AIイラストや合成音声は、生成するだけなら手間はかかりません。問題は販売先にあります。ストックサイトごとにAI生成物の受付条件が違い、そもそも販売できないケースがあります。
実際に大手の素材サイトでは、AI生成素材の受付を停止した例もあります。制作に時間をかけた後で販売先がないとわかる事態は避けたいところです。
このタイプを選ぶ場合は、企画の段階で販売先の規約を確認してください。先に確認すれば、作った後に売り先を失う事態を避けられます。
AIコンテンツ販売のプラットフォーム9つを比較!手数料と集客力で選ぶ
販売先は、文章商品ならnote、購買層に届けるならココナラやBOOTH、集客力を借りるならAmazon KDPやUdemy、自分の店を持つならBASEやSTORESが基準です。
3.png / 内容: 図解。「販売先を選ぶ4グループ」として、①note・Brain・Tips(最短で売り出せる) ②ココナラ・BOOTH(既存の購買層に届く) ③Amazon KDP・Udemy(集客力を借りられる) ④BASE・STORES(自分の店を持てる)の4グループを横並びカードで示す

主要9つの手数料を比較すると次のとおりです。1,000円の商品が1本売れた場合の手取りで並べています。
noteの手数料「15%」は正確ではありません。事務手数料を引いた残額に、さらに利用料10%がかかる二段構えです。
クレカ決済の有料記事なら実効の負担は14.5%です。
出典:note
| プラットフォーム | 販売手数料 | 1,000円販売時の手取り | 得意な商品 |
|---|---|---|---|
| Udemy(自己集客) | 3%(講師の紹介リンク経由) | 970円 | 講座動画 |
| STORES(フリー) | 5.5%〜 | 945円 | ダウンロード商品全般 |
| BOOTH | 5.6%+45円 | 899円 | テンプレート・素材 |
| BASE(スタンダード) | 3.6%+40円+サービス利用料3% | 894円 | ダウンロード商品全般 |
| Brain | 12% | 880円 | ノウハウ系の文章商品 |
| Tips | 14%(決済手数料込み) | 860円 | ノウハウ系の文章商品 |
| note(有料記事・クレジットカード) | 事務手数料5%+利用料10% | 855円 | 文章商品 |
| ココナラ | 20%+消費税=22% | 780円 | テンプレート・資料 |
| Amazon KDP | ロイヤリティ70%(250〜1,650円の場合) | 約636円 | 電子書籍 |
| Udemy(Udemy経由) | 63% | 370円 | 講座動画 |
※金額はすべて税込です。手取りは決済後の金額で、振込手数料を引く前の値です(2026年8月時点)。
※STORESはクレジットカード決済の5.5%、Udemyは料率をそろえた参考値です。Brainのみ、公開された規約を確認できず運営メディアの記載に基づきます。
※出典:note/Brain/Tips/ココナラ/BASE/STORES/Amazon KDP/Udemy/BOOTH(いずれも2026年8月17日確認)
note・Brain・Tips:文章商品を最短で売り出せる
3つとも記事を書く感覚で有料販売でき、出品時の事前審査もほぼありません。最初の1本を世に出すまでの速さでは、この3つが最短です。
違いは集客の考え方にあります。noteは読者基盤があり、記事を書き続けることで読まれる導線ができます。BrainとTipsは他の人に紹介してもらえる点が強みです。
紹介料と振込の条件は次のように分かれます。
- 紹介料の設定幅:BrainもTipsも10%から50%の範囲で自由に決められる
- 振込の下限と手数料:noteは1,000円以上で270円、Tipsは5,000円以上で550円(プラス会員は330円)
紹介経由の売上が増えるほど手取りは減りますが、自分で集客する労力は下がります。発信の土台がまだない段階では、紹介機能のある2社が現実的な選択肢です。
ココナラ・BOOTH:既存の購買層に届けられる
すでに買う気のあるユーザーが集まっている場という点が共通します。ココナラはスキルを買いに来る層、BOOTHは創作物を買いに来る層です。
ココナラの手数料は、20%に消費税を加えた22%です。9つの中では高めですが、レビューが積み上がると指名で売れるようになります。コンテンツマーケットの最低価格は500円です。
BOOTHは5.6%に45円を加えた手数料で、決済手数料の別建てはありません。まとめ記事の「10%と決済手数料3.6%」という記載は公式と異なります。振込の条件は次のとおりです。
- PayPalとWiseでの受け取りは無料
- 銀行振込は3万円未満で200円、3万円以上で300円
買う気のある人がすでに集まっている場を使えるため、発信力がなくても最初の1本が売れやすくなります。テンプレートや素材を小さく数多く売る形とも相性がよい設計です。
小さく数多く売る形では、1本あたりの制作スピードがそのまま本数に効いてきます。AIに作業を任せる方法を実演で解説する無料セミナーがあるので、制作の手を増やしたい方はご覧ください。
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無料AIセミナーに参加するAmazon KDP・Udemy:プラットフォームの集客力を借りられる
自分の発信力がなくても、プラットフォーム内の検索から買われる可能性がある2社です。その代わり商品の形式が固定され、ガイドラインも厳しくなります。
Amazon KDPで見落とされやすいのが価格帯の条件です。ロイヤリティ70%を選べるのは希望小売価格が250円から1,650円の範囲だけで、それを超えると35%しか選べません。
| 販売価格 | 選べるロイヤリティ率 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
| 1,650円 | 70% | 約1,050円 |
| 3,000円 | 35%のみ | 約954円 |
※税込価格です。ロイヤリティは消費税と配信コスト(1MBあたり1円)を引いた額に対して計算されます。日本の読者への販売で70%を適用するには、KDPセレクトへの登録も必要です。
高く売るほど手取りが増えるとは限らない点が、KDP特有の注意点です。Udemyの収益分配も2区分で、講師自身のクーポン経由なら97%、Udemy側の検索や広告から買われた場合は37%になります。
どちらも自分で集客できるかどうかで手取りが大きく変わる設計です。発信の導線を持つ人ほど、この2社の集客力を上乗せとして使えます。
BASE・STORES:自分の店として販売ページを持てる
ネットショップ型の2社です。デジタルコンテンツ販売の機能を使えば、自分のショップURLでダウンロード商品を売れます。
集客は自力になる代わりに、顧客リストと価格設計の自由度が高い点が特長です。SNSやブログの導線をすでに持っている人に向きます。
BASEでデジタル商品を売るには、無料の「デジタルコンテンツ販売App」を追加します。制限は次の3点です。
- ファイルサイズは1GB以下
- ダウンロード回数は3回まで
- ダウンロードの有効期限は72時間
STORESは月末締めの翌月末払いで、入金額1万円以上が振込の対象です。1万円に届かない月は繰り越しになるため、売上が小さいうちは入金までの間隔が空きます。
自分のドメインで売りたい人ほど、この2社の自由度が効いてきます。商品を増やしても手数料の構造が変わらない点も、長く続ける場合の利点です。
【5ステップ】AIコンテンツ販売のやり方と企画から販売ページまでのプロンプト例
商品決め、構成、本文、価格、販売ページの5ステップで進めます。各ステップにそのまま使えるプロンプトを載せているので、前のステップの出力を次に渡す形で進めてください。
4.png / 内容: 図解。「AIコンテンツ販売の5ステップ」として、ステップ1 売る商品と読者の悩みを決める → ステップ2 目次と構成をAIに作らせる → ステップ3 本文をAIで作り自分の体験で上書きする → ステップ4 手取りから価格を決める → ステップ5 販売ページとタイトルを作って公開する、を縦ステップで示す

ステップ1:売る商品と読者の悩みを決める
最初にやるのは、自分の中にある売れる材料の洗い出しです。職歴、失敗した経験、人からよく聞かれることの3つをAIに渡し、商品候補を出させます。
あなたはデジタルコンテンツの商品企画者です。
以下の私の経歴と経験から、
初心者向けに販売できるデジタル商品の候補を
10個提案してください。
【職歴】
(例:法人営業5年、その後Web制作会社で事務3年)
【苦労して乗り越えた経験】
(例:Excelが苦手で残業続きだったが、
関数を覚えて定時退社できるようになった)
【人からよく聞かれること】
(例:資料を作るのが速いねと言われる)
各候補について、次の4点を書いてください。
1. 商品タイトル案
2. 想定読者(どんな状況で困っている人か)
3. その読者が抱える悩みを1文で
4. 想定価格(300〜3,000円の範囲で)
候補が出たら1つに絞ります。基準は「その悩みがどれだけ深いか」です。お金、健康、人間関係、将来への不安に関わるテーマほど、高い価格でも買われます。
絞り込みの前に、需要があるかを確かめておくと失敗を減らせます。候補のテーマについてXで投稿し、普段の反応と比べて伸びたものだけを商品化してください。
判断の目安は反応の差です。普段のインプレッションが100前後なのに、あるテーマだけ数千に届くなら需要のサインといえます。
ステップ2:目次と構成をAIに作らせる
本文より先に目次を作ります。全体の粒度が揃い、後から見出しごとの分量がちぐはぐになる事態を防げるためです。
以下の条件で、デジタル教材の目次を作ってください。
【商品タイトル】(ステップ1で決めたもの)
【想定読者】(ステップ1で決めたもの)
【読者の悩み】(ステップ1で決めたもの)
【想定文字数】15,000字
【形式】PDF教材
条件:
- 大見出し5〜7個、各大見出しに小見出しを2〜4個
- 読者が上から順に実行すれば
悩みが解決する順番にする
- 各見出しに、そこで扱う内容を1文で添える
出てきた目次のうち、自分が経験として語れない項目は削ってください。AIが埋めた一般論だけの見出しは、読者にとって価値がありません。
削るときの基準は、その見出しについて自分の言葉で3分話せるかどうかです。話せないなら、書いても薄くなります。
この取捨選択が商品の質を決めます。目次の段階で削っておけば、本文を書いてから丸ごと捨てる無駄もなくなります。
ステップ3:本文をAIで作り、自分の体験で上書きする
目次ができたら、1見出しずつ分割して本文を作ります。全体を一度に生成させると内容が薄くなるため、区切って進めるのがコツです。
以下の教材の「【見出し名】」の本文を書いてください。
【教材全体の目次】(ステップ2の出力を貼る)
【想定読者】(ステップ1で決めたもの)
【この見出しで扱う内容】(ステップ2で添えた1文)
【文字数】1,500字
条件:
- 結論から書き、その後に理由と具体例を続ける
- 専門用語には初出時に説明を添える
- 数値や手順は具体的に書く
生成された本文には、必ず自分の情報を足してください。AIが書けるのは一般論までで、差がつくのは自分の数字と失敗談です。
数値や法令に関わる記述は、そのまま使わず出典を確認してください。AIは事実と異なる内容を自然な文章で書くことがあります。
ステップ4:手数料を引いた手取りから価格を決める
価格は「いくらで売るか」ではなく「手取りでいくら残るか」から逆算します。前半の手数料表を使って計算してください。
月3万円を目標にした場合、価格ごとの必要本数は次のようになります。noteの有料記事(クレジットカード決済)を例にした試算です。
| 販売価格 | 1本あたりの手取り | 月3万円に必要な本数 |
|---|---|---|
| 500円 | 428円 | 71本 |
| 1,000円 | 855円 | 36本 |
| 3,000円 | 2,565円 | 12本 |
| 5,000円 | 4,275円 | 8本 |
※税込表示です。振込手数料は含めていません。
同じ3万円でも、500円なら71本、3,000円なら12本です。集客に自信がないうちは、単価を上げるほうが到達しやすくなります。集めるのが71人か12人かで、必要な発信量はまったく違います。
一方で価格を上げるほど、買い手の期待値も上がります。最初の1本は1,000円前後に置き、レビューが集まってから上げていく進め方が無理のない形です。
ステップ5:販売ページとタイトルを作って公開する
商品ができたら販売ページを作ります。読み手が知りたいのは「自分の悩みが解決するのか」の一点なので、その答えを冒頭に置いてください。
以下の商品の販売ページの文章を書いてください。
【商品タイトル】
【想定読者と悩み】
【目次】(ステップ2の出力を貼る)
【価格】
次の順番で構成してください。
1. この商品を読むとどうなるかを1文で
2. こんな悩みはありませんか(3つ)
3. なぜその悩みが解決するのか(根拠)
4. 目次
5. 購入後にできるようになること
6. 注意事項(返品の可否、対応環境)
タイトルは、数字とベネフィットとターゲットの3要素で組み立てます。「Excelが苦手な事務職が残業を月40時間減らした関数20選」のように、誰の何がどう変わるかを入れてください。
公開前に、特定商取引法に基づく表記と販売先の規約を確認します。この2つを飛ばすと、公開後に販売停止になる可能性があります。確認すべき項目は次で解説します。
公開までは来ても、売れ続けるには制作の時間を削って集客と改善に回す必要が出ます。AIに作業を任せる方法を実演で解説する無料セミナーがあるので、制作の負担を軽くしたい方はご覧ください。
スキルゼロから始められる!
無料AIセミナーに参加するAIコンテンツ販売で売れ続けるために整える集客と運用の仕組み
公開しただけでは買い手は来ません。売る前の準備と、買う理由になる信頼の提示を並行して用意する必要があります。
5.png / 内容: 図解。「売れ続けるために整える4つの仕組み」として、①無料コンテンツから販売ページへの導線 ②ブログとSEOでの集客 ③AI生成でも選ばれる根拠 ④販売後の運用の自動化、を横並びカードで示す

この導線がないまま公開したものが、「稼げない」側に入ります。
無料コンテンツから販売ページへ導線をつなぐ
いきなり有料商品を宣伝しても買われません。読み手にとって、その商品が自分に合うかを判断する材料が何もないためです。
先に無料のnoteや無料PDFで価値を渡し、その末尾から有料商品へ送る形が基本です。無料部分で「この人の説明はわかりやすい」と感じてもらえれば、有料への移行率が上がります。
無料コンテンツもAIで量産できますが、品質を落とすと逆効果になります。無料で読んだ内容が薄ければ、有料はもっと薄いだろうと判断されるためです。
ブログとSEOで検索から買い手を集める
SNSの投稿は流れて消えますが、検索から来る読者は継続的に積み上がります。すでに悩みを言語化して検索している人なので、購入意欲も高いのが特長です。
商品テーマに関連する悩みのキーワードで記事を書き、記事の末尾から販売ページへ送ります。「Excel 残業 減らす」のような具体的な悩みの語を選ぶと、商品との距離が近くなります。
立ち上がりには数か月かかるため、SNSと並行して進めるのが現実的です。AIを使った副業ブログの作り方は、以下の記事で手順を解説しています。
AI生成物が怪しまれない根拠を商品に入れる
AIで作られた商品が増えるほど、買い手は「中身のない量産品ではないか」を警戒します。ここで効くのが、検証できる情報を商品に入れることです。
具体的には、自分が実際に試した結果の数字、失敗した経緯、使ったツールと期間などが該当します。AIが書けないのは、自分が体験したことだけです。
売る側として怪しまれないための設計としては、次の3つが有効です。
- プロフィールに経歴と、その商品を書ける理由を明記する
- 無料サンプルとして冒頭部分を公開し、中身を確認できるようにする
- 返品と返金の条件を販売ページに明記する
AI副業が怪しいと言われる背景と、その実態については以下の記事で整理しています。
販売後の運用を自動化して手を離す
決済、納品、購入後のメール配信は、販売プラットフォームの機能で自動化できます。ここを整えておくと、売れるたびに作業が発生する状態を避けられます。
ただし自動化の効果は「売れた後の手間を消すこと」に限られます。商品の改善と集客は自動化できず、売れる状態そのものを自動で作ることはできません。
それでも納品の手間がなくなるだけで、次の商品を作る時間は確保できます。AIで自動で稼ぐ仕組みをどこまで作れるかは、以下の記事で範囲と限界を解説しています。
AIコンテンツ販売でAI生成物を売る前に確認するプラットフォーム規約
AI生成物を売れるかどうかは、プラットフォームごとに対応が分かれます。申告が必要な場合、出品自体が禁止されている場合、専用の規定がない場合の3通りです。
6.png / 内容: 図解。「AI生成物の扱いは3タイプに分かれる」として、①申告が必要(Amazon KDP) ②出品が禁止(ココナラのAIイラスト・PIXTA) ③専用の規定がない(note・Brain・Tips・BASE・STORES)の3グループを横並びカードで示す

以下は2026年8月時点の内容です。この領域は規約の変更が早いため、公開前に必ず最新版を確認してください。
Amazon KDP:AI生成コンテンツの申告が必須になる
Amazon KDPでは、出版時にAI生成コンテンツかどうかの申告が求められます。対象はテキスト、画像、翻訳です。
重要なのは「AI生成」と「AIアシスト」の線引きです。AIツールが作成したものは「AI生成」で申告が必須とされ、自分の原稿をAIで編集・推敲した場合は「AIアシスト」となり開示は不要です。
AIに書かせたものは、後から大幅に手直ししても「AI生成」の扱いです。申告漏れは出版停止につながるため、迷う場合は申告する側に倒してください。
出典:Amazon KDP
ココナラ・PIXTA:AI生成物の出品が禁止されている
ココナラは、AIによるイラスト作成を行うサービスの出品を禁止しています。AI生成コンテンツを判定するシステムも導入済みです。ただしカテゴリによって扱いが真逆になる点に注意が必要です。
- 禁止:AIによるイラスト作成を行うサービスの出品
- 2026年7月に増設:AI動画生成、AI音楽・ナレーション生成、AI学習用データ・素材の提供など5カテゴリ
PIXTAの対応はさらに踏み込んでいます。AI生成素材の新規受付を2026年4月20日に終了し、販売中だった素材も2026年5月22日に販売停止しました。
すでに実施済みのため、AIイラストの販売先としては選べません。判断の軸は「AIが新しい画素や音を作り出しているか」です。
ノイズ除去や写り込みの消去といった補正なら、PIXTAでも販売できます。
出典:ココナラ/PIXTA
Udemy・BOOTH:AI偏重や大量出品が規約違反になる
Udemyは、AIを補助として使うこと自体は認めています。一方でAI生成コンテンツに偏り、講師の専門性が反映されていないコースは規約違反として削除の対象になります。
BOOTHはAI生成作品を禁止していません。ただし規制が向けられているのは「AIで作ったから」ではなく、「同じ傾向の作品を大量に出品する迷惑行為」のほうです。
BOOTHは、状況次第で全面禁止もあり得ると予告しています。長期の販売先に選ぶなら織り込んでください。
出典:Udemy/BOOTH
note・Brain・Tips・BASE・STORES:公式にAI生成物の規定を確認できない
この5つについては、AI生成コンテンツに特化した禁止規定や申告義務を公式のドキュメントで確認できませんでした。
ここで注意したいのは、規定がないことを「販売してよい」と読み替えないことです。著作権侵害の禁止といった一般的な条項は当然に適用されます。
この5つについて、広まっている誤解を2つ挙げます。
- 「noteはAI利用の明記が必須」:note社の規約やガイドラインに該当する記述は確認できません。個人の発信が出典になっているケースが多いため、鵜呑みにしないでください
- 「TipsはAIに厳しい」:ガイドラインの生成AIへの言及はいずれも著作権侵害やディープフェイクの文脈で、禁止対象はAIを使うことではなく他人の権利を侵害する行為です
規約は自分で最新版を確認するのが結局いちばん確実です。確認した日付を控えておけば、後から規約が変わったときにも判断の起点が残ります。
AIコンテンツ販売で個人に必要になる著作権・特商法・確定申告の手続き
デジタル商品を個人で売る場合も、著作権の確認と特定商取引法に基づく表記、そして稼いだ後の申告が必要になります。
7.png / 内容: 図解。「販売前後に必要な3つの手続き」として、①著作権の確認 ②特定商取引法に基づく表記 ③確定申告・住民税 の3項目を横並びカードで示す

この3つを飛ばすと、売れ始めてから慌てて対応することになります。
著作権:AI生成物に権利が認められるかは創作的寄与で決まる
AI生成物に著作権が認められるかは、人間の「創作的寄与」があるかで判断されます。AIを道具として使い、創作の意図と創作的な関与があれば、利用者が著作者になります。
ただし試行回数を増やしただけでは創作的寄与とは認められません。単なる労力にとどまるものや、表現に至らないアイデアの提供は該当しないとされています。
文化庁が判断の際に考慮するとしているのは次の3点です。
- 指示(プロンプト)の分量と内容
- 生成の試行回数
- 複数の生成物からの選択
プロンプトを工夫した分だけ、権利が認められるわけではありません。どこまで自分の表現を反映させたかが判断の軸になります。
出典:文化庁
依拠性:学習データに含まれていれば知らなくても侵害になる
侵害の判断は、AIを使わない場合と同じく「類似性」と「依拠性」の両方で行われます。実務上のリスクになるのは依拠性のほうです。
利用者が元の作品を知らなかった場合でも、そのAIの学習データに含まれていれば依拠性が推認されます。「知らなかった」では免れない可能性があります。
公開前には次の2つを済ませておいてください。
- 画像検索や文章検索で、既存の作品と似ていないかを確認する
- 生成に使ったプロンプトと制作の過程を残しておく
見落とされやすいのが、生成する行為と販売する行為が別に判断される点です。個人が生成して自分で見るだけなら私的使用にあたりますが、販売や配信は私的使用の範囲を超えます。
つまり生成した時点で問題がなくても、売った瞬間に侵害になる場合があります。公開前の確認を習慣にしておけば、このリスクはほぼ潰せます。
特定商取引法に基づく表記:個人でも氏名・住所・連絡先が必要
個人がインターネットでデジタルコンテンツを反復継続して販売する場合、「通信販売」に該当し、特商法に基づく表記が必要になります。
記載が求められる主な項目は次のとおりです。
- 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
- 販売価格と、商品代金以外に必要な費用
- 代金の支払時期と支払方法
- 商品の引渡時期(デジタルコンテンツは提供時期)
- 返品の可否と条件、費用負担
氏名は戸籍上の氏名か、登記された商号でなければなりません。通称や屋号、サイト名だけでは足りない点が、個人で販売する人がつまずきやすい部分です。
ただし省略する方法もあります。「請求により遅滞なく提供する」旨を広告に表示し、実際に請求があったら速やかに開示できる体制を整えている場合です。
これは免除ではなく、開示に応じる前提の省略です。「本名や住所が不要になった」という改正は確認できません。
出典:消費者庁 広告の表示/消費者庁 Q&A
返品特約:条件を書かないと8日間は返品を受ける
見落とされやすいのが返品特約です。通信販売にはクーリング・オフ制度がない代わりに、返品条件を表示していないと、受け取りから8日間は購入者が返品できます。
デジタルコンテンツは一度渡すと取り返せないため、この初期設定のままにしておくと不利になります。
返品特約として表示する内容は次の3点です。
- 返品できるかどうか
- 返品できる場合の条件
- 返品にかかる送料の負担
デジタルコンテンツなら「返品・返金は受け付けられない」と明記します。ただし極端に小さい文字や規約の奥に書いた場合は、表示したことになりません。
価格や購入ボタンの近くなど、購入者が必ず目にする場所に置いてください。
確定申告・開業届:所得20万円以下でも住民税の申告は必要
会社員が副業で確定申告を求められるのは、給与所得と退職所得以外の所得が20万円を超えた場合です。ここでいう20万円は売上ではなく所得、つまり売上から経費を引いた金額を指します。
必要経費の対象は「総収入金額を得るために直接要した費用」と「業務上の費用」です。この原則に当てはめると、次のような支出が候補になります。
- プラットフォームの販売手数料と振込手数料
- AIツールやデザインツールの月額料金
- 素材の購入費、参考にした書籍の代金
- プライベートと兼用するものは、業務で使った割合が明確に区分できる部分だけ
20万円は所得税に限った特例です。確定申告が不要でも住民税の申告は別途必要になります。
出典:国税庁 No.1900
開業届の提出期限は、「開業から1か月以内」ではありません。国税庁のタックスアンサー(No.2090)は「その事実があった日の属する年分の確定申告期限まで」としています。
ただし国税庁のサイトには「1か月以内」の記載が残るページもあります。
出典:国税庁 No.2090
AIコンテンツ販売に関するよくある質問
AIコンテンツ販売に関する質問は以下の5つです。
- スマホだけでもAIコンテンツ販売はできますか
- 無料のAIツールだけで商品を作れますか
- 収益化までどれくらいの期間がかかりますか
- 副業が会社にバレませんか
- 売れなかった商品は作り直すべきですか
質問に対する回答を確認して、販売を始める際の参考にしてみてください。
スマホだけでもAIコンテンツ販売はできますか?
文章やPDF系の商品であれば、制作から販売までスマホだけで完結できます。ChatGPTもnoteもスマホアプリに対応しており、通勤時間だけで1本仕上げることも可能です。
ただし表の作成や販売ページの細かい調整は、パソコンのほうが速く進みます。テンプレート系の商品を作る場合も、パソコンがあると作業が楽になります。
最初の1本をスマホで出してみて、続けられそうならパソコンでの作業に広げる進め方が現実的です。スマホ1台で始められるため、まとまった作業時間を取りにくい会社員でも進められます。
無料のAIツールだけで商品を作れますか?
無料版でも制作は可能です。ただし長文を分割して生成する回数や、1日に使える上限で制限に当たる場面が出てきます。
最初の1本は無料版で試し、売上が出てから有料版に切り替える順序をおすすめします。制作の頻度が上がって待ち時間が気になり始めたら、切り替えの目安です。
たとえばChatGPTの有料プランは月20ドル(1ドル150円換算で約3,000円)です。1,000円の商品が3本売れれば回収できるため、先に投資せず売れてから広げてください。
収益化までどれくらいの期間がかかりますか?
制作自体は数日で終わりますが、最初の売上までは数週間から数か月を見ておいてください。需要の確認と集客の立ち上がりに時間がかかるためです。
テキスト系の商品から始めると、作り直しのコストが低く検証のサイクルが速くなります。売れるテーマが見つかるまでの期間を短縮できます。
商品ができた時点を終わりと考えず、そこから集客を始める前提でスケジュールを組むと、途中で息切れしにくくなります。最初の目標は、売上額よりも「1本売れた」という実績に置いてください。
副業が会社にバレませんか?
確定申告書の第二表で住民税の徴収方法に「自分で納付」を選べます。給与から天引きされる住民税に副業分が合算されないため、勤務先に知られにくくなります。
ただし選べるのは給与や公的年金等以外の所得にかかる分だけです。2024年分以降は申告の方法によって選択できない場合もあるため、市区町村の課税担当課へ確認してください。
その前に、就業規則で副業が認められているかを確かめるのが先です。税務上の手当てをしても、規則違反であること自体は変わりません。
売れなかった商品は作り直すべきですか?
作り直す前に、原因が商品か導線かを切り分けてください。判断材料は販売ページの閲覧数と購入率です。
閲覧数がほとんどない場合は集客の問題なので、商品を直しても変わりません。閲覧が100件を超えても買われないなら、販売ページの説明か価格を見直します。
切り分けずに作り直すと、次の商品も売れない状態を繰り返します。原因が導線側にあるなら、商品はそのままでも売れる余地が残っています。まず閲覧数を確認し、直す対象を決めてください。
AIコンテンツ販売は商品と販売先を決めれば個人でも始められる
AIコンテンツ販売は、売る商品と販売先を決めて5ステップで作り、集客と規約まで整えれば個人でも成立します。今日できるのは、経歴を書き出して商品の候補と販売先を1つずつ決めることです。
一方で、1本作り切る力と、売れ続ける仕組みを持つ力は別物です。作れるようになった次に立ちはだかるのは何を作れば売れ続けるのかを見抜く目で、AIをどこまで使いこなせるかで差が開きます。
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執筆者
宇津木隼人
複数のAI系SEOメディアでライターの経験。
専門・得意な領域はSEO/GEO/コンテンツマーケ/アプリケーション開発。





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