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【無料・有料別】Geminiの制限とは?回数・機能制限の早見表や解除方法、対策まで紹介

Gemini(ジェミニ)の利用中に「利用上限に達しました」というメッセージが表示され、作業が中断された経験はありませんか。

Googleが提供するGeminiには、サーバー負荷の管理や公平なリソース配分を目的とした制限が設けられています。

しかし、制限内容を理解したうえでGeminiを活用すれば、利用制限を避けながら業務の効率化が可能です。

本記事では、Geminiの制限内容や制限を解除する方法、そして制限にかからないための対策まで網羅的に解説します。

制限の仕組みを正しく理解し、Geminiを最大限に活用しましょう。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
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Geminiの制限とは?

Geminiの制限とは、Googleが提供するAIモデルにおいて、サーバー負荷の管理や公平なリソース配分を目的に設定された制約のことです。

具体的には、以下3つの軸で制限が構成されています。

Geminiの主な3つの制限:1.1日あたりのメッセージ送信数、2.処理可能なデータ量(コンテキストウィンドウ/トークン)、3.高度な推論機能や画像生成AIなどへのアクセス権

各種制限に到達すると、一時的に作業できなくなったり、使いたいモデルが使えなかったりします。

Geminiを日常的に活用しており、かつ制限に到達しやすい方は、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。

以下の記事では、Geminiの使い方や各モデルの料金プランなどを徹底解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

【早見表】Geminiの回数・機能制限一覧

Geminiの利用制限は、契約しているプランによって大きく異なります

以下の表は、主要なモデルおよび機能ごとの制限を整理したものです。ぜひ参考にしてください。

項目 / 機能Gemini(無料プラン)Google AI Pro(有料)Google AI Ultra(最上位)
Proモデル(利用回数)基本アクセス(上限は日々変動)1日 最大100回1日 最大500回
思考モード(Thinking)基本アクセス(上限は日々変動)1日 最大300回1日 最大1,500回
高速モード(Fast)一般的なアクセス一般的なアクセス一般的なアクセス
コンテキストウィンドウ32,000 トークン100万 トークン100万 トークン
Agent(自律エージェント)1日 200リクエスト
(同時実行3タスク)
音声解説(Audio Overview)1日 最大20回1日 最大20回1日 最大20回
Deep Research(調査)月間 最大5回(思考モード利用)1日 最大20回(Proモード利用)1日 最大200回(Proモード利用)
Deep Think(高度推論)1日 最大10回(192kトークン)
画像生成(Nano Banana)1日 最大100枚1日 最大1,000枚1日 最大1,000枚
画像生成(Nano Banana Pro)1日 最大3枚1日 最大100枚1日 最大1,000枚
動的ビュー(Dynamic View)1日 最大25回1日 最大250回1日 最大250回
予約アクション制限付きアクセス
(2.5 Deep Think利用可能)
制限付きアクセス
(2.5 Deep Think利用可能)
動画生成(Veo 3.1)1日 最大3本(Fast/プレビュー)1日 最大5本(プレビュー)
スライド生成1日 最大20回
機能への早期アクセス一部の新機能への優先アクセス一部の新機能への優先アクセス
参照:Geminiアプリ ヘルプ

なお、ここからは、利用回数の制限と機能の制限について、それぞれ詳しく解説します。

  • Geminiの利用回数の制限
  • Geminiの機能の制限

また、以下の記事ではGeminiの料金プランについて徹底解説しています。どの料金プランが最適なのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: Geminiの料金プランを徹底解説!機能の違い・プラン選びの3つのポイントも

Geminiの利用回数の制限

利用回数の制限は、1日または1ヶ月あたりに各機能を何回使用できるかを定めたものです。

以下の表で、プランごとの利用回数制限を確認しましょう。

項目Gemini(無料プラン)Google AI ProGoogle AI Ultra
Proモデル基本アクセス(上限は日々変動)1日 最大100回1日 最大500回
思考モード基本アクセス(上限は日々変動)1日 最大300回1日 最大1,500回
高速モード一般的なアクセス一般的なアクセス一般的なアクセス
Agent1日 200リクエスト
(同時実行3タスク)
音声解説1日 最大20回1日 最大20回1日 最大20回
Deep Research月間 最大5回1日 最大20回1日 最大200回
Deep Think1日 最大10回
Nano Banana1日 最大100枚1日 最大1,000枚1日 最大1,000枚
Nano Banana Pro1日 最大3枚1日 最大100枚1日 最大1,000枚
動的ビュー1日 最大25回1日 最大250回1日 最大250回
動画生成(Veo 3.1)1日 最大3本(Fast/プレビュー)1日 最大5本
スライド生成1日 最大20回
参照:Geminiアプリ ヘルプ

無料プランでは、利用回数に厳しい制限がかかっています。制限内容は主に以下のとおりです。

  • Proモデル/Thinkingモデルは「基本アクセス」とされ、上限は日々変動
  • 混雑状況によっては、数回のやり取りでFlashモデルへ切り替えられる
  • Deep Researchは月5回まで
  • Nano Banana Pro(画像生成)は1日3枚まで

そのため、業務で継続的に利用していると、短時間で利用制限に到達しやすい点には注意が必要です。

一方で、有料プランでは利用制限が大幅に緩和されます。

  • Thinkingモデル/Proモデルの利用枠が分離
  • Deep Researchの回数制限が大きく拡張

業務で本格的に活用したい場合は、Google AI ProまたはGoogle AI Ultraへの加入を検討するとよいでしょう。

Geminiの機能の制限

Geminiの機能制限は、各プランでどの機能が利用可能かを定めたものです。

以下の表で、プランごとの機能制限を確認してみましょう。

項目Gemini(無料プラン)Google AI ProGoogle AI Ultra
コンテキストウィンドウ32,000 トークン100万 トークン100万 トークン
Agent利用不可利用不可利用可能
Deep Think利用不可利用不可利用可能(192kトークン)
動画生成(Veo 3.1)利用不可利用可能(Fast/プレビュー)利用可能(プレビュー)
予約アクション利用不可制限付きアクセス
(2.5 Deep Think利用可能)
制限付きアクセス
(2.5 Deep Think利用可能)
機能への早期アクセスなし一部の新機能への優先アクセス一部の新機能への優先アクセス
参照:Geminiアプリ ヘルプ

無料プランでは、コンテキストウィンドウ(AIが処理・参照できるテキスト量の上限)が32,000トークンに制限されています。

日常的な会話には十分ですが、業務利用では制約が大きくなります。

無料プランの機能制限の特徴は、以下のとおりです。

  • 長文ドキュメントや大規模コードの分析には不向き
  • 会話が長くなると、指示や情報を忘れやすい
  • Veo/Agent/Deep Thinkなどの最新機能は利用不可

そのため、調査や分析用途では早い段階で限界を感じやすくなります。

一方、有料プラン(Pro/Ultra)では、コンテキストが最大100万トークンまで拡張され、制限が大幅に緩和されます。

業務で継続的に使う場合は、Google AI ProまたはGoogle AI Ultraへの加入を検討するとよいでしょう。

Geminiの制限を解除する方法

「利用上限に達しました」というメッセージが表示された場合、ユーザーが取れる選択肢は主に3つ存在します。

Geminiの制限を解除する3つの方法:1.有料プランへのアップグレード、2.Google Workspace向けのGeminiの導入、3.Google AI Studioの活用

ここでは、それぞれの選択肢について詳しく解説します。

有料プランへのアップグレード

最も標準的な解決策は、個人用のGoogleアカウントで「Google AI Pro」または「Ultra」プランに加入することです。

即座に制限が緩和され、Deep ResearchやNano Banana Proなどの高度機能が解放されます。

とくにDeep ResearchやNano Banana Pro(高品質画像生成)の制限緩和は、業務効率化へのインパクトが大きいです。

Google Workspace向けのGeminiの導入

企業や団体でGeminiを利用する場合は、個人プランではなく「Gemini for Google Workspace(Business/Enterprise)」の導入もおすすめです。

Google Workspace向けGeminiとは、企業向けのGeminiプランです。Workspace向けGeminiの特徴は、以下のとおりです。

  • 企業・団体向けに提供されるGemini(Business/Enterprise向け)
  • 利用状況はユーザー単位ではなく、組織全体の利用枠として管理される
  • 通常の業務利用であれば、短時間で制限に達することは比較的少ない
  • 入力したデータやプロンプトがAIの学習に利用されないセキュリティ保証がある
  • GmailやGoogleドキュメントなど、Workspace各種ツールと連携して利用できる

Geminiを組織で活用している方は、Google Workspace向けGeminiの加入を検討してもよいでしょう。

Google AI Studioの活用

Geminiの制限を解除する方法として、Google AI Studioを活用する方法も挙げられます。

Google AI Studioは、もともと開発者向けのプラットフォームです。しかし、一般ユーザーでもブラウザ経由で気軽にGeminiを利用できます

また、画像生成や動画生成にも対応しており、ちょっとしたコンテンツ制作にも便利です。

無料でGeminiを最大限活用したい方は、Google AI Studioを試してみてください。

以下の記事では、Google AI Studioの基本情報や使い方を徹底解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事: 【無料で使える】Google AI Studioとは?使い方や料金を解説

Geminiの制限に掛からないための3つの対策

プランのアップグレード以外にも、日々の運用方法を工夫することで、制限到達のリスクを最小限に抑えられます

具体的には、以下3つの対策を試してみましょう。

Geminiの制限に掛からないための3つの対策:1.モデルを使い分ける、2.チャット履歴を定期的にリセットする、3.プロンプトを具体化して試行回数を削減する

それぞれ詳しく解説します。

モデルを使い分ける

日常的なすべてのタスクに最高性能の「Pro」モデルや「Thinking」モデルを使う必要はありません

タスクの難易度に応じてモデルを切り替えることで、貴重な上位モデルの回数枠を温存できます。

とくに、以下の業務では、高速かつ制限の緩い「Flash」モデルで十分に対応可能です。

  • メールの下書き
  • 単純な要約
  • 翻訳
  • フォーマット整形

無料プランでもFlashモデルの制限は非常に緩いため、日常業務の大半をFlashモデルでこなす意識を持ちましょう。

SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの「生成AIを活用する知識」が得られる無料セミナーを開催しています。

  • AI×副業での収入獲得
  • AIを活用したキャリアアップの実現
  • 転職活動へのAIの活用

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チャット履歴を定期的にリセットする

Geminiは会話が続く限り、過去のやり取りを全て「入力」として再処理しています

会話が長くなると、たった一言「ありがとう」と返すだけでも、背後では数万トークンが消費されている可能性があるのです。

とくに、コンテキストウィンドウが32,000トークンしかない無料プランでは、無駄な履歴が命取りとなります。

対策として、話題が変わるたびに「新規チャット」を作成し、履歴をクリーンに保つようにしましょう。履歴をクリーンに保てば、回数制限の節約が可能です。

以下の記事では、Geminiの履歴を削除する方法を解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事: Geminiで履歴削除する方法!PC・スマホ別に確実な消し方を解説

また、「改行しようとしたのに送信されてしまった」という場合も同様です。このケースを繰り返せば、無駄なトークン消費をしてしまいます。

以下の記事ではGeminiのチャット欄での改行方法について解説しています。「うまく改行できない」「無駄にトークンを消費したくない」という方はぜひご覧ください。

関連記事: 【スマホ・PC別】Geminiの改行方法は?拡張機能や改行できない原因、対処法まで紹介

プロンプトを具体化して試行回数を削減する

Geminiの回数制限は、「修正して」「もっと詳しく」などのやり取りを繰り返せば、あっという間に消費されてしまいます。

回数制限の節約をするためには、不要な会話を省かなければなりません。

Geminiとの不要な会話を避けるためには、以下の情報を網羅した「構造化プロンプトの入力」を徹底しましょう

要素説明
役割(Role)AIにどんな専門家として振る舞ってほしいか「あなたはプロのマーケットアナリストです」
背景・目的(Context)なぜこのタスクが必要か、どう使うか「社内プレゼン用の資料を作成したい」
具体的な指示(Task)何をしてほしいのか明確に「〇〇についてレポートを作成してください」
制約条件(Constraints)守ってほしいルールや範囲「500文字以内」「専門用語は避ける」「日本語で」
出力形式(Format)どんな形で結果がほしいか「箇条書き」「表形式」「マークダウン」

上記の要素がすべて含まれた「構造化プロンプト」であれば、不要な会話による回数消費を最大限防げます。

試しに、以下のプロンプトをGeminiに入力し、出力してもらいました。

命令書
あなたはプロのマーケットアナリストです。以下の条件に基づき、生成AI市場の動向についてレポートを作成してください。

制約条件
・対象期間:2024年から2026年
・対象地域:日本および米国
・出力形式:マークダウン形式の表と、各項目の要約(箇条書き)

調査項目
・市場規模の推移
・主要プレイヤー(企業名)とそのシェア
・技術的トレンド(マルチモーダル、エージェント機能など)

出力例
| 年 | 市場規模(日本) | 市場規模(米国) | トピック |
| --- | --- | --- | --- |
| 2024 | ... | ... | ... |
Geminiでの一発出力例:「生成AI市場動向レポート2024-2026」という具体的なプロンプトにより、2024年から2026年の市場規模や技術トレンド(RAG、自律型エージェントなど)を表形式で一度に出力させている画面

このように一度で詳細な指示を与えると、追加の質問を減らしながら制限枠を有効活用できます。

以下の記事では、Geminiのプロンプトの作り方などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事: 【業務別】Geminiのプロンプト例6選!公式おすすめの書き方のコツまで紹介

制限内容を理解した上で、Geminiを活用しよう!

本記事では、Geminiの回数・機能制限の概要から、制限を解除する方法、制限にかからないための対策までを解説しました。

Geminiの制限は、プランごとに大きく異なり、無料プランはあくまで「体験版」です。

Deep ResearchやNano Banana Proなどの高度な機能を業務フローに組み込むためには、Google AI Proプラン以上の契約が前提となっています。

回数制限を極力避けたい方は、「日常的なタスクをFlashモデル、重要な作業はPro/Thinkingモデル」のような使い分けを意識してみましょう。

モデルを適宜切り替えるだけで、制限到達のリスクを大幅に減らせます。

制限の仕組みを正しく理解し、Geminiをストレスなく使いこなしていきましょう。

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執筆者

植田遊馬

2020年からWebライターとして活動。生成AIに興味・関心があり、G検定を取得。

現在は、AI系メディアライターとして、AI関連情報を発信しています。