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【完全網羅】ChatGPTで何ができる?全26個を紹介!活用事例や注意点も

「ChatGPTって便利そうだけど、具体的に何ができるの?」「有料プランのほうがいい?」と疑問に思っていませんか。

AIの進化は目覚ましく、ChatGPTの可能性は日々広がっています。

しかし「何ができるか」がわからないままでは、業務効率化や創造性向上の機会を逃してしまいます。競合他社に後れを取ってしまうでしょう。

本記事では、ChatGPTで何ができるか、全26個を5つのカテゴリに分けて解説します。加えて、有料・無料プランの違いや国内企業の活用事例、注意点も紹介します。

ぜひ最後まで読み進めて、ChatGPTを日々の業務に活かし、業務効率や生産性アップにつなげてください。

以下の記事では、2024年8月現在最新モデルの「GPT-4o」について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

ChatGPT-4(GPT-4o)の特徴や使い方
【無料で使える】ChatGPT-4(GPT-4o)の特徴や活用事例、使い方を完全網羅!

【無料で使える】ChatGPT-4(GPT-4o)の特徴や活用事例、使い方を完全網羅!

GPT-4(GPT-4o)は文章・画像・音声に対応の、回答の正確性や多様な機能が特徴のAIモデルです。本記事では、GPT-4oの基礎知識や機能、活用方法などを解説します。本記事を読めば、ChatGPTで業務効率化を一気に進められるでしょう。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO他複数社AI顧問 / 生成AI活用普及協会理事 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ(会員5,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現の為に活動中。Xアカウントのフォロワー数は9万人超え(2024年9月現在)

弊社SHIFT AIでは、業務効率化を叶える実際のプロンプト(指示文)やGPTsを紹介しています。

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ChatGPTは有料・無料で「何ができるか」が異なる

ChatGPTでできることは幅広くありますが、利用するプランによって使えるモデルが変わり、「何ができるか」も異なります。

プランによる違いとモデルによる違いは以下のとおりです。

特徴GPT-4GPT-4oGPT-4o mini
利用可能なプラン有料一部無料無料・有料
学習時期2023年12月2023年10月2023年10月
メモリ機能可能可能可能
ブラウジング(ネット検索)可能可能不可
カスタム機能(GPTs)の作成不可可能不可
画像生成可能可能不可
画像認識可能可能不可※1
Advanced Data Analysis可能可能不可
ファイルのアップロード可能可能不可
※1 APIなら可能
※2 2024年8月24日現在

使用できるモデルについて、有料プラン※ではすべてのモデルが使え、無料プランでは「GPT-4o→GPT-4o mini」と移行します。
※月額20ドル(2024年8月24日現在:2,900円程度)

無料プランの場合、GPT-4oの使用回数に制限があります。5時間に10回程度のやりとりしか行えませんので、制限が解除されるまでできることが減ってしまいます。

有料プランと無料プランの違いで「できること」に大きく影響するのは「ファイルのアップロードの可否」です。

データ分析や要約、コンテンツの土台作りなどで、PDF・CSVファイルを用いる機会が多くあるでしょう。

PDF・CSVファイル読み込めないモデルの場合、「データをテキスト化→テキストを送信→リストや表形式に変換→分析」と多くの手順を踏む必要があります。

この手間を省いて効率を高めていくためにも、業務でChatGPTを使用する場合は有料プランがおすすめです。

ChatGPTの各プランについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ChatGPTで何ができる?5つのカテゴリに分けて解説

では、ChatGPTで何ができるか、以下5つのカテゴリに分けて解説します。

①リサーチ

ChatGPTを活用すれば、幅広いリサーチ業務を効率化できます。

AI(人工知能)としての機能を活かし、ネット上の膨大なデータを参照(ブラウジング)することで、ユーザーからの質問に対して回答してくれます。

対応範囲は広く、市場やトレンド、製品やサービス、業界の専門知識などに回答できます。

以下のように、一般的でも専門的でも、なにか疑問や質問があるときはChatGPTに聞いてみましょう。

  • おすすめの格安SIMは何?
  • 髪型の海外トレンドを教えてほしい
  • 夏におすすめのレシピは何?
  • Excel・スプレッドシートの関数がわからない
  • 失業保険の手続きに必要な書類は?
  • 現代日本の経済動向を教えてほしい
  • サブスクリプションモデルのメリットとデメリットは?

たとえば、「おすすめの格安SIMについて教えて」と質問した場合、以下のように回答してくれました。

ChatGPTで行った質問と応答
ChatGPTで行った質問と応答(「おすすめの格安SIMについて教えて」)

抽象的に質問しましたが、特徴や料金プラン、メリットをリスト形式でわかりやすく教えてくれます。

あるいは「現代日本の経済動向を教えてほしい」と質問した場合、以下のように出力されました。

ChatGPTで行った質問と応答(「現代日本の経済動向を教えてほしい」)
ChatGPTで行った質問と応答(「現代日本の経済動向を教えてほしい」)

年代の記載と出力形式を指示したところ、表形式でまとめたあと、詳細をわかりやすくまとめてくれました。

このように、ChatGPTは質問応答のタスクにおいても高いパフォーマンスを発揮するので、ちょっとした調べ物にも便利です。

②分析

ファイルやテキストを送信すれば、ChatGPTに情報やデータの分析をしてもらえます。

たとえば以下のような分析が可能です。

  • Ecxel・スプレッドシートのデータ分析
  • 商品・サービスの企画分析
  • タスクやスケジュールの分析

たとえば、スプレッドシートのデータ分析をしてもらいたいときは、スプレッドシートのデータをPDFやCSVファイルでダウンロードしてChatGPTに送信します。

今回、パソコンまわりのデバイス製造・販売を行う企業を想定し、作成した顧客リスト(以下画像)をPDFファイルにして送信しました。

「パソコンまわりのデバイス製造・販売」を行う企業の顧客リスト
「パソコンまわりのデバイス製造・販売」を行う企業の顧客リスト

ChatGPTには、顧客リストを分析し、次の製品を優先的に営業すべき顧客をリストアップしてもらいました。分析結果は以下画像のとおりです。

ChatGPTで行った、新規製品やサービスをセールスする営業先の選出
ChatGPTで行った、新規製品やサービスをセールスする営業先の選出

指示通りに表形式で出力した上で、優先度の基準も明記されています。次に行う営業プランを立てるのに役立つでしょう。

ただし、PDFやCSVファイルの送信は、GPT-4・GPT-4oモデルでしか行えません(2024年8月24日現在)。

GPT-4o miniを使用する場合は、テキストを送信し、表形式にまとめるよう指示してから詳細なデータ分析に移りましょう。

以下画像は、スプレッドシートのデータをコピーしたテキストを送信し、表形式にまとめてもらったものです。

ChatGPTで、コピーしたスプレッドシートのデータをテキストで送信したときのプロンプト
ChatGPTで、コピーしたスプレッドシートのデータをテキストで送信したときのプロンプト
ChatGPTで、送信したスプレッドシートのデータを表形式で出力したもの
ChatGPTで、送信したスプレッドシートのデータを表形式で出力したもの

読点や区切りのないテキストでも、内容を分析し、表形式にしてくれました。この表を活用すれば、より詳細な分析を行えます。

今回のような顧客データだけでなく、企画案やタスク、スケジュールなど、さまざまなデータを分析できます。

③文章作成

自然言語処理(人間が使う言葉をコンピュータで処理する技術)の分野で最先端の技術を駆使したChatGPTは、文章系の作成も得意です。

たとえば、以下のような場面で活用できます。

  • メールのテンプレート・文章作成
  • 記事の構成・本文作成
  • スライドの構成・内容考案
  • 動画の構成・台本の作成
  • SNS投稿作成
  • 議事録作成
  • 書類の雛形作成
  • コード作成
  • 業務マニュアルの作成

たとえば「メールのテンプレート・文章作成」では、メールに含めたい内容や項目を伝えると、以下画像のような土台を作ってくれます。

ChatGPTでメール文を下書きしている様子
ChatGPTでメール文を下書きしている様子(筆者が設定したダミーの内容を用いています)

また、会議中のメモや録音の文字起こしをChatGPTに入力すれば、構造化された議事録の下書きを生成できます。

今回は、予算案に関する会議内容を設定し、議事録を作成してもらいました。できあがった議事録は以下画像のとおりです。

ChatGPTを使って箇条書きで作成した議事録
ChatGPTを使って箇条書きで作成した議事録(筆者が設定したダミーの内容を用いています)

重要なポイントを整理し、論理的な構成で議事録をまとめてくれました。参加していない人への共有も早くできるでしょう。

④画像作成

ChatGPTを利用すれば、以下のようなさまざまな画像を作成できます。

  • キャラクターイラスト
  • 風景画
  • コンセプトアート
  • ロゴ
  • アイコン
  • ピクトグラム
  • 背景のテクスチャやパターン

たとえば「風景画」であれば、以下のように、場所やテイストを伝えるだけで描いてくれます。

ChatGPTで作成した、水墨画風の東京の風景画
ChatGPTで作成した、水墨画風の東京の風景画

「オリンピックの、柔道のピクトグラム」を依頼すると、以下の画像を作成してくれました。

ChatGPTで作成した、オリンピックの柔道のピクトグラム
ChatGPTで作成した、オリンピックの柔道のピクトグラム

また、背景に使えそうな「カラフルなコンクリート」のテクスチャの依頼には、以下の画像で応えてくれました。

ChatGPTで作成した、カラフルなコンクリートのテクスチャ
ChatGPTで作成した、カラフルなコンクリートのテクスチャ

このように、テーマやカラーリング、質感、用途などを伝えれば、さまざまな種類の画像を作成できます。

⑤サポート

ChatGPTは、分析や文章・画像作成だけでなく、あなたの以下のような業務・作業をサポートしてくれます。

  • 文章の添削・校正
  • 要約
  • 翻訳
  • 作成したコードのフィードバック
  • チャットボットの作成補助
  • アイデアの壁打ち

たとえば、作成したメルマガの文章や構成を添削してくれます。

よりユーザーの行動に効果的なポイントを教えてくれますし、以下画像のように、添削内容を反映したメルマガも出力してくれます。

ChatGPTで行った、メルマガ文章の添削と添削内容の反映
ChatGPTで行った、メルマガ文章の添削と添削内容の反映

また、資料作成に使う論文やニュース記事の要約も可能です。英語の論文や記事の場合、指示さえすれば、要約したのちに日本語で出力してくれます。

ChatGPTで論文の概要を知りたいときのプロンプトと回答
ChatGPTで論文の概要を知りたいときのプロンプトと回答

さらに、チャットボット(テキストや音声で質問への回答や情報提供、タスクの実行を行うプログラム)の作成補助もしてくれます。

社内マニュアルや問い合わせ履歴のデータをChatGPTに学習させ、社内の問い合わせに回答してくれるシステムができあがるのです。

チャットボットがあれば、部署間で質問しあったり確認を待ったりする時間を省けます。

また、チャットボットを活用すれば、顧客向けの簡単なFAQ(よくある質問)も作成可能です。

ChatGPTは、あなたのさまざまな業務・作業をサポートしてくれます。

GPTsで「できること」が広がる!

ChatGPTを利用すれば、さまざまな作業の効率化が可能です。しかしGPTs(ジーピーティーズ)を活用すると、できることの幅が広がります。

GPTsは、ChatGPTの機能を拡張し、特定の目的に特化したAIをカスタムできる機能です。

ChatGPTには、論文要約やロゴ生成、プロンプト作成など、さまざまな機能に特化したGPTsが多くあります。

他のユーザーが作成したGPTsを使えるのに加え、自分自身でも作成できるのが魅力です。

GPTsは無料版・有料版問わず誰でも利用できます。ただし、GPTsの作成は有料版(モデルはGPT-4o)のみです。

ぜひGPTsも活用して、業務効率や生産性向上の幅をさらに広げてください。

APIで独自ツールを開発できる!

ChatGPTの大きな特徴の一つが、開発者向けの機能であるAPI(エーピーアイ)です。

アプリケーションやサービスにChatGPTを組み込んで、各種設定をカスタマイズし、用途に応じたツールを作成します。

プログラミングの知識が必要ではありますが、ニーズに沿ったツールを作成できるので、業務効率や顧客満足度の向上に非常に有用です。

APIとChatGPTを連携させると、より簡易的なチャットボットを作成可能です。たとえば、ユーザーの問い合わせ応答を自動化できます。

APIの利用手順は以下の通りですので、APIを使いたい方はぜひ参考にしてください。

  1. OpenAIアカウントでログイン
  2. 右上のアイコンをクリック
  3. 「Your profile」を選択
  4. 「User API keys」を選択
  5. 「Create new secret key」をクリック
  6. 任意の名前を入力して「Create secret key」をクリック
  7. 発行されたAPIをコピー
  8. 任意のソフト・アプリケーションでAPIを呼び出す
    ※APIの呼び出し方は利用環境によって異なります。各ソフト・アプリケーションの操作方法を確認が必要です。

ChatGPTの活用事例

ChatGPTの活用事例を3つ紹介します。ぜひ参考にして、あなたの企業や業務に役立ててください。

  • 株式会社ニトリ
  • 横浜銀行
  • パナソニックグループ

株式会社ニトリ

ニトリは2023年12月にAIを導入し、商品情報の自動収集とECサイト「ニトリネット」への反映を実施しました。

従来、商品情報は担当者が手作業で収集していましたが、このプロセスを自動化することで作業負担が大幅に軽減され、業務の効率化につながりました。

また、クラウドサービス「Lazuli PDP」を用いて外部データベースから情報をAIで収集し整理したことで、商品掲載数の増加が可能になりました。

この取り組みは、新規顧客の獲得と製品の信頼性向上に寄与しています。

参考:ニトリが始めたAIで商品掲載作業の自動化&作業負担軽減につなげる商品ページ拡充施策とは(ネットショップ担当者フォーラム)

横浜銀行

横浜銀行は、2023年11月に「行内ChatGPT」と呼ばれる生成AI情報分析プラットフォームを導入しました。

このシステムは、文章の要約やメール文案の作成、行内規定やマニュアルの照会など、幅広い業務に活用されています。

導入の目的は、業務効率化と生産性向上です。とくに、文書作成にかかる時間を平均37%削減できると試算されており、従業員がより高付加価値の業務に注力できるようになることが期待されています。

セキュリティ面では、Azure OpenAIを利用し、行内の閉鎖された環境で運用することで、情報漏えいのリスクを最小限に抑えています。

また、生成AIの特性上発生する可能性のあるハルシネーション(事実にもとづかない情報の生成)に対しては今後の課題として、対策を講じているといいます。

ミスが許されない金融業界にも関わらず、果敢に生成AIを導入している横浜銀行の今後の動向に注目です。
参考:横浜銀行、チャットGPTを導入 効率化で営業強化(日本経済新聞)

パナソニックグループ

パナソニックグループは、業務の効率化と新規事業の創出を目的に、ChatGPTの導入を決めました。導入理由として以下の2点が挙げられています。

  • 社内業務の生産性向上
  • 新規事業の創出

導入後、パナソニックグループは以下のような変化が生まれたと報告しています。

ChatGPTにより、営業資料の作成や技術文書の要約作業などが自動化・効率化されました。社内のさまざまな業務でChatGPTを活用し、従業員の生産性が向上しました。

一方で、ChatGPTの出力には誤りがあるため、人的チェックが必要となりました。また、ChatGPTを活用した自動作文支援サービスの開発が本格化し、新規事業の創出に向けた取り組みが進んでいます。

総じて、パナソニックグループは、ChatGPTの導入により業務効率化と新規事業創出の足がかりができたと評価しています。今後は出力の精度向上と、ChatGPTのさらなる活用範囲の拡大を目指す方針です。

参考:パナソニックグループ AIアシスタントサービス「PX-GPT」をパナソニックグループ全社員へ拡大 国内約9万人が本格利用開始

ChatGPTを利用するときの注意点

ChatGPTは便利なツールですが、注意しなければならない点もあります。注意点は以下の3つです。

  • ハルシネーション(事実にもとづかない情報の生成)
  • 古い情報の出力
  • 情報漏えい
  • 著作権違反

それぞれ詳しく解説します。

ハルシネーション(事実にもとづかない情報の生成)

ChatGPTは時として、事実にもとづかない情報を生成します(ハルシネーション)。

ChatGPTは膨大なデータから学習し、学習したデータを組み合わせて新しい文章やコンテンツを生成します。そのため、事実とは異なる情報を提供する場合があるのです。

過去には、ChatGPTでがん治療の質問をしたところ、回答の約4割で専門医の評価と一致しなかった事例もあります。
参考:AI頼みは危険!がん治療情報 誤りも多く 米国研究 

この「ハルシネーション」は、AIの出力結果を鵜呑みにすることの危険性を示しています。

ハルシネーションのリスクを軽減するためには、以下の対策が効果的です。

  • 別の情報源でも確認する
  • ChatGPTの回答を鵜呑みにせず批判的に検討する
  • 事実確認が必要な旨をプロンプトに含める

大前提として、ChatGPTをはじめとした生成AIは「サポートツール」として使い、回答を鵜呑みにしないようにしましょう。

古い情報の出力

ChatGPTの出力は、最新の情報が反映されていない可能性があります。

たとえば、ChatGPTのモデル「GPT-4」は2023年12月まで、「GPT-4o・GPT-4o mini」は2023年10月までのデータしか参照できません。

とくに、急速に変化する分野や最新のニュースに関しては、古い情報が出力される可能性が高くなります。

時事的な内容や最新のトレンドが必要な場合は、ChatGPTでリサーチしつつ、人間の目でも情報収集するようにしましょう。

情報漏えい

ChatGPTは、入力されたデータが外部のサーバーに送信され、そのデータを学習して回答を生成します。

それだけでも機密情報や個人情報が流出する可能性がありますし、社内の多数の人間で扱うのですから、さらに危険性は高まります。

実際、2023年には、韓国の大手企業Samsung(サムスン)で情報流出が起こりました。

情報漏えいを防止するには、以下のようなChatGPTにデータを学習させない設定が有効です。

  • 機密性の高い情報はChatGPTに入力しない
  • ChatGPTにデータを学習させない設定(オプトアウト)を行う
  • 企業内でChatGPTの使用ガイドラインを策定して遵守する
  • 企業向けプラン「Team」や「Enterprise」を利用する

機密情報を入力しなければならない場合も、匿名性を高めれば問題ありません

具体的な顧客名や製品名を使用せず、「A社」「製品X」のように一般化した表現を使用するのがおすすめです。

著作権侵害や名誉毀損

ChatGPTを導入する際、著作権侵害や名誉毀損に注意が必要です。ChatGPTの生成物に他者の著作物が無断で含まれる可能性があります。

過去には、AIが生成した文章に他者の著作物が無断で利用された事例も確認されています。

とくに画像生成AIの使用には注意が必要です。出力したコンテンツが既存の著作物と類似していると、著作権侵害とみなされる可能性があります。

著作権侵害や名誉毀損のリスクを軽減するためには、以下の対策が効果的です。

  • 著作権フリー・許諾を得たデータのみを使用する
  • 既存の著作物との類似点を確認するツールを導入する
  • 生成コンテンツに著作権表示を明記する
  • 法務部門と連携して生成AI利用のリスク評価を行い、適切な対策を検討する

企業がChatGPTの出力を利用する際は、コンテンツの生成時にオリジナリティと正確性を確認するようにしましょう。

ChatGPTならさまざまなタスクに活用可能!

ChatGPTは、さまざまなタスクをサポートしてくれる生成AIツールです。使いこなせれば、身の回りの業務や作業が効率的になり、生産性が上がります。

現在でも活用の幅は広く、これから備わる機能によってはさらに拡大していくでしょう。

ぜひこの記事を参考にしながら、日々のタスクに応用し、業務効率アップを図ってください。

弊社SHIFT AIでは、業務効率化を叶える実際のプロンプト(指示文)やGPTsを紹介しています。

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記事を書いた人

木村凛日

フリーランスのSEOライター・ディレクター。
当メディアでは執筆・リライトを行っています。
200名以上のWebライターの育成経験あり。
メディア分析も担当しています(他メディア)。
パンダが好きです。