ChatGPT Plus(有料版)は課金すべき?無料版との10の違いや料金、できることを解説

ChatGPT Plus(チャットジーピーティー プラス)はChatGPTの有料版で、無料版に比べて多機能・高性能です。
しかし、いくら多機能・高性能と知っていても、「有料・無料のどっちを使うべき?」「お金がかからないほうがいい」と考えるでしょう。
とくに費用だけで判断すると、業務効率化や生産性向上といった目的を果たしきれません。そのため、両者の違いを的確に把握しておく必要があります。
本記事では、ChatGPT Plus(有料版)と無料版の違いや、ChatGPT Plusの登録方法を解説します。
この記事を読むことで、自分に合ったプランを選べるようになり、ChatGPTによる業務効率化の効果を最大まで高められるでしょう。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
弊社SHIFT AIでは、ChatGPTの活用方法を学んでキャリアアップする方法や、効率よく副業の始めて収入を得るまでのロードマップを解説するセミナーを開催しています。
また、参加者限定で、「ChatGPTの教科書」や「ChatGPTプロンプト175選」、「ワンランク上のChatGPT活用法」など全12個の資料を無料で配布しています。
「ChatGPTを使いこなしてAI時代の波に乗りたい」「ChatGPTを使って最速で副業収入を得る方法を知りたい」という方は、ぜひセミナーに参加してみてください。
目次
ChatGPT Plusとは?
ChatGPT Plusは、OpenAIが提供するChatGPTの有料版サービスです。無料版と比較して、より高度なAIモデルへのアクセスや応答速度の向上、新機能への優先的なアクセスなど、多くのメリットがあります。
とくに、ビジネスや専門的な用途でChatGPTを頻繁に利用するユーザーは、作業効率を大幅に向上させられます。
ChatGPT Plusについて、以下2つの観点から解説します。
- ChatGPT Plusに課金したほうがいい人は?
- ChatGPT Plusに利用制限はある?
本記事では主に、ChatGPT Plusについて解説しますが、「ChatGPTの概要を詳しく知りたい」という方は、以下の記事もご覧ください。
ChatGPT Plusに課金したほうがいい人は?
ChatGPT Plusへの課金を検討している方は、以下のような特徴に当てはまる場合、メリットを最大限に享受できるでしょう。
- ChatGPTを日々頻繁に使いたい人
- できるだけ最新情報を得たい人
- より高精度・高品質な回答を得たい人
- 画像や動画を作りたい人
- AIの利用をChatGPTで収めたい人
ChatGPT Plusの料金は、月額20ドル(2025年7月時点の日本円換算で税込3,300円)です。月額20ドルの投資で、業務効率や生産性が大幅に向上する可能性があります。
たとえば、月額20ドルの課金で毎週2時間作業時間を短縮できれば、時給2,000円換算で「月8時間×2,000円=16,000円」の価値を生み出せます。
十分に投資を回収できる計算になるため、ChatGPT Plusへの課金を検討するべきです。
ChatGPT Plusに利用制限はある?
有料プランであるChatGPT Plusにも、利用制限は存在します。
OpenAI公式によると、最新モデルの「GPT-5」は3時間ごとに最大160件、「GPT-5-Thinking」は1週間あたり200件まで利用できるとされています。
無料版と比較すれば大幅に緩和されていますが、無制限に利用できるわけではない点には注意が必要です。
ChatGPT Plusの利用料金

ChatGPT Plusは月額20ドルに消費税が加算され、2025年8月現在では税込3,300円程度で利用可能です。
無料版は、チャットの回数制限が厳しく、利用できる機能も限られています。
とくに、無料で利用できる最高性能モデル「GPT-5」は1時間に10回程度しか使用できず、「仕事に使うには少ない」と感じる方もいるでしょう。
月々20ドルの投資で業務や作業効率が大幅に向上するため、とくに業務での利用を考えている方は、ChatGPT Plusの利用をおすすめします。
ChatGPT Plusの利用料金について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
選択可能な支払い方法
ChatGPT Plusの支払い方法には、主にクレジットカード(Visa・Mastercard・American Expressなど)が利用可能です。
その他、Google Payが利用できたり、電話番号の入力でクレジットカード情報を保存(Linkを利用)したりできます。
デビットカードも一部利用できる場合があり、OpenAIの支払いシステムを通じて安全に処理されます。
【要確認】ChatGPT PlusとAPIの利用は別料金
ChatGPT Plus(有料版)と似たような“課金制”のものに、API(エーピーアイ)がありますが、利用は別料金です。
ChatGPT Plusは月々支払う課金制、APIは利用した分だけ支払う従量課金制となっています。
APIとは、他のアプリケーションやサービスと連携する仕組みのことです。たとえば、ECサイトやWebサービスに組み込めば、問い合わせ対応のチャットボットを作成できます。
個人や会社の利用目的によっては、APIの利用が適切な可能性もあります。ChatGPT PlusとAPIのどちらを利用すべきか、ぜひ比較検討してみてください。
ChatGPT Plusでできること10選!無料版の違いは?
ChatGPT Plusは、無料版と比較して大幅に機能が拡張されており、より高度なAI活用が可能です。
ここでは、ChatGPT Plusで注目すべき10の機能と、無料版との違いを詳しく解説します。

上記のように、ChatGPTでできることは多岐に渡ります。しかし「何をできるのか」を知っていても「どうやってやるのか」を知らないと、使いこなせるようにはなれません。
使いこなすテクニックをてに入れるためには、先に活用を進めている有識者の話を聞いてみるのが手っ取り早いでしょう。
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モデル:より制限なく利用できる
ChatGPT Plusの最大の利点は、Free(無料)プランに比べて使用制限が少ない点です。
以下表のように、FreeはPlusより回数制限が厳しく設定されています。上限に達するとGPT-5 mini(GPT-5 miniの簡易版)に自動移行する仕組みです。
項目 | Plus | Free | モデルの解説 |
---|---|---|---|
GPT-5 | ○ (3時間あたり最大160件) | ○ (5時間あたり最大10件) | ほとんどの一般的な質問やタスクに迅速に対応する基本モデル |
GPT-5 Thinking | ○ (1週間あたり200件) | ○ (1日あたり1件) | 複雑な問題や、より深い思考が必要なタスクに対応する高性能モデル |
最先端なモデル「GPT-5」をよりストレスなく使いたいのであれば、Plusプランの利用をおすすめします。
また、「GPT-5 Thinking」は「GPT-5」利用時より制限が厳しいと言えますが、プロンプトに以下のようなフレーズを入れると回避できます。
- じっくり考えて
- 深く推論して
ThinkingモードはGPT-5の推論モードを強制的に呼び出すモードで、利用回数は「GPT-5 Thinking」を選択した場合にカウントされます。
高速応答モードと推論モードを自動で使い分ける「GPT-5」に、推論するようプロンプトで指示すれば、利用回数としてカウントされずに使えるのです。
以下の記事では、現在廃止となった過去のモデルも含めて「ChatGPTのモデル」について解説しています。「ChatGPTへの理解を深めたい」という方はぜひ参考にしてください。
【8月9日追加アップデート情報】
リリース翌日である8月9日、OpenAIが「過去のモデルも使えるようにする」と発表しました。
ChatGPT Plusユーザーは、基本的に利用できる「GPT-5」以外にも、過去のモデル(レガシーモデル)のGPT-4oも利用できるようになりました。
レガシーモデルを使用するには設定の変更が必要です。以下手順で変更してください。
- 設定を開く
- 「一般」タブの「レガシーモデルを表示」をオンにする
学習データの期間:より新しい情報が学習されている
ChatGPTのFree(無料)プランとPlusプランは、現時点では基本的に同じ最新の学習データ(2024年6月まで)をもとに回答します。
ただし、モデルの更新や新機能の実験的なリリースの際には、Plusプランのユーザーが先行して、より新しいデータや高性能なモデルへアクセスできる場合があります。
以前はプランごとに「知識の新しさ」に明確な違いがありましたが、最近の無料プランのモデルも大幅に新しくなり、知識面の差はほとんどありません。
それでも、いち早く新しいモデルや追加機能を体験したい場合には、Plusプランのほうが有利となるケースがあります。
機能:より多くの高度な機能が利用できる
ChatGPT Plusでは、無料版では利用できない多くの高度な機能が利用できます。利用できる機能を一覧で紹介します。
項目 | 無料 | Plus | 備考 |
---|---|---|---|
ChatGPT search | ○ | ○ | ・インターネットの情報を参照して回答できる ・ショッピング機能によって各商品を比較できる |
Deep Research | ○(月5回) | ○(月に20回) | ・ChatGPT searchよりも高性能な検索能力とレポート作成力をもつ機能 ・回数制限に達すると軽量版Deep Researchに自動で切り替わる |
Canvas | × | ○ | その場でアプリやサイト、記事を作成・編集できる機能 |
データの分析・チャート作成 | ○ | ○ | Pythonを活用してデータ分析やグラフの作成が可能 |
画像認識機能 | ○ | ○ | 画像に写っている物や文字を認識できる機能 |
ファイルのアップロード | ○ | ○ | 提供されたファイル内容をもとに回答 アップロードできるファイル形式は多岐にわたる(PDF、csv、Excel、txt、Word、md等) |
メモリ機能 | ○ | ○ | ・過去の会話を記憶できる機能 ・記憶できるのは過去の一部情報のみ(指定可能) |
高度なメモリ機能 | × | ○ | 過去のチャットをすべて参照できる機能 |
タスク機能 | × | ○ | 決められた時間にタスクを実行できる機能 |
GPTsの作成 | × | ○ | 知識なしでAIチャットボットを作成できる機能 第3者への共有やGPTストアでの公開も可能 |
GPTストアの利用 | ○ | ○ | 他人のGPTsを使えるストア |
画像生成 | ○ | ○ | テキストのみで画像を生成できる機能 |
音声会話 | ○ | ○ | 人間のように流暢な言葉を話すAIと会話できる機能 |
動画生成(Sora) | × | ○ | テキストのみで動画を生成できる機能 |
Operator | × | × | ブラウザをChatGPTが操作してタスクを自動実行できる機能 |
Codex | × | × | 開発タスクを丸ごと自動処理してくれるエージェント機能 |
※回数制限は変更される可能性あり
※無料版は基本的に回数制限がつきます
表のように、無料版でも利用可能な機能は多くあります。ただし、それぞれ回数制限が厳しかったり、動画生成AI「Sora」やGPTsの作成など、Plusプランでしか使えない機能もあります。
無料版を使う場合、業務内容や使用目的によっては、期待する効率性や生産性に達しない可能性がある点に注意しましょう。
上記のように、ChatGPTでできることは多岐に渡ります。しかし「何をできるのか」を知っていても「どうやってやるのか」を知らないと、使いこなせるようにはなれません。
使いこなすテクニックをてに入れるためには、先に活用を進めている有識者の話を聞いてみるのが手っ取り早いでしょう。
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画像生成:生成上限が拡大される
ChatGPT Plusでは、テキストから画像を生成する機能の利用上限が、無料版に比べて大幅に引き上げられています。
より多くの画像を生成したり、複雑な指示に基づいて多様な画像生成を試したりでき、デザイン業務の幅が広がります。
「たくさんの画像を作りたい」「何度も対話を重ねて画像の完成度を上げたい」という方は、Plusプランの利用をおすすめします。
動画生成:Soraが使える
ChatGPT Plusのユーザーは、テキストから動画を生成できるAIモデル「Sora」を利用可能です。現段階では、無料プランユーザーは利用できません。
Soraでは、テキストプロンプトに基づいて、リアルで想像力豊かな動画を生成できます。
Soraの機能により、マーケティングやエンターテインメント、教育など、さまざまな分野で革新的なコンテンツの制作が可能です。
文字数制限:より長い入力や出力ができる
プランによって使用できるトークン数(AIモデルがテキストを処理するときの最小単位)が異なります。
Free(無料)プランでは最大8,000トークン、Plusプランでは最大32,000トークンです。
つまり、Plusプランのほうが無料プランよりも多くのやりとりができ、以下のような“大きなデータ”を扱うタスクの処理がしやすくなります。
- 長文の要約
- 長文レポートの作成
- 複雑なコードの生成
タスクの途中で制限に達してしまうと、数時間待つか、簡易的なモデルに切り替える必要があります。
「作業の中断は面倒くさい」という方は、Plusプランの利用がおすすめです。
回答内容の質:質自体は変わらない
2025年8月現在、Free(無料)プラン・Plusプランともに、最新モデル「GPT-5」を利用できます。そのため、回答内容の質自体に差はありません。
ただし、先ほども触れたように、FreeプランはPlusプランより厳しい使用制限があります。
この点を考慮すると、同様の質でより多く使えるPlusのほうが、全体的な「質」は高いと言えるでしょう。
また、今後GPT-5以上のモデルや別用途のモデルが発表された場合、これまでと同様、Plusプランのほうが優先的に利用できるようになります。
より高精度かつ多用途なモデルをいち早く利用できる、という点も加味すると、「Plusのほうが高品質な回答をより早く得られる」とも言えるでしょう。
ChatGPTの回答をより高品質にしてイメージ通りの出力を得るためには、ChatGPTの性質やプロンプトの構築方法を知って身につける必要があります。
どれだけ知能の高いモデルだとしても、指示するのは人間側であり、指示の品質によって生成結果も異なるからです。
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システムの安定性:混雑時も優遇される
ChatGPTの無料版とChatGPT Plusでは、システムの安定性に違いがあります。
無料版はアクセスが集中すると利用できなくなる場合がありますが、ChatGPT Plusはアクセス集中時でも優遇され、比較的安定して利用できます。
新機能の提供機会:最新機能をいち早く利用できる
ChatGPTで新機能が公開された際は、ChatGPT Plusのユーザーが優先的に利用できるケースが多くあります。過去にも同様のケースがありました。
たとえばブラウジング機能(ネット上の最新情報をもとに回答できる機能)は、以前はPlusプラン以上のユーザー専用でした。
今後さらなる新機能がリリースされた場合、Free(無料)プランを利用していると、「リリースが発表されたにもかかわらず、まだ使えない」というもどかしい期間を過ごすことになるでしょう。
GPTs(独自アプリ):使うだけでなく作成もできる
ChatGPT Plusでは、GPTs(ジーピーティーズ)による独自アプリの作成権限が与えられているため、専門的な知識がなくてもチャットボットや文章添削などのアプリを作成できます。
本メディアでは、ChatGPTを完全無料・登録なしで使用できるAIチャットボットを提供しています。
「ChatGPTを使う前にAIがどんなものか試したい」という方は、ぜひご活用ください。
【利用環境別】ChatGPT Plusの登録方法
では、ChatGPT Plusの登録方法を以下の利用環境別に解説します。
- ブラウザ
- デスクトップアプリ
- スマホアプリ
あなたにとって使いやすい利用環境で登録してみてください。
ブラウザ
ブラウザでの登録手順は以下の通りです。
- ChatGPTのトップページにアクセス
- 画面上部「アップグレードする」かモデル選択欄をクリック
- アップグレードするプランを選択
- 必要事項を入力して申し込み
※画面左下のアカウントアイコンをクリックし、「プランをアップグレードする」を選択しても、手順4以降を行えます。
まずは、ChatGPTのトップページを開きます。トップページは以下のようになっており、上部「アップグレードする」か、モデル選択欄のどちらかをクリックすればアップグレード画面に移動します。

どちらかをクリックすると、以下のプラン一覧が表示されます。利用したいプランを選択しましょう。

「Plusを始める」をクリックすると、以下のような「OpenAI(オープンエーアイ)」の画面に移動します。
必要事項を入力して、下部の緑色のボタン「申し込む」をクリックすればアップグレード完了です。

デスクトップアプリ
結論、デスクトップアプリからの操作はおすすめしません。ChatGPT Plusの登録はアプリ内で完了できないからです。
アプリから課金オプションを選んでも、最終的にはブラウザで課金操作を行うことになります。
やや手間がかかるため、ChatGPT Plusへの登録は、デスクトップアプリからではなく最初からブラウザで行うことをおすすめします。
ブラウザを経由するものの登録自体は可能であるため、以下にデスクトップアプリからの登録手順を記載します。
- ChatGPTのアプリを開く
- アカウントアイコンから「設定」を開く
- 「サブスクリプション」か「ChatGPT Plusにアップグレードしましょう」を選択
- アップグレードするプランを選択
- 必要事項を入力して申し込み
ChatGPTのアプリを開いたら、画面右下のアカウントアイコンをクリックして「設定」を開きます。

「設定」を開くと以下のポップアップが表示されるので、「サブスクリプション」か「ChatGPT Plusにアップグレードしましょう」を選択しましょう。

どちらかを選択するとブラウザに移動し、以下の画面が表示されます。利用したいプランを選択しましょう。
※ブラウザへのログインが済んでいない場合は、ログイン後に「ブラウザでの登録手順」を1から行うことになります。

プランを選択すると、以下のようなOpenAIの画面に遷移します。必要事項を入力して、申し込みを完了しましょう。

スマホアプリ
スマホ版のChatGPT公式アプリでは、以下の手順で、アプリ内でのアップグレードが可能です。
- サイドバーを開く
- アカウント名右側の3点をタップ
- 「サブスクリプション」をタップ
- 「サブスクリプションを登録する」をタップ
- 支払い情報を確認して決済
サイドバー下部にあるアカウント名右側の3点をタップすると、以下画像のような画面になりますので、「サブスクリプション」をタップしましょう。

「サブスクリプション」をタップすると以下の画面になります。「サブスクリプションを登録する」をタップしたあと、決済を行って登録完了です。

ChatGPT Plusの解約方法
ChatGPT Plusの解約には「ブラウザから」と「スマホアプリから」の2通りがあります。
ただし、ChatGPT Plusの解約は、アップグレードを行った利用環境でのみ可能です。「解約の表示がない」と困らないように、この点はぜひ覚えておいてください。
また、ChatGPT Plusを解約しても、次の更新日までの間は利用できます。解約を忘れそうな方は、忘れないうちに解約しておきましょう。
では、ブラウザとスマホアプリの解約手順を解説します。
ブラウザから
ブラウザから解約する手順は以下の通りです。
- ChatGPTのトップページを開く
- 左下のアカウントアイコンから「設定」を選択
- 「アカウント」を選択
- ポップアップ下部「サブスクリプション」をクリック
- 「管理する」から「サブスクリプションをキャンセルする」をクリック
- もう一度「サブスクリプションをキャンセル」をクリック
まずは、ChatGPT画面左下のアカウントアイコンをクリックし「設定→アカウント」の順で選択しましょう。
設定画面を開いたら、一番下の「アカウント」を選択します。

「アカウント」を選択すると以下の画面になります。利用中のプラン名の右にある「管理する」をクリックし、「サブスクリプションをキャンセルする」を選択しましょう。

「サブスクリプションをキャンセルする」を選択すると再確認のポップアップが表示されますので、間違いがなければ、再度「サブスクリプションをキャンセルする」を選択してください。
スマホアプリから
スマホアプリから解約する手順は以下の通りです。
- サイドバーを開く
- アカウント名右側の3点をタップ
- サブスクリプションをタップ
- 画面下部「サブスクリプションを管理」をタップ
- サブスクリプションの解約を行う

サイドバー下部にあるアカウント名右側の3点をタップすると、以下画像の画面になりますので、「サブスクリプション」をタップしましょう。
「サブスクリプション」をタップすると以下の画面になります。「サブスクリプションを管理する」をタップしたあと、画面の指示にしたがって操作すれば解約完了です。

ChatGPT Plusの活用例
ChatGPT Plusの高度な機能と性能は、多岐にわたる業務で真価を発揮します。ここでは、具体的な活用例をいくつかご紹介します。
- データ分析
- 資料や論文の要約・翻訳
- メールや企画書、プレゼンの作成
- SEO記事やSNSの画像・動画作成
データ分析
ChatGPT Plusでは、高性能モデルを活用して表やデータの分析も効率的に行えます。
たとえば、CSVやExcel形式のデータを貼り付けるだけで、傾向の読み取りやグラフ作成、要点の整理などを自動で実行可能です。
また、データの読み間違いが少なく、複雑な数式や統計処理にも対応できるため、業務の効率化に大きく貢献します。
データ分析をChatGPTで行えるようになると、これまで多くの時間がかかっていたタスクをラクにできます。
しかし、使いこなす術を知らないと、正しい情報や必要なデータを含めたアウトプットを得られません。ただ「使う」だけになってしまいます。
弊社SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIの活用方法やノウハウをお伝えする無料セミナーを開催しています。
さらに参加者限定で、「ChatGPTの教科書」や「初心者が使うべきAIツール20選」など、全12個の資料を配布中です。
「ChatGPTを使いこなす知識やノウハウを手に入れたい!」という方は、ぜひセミナーに参加してみてください。
資料や論文の要約・翻訳
ChatGPT Plusでは最大32,000トークンまで処理可能なモデルが利用できるため、長文の論文や複雑な資料でも途中で途切れることなく、要点を的確にまとめられます。
また、翻訳機能も高精度で、自然な日本語・英語表現での変換が可能です。専門的な技術論文の要約や多言語での資料作成にも役立ちます。
メールや企画書、プレゼンの作成
ChatGPT Plusでは、ビジネスメールの文面作成から、説得力のある企画書・プレゼン資料の構成作りまでサポート可能です。
用途に応じてトーンや表現を調整できるため、フォーマルなビジネス文書からカジュアルな提案書まで幅広く対応できます。
また、Canvas機能を活用すれば、アイデアを視覚的に整理したり、チームでの共有もスムーズに行えます。
SEO記事やSNSの画像・動画作成
ChatGPT Plusでは、SEO記事の構成案作成、キーワード調整、本文執筆まで自動化できます。
さらに、画像生成機能(DALL·E)や動画生成機能(Sora)を活用すれば、SNS投稿や広告用のビジュアルコンテンツも一括で制作可能です。
ChatGPT Plusを活用すれば、文章作成から画像・動画の制作まで一括で対応できるため、コンテンツ制作全体のスピードと品質が飛躍的に向上します。
組織・企業向けのTeamプランとEnterpriseプランもある
ChatGPTの有料版には、実は組織や企業向けのTeamプランとEnterpriseプランもあります。
組織が利用するプランの選択は、「少人数の組織で業務に使いたいのか、大企業として全社的に導入して使いたいのか」といった目的によって異なります。
以下の表で利用料金や特徴を比較しますので、ぜひ参考にして、利用するプランを検討してみてください。
特徴 | Team | Enterprise |
---|---|---|
対象 | 中小規模の組織・チーム | 大企業・官公庁 |
料金(税抜) | 年額プラン:月額25ドル/ユーザー(約4,000円) 月額プラン:月額30ドル/ユーザー(約4,800円) | 要問合せ |
セキュリティ | 入力データは学習されない | Teamよりもさらに高度なセキュリティ |
使用モデル | GPT‑4o高メッセージ制限 GPT-4.1 複数の推論モデル(o3‑mini、およびo1) | 全モデル優先利用(o1 pro mode等) |
機能 | Plusで使えるすべての機能を利用可能 最新機能「Codex」を利用可能 | Teamよりも制限緩和された機能 最新機能「Codex」を利用可能 |
OpenAIによるサポート | 一般的なサポート | 優先サポート |
各プランについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
ChatGPT Plusでよくある質問
ここでは、ChatGPT Plusの利用を検討しているユーザーが疑問に思いやすいポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
- ChatGPT Plusに無料トライアルや学割はある?
- 登録・決済エラーが出るときの対処法は?
- 画像生成や動画生成に追加料金はかかる?
- 入力したデータは学習される?プライバシーは安全?
- 領収書・請求書は発行できる?
ChatGPT Plusに無料トライアルや学割はある?
現在、OpenAIはChatGPT Plusに対して公式な無料トライアルや学割を提供していません。ただし、課金を検討している方に向けて、費用を抑えるための方法があります。
まずは、無料プランで利用できるChatGPT(GPT-4o Mini)を試してみるのがおすすめです。性能や機能が自分のニーズに合っているかを確認できます。
また、短期間だけ利用したい場合は、月額プランを1か月だけ契約し、その月内に解約する方法もあります。実質的に1か月分の料金で、Plusの機能をフルに活用可能です。
登録・決済エラーが出るときの対処法は?
ChatGPT Plusの登録や決済時にエラーが表示される場合、いくつかの主な原因が考えられます。よくある原因と対処法は以下の通りです。
- クレジットカード情報の誤入力:入力したカード番号・有効期限・セキュリティコード(CVC)などに誤りがないかを確認
- 3Dセキュア(本人認証サービス)未対応のカードを使用している:OpenAIの決済は、3Dセキュアに対応しているカードである必要がある
- 利用限度額の超過:カードの利用残高や一時的な制限により、決済がブロックされている可能性がある
これらを確認しても問題が解決しない場合は、「別のクレジットカードを使用する」「カード会社に直接問い合わせて、決済拒否の理由を確認する」といった対応を検討しましょう。
画像生成や動画生成に追加料金はかかる?
ChatGPT Plusの月額料金には、DALL·E 3による画像生成や、Soraによる動画生成の利用が含まれています。そのため、これらの機能を利用する際には追加料金は発生しません。
ただし、それぞれの機能には月内の利用上限が設けられています。上限を超えて利用したい場合には、OpenAIのAPI経由での利用(別途従量課金)が必要となる場合があります。
とくに、画像や動画を頻繁に生成する方は、上限に達しやすいため注意が必要です。必要に応じて、OpenAI APIの利用も視野に入れましょう。
入力したデータは学習される?プライバシーは安全?
ChatGPTに入力した内容は、デフォルト設定のままだとモデルの学習に利用される可能性があります。プライバシー保護のために、ユーザー自身で設定を変更可能です。
設定画面「データコントロール」の「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすれば、モデルの学習に利用されないよう設定できます。
また、ChatGPT Plusでは以下のようなセキュリティ対策も実施されています。
- データの暗号化通信(SSL/TLS)
- OpenAIのISO 27001などの国際的なセキュリティ認証の取得
とはいえ、機密性の高い情報(個人情報・業務データなど)を入力する際は注意が必要です。たとえ安全性が確保されていても、機密情報の直接入力は避けましょう。
領収書・請求書は発行できる?
ChatGPT Plusの領収書や請求書は、OpenAIの管理画面から発行可能です。以下の順に進むと、PDF形式の領収書や請求書を即時にダウンロードできます。
- 設定から「アカウント」を開く
- 「支払い」の右にある「管理する」をクリックする
- 画面右側をスクロールして「請求書の履歴」を選択する
- 領収書・請求書を発行したい支払いを選択する
- 領収書・請求書をダウンロードする
法人カードで決済した場合でも、領収書をそのまま経費精算に利用可能です。なお、領収書は課金日ごとに発行されます。
業務効率・生産性を上げたいならChatGPT Plusへ課金すべき!
ChatGPT Plus(有料版)は、無料版と比べて多機能・高性能です。
「費用をかけたくない」という理由だけで無料版を使うと、ChatGPTを中途半端にしか利用できず、あと一歩のところで求める高精度な回答が得られなくなってしまうでしょう。
業務効率や生産性の向上を目的としているなら、ChatGPT Plusの利用がおすすめです。
また、組織や企業向けのTeamプランやEnterpriseプランもあります。利用する目的に沿って比較し、より業務効率や生産性に役立つプランを選択してください。
現在、ChatGPTをいざ活かそうと思っても、日々の業務でどのように動かしていくべきかわからず、使いこなせないままの方が多くいらっしゃいます。
活用方法を十分に理解していなければ、効率化を目指しているにもかかわらず、調査に多くの時間を費やしてしまう可能性があります。
弊社SHIFT AIでは、ChatGPTを活用して副業で収入を得たり、キャリアアップで年収を高めたりするノウハウをお伝えする無料セミナーを開催しています。
セミナーでは、主に以下の内容を学習できます。
- ChatGPTの最新情報
- ChatGPTを使った副業の始め方・収入を得るまでのロードマップ
- おすすめの副業案件と獲得方法
- ChatGPT活用スキルを高めて昇進・転職などに役立てる方法
- 実際に成果を出しているロールモデルの紹介
無料セミナーは、AI初心者〜中級者の方を対象としています。
「これからChatGPTを学習したいけど、何から始めていいのか分からない」「AIの独学に限界を感じてきた」という方にとくにおすすめです。
また、参加者限定で、「ChatGPTの教科書」や「ワンランク上のChatGPT活用法」や「ChatGPTプロンプト175選」など全12個の資料を無料で配布しています。
完全無料で参加できるため、ご興味のある方は、ぜひセミナーに申し込んでみてください。
記事を書いた人

木村凛日
フリーランスのSEOライター・ディレクター。
AIツールを活用したリサーチ・画像生成を日々行っています。
200名以上のWebライターの育成経験あり。
メディア分析・リライトも担当しています(他メディア)。
パンダが好きです。
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