【一目でわかる】CopilotとChatGPTの違いは?両方使用した結果を比較!

生成AIの導入を検討する際、「CopilotとChatGPTは何が違うのか」や「どちらを使うべきか知りたい」と悩むケースは多いでしょう。
どちらも似た生成AIサービスですが、使用できるAIモデルや機能などが大きく異なります。Copilot(コパイロット)とChatGPTの違いを理解していなければ、自社に適した生成AIを選べず、導入コストに対する費用対効果が低くなってしまいます。
そこで本記事では、10個の項目別に、ChatGPTとCopilotの違いを丁寧に解説しています。また、最終的にどちらを使用すべきかも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
本記事を読めば、CopilotとChatGPTの違いを理解でき、自社に最適な生成AIを導入するための知識が手に入るでしょう。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
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目次
【比較表】CopilotとChatGPTの違い
ChatGPTとCopilotの違いは、以下表のとおりです。
なお本章では、どちらも個人向け有料プランのChatGPT PlusとMicrosoft 365 Premium※を比較しています。
※以前のCopilot Proプランは統合されたため終了
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 開発元 | OpenAI | Microsoft |
| 利用可能なモデル | ・GPT-5 ・GPT-5 Thinking ・GPT-4o ・GPT-4.1 ・o3 ・o4-mini | ・GPT-5 |
| 画像生成 | 可能 | 可能 |
| 画像認識 | 可能 | 可能 |
| ネット検索 | 可能 | 可能 |
| Officeアプリとの連携 | 難しい | 可能 |
| カスタムGPT(GPTs) | 可能 | 不可 |
| プログラム実行機能 | 可能 | 不可 |
| 料金(税込) | 20ドル(約3,200円)/月 | 3,200円/月 |
組織・企業向けのプランでは、複数人での共有機能が追加されていたり、セキュリティ面が強化されていたりしますが、使用できる機能やAIの性能は個人向け有料プランとほぼ同じです。
それぞれの項目の違いについて、詳しく見てみましょう。
開発元
ChatGPTとCopilotの開発元は、それぞれ以下のとおりです。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 開発元 | OpenAI | Microsoft |
どちらもアメリカ企業であり、Microsoftは言わずと知れた大企業です。OpenAIは新興企業でありながら、ChatGPTを開発したことで世界中から知られることになりました。
MicrosoftはOpenAIと協力体制であり、実はCopilotの中で動いているAIはOpenAI製です。
開発元は異なりますが、使用されているAI技術はほぼ同じである点を理解しておきましょう。
使用できるAI
ChatGPTとCopilotで使えるAIは、以下のように異なります。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 使えるAI | ・GPT-5 ・GPT-5 Thinking ・GPT-4o ・GPT-4.1 ・o3 ・o4-mini | ・GPT-5 |
ChatGPTとCopilotの両方で、GPT-5を利用できます。
さらに、ChatGPTは深い推論が可能なGPT-5 Thinkingを選択できる点で、Copilotよりもメリットが大きいです。
Copilotの推論モードとして提供されるThink Deeperは、ChatGPTのo1モデルが基盤です。
Officeアプリとの連携
ExcelやWordなどのOffice製品との連携に関しては、Copilotの方が圧倒的に簡単です。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| Officeアプリとの連携 | 難しい | 可能 |
CopilotはMicrosoftの生成AIサービスであるため、有料ユーザーであれば同社のOffice製品上で何も設定することなく利用できます。

一方でChatGPTの場合は、専門的な知識・スキルがなければOffice製品との連携ができません。
Office製品を日常的に使用している方は、ChatGPTよりもCopilotを利用することが推奨されます。
ネット検索
ChatGPTでもCopilotでも、ネット検索による回答生成が可能です。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| ネット検索 | 可能 | 可能 |
どちらもネット検索に対応していますが、CopilotはBingでの根拠付けを明示しており、ChatGPTはBingを含む外部検索プロバイダーと連携します。
ネット検索機能を使用することで、「今日の天気」のような最新情報を取得したり、医者が書いた記事のような信頼性が高い情報をもとに出典付きで回答が出力されます。
ネット検索機能を高精度で活用したい方は、ChatGPTがおすすめです。
カスタムGPT(GPTs)
特定のタスクに特化したチャットボットを作成できる機能「カスタムGPT(GPTs)」の使用可否は、以下のとおりです。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| カスタムGPT(GPTs) | 可能 | 不可 |
GPTsを使用することで、たとえば「メール作成に特化したチャットボット」や「自社商品のマーケティングに特化したチャットボット」などの作成も専門知識なしで可能になります。
Copilotでは、以前はGPTsの作成および利用が可能でしたが、2024年7月10日以降、その機能が停止されました。
より自社のタスクに特化したチャットボットを作成したい方は、ChatGPTがおすすめです。
プログラム実行機能
ChatGPTでは、プログラム実行機能「Data Analysis」を利用できますが、Copilotにはその機能が備わっていません。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| プログラム実行機能 | 可能 | 不可 |
Data Analysisを使うことで、本来プログラミングコードによって実行するべきタスクをChatGPT上で完結できます。
たとえば、以下のようにExcelファイルを作成し、ダウンロードできる形で出力するタスクも行えます。

他にも、音声データを処理したり、画像データを白黒にしたりなど、多様なタスクを実行できます。
ChatGPTとCopilotで悩んだ際は、Data Analysisの存在も考慮しましょう。
画像認識
アップロードした画像を読み取る機能は、ChatGPT・Copilotどちらにも搭載されています。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 画像認識 | 可能 | 可能 |
画像認識機能を使用すると、画像に書かれている文字を起こしたり、画像に写っている状況を説明したりできます。

画像認識機能はChatGPT・Copilotどちらでも利用可能な点を理解しておきましょう。
画像生成
ChatGPTとCopilotはともに、テキストにもとづいて画像を生成する機能を提供しています。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 画像生成 | 可能 | 可能 |
Copilotの画像生成は、実はChatGPTと同一です。
たとえば、ChatGPTでは以下のような画像を生成できます。

上記のように、簡単なテキストから高クオリティの画像を生成できます。外部にイラストを委託する必要がなくなれば、コストカットも期待できます。
Copilotでは以下のような画像を生成できます。

Copilotでも高クオリティの画像生成が可能ですが、ChatGPTは一度に2枚画像を生成します。
そのため、より効率良く画像生成したい場合、ChatGPTの活用がおすすめです。
料金
ChatGPT PlusとCopilot Proは、ほぼ同じ金額です。
| 比較項目 | ChatGPT | Copilot |
|---|---|---|
| 料金(税込) | ・Plus:20ドル(約3,200円) ・Pro:200ドル(約32,000円) ・ Business(中小企業向け):25〜30ドル ・Enterprise(大企業向け):規模による | ・Microsoft 365 Premium:3,200円 ・Microsoft 365 Copilot(企業向け):4,497円 ※税抜 |
上記のように、用意されているプラン数や金額が異なります。
ChatGPTもCopilotも組織向けのプランが用意されていますが、プラン数はChatGPTの方が多いです。
ただし、ChatGPTの大企業向けプランのEnterpriseプランは金額が定まっていないため、Copilotの方が金額を見積りやすいといったメリットがあります。
CopilotとChatGPTはどちらを使えばいい?
前述したCopilotやChatGPTの違いをふまえ、本章では「どちらを使用したらいいか」を解説します。
- Office製品を日常的に使うならCopilot
- 最新モデルや多機能を求めるならChatGPT
それぞれの特徴を把握し、自分の好みや利用状況に合わせて判断しましょう。
Office製品を日常的に使うならCopilot
ChatGPTと比べてCopilotが優れている点はOffice製品との連携しやすさであるため、MicrosoftのOffice製品を日常的に活用している方は、Copilotの利用をおすすめします。
たとえば、Copilotを使用すれば、テキストの命令だけでExcel上でグラフを作れたり、Word上でレポートを作成できたりします。

実際にCopilotを使用して作成したレポートは以下です。
上記のように、Office製品上で生成AIの力を借りて、業務を効率化できます。
ChatGPTを使う場合、まずはOpenAIのサイトにアクセスしてプロンプトを入力し、出力されたテキストをWordやExcelにコピペする、といった手順が必要です。
一方で、CopilotはOffice製品から直接呼び出せるため、より効率的です。
日常的に行っているWordやExcel、PowerPoint、Teamsのタスクは、Copilotを使って効率化させてみてください。
Copilotに関しては、以下の記事でより詳しく解説しています。

【完全版】Microsoft Copilot(コパイロット)とは?活用例や導入方法を解説
Microsoft Copilot(コパイロット)は、OpenAIのChatGPTに用いられている技術を搭載した、Microsoftの生成AIサービスです。本記事では、Copilotの概要、主要企業での活用事例、さらに料金プランの詳細まで幅広く解説します。
最新モデルや多機能を求めるならChatGPT
最高性能のAIモデルや便利機能を使いたい方には、ChatGPTがおすすめです。
ChatGPTがCopilotに優っている部分は、以下のとおりです。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 使えるAI | ・GPT-5 ・GPT-5 Thinking ・GPT-4o ・GPT-4.1 ・o3 ・o4-mini | ・GPT-5 |
| カスタムGPT(GPTs) | 可能 | 不可 |
| プログラム実行機能 | 可能 | 不可 |
2025年10月29日時点では、最新モデルGPT-5の深い推論モードGPT-5 Thinkingは、Copilotでは利用できません。
また、ChatGPTは先述したData AnalysisやGPTsが使えるため、Copilotよりも使い勝手が高いです。
Office製品上で生成AIを使うことにこだわりがない場合、ChatGPTを利用するとよいでしょう。
CopilotとChatGPTについてよくある質問
CopilotとChatGPTに関する質問は以下の2つです。
- GitHub CopilotとChatGPTの違いは何ですか?
- CopilotとClaude・Geminiとの違いは?
質問に対する回答を確認して、CopilotとChatGPT活用時の参考にしてみてください。
GitHub CopilotとChatGPTの違いは何ですか?
ChatGPTとGitHub Copilotの違いは、コーディング特化型かどうかです。
以下に両者の違いをまとめました。
| 特徴 | GitHub Copilot | ChatGPT |
|---|---|---|
| 開発元 | GitHub(Microsoft)・OpenAI | OpenAI |
| 主な用途 | コーディング支援 | 汎用的な文章生成・対話 |
| 対象ユーザー | 開発者 | 一般ユーザー |
| 追加学習データ | GitHubの公開リポジトリ | 幅広いウェブコンテンツ |
| 統合環境 | Visual Studio Code等のIDE | ウェブインターフェース、モバイルアプリ |
| 得意分野 | コード補完、関数提案 | 文章生成、質問応答、翻訳 |
| 料金(税込) | ・無料プラン ・Copilot Pro:$10/ユーザー ・Copilot Pro+:$39/ユーザー | ・無料プラン ・Plusプラン:$20/ユーザー ・Proプラン:$200/ユーザー |
| 特徴的機能 | コンテキスト aware なコード提案 | 幅広いトピックに対応、会話の継続性 |
GitHub CopilotはVisual Studio CodeのようなIDE上で使用でき、ユーザーがコーディングを行なっている最中に追加すべきコードの提案や、デバッグなどを実行できます。
そのため、エンジニア・プログラマの方は、ChatGPTよりもGitHub Copilotを利用した方が生産性が高まるでしょう。
CopilotとClaude・Geminiとの違いは?
Copilot・Claude・Geminiとの違いは以下のとおりです。
| 特徴 | Copilot | Claude | Gemini |
|---|---|---|---|
| 開発元 | Microsoft | Anthropic | |
| AIモデル | ・GPT-5 | ・Claude Haiku 4.5 ・Claude Opus 4.1 ・Claude Opus 4 ・Claude Sonnet 4.5 ・Claude Sonnet 4 ・Claude Sonnet 3.7 ・Claude Haiku 3.5 ・Claude Opus 3 | ・Gemini 2.5 Pro ・Gemini 2.5 Flash |
| インターネットアクセス | あり (Bing検索経由) | あり | あり (Google検索経由) |
| 画像生成 | あり | なし | あり |
| 特徴的な機能 | Microsoft製品との統合 | ・カスタムAI機能 ・リアルタイムでのプロダクト表示 | Google製品との統合 |
| 料金(税込) | ・無料プランあり ・Microsoft 365 Personal:2,130円 ・Microsoft 365 Premium:3,200円 | ・無料プランあり ・Claude Pro:20ドル(約3,200円) ・Claude Max:100〜200ドル(約15,000〜約30,000円) | ・無料プランあり ・Google AI Pro:2,900円 ・Google AI Ultra:36,400円 |
| マルチモーダル対応※ | 画像読込対応 | 画像読込対応 | 画像・音声・動画対応 |
Claudeの特徴は、GPTsのようなカスタムAIを作成できるProjects機能と、チャットと同時に生成物を表示できるArtifacts機能です。
また、2025年9月30日に「Claude Sonnet 4.5」、2025年10月16日に「Claude Haiku 4.5」がリリースされ、長時間タスクやコーディング能力などの性能が大幅に向上しました。
Geminiの特徴は、Claudeと同じく、GPTsのようなカスタムAIを作成できるGems機能と、動画や音声も読み込みができる点です。
Copilotと異なる特徴が多いため、自分に合った生成AIを活用しましょう。
CopilotとChatGPTの違いを理解して最適なAIを使おう
CopilotとChatGPTには、以下の特徴があります。
| 比較項目 | ChatGPT Plus | Microsoft 365 Premium |
|---|---|---|
| 開発元 | OpenAI | Microsoft |
利用可能なモデル | ・GPT-5 ・GPT-5 Thinking ・GPT-4o ・GPT-4.1 ・o3 ・o4-mini | ・GPT-5 |
| 画像生成 | 可能 | 可能 |
| 画像認識 | 可能 | 可能 |
| ネット検索 | 可能 | 可能 |
| Officeアプリとの連携 | 難しい | 可能 |
| カスタムGPT(GPTs) | 可能 | 不可 |
| プログラム実行機能 | 可能 | 不可 |
| 料金(税込) | 20ドル(約3,200円)/月 | 3,200円/月 |
両者は似たような生成AIですが、実は特徴が大きく異なります。
自社に生成AIを導入する際は、それぞれの違いをよく理解して、最適なものを選択できるようにしましょう。
CopilotやChatGPTに関する詳細や最新情報をおさえて、業務でご活用ください。
この記事では「【完全版】Nano Banana プロンプト集」を用意しています。Nano Bananaは無料で使用でき、安定した品質の画像を出力できるGoogleの最新画像生成AIです。
この資料では、Nano Bananaの基本的な使い方や、本記事では触れられていない応用プロンプト、ユースケースなどを徹底解説しています。
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