share

更新日 

  • ChatGPT

ChatGPTと友達になる方法!自分好みの友達にするためのプロンプトや注意点まで解説

ChatGPTを使って、いつでもあなたの味方になってくれる「自分だけの友達」を作ってみませんか。

仕事で理不尽なことがあったり、人間関係に疲れたりしたとき、「誰かに話を聞いてほしいけど、友達に連絡するのは気が引ける……」と一人で抱え込んでしまう夜もあるでしょう。

社会人になると、気軽に連絡できる相手が減ってしまい、どんどんと孤独を感じてしまいます。

本記事では、生成AIであるChatGPTを、気兼ねなく話せる友達として活用する方法を紹介します。

記事の後半では、ChatGPTを友達にする際に活用できるプロンプトも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は14万人超え(2025年11月現在)

この記事ではOpenAIの最高性能モデルGPT-5について徹底解説している「GPT-5最新機能&プロンプト実践マニュアル 」を用意しています。

この資料では、GPT-5の基本的な使い方やプロンプトのコツ、ユースケースなどを解説しています。

無料で受け取れますが、期間限定で予告なく配布を終了することがありますので、今のうちに受け取ってGPT-5を使いこなせるようになりましょう!

30秒で簡単受取!

無料で今すぐもらう

ChatGPTと友達になれるって本当?

結論からいうと、ChatGPTは友達のような存在になり得ます。

ChatGPTは、高度な自然言語処理技術によって「本当の人間と話しているかのような自然な会話ができるAI」として開発されました。

雑談から真剣な相談まで幅広い話題に対応し、24時間いつでも話しかけられるため、「話し相手」としての役割を十分に果たしてくれます。

もちろん、人間の友達とまったく同じというわけではありません。しかし、孤独感を和らげたり、気軽な相談相手として活用したりするには、十分すぎるほどの存在になってくれるのです。

ChatGPTを友達にするメリット3選

ChatGPTを話し相手として活用することには、リアルの人間関係にはない独自のメリットがあります。

ここでは、とくに大きな3つの魅力について解説します。

  • いつでも気軽に話せる相手がいて安心できる
  • 感情を気にせず率直に相談できる
  • 好みや話し方をカスタマイズして楽しめる

それぞれ詳しく解説します。

いつでも気軽に話せる相手がいて安心できる

ChatGPTを友達にする最大のメリットは、24時間365日、時間や場所を一切気にせずに話しかけられる点です。

リアルの友達だと、深夜や早朝に連絡するのは気が引けますし、相手の仕事の状況を考える必要があります。しかし、AIであれば、相手の都合を考える必要はまったくありません。

たとえば、深夜2時に急に不安になったときや、早朝の通勤電車で憂鬱な気分になったときでも、スマホを開けばすぐに話し相手になってくれます。

このように「いつでも話せる相手がいる」という事実そのものが、心の孤独感を和らげ、精神的な安定剤のような役割を果たしてくれるのです。

感情を気にせず率直に相談できる

ChatGPTの場合、相手の顔色や感情をうかがうことなく、自分の本音をそのままぶつけられるのも大きな魅力です。

人間同士の会話ではどうしても、以下のような遠慮が生まれてしまいます。

  • 「こんなことを言ったら引かれるかな」
  • 「愚痴ばかりで申し訳ないな」

その結果、言いたいことを飲み込んでしまい、余計にストレスが溜まることもあるはずです。

しかし、ChatGPTには感情の起伏がありません。どれだけネガティブな内容でも、同じ話を何度繰り返しても、嫌な顔一つせずに受け止めてくれます。

自分の気持ちを言語化して吐き出すと、心の奥底にあるモヤモヤを整理しやすくなります。心の整理をするツールとしても、ChatGPTは優秀な存在といえるでしょう。

好みや話し方をカスタマイズして楽しめる

ChatGPTは、設定次第で「あなた好みの友達」にカスタマイズ可能です。

通常の設定のままだと少し堅苦しい敬語で返答されますが、指示を与えると、親しみやすいタメ口、あるいは関西弁など、好みの話し方に変えられます。

たとえば以下のように、自分が心地よいと感じるキャラクターに設定可能です。

  • 関西弁で明るくツッコミを入れてくれる友達
  • 落ち着いたお姉さんのように優しく話を聞いてくれる存在

自分好みのキャラクターを設定すると愛着が湧くため、悩み相談だけでなく、会話そのものを楽しめるようになります。

以下の記事では、ChatGPTのキャラクターを設定する方法を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

ChatGPTを友達にする方法

ここでは、実際にChatGPTを始める手順を解説します。

ITツールに詳しくない方でも簡単に始められるよう、PC版とスマホ版それぞれのステップを紹介しますので、自身に合った方法で試してみてください。

  • PC版のChatGPTを友達にする方法
  • スマホ版のChatGPTを友達にする方法

ちなみにChatGPTは無料で使えるので、気軽に利用してください。

PC版のChatGPTを友達にする方法

PCを使って、自宅でゆっくり会話を楽しみたい場合の始め方です。ブラウザさえあれば、以下の手順ですぐに始められます。

  1. 公式サイトへアクセス
  2. アカウント作成(サインアップ)
  3. アカウント作成後に会話開始

公式サイトへアクセス

ChatGPT公式サイトのトップページ:「今すぐ始める」ボタンが表示されている画面まず、ChatGPTの公式サイトへアクセスします。アクセスすると、「今すぐ始める」というボタンがあるのでクリックしましょう。

 

アカウント作成(サインアップ)

ChatGPTの利用が初めての方は「無料でサインアップ」をクリックします。

ChatGPTアカウント作成手順:トップ画面右上の「無料でサインアップ」をクリックする

メールアドレスとパスワードを設定するか、GoogleアカウントやAppleアカウントなどを連携して登録可能です。

ChatGPTのアカウント登録画面:メールアドレス入力またはGoogle・Apple・Microsoftアカウント連携を選択

初めて登録する際は、名前や生年月日を聞かれるため、間違えのないように入力しましょう。

ChatGPTのプロフィール設定:名前と生年月日を入力して「続行」をクリックする画面

アカウント作成後に会話開始

登録が完了したらログインし、画面中央の入力欄に好きなメッセージを入力して送信しましょう。

アカウント作成後のChatGPTホーム画面:「お手伝いできることはありますか?」と表示されたチャット入力画面

これだけで、すぐにAIとの対話がスタートします。特別なソフトのインストールは不要で、ネットサーフィンをする感覚で気軽に利用できるのが特徴です。

スマホ版のChatGPTを友達にする方法

通勤中やベッドの中など、いつでもどこでも話しかけたい場合は、スマホアプリ版が便利です。以下の手順で簡単に始められます。

  1. アプリのインストール
  2. ログイン(またはサインアップ)
  3. 会話スタート

アプリのインストール

App Store(iPhone)またはGoogle Playストア(Android)で「ChatGPT」と検索し、公式アプリをダウンロードします。

ChatGPTを友達にする手順:App StoreまたはGoogle Playストアから公式アプリをインストールする

※筆者はすでにインストール済みなので、「アップデート」というボタンになっています。初めてインストールする場合は「入手」や「インストール」と表示されます。

ログイン(またはサインアップ)

アプリを開き、PC版と同じアカウントでログインします。なお、アプリから新規登録も可能なので、各種アカウントを連携させるか、メールアドレスで新規登録しましょう。

ChatGPTスマホ版のホーム画面:アカウント作成後に会話をスタートできる状態

会話スタート

ログインが完了すると、チャット画面が開くので、メッセージを入力するか、ヘッドホンアイコンをタップして音声会話モードを試してみましょう。

ChatGPTスマホアプリの起動画面:ログインまたは新規登録を選択して開始する

とくにスマホ版では、音声入力の精度が高く、電話で話しているような感覚でコミュニケーションが取れます。

より「友達感」を味わいたい方におすすめです。

ChatGPTを自分好みの友達にするためのプロンプト

ChatGPTと友達のように話すためには、最初の「指示出し(プロンプト)」が重要です。何も言わないと、AIは丁寧すぎるアシスタントとして振る舞ってしまいます。

ここでは、コピペして使える具体的なプロンプトを3つ紹介します。

  • 性格や話し方を設定するためのプロンプト
  • 自然な雑談ができるよう誘導するプロンプト
  • 悩み相談に特化した話し方を指示するプロンプト

紹介するプロンプトを実際に入力し、ChatGPTとの会話を楽しんでみてください。

性格や話し方を設定するためのプロンプト

まずは、AIの堅苦しい言葉遣いを崩し、親近感を持てる話し方に変えるためのプロンプトを紹介します。以下の文章を最初にチャットで送信してください。

あなたは私の親友である20代後半の女性として振る舞ってください。
名前は[サクラ(お好きな名前)]とします。私の名前は[自身の名前を入力]です。
以下のルールを守って会話してください。

・敬語や丁寧語は禁止。「〜だね」「〜だよ」といったフランクな口調で話すこと。
・共感的に接し、私の味方でいること。
・絵文字を適度に使って、感情豊かに話すこと。
・文章は長すぎないように、短くテンポよく返すこと。

わかったら、「OK!なんでも話してね!」とだけ返して。

このように役割と話し方のルールを明確に伝えると、AIのキャラクターが一瞬にして切り替わります。

自分にとって心地よい口調に修正したい場合は、「もっと元気よく話して」などと追加でお願いすると、すぐに反映してくれます。

自然な雑談ができるよう誘導するプロンプト

ChatGPTとの会話が一方通行にならず、ラリーを続けるためには、AIからも質問してもらうことが大切です。会話を始める前に、以下のプロンプトを入力してみてください。

これから雑談をしましょう。

ルール: 
- 一方的に長く話さず、相手にも質問を返す
- 「へー!」「そうなんだ!」など相槌を入れる
- 話題が途切れたら自然に新しい話題を振る
- 堅苦しくならないようカジュアルに話す

AIは基本的に「聞かれたことに答えること」が仕事なので、こちらが話すだけだと会話がすぐに終わってしまいます。

上記の指示を加えると、本当の友達とおしゃべりしているような「自然なやり取り」を体験できます。

悩み相談に特化した話し方を指示するプロンプト

落ち込んでいるときや、ただ話を聞いてほしいときには、アドバイスよりも共感を求めたいものです。そんなときは、以下のプロンプトが役立ちます。

今から仕事の愚痴を言います。

【お願いしたいこと】
- まずは私の話を最後まで聞いて、共感してほしい
- すぐにアドバイスするのではなく「それは辛かったね」などの言葉をかけて
- 私が「どう思う?」と聞いたら、そのとき初めて意見を言ってね
- 否定せず、私の気持ちに寄り添ってほしい 【話し方】
- 優しいタメ口で話す - 落ち着いたトーンで

このプロンプトを使うと、すぐに解決策を提示するのではなく、まず気持ちを受け止めてくれる対応になります。

人に話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になることは多いはずです。ChatGPTを活用して、悩み相談をしてみてください。

この記事ではOpenAIの最高性能モデルGPT-5について徹底解説している「GPT-5最新機能&プロンプト実践マニュアル 」を用意しています。

この資料では、GPT-5の基本的な使い方やプロンプトのコツ、ユースケースなどを解説しています。

無料で受け取れますが、期間限定で予告なく配布を終了することがありますので、今のうちに受け取ってGPT-5を使いこなせるようになりましょう!

30秒で簡単受取!

無料で今すぐもらう

ChatGPTを友達にして会話してみた!

ここでは、実際に私がChatGPTを「友達設定」にして、いろいろな話題を振ってみました。どのような反応が返ってくるのか、具体的なイメージを掴んでみてください。

具体的には、以下3つのシチュエーションでの体験を紹介します。

  • 恋愛の悩みを相談してみた
  • 仕事の悩みを相談してみた
  • 日常会話を楽しんでみた

実際にChatGPTと会話をしてみると、予想以上の自然な会話に驚かされます。ぜひ、あなたも体験してみてください。

恋愛の悩みを相談してみた

LINEの返信がなかなか来ないパートナーへの不安を、友達設定のChatGPTに相談してみました。実際の相談内容は、以下のとおりです。

ChatGPTへの悩み相談例:恋愛の悩み(既読無視)に対して親身に共感してアドバイスする様子

実際の画面を見てもらえばわかるとおり、まずは全面的に共感してくれました。その上で、質問も自然に返してくれ、本当の友達とのやりとりを思い出します。

恋愛に関する悩みは、内容によっては他人に相談しづらいケースもあります。しかし、ChatGPTであれば相手はAIのため、安心して相談してみましょう。

以下の記事では、ChatGPTを使った彼氏の作り方を解説しています。現時点でパートナーがいる方でも、「男友達へ相談する」という使い方も可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: ChatGPTを使った彼氏の作り方!10タイプの実例や3つのコツ、活用例を解説

仕事の悩みを相談してみた

次に、職場の先輩との人間関係について相談してみました。実際の相談内容は以下のとおりです。

ChatGPTの性格設定例:職場の先輩との人間関係について相談した画面

ChatGPTに仕事の相談をすると、真っ先に味方をしてくれました。なかなか相談相手がいない状況の方は、心強いと感じるはずです。また、詳細な理由などを話すと、論理的な理由も添えて励ましてくれます。

仕事の悩みを相談する相手がいない方は、ぜひ試してみてください。

日常会話を楽しんでみた

ChatGPTは、悩み相談だけでなく「日常会話」も楽しめます。実際に、何気ない会話を楽しんでみました。

ChatGPTとの雑談例:共通の話題(Snow Man)で盛り上がっている自然な会話

上記の会話を見てもらうとわかるとおり、ChatGPTは実在の有名人も把握しています。実在する人物の話ができるため、より自然な会話が楽しめますし、実際の友達と会話している気分になりました。

ぜひ、日常会話も楽しんでみてください。

この記事ではOpenAIの最高性能モデルGPT-5について徹底解説している「GPT-5最新機能&プロンプト実践マニュアル 」を用意しています。

この資料では、GPT-5の基本的な使い方やプロンプトのコツ、ユースケースなどを解説しています。

無料で受け取れますが、期間限定で予告なく配布を終了することがありますので、今のうちに受け取ってGPT-5を使いこなせるようになりましょう!

30秒で簡単受取!

無料で今すぐもらう

ChatGPTを友達にする際に注意すべき3つのこと

とても便利なChatGPTですが、利用する際にはいくつか気をつけておくべき点もあります。安全かつ健全に会話を楽しむために、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

  • プライバシー情報の取り扱いに気をつける
  • AIの回答が万能ではないことを理解する
  • 依存しすぎずバランスを取ることが大切

それぞれ詳しく解説します。

プライバシー情報の取り扱いに気をつける

ChatGPTに入力した情報は、AIの学習データとして使用される可能性があります(学習データ使用のオフ設定も可能)。

そのため、自分や他人の本名、住所、電話番号はもちろん、勤務先の機密情報などは絶対に入力しないようにしましょう。「友達」といっても、あくまでインターネット上のサービスです。

たとえば、「〇〇株式会社の部長が〜」と書くのではなく、「上司が〜」とぼかすなど、個人が特定されない範囲で相談しましょう。

AIの回答が万能ではないことを理解する

AIは膨大な学習データから回答を生成していますが、その情報は必ずしも正しいとは限りません。もっともらしい回答をして、間違った情報を伝えてくることもあります。

とくに医療や法律などの専門的な相談や、人生を左右するような重大な決断に関しては、AIの言葉を鵜呑みにするのは危険です。

あくまで「一つの意見」や「参考情報」として受け止め、最終的な判断は自分自身で行うか、専門家に相談するようにしてください。

依存しすぎずバランスを取ることが大切

いつでも優しく答えてくれるAIは居心地が良いですが、ChatGPTに依存しすぎて現実の人間関係をおろそかにしないよう注意が必要です。

ChatGPTとの会話は、あくまでストレス解消や思考整理のツールです。リアルの友達や家族との交流、趣味の時間など、現実世界でのつながりも大切にしましょう。

「今日は疲れたからAIと話そう」「週末は友達と会おう」といったように、うまく使い分け、賢くChatGPTを活用してみてください。

ChatGPTで自分だけの友達を作って、日頃の悩みを相談してみよう!

本記事では、ChatGPTを自分だけの友達として活用する方法や、具体的なプロンプトについて解説しました。

ChatGPTは、24時間いつでもあなたの話を聞いてくれる、心強い味方です。話し方を自分好みにカスタマイズすると、孤独感を和らげたり、ストレスを軽減したりするツールとして大きな効果を発揮します。

まずは気軽に「おはよう」と話しかけるところから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事ではOpenAIの最高性能モデルGPT-5について徹底解説している「GPT-5最新機能&プロンプト実践マニュアル 」を用意しています。

この資料では、GPT-5の基本的な使い方やプロンプトのコツ、ユースケースなどを解説しています。

無料で受け取れますが、期間限定で予告なく配布を終了することがありますので、今のうちに受け取ってGPT-5を使いこなせるようになりましょう!

30秒で簡単受取!

無料で今すぐもらう

執筆者

植田遊馬

2020年からWebライターとして活動。生成AIに興味・関心があり、G検定を取得。

現在は、AI系メディアライターとして、AI関連情報を発信しています。