ChatGPTにあらゆる学びをサポートしてくれる学習モードが登場!特徴や使い方を徹底解説

ChatGPT(チャットgpt)に、自分の学習方法や理解度に合わせてサポートしてくれる「学習モード(Study mode)」が追加されました。
学習モード(Study mode)では、レベルや目的に応じた調整や理解度チェックなど、まるで家庭教師のように自分だけの学習ができます。
とはいえ、「どのように使うのかわからない」「自分の勉強に本当に役立つのか不安」と感じていませんか。
本記事では、ChatGPT(チャットgpt)であらゆる学びをサポートしてくれる学習モード(Study mode)の特徴や使い方を解説します。
大学生である筆者自身の利用体験も交えながら、そのメリットや注意点も紹介します。
学習モード(Study mode)を活用して、効率的に学習する方法を試してみてください。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
弊社SHIFT AIでは、ChatGPTの活用方法を学んでキャリアアップする方法や、効率よく副業の始めて収入を得るまでのロードマップを解説するセミナーを開催しています。
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目次
【家庭教師はもう不要?】ChatGPTの新機能「学習モード」とは
「学習モード」は、まるで家庭教師がついたかのように、ChatGPTが対話を通じて学習をサポートしてくれます。
OpenAI社が学生の主体的な学びを支援するために導入したもので、従来のChatGPTが質問に対して直接答えを返すのとは異なり、あえてヒントや問いかけを返して利用者に考えさせる仕組みです。
実際に、学習モードで「ド・モアブルの定理がよくわからない」と伝えたところ、以下のようにステップ形式で丁寧に教えてくれました。

自分の理解度や反応に応じて説明を深めてくれるため、効率的に復習や試験対策が行えます。
学習モードを使えば、塾や家庭教師に頼らず、自分のペースで苦手を克服できます。
以下の記事では、ChatGPTの使い方やできる機能について解説しています。ChatGPTの操作が不安な方やChatGPTでできることを知りたい方は参考にしてみてください。
ChatGPTの学習モードの特徴
ここでは、ChatGPTの学習モードの特徴を3つ紹介します。

どのような点が学習に役立つのか、3つの特徴を詳しく見ていきましょう。
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ソクラテス式問答で学習を進めてくれる
ChatGPTの学習モードは、あえてすぐに答えを教えず「考える力」を引き出すソクラテス式問答を採用しています。
入力した内容に対してすぐに正解を返すのではなく「なぜそう思ったか」「その前提には何があるか」といった問いかけを重ねて思考を深められます。

実際に質問と回答を繰り返しながら学習を進められるため、単なる暗記よりも内容が記憶に残りやすく、理解が定着しやすいです。
自分の頭で考えるクセが自然と身につき、試験や実生活でも応用が利く「使える知識」として活かせます。
レベルや目的に合わせた調整ができる
ChatGPTの学習モードは、使う人のレベルや目的に応じて、学習をサポートしてくれます。
学習モードでは、学習目的に応じて、ヒントの出し方や説明の難易度を自動で調整してくれます。また、記憶機能がオンになっている場合は、過去のやり取りを参考にした一貫性のある対応も可能です。
以下の画像のようにChatGPTが「〇〇について知っていますか」と質問を通して自分のレベルに合わせてくれます。

学習モードは、会話中にいつでもオン・オフを切り替えられるため、必要なときだけ使えるのも便利なポイントです。
理解度をチェックできる
ChatGPTの学習モードでは、学んだ内容が理解できているかを確かめる仕組みもあります。
ただ説明を聞いて終わりにするのではなく、途中で小さなテストや確認問題を通して、自分の理解度をその場で確認できます。
実際に筆者が学習モードを利用したときには、以下のように「学んだ内容を簡単に説明してみてください」と求められました。

また、ChatGPTから自動的に質問されない場合でも「ここまでの内容を確認したい」と入力すれば、理解度を確認できます。
学習中に理解度をこまめに確認できるため、内容を忘れる前に復習ができ、効率よく学習を進められます。試験対策だけでなく、長期的に記憶に残したい学習にもおすすめです。
ChatGPTの学習モードを使うメリット
ここでは、ChatGPTの学習モードを使うメリットを3つ紹介します。

学習モードはどのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
場所や時間を選ばず学べる
学習モードを使えばいつでもどこでも、自分のタイミングで学習できます。
ChatGPTの学習モードは、スマホやタブレットから24時間アクセス可能です。インターネット環境さえあれば、自宅でも外出先でも利用できます。
通勤中に少しだけ学んだり、休憩時間に復習したり、夜寝る前に軽く確認するなど、スキマ時間を有効活用できます。
決まった時間や場所に縛られないため、生活リズムに合わせて無理なく続けられ、継続的な学習習慣が身につきます。
家庭教師を雇うよりも圧倒的にコストが安い
ChatGPTの学習モードは、家庭教師や塾に比べて圧倒的に安く利用できます。
家庭教師を毎週依頼したり、塾に通ったりするには、1時間あたり数千円〜1万円近くの費用がかかるのが一般的です。一方、ChatGPTの学習モードであれば、無料でも十分な学習が可能で、質問も使い放題です。
以下に、家庭教師とChatGPT学習モードの違いをまとめました。
項目 | 家庭教師 | ChatGPT学習モード |
---|---|---|
料金 | 1回あたり3,000〜10,000円程度 | 無料 |
学習のタイミング | 週1〜2回など、時間を決めて学習 | 24時間利用できる |
教え方の柔軟性 | 生徒の様子を見て臨機応変に対応 | 質問や理解度に応じて回答を調整 |
対面コミュニケーション | 対話を通じて細かい内容をくみ取りやすい | テキスト中心のやりとりで感情の把握は限定的 |
モチベーション管理 | 褒めたり励ましたりして学習意欲を保ちやすい | 基本的には自己管理 |
教科の対応範囲 | 教える人に依存 | 幅広い分野・科目に対応可能 |
ChatGPTの学習モードは気軽に始められるため、まずは家庭教師を頼む前に試してみるのがおすすめです。
自分で考える力を伸ばせる
ChatGPTの学習モードを活用すれば、自分で考える力を伸ばせます。
学習モードでは「自分で考えて学ぶ構造」が重視されており、すぐに正解を教えるのではなく、ソクラテス式の対話を通じて思考を深めていく設計です。
実際に、ChatGPTからの問いかけを何度も繰り返せば、自分で答えを導き出す習慣が身につきます。
考える習慣が身につけば、表面的な理解にとどまらず、応用力のある学びができます。さらに考える習慣は、日々の勉強だけでなく将来の実践的な場面でも役立ちます。
ChatGPTの学習モードは無料で利用可能?
ChatGPTの学習モードは、無料プランでも利用可能です。
また、無料プランでも回数制限はなく、何度でも質問できます。誰でも手軽に学習モードを利用できる点が最大の魅力です。
ただし、選択するモデルによって思考の深さや応答速度に違いが出ます。推論能力の高い「o3」モデルを使えば、より複雑な問いや深い理解にも対応可能です。
高性能モデルは有料プラン限定であるため、まずは無料プランで試してみて「もっと高度なサポートがほしい」と感じた場合には、有料プランの利用を検討してみてください。
ChatGPTの学習モードの使い方
ここでは、ChatGPTの学習モードを使う手順を紹介します。難しい操作はないため、画像を参考に試してください。
- ChatGPTにアクセスする
- 「学習モード(あらゆる学びをサポート)」を選ぶ
- 学びたい内容を入力する
「学習モード(あらゆる学びをサポート)」を選ぶ
ログイン後、画面左の入力欄にある「ツール」を選択し、一覧から「あらゆる学びをサポート」を選択します。これで、学習モードがオンの状態になります。
学びたい内容を入力する
学習モードがオンになったら、学びたい内容を入力して送信します。
ChatGPTからの返信内容を確認しながら、必要に応じて入力欄から返答を続けてください。
学習モードを終了したい場合は「勉強する」を選択すると、オフに切り替えられます。
大学生である筆者がChatGPTの学習モードを実際に使ってみた!
ここでは、大学生である筆者がChatGPTの学習モードを実際に試してみた様子を紹介します。以下3つのテーマを学んでみました。
- 論理回路
- フーリエ変換
- 勾配降下法
それぞれの学習テーマに対して、どのようにサポートしてくれるのかを確認できるので、自分に合った使い方の参考にしてみてください。
論理回路をChatGPTの学習モードで学んでみた
今回は、筆者が大学1年のときに苦戦した「論理回路」について、ChatGPTの学習モードでどこまで理解できるのかを試してみました。
以下のような内容をChatGPTに入力しました。
NANDとNORゲートの役割や、AND/OR/NOTとの関係性について教えてください。

ChatGPTの学習モードは、授業では流されがちなポイントを丁寧に問いかけながら整理してくれるため、レポートや試験対策にも十分活用できると感じました。
授業で一度学んだ内容を、自分のペースで丁寧に復習できるのが学習モードの強みです。
学習モードは、理解があいまいな部分を整理し直したいときや、テスト前の総まとめとして確認する場面でも、実践的に活用できます。
フーリエ変換をChatGPTの学習モードで学んでみた
今回は先ほどより少しレベルを上げて、DFT(離散フーリエ変換)とFFT(高速フーリエ変換)の違いについて、ChatGPTの学習モードでどこまで学べるかを試してみました。
以下のような内容をChatGPTに入力しました。
DFTとFFTの違いについて知りたいです。計算量の違いや、FFTが速くなる理由もできれば教えてほしいです。

ChatGPTは絵文字や例え話を交えて丁寧に説明してくれるだけでなく、理解があいまいな部分にも問いかけを通じて気づかせてくれるため、基礎を押さえた状態で次に進めます。
大学の学習は高校の知識を前提とする内容も多いため、内容の確認や復習ツールとしても有効だと感じました。
学習モードは回数制限がなく何度でも使えるため、試験勉強をギリギリまで粘り強く進めたいときにも活用できます。
勾配降下法をChatGPTの学習モードで学んでみた
今回は、筆者が大学のなかで最も苦戦した勾配降下法について、ChatGPTの学習モードでどこまで理解できるのかを試してみました。
以下のような内容をChatGPTに入力しました。
勾配降下法がどうやって最小値に近づいていくのか知りたいです。数式の意味も含めて、直感的に理解できるように説明してください。

ChatGPTは、シンプルな関数から始めて、徐々に難易度を上げて丁寧に解説してくれました。
また、途中で内容に関する問いかけが入り、一方的に教えられるのではなく、自分の理解を確認しながら進められるため「わかったつもりの知識」を防げると感じました。
学習モードを活用すれば、難しい数式や概念をなんとなくで覚えるのではなく、直感的な理解を軸に「自分の言葉で説明できる」レベルまで学習できます。
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ChatGPTの学習モードを使う際の注意点
ここでは、ChatGPTの学習モードを使う際の注意点を3つ紹介します。

リスクを正しく理解したうえで、学習モードを試してください。
誤った情報が含まれている可能性がある
ChatGPTの学習モードは非常に便利ですが、すべての情報が正しいとは限りません。
ChatGPTは膨大なデータをもとに回答を生成していますが、中には古い情報や誤った内容、文脈にそぐわない説明が含まれる場合があるためです。
実際に筆者が学習モードを使っていたときも、説明中に、一部誤った情報が混ざって出力される場面がありました。
そのため、出力された情報は他の信頼できる資料と照らし合わせて確認するようにしましょう。
一貫性のない回答を行う場合がある
ChatGPTの学習モードは便利な反面、一貫性や正確性に課題があります。
学習モードは、入力に応じてその都度動的に応答を生成する仕組みのため、対話が長くなったり内容が複雑になると、以前の回答と矛盾する説明を返す場合があります。
実際に、複雑な問題や高度な内容に対して丁寧に解説していたはずが、次のステップでは前提がすり替わったような説明に変わる場合もあります。
ChatGPTの回答を鵜呑みにするのではなく、常に自分のなかで論理が通っているか考えながら利用するようにしましょう。
個人情報や機密情報を入力しない
学習モードを利用するときは、個人情報や機密情報を入力しないよう注意が必要です。
ChatGPTはクラウド上で動作するため、入力された内容が記録・分析の対象となる可能性があり、万が一の情報漏えいリスクがゼロとは言い切れません。
データ利用が心配な場合はオプトアウト設定を行うようにしてください。以下の方法で設定できます。
- ChatGPTの設定から「データ コントロール」を開く
- 一番上の「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする
オプトアウト設定を行うと、ChatGPTとの会話内容が今後のAIモデルの改善に利用されなくなります。
学習モードを活用して自主学習を効率化しよう
ChatGPTの学習モードは、ソクラテス式の対話を通じて思考を深め、自分のレベルに応じた解説や問題を出力してくれます。
一方的に教えられるのではなく、自ら考えながら進められるため、効率的かつ主体的に学べます。また、時間や場所を問わず、無料で利用できるのも大きな魅力です。
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記事を書いた人

西啓汰
大学での学びと並行して活動するフリーランスのSEO/Webライター。
研究テーマは「Music to Video」。音楽の歌詞や曲調を分析し、自動で映像を生成する仕組みの開発中。
生成AIツールを実際に触れ、体験を通じて得た知見を活かし、価値を届けるライティングを実践。
趣味は野球観戦とラジオ聴取。
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