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【無料】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する方法!プロンプトや注意点まで

ChatGPTを使えば、ペットを擬人化できるとSNSで話題になっています。

愛犬や愛猫が美少年やおじさんに変身する姿に「うちの子でもやってみたい」と感じていませんか。

とはいえ、実際にやろうとすると「何を入力すればいいの」「画像はどうやって作るの」と迷ってしまい、結局うまくできなかったと諦めてしまう場合もあります。

本記事では、ChatGPTを使ってペットの擬人化画像を無料で作る方法や画像化の流れ、プロンプト例、注意点などを解説します。

ChatGPTで自分のペットを擬人化して楽しんでください。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は12万人超え(2025年6月現在)

弊社SHIFT AIでは、ChatGPTの活用方法を学んでキャリアアップする方法や、効率よく副業の始めて収入を得るまでのロードマップを解説するセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「ChatGPTの教科書」や「ChatGPTプロンプト175選」、「ワンランク上のChatGPT活用法」など全12個の資料を無料で配布しています。

「ChatGPTを使いこなしてAI時代の波に乗りたい」「ChatGPTを使って最速で副業収入を得る方法を知りたい」という方は、ぜひセミナーに参加してみてください。

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SNSで人気のChatGPTでペットを擬人化した画像とは?

最近、XやInstagramでは、ChatGPTを使ってペットの写真を人間に変身させる「擬人化画像」が注目を集めています。

ChatGPTの画像生成精度が向上したため、愛犬や愛猫の毛色や表情の特徴を活かしつつ、まるでアニメや漫画の登場人物のような人間の姿へと変身できます。

以下の画像のように生成されました。

SNSで人気のChatGPTでペットを擬人化した画像とは?(ChatGPTでペットを擬人化した画像)

ふわふわの被毛が髪型に活かされ、服装や表情にも優しさと無邪気さが表現されています。

ChatGPTはペットの擬人化以外にも手相占いもできます。以下の記事では手相占いの方法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

関連記事: 【無料でもできる】ChatGPTで手相占いをする方法!プロンプトや安全性についても解説

ペットの擬人化画像をChatGPTで作成するのは無料?

ChatGPTでは、無料でも擬人化画像を生成可能です。

無料プランでもこのGPT-4oを使って擬人化画像を楽しめますが、1日の生成回数には制限があります。そのため、複数パターンを試したい場合や細かく調整したい場合には、有料プランが便利です。

以下に、ChatGPTの無料プランと有料プランの画像生成対応状況をまとめました。

項目無料プランChatGPT Plus(有料プラン)
料金(税込)無料約3,300円/月
回数制限の目安約3~6回/日(変動あり)制限緩和(ほぼ無制限)

まずは無料プランで実際に画像を作ってみて「もっといろいろ試したい」と感じたら、有料プランへの加入を検討しましょう。

【3ステップ】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する方法!

ここではChatGPTを使ってペットの擬人化画像を生成する手順を3つのステップにまとめます。

  1. ChatGPTにアクセスする
  2. ペットの写真をアップロードする
  3. プロンプトを入力する

ChatGPTにアクセスする

まずはChatGPTの公式サイトにアクセスします。アカウントを持っていない場合は、Googleアカウントを使って簡単に登録可能です。

【3ステップ】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する方法!(ChatGPTにアクセスする)

ペットの写真をアップロードする

ログイン後、チャット画面の「+」から「写真とファイルを追加する」を選択し、擬人化したいペットの画像をアップロードしてください。

【3ステップ】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する方法!(ペットの写真をアップロードする)

なるべく顔がはっきり写っていて、背景がシンプルな画像がおすすめです。

プロンプトを入力する

アップロードが完了したら、ChatGPTに擬人化の指示を伝えるプロンプト※を入力します。
※プロンプト:ChatGPTに指示する文章

【3ステップ】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する方法!(プロンプトを入力する)

プロンプトを入力したら、数秒後に擬人化された画像が自動で生成されます。ただし、無料プランでは時間帯やアクセス状況によって画像の読み込みに時間がかかります。

【3ステップ】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する方法!(ChatGPTでペットを擬人化した結果の画像)

【コピペOK】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する際に役立つプロンプト

ここでは、ペットを擬人化するために役に立つプロンプトを3つ紹介します。

  • 基本プロンプト
  • キャラクター設定向け
  • 漫画・小説向けキャラ設定

それぞれのプロンプトをコピーしてChatGPTに入力してみてください。

弊社SHIFT AIでは、ChatGPTの活用方法を学んでキャリアアップする方法や、効率よく副業の始めて収入を得るまでのロードマップを解説するセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「ChatGPTの教科書」や「ChatGPTプロンプト175選」、「ワンランク上のChatGPT活用法」など全12個の資料を無料で配布しています。

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基本プロンプト

ペットの見た目や雰囲気を活かしつつ、擬人化する基本プロンプトです。

画像をアップロードして以下のプロンプトをChatGPTに入力してみてください。

画像の動物を人間のキャラクターに変身させてください。動物の体の特徴(毛、耳、ヒゲ、鼻先、尻尾など)はすべて取り除きます。その代わりに、この子の表情やしぐさ、雰囲気といった「個性」や毛色・模様などの特徴を人間の姿で表現してください。まるで本当にこのペットが人間になったかのようなリアルなイメージをお願いします。
【コピペOK】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する際に役立つプロンプト(基本プロンプトで生成した例)

このプロンプトでは、動物としての特徴(耳やヒゲ、尻尾など)は削除しつつ、表情やしぐさ・雰囲気などその子らしさを人間の姿で表現するように指定しています。

キャラクター設定向け

ペットの表情や雰囲気を活かしつつフィギュアにしたくなるような人型のマスコットキャラに変換するプロンプトです。

画像をアップロードして以下のプロンプトをChatGPTに入力してみてください。

画像の動物を人型のゆるキャラ風に擬人化してください。

顔は人間の顔をベースに、ペットの表情や毛色、模様、雰囲気を反映させてください。  
体は小さく丸みがあり、全体的にマスコットのようなデフォルメ感を出してください。

耳やヒゲなどの動物のパーツは使わず、「人間としてのかわいさ」「この子らしさ」が伝わるデザインにしてください。  
リアルすぎず、立体的なフィギュアにできそうな柔らかく親しみやすい印象にしてください。
【コピペOK】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する際に役立つプロンプト(キャラクター設定向けプロンプトで生成した例)

このプロンプトは、リアルな人間というよりも、ふんわりとした可愛らしさや親しみやすさを大切にした画像が生成されます。

漫画・小説向けキャラ設定

ペットをただ人間に変換するだけでなく、物語の登場人物としての設定を加えて楽しみたい方におすすめのプロンプトです。

画像をアップロードして以下のプロンプトをChatGPTに入力してみてください。

画像の動物を、人間キャラクターとして漫画や小説に登場するような人物に擬人化してください。

年齢・性別・性格・職業・趣味などの設定を考えたうえで、人間としての外見に反映させてください。  
服装や髪型にも、動物の毛色や雰囲気を自然に取り入れてください。

物語の中で活躍する魅力的な登場人物として成立するように、個性と世界観を持たせたキャラクターにしてください。
【コピペOK】ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する際に役立つプロンプト(漫画・小説向けキャラ設定プロンプトで生成した例)

このプロンプトでは、リアルな写実性ではなく、作品の中に存在しそうなキャラとしてのドラマ性や背景を感じさせる画像が生成されます。

実際にペットの擬人化画像をChatGPTで作成してみた!

ここでは、実際に筆者がChatGPTを使って4種類のペットを擬人化した例を紹介します。

  • インコを擬人化
  • 魚を擬人化
  • 猫を小さい子供に擬人化
  • 犬を二次元キャラクターに擬人化

「どんなふうに仕上がるのかイメージが湧かない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

インコを擬人化

インコの愛らしさをそのまま人間にしたような姿を、ChatGPTで生成してみました。

今回は、先ほど紹介した基本プロンプトをそのまま入力し、どんな人物像が生成されるか試しています。

実際にペットの擬人化画像をChatGPTで作成してみた!(インコを擬人化)

生成された画像では、グリーンとイエローの羽の色が髪や服に反映され、インコの優しい印象がそのまま表現されています。

魚を擬人化

魚の写真を使って、どんな人間に変身するかをChatGPTで生成してみました。

今回も、先ほど紹介した基本プロンプトをそのまま入力し、どんな人物像が生成されるか試しています。

実際にペットの擬人化画像をChatGPTで作成してみた!(魚を擬人化)

生成された画像では、鱗の模様がそのまま服に取り入れられており、色合いも金魚の体色に合わせてオレンジ系で統一されています。

猫を小さい子供に擬人化

猫の写真をもとに、どんな子供になるのかをChatGPTで生成してみました。

今回は、先ほど紹介した基本プロンプトの最後に「小さい子供にしてください」と入力し、どんな人物像が生成されるのかを試しています。

実際にペットの擬人化画像をChatGPTで作成してみた!(猫を小さい子供に擬人化)

生成された画像では、子猫のまんまるの目や毛の模様が、兄弟のような子供たちの表情と服に自然に落とし込まれています

犬を二次元キャラクターに擬人化

犬の写真を使って、どんな二次元キャラになるのかをChatGPTで生成してみました。

今回は、先ほど紹介した漫画・小説向けキャラ設定用のプロンプトをそのまま入力し、どんな人物像が生成されるか試しています。

実際にペットの擬人化画像をChatGPTで作成してみた!(犬を二次元キャラクターに擬人化に擬人化)

生成された画像は、ペロッと舌を出すしぐさや白くてふわっとした毛並みがそのまま再現され、まるで表情豊かなアニメキャラのように表現されています。

ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する際の3つの注意点

ここでは、ペットを擬人化するうえで注意するポイントを3つ紹介します。

ペットの擬人化画像をChatGPTで作成する際の3つの注意点(擬人化の目的や設定条件を事前に明確にする/プロンプトは構造化し、要素を具体的に伝える/生成された内容はそのまま使わず、必要に応じて調整する)

事前に注意点を押さえておけば、より満足度の高い結果を得られます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

擬人化の目的や設定条件を事前に明確にする

ChatGPTで擬人化するには、まず「どんな人物に変身させたいのか」の目的や設定を明確にしておく必要があります。

擬人化といっても「リアルな高校生」「異世界の騎士風」「30代のOL」など、方向性によってキャラの年齢や性格、口調、服装は大きく変わります

事前に決めておかないと、ChatGPTにあいまいな指示しか出せず、出力されるキャラにもブレが出やすいです。

具体的には、紹介したプロンプト例に「子供」や「中世風の戦士」など、たった一言加えるだけでも十分です。

事前に出力したい擬人化のイメージを決めておけば、ChatGPTもそれに沿った画像を出力してくれます。

プロンプトは構造化し、要素を具体的に伝える

擬人化の精度を高めるには、ChatGPTへのプロンプトを構造化し、要素ごとに具体的に伝える必要があります。

「このペットを人間にしてください」といった漠然とした指示では、ChatGPTが解釈を自由に行ってしまい、想定外の画像が生成されやすいです。

紹介したプロンプト例の最後に以下のような項目を追加するだけでも、ペットの特徴が明確に伝わり、擬人化の方向性を伝えられます。

以下はペットの要素です。擬人化する際の人物像に反映してください。
【要素】
性格:(入力)
見た目:(入力)
好きなこと:(入力)

プロンプトを箇条書きや項目ごとに整理して入力すれば、ChatGPTが各情報を正確に理解し、意図を反映した画像が出力されます。

生成された内容はそのまま使わず、必要に応じて調整する

ChatGPTでの擬人化は、初回の生成で完璧な画像を求めすぎず、必要に応じて追加指示を出しながら調整するのがポイントです。

ChatGPTは、やり取りを前提としたツールであるため、初回の出力が必ずしも理想通りになるとは限りません

以下のような指示を追加するだけでも印象はガラッと変わります。

  • もう少し優しい性格にしてください
  • ビジュアルを和風にしてください
  • 髪型を短めにしてください
  • 表情を明るくしてください

ChatGPTとのやり取りを楽しみながら、理想の一枚を作成してみてください。

ChatGPTでペットを擬人化して画像生成を楽しもう!

ChatGPTを使えば、愛犬や愛猫、小鳥、金魚などのペットを擬人化した画像を生成して楽しめます。

「もしもこの子が人間だったら」という想像を形にできるのが魅力です。

無料プランでも画像生成は可能ですが、使用回数に制限があるため注意が必要です。

記事内で紹介したステップやプロンプト例を参考に、ぜひあなたの大切なペットも擬人化してみてください。

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また、参加者限定で、「ChatGPTの教科書」や「ChatGPTプロンプト175選」、「ワンランク上のChatGPT活用法」など全12個の資料を無料で配布しています。

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記事を書いた人

西啓汰

大学での学びと並行して活動するフリーランスのSEO/Webライター。
研究テーマは「Music to Video」。音楽の歌詞や曲調を分析し、自動で映像を生成する仕組みの開発中。
生成AIツールを実際に触れ、体験を通じて得た知見を活かし、価値を届けるライティングを実践。
趣味は野球観戦とラジオ聴取。