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  • 実績者インタビュー

【実績者インタビューVol.7】「時給100円」ライターから月収300万円へ――彼が掴んだAI×コーチングが見せた新境地

【実績者インタビュー】では、SHIFT AIに所属し、AIを活用してユニークな実績を出している方々を『AIシフター』と銘打ち、インタビューを行います。彼らがどのような軌跡をたどり、どんな風にAIを活用しているのか。素朴な疑問をぶつけながら、その成功の秘訣を探ります。

今回登場するのは、SHIFT AIの会員の中でも指折りの実績者である早川裕樹さん。もともとAIとも副業とも無縁でしたが、一念発起。“時給100円ライター”からキャリアをスタートさせ、わずか8ヶ月で月収300万円を達成、9ヶ月目で法人を設立するなど劇的とも言える成長を遂げました。

「副業も、文章を書くことも、本当にゼロからのスタートでした」

早川さんはAI業界でも数少ない「AIキャリアコーチ」というユニークな肩書を持っています。そのきっかけになったのは、自身がAI領域で数々の失敗やトラブルに直面したときに気付いた「やり方を学ぶだけでは成果が出ない」という本質でした。

時給100円から、月収300万円の「AIキャリアコーチ」へ。スキルゼロ、人脈ゼロ。「何も持たない自分」は、いかにして働き方や生き方までも変えていったのか、そのリアルな成長物語を紐解きます。

職種・法人代表(AIキャリアコーチ/AIコンサルタント)
・生成AI導入支援/研修講師<br>・AI講座運営
SHIFT AI受講歴2024年5月 SHIFT AI入会
受講した講座合宿、ウェビナー、雑談会を中心にFelSHIFT AI内の網羅的な基礎学習動画・各種イベント
収入before→after副業初月は12万円(時給100円案件も経験)→副業8ヶ月で月収300万円達成、9ヶ月で法人設立

「時給100円」から始まった“AIライター時代”

2024年の4月、早川さんは未経験ながら、AIライティングの世界に飛び込みました。

もちろん、人脈もスキルもないライターにはそう簡単に高単価案件は回ってきません。当時は、時給100円にも満たない案件から実績を積み重ねていました。「副業とも呼べるレベルじゃなかったですよね…」と当時を振り返ります。

ときには納品後に、クライアントから「AI利用は不可」との理由で記事の全面書き直しを命じられるなどの理不尽にも直面しました。「そりゃぶっちゃけムカつきました。でもこれで辞めてしまったらクラウドソーシング上は案件を投げ出したことになってしまいますから、必死でやり遂げました」と明かします。

やるからには最後までやり遂げるーー。執念とも言える決意を胸に、ブログの書き方やSEOの知識を独学で積み重ね、AIライティング開始からわずか1ヶ月で月収12万円を達成しました。独立するには心もとない金額ですが、「AIを使えば個人でも十分に稼げる」という小さな自信に繋がりました。

一方で、AIライターとしての将来に不安を抱いてもいました。「今後、AIライターは増えるだろうし、価格競争にさらされてしまう」と危惧していた早川さんに転機が訪れます。SHIFT AIとの出会いです。

SHIFT AIとの出会いで急成長を遂げた5ヵ月

SHIFT AIを選んだ理由について「当時のAIスクールといえば、ライティングやプロンプトなど”特定の分野”に特化していたのがほとんどでした。SHIFT AIの 『どこまでも網羅的に学べる環境』と 『学びだけじゃなく実践者とリアルに交流できる場』に、惹かれたんです」と理由を説明します。

2024年5月にSHIFT AIに入会してからの早川さんは”行動力の鬼”でした。「入会1カ月で基礎動画を全部見切りましたね」という言葉の通り、驚異的なスピードでAIの基礎を習得。基礎を学んだ上で、イベントにも積極的に参加し、AI活用の最前線で活躍する実践者たちから多くの活用事例を吸収しました。 SHIFT AIでの集中的なインプットと、AIを活用する多様な人たちとの出会いが、早川さんの視野を大きく広げたそうです。そしてこの経験が、新たな挑戦への大きな後押しとなりました。

強み×AIで誕生した独自サービス「AIキャリアコーチ」への飛躍

SHIFT AIで知見を蓄えた早川さんは、自身の体験から「やり方を学ぶだけでは成果が出ない」という思いに至りました。そんな時、AIに出会う前に取り組んでいた「コーチング」のスキルと「AI」をかけ合わせることを思いつきます。

「これだ、と思いました。AIという強力なツールがあっても、使う人自身の『なぜやるのか』『どうなりたいのか』が明確でなければ、活用できません。行動できない人を動かしていくのがコーチングの役割なんだと実感しました」

こうして「AIキャリアコーチ」という独自サービスの提供をスタートしました。

AIを使う前に“なぜやるのか”を掘り下げる早川さんのメソッドは、受講生の行動や成果に劇的な変化をもたらしました。講座開始からわずか3ヶ月で売上300万円を突破するなど、多くの受講生の挑戦を後押ししています。サービスの成功を足がかりに、早川さんは壮大な目標を打ち立てています。

法人化と生成AI導入支援で狙う「年商3000万」の未来

独自サービス「AIキャリアコーチ」で月収300万円を達成した早川さんは、副業開始から9ヶ月で法人を設立、勢いそのままに「年収3000万円」という大きな目標を打ち立てます。

「法人化に伴って、ターゲットを個人から法人に切り替えました。法人に向けて生成AIの導入や導入支援、生成AIの研修を提供していきたい」と話します。年商5000万円という大きな目標に対しても「半年以内に1社か2社、1年以内には7社から10社の法人クライアントを獲得して、達成を目指したい」と明かします。

将来は「海外に移住して、リモートで働くことも考えている」という早川さん。驚異的な行動力とやり抜く力で「AIキャリアコーチ」という新しいキャリアを切り拓いてみせました。これからAIを活用して新たな働き方を模索する人たちにこんなアドバイスをくれました。

「ライターとして月5万、10万稼いだその次のステップとして、例えばスクールの運営側に関わってみたり、SHIFT AIさんの『AI人材バンク』のような機会を積極的に活用してみるのも一つの手です」と自身の経験をもとこれからAIに挑戦したい人へのアドバイスも惜しまず伝えてくれました。

最後に、早川さんからのメッセージは「AIはパソコンやインターネットのように、これからの生活や仕事に当たり前に入ってきます。迷うなら、AIを始めるかどうかで悩むより、何にどう使うのかを考えてみてほしい」 早川さんの言葉は、変化の時代を生きる私たちにとって、これからの未来を考える上で一つのヒントになるのではないでしょうか。

SHIFT AIでは、こうしたさまざまな「AIシフター」の挑戦を応援しています。無料セミナーやコミュニティで、あなたも一歩を踏み出してみませんか。

10万人以上が受講!

撮影:栗原洋平

記事を書いた人

椎葉ともこ