【実績者インタビューVol.8】セミプロサッカー選手からのキャリアチェンジーー家族時間との両立を目指してAIライターへ


【実績者インタビュー】では、SHIFT AIに所属し、AIを活用してユニークな実績を出している方々を『AIシフター』と銘打ち、インタビューを行います。彼らがどのような軌跡をたどり、どんな風にAIを活用しているのか。素朴な疑問をぶつけながら、その成功の秘訣を探ります。
今回登場するのは、静岡県在住でSHIFT AIのAI講師としても活躍する大川拓巳さんです。自動車部品メーカーの会社員として働くかたわら、二児の父として家族を支えています。ビジネスパーソンとして、そして父として、忙しい日々の合間を縫ってAIスキルを磨き、限られた時間の中でAIライターやAI講師としての実績も着実に積み重ねてきました。
もともとはプロサッカー選手を目指してスポーツに邁進していた大川さんは、AIと出会ったことで「アスリートのセカンドキャリア支援」という新たな夢を見つけました。
大川さんがどのようにAIを活用し、どんな未来を描いているのか。そのリアルな軌跡を紐解きます。

職種 | ・自動車部品メーカー勤務・AIライター |
SHIFT AI受講歴 | 2025年1月に入会 |
受講した講座 | ・AIライター、AIコンサルタント |
収入before→after | AIを使う前:5万円/月AIを使った後:15万円/月 |
目次
「お小遣い制」をきっかけに副業をスタート
副業に踏み出したきっかけはささいなできごとでした。
「結婚して子供が生まれたタイミングでお小遣い制になり、自由に使えるお金が減ってしまって…。だったら自分で稼ごうと思ったんです」
大川さんは、現在は自動車部品メーカーに勤務していますが、それまではサッカーに明け暮れる日々でした。高校を卒業後も、実業団でセミプロサッカー選手としてプレーしていました。
もともと本を読むタイプでもなく、文章は得意ではなかったものの、子供を近くで見守りたい思いから在宅でできて、初心者がマネタイズしやすく、今後にも応用が利くWebライター副業への挑戦を決めました。
「家族との時間も大切にしたいので、子どもたちが起きている時間はなるべくパソコンは開かないようにしています」
大川さんの、「副業タイム」は、子どもたちを寝かしつけた後の22時から夜中2時の4時間です。
約4時間でAIの情報をキャッチアップし、ライターとしての活動もしています。時間が限られているからこそ、隙間時間やAIを活用しながら効率良く進めるよう努めています。

30歳からの新たな挑戦として選んだAI活用の道
大川さんがAIを使い始めたのは、2024年10月頃のことです。ChatGPTやClaudeなどのAIツールを活用して、限られた時間を活かしてライティングに取り組んでいました。ですが、我流でAIを学び、リサーチにAIを取り入れてみたところ、ハルシネーションにより、クライアントから叱責を受けたこともありました。
「当たり前のことですが、AIはあくまでも補助ツール。だからこそ、最終的なファクトチェックを欠かしてはいけないと学びになりました」
失敗を経験しながらも諦めることなく、AIを活用しながらライターとしての実績を重ねていた大川さんは、2024年9月に30歳の節目を迎え、新しい挑戦の道を選びます。
「ITの波が来たように、これからはAIの波が来ると思ったんです」
ライターとしてのAI活用だけでなく、自分の好きや得意を活かしたAIの活用方法を見つけるべく、2025年1月にSHIFT AIへ入会しました。

AIでアスリートのセカンドキャリアを支援したい
SHIFT AIに入会してから、AIライターコース・AI副業コース・実績者ウェビナー・プレミアムウェビナーなど、多くの動画を視聴する中で、大川さんの転機になる講座を目にしました。「AIコンサルタント」です。
「初めてAIコンサルタントという仕事を耳にして、今までの自分のキャリアで抱いていた課題感とぴったりマッチした気がして、これだ!と思ったんです」
実は大川さんは、スポーツの世界で引退後のキャリアを描けない選手が多くいるのを目の当たりにしてきました。
「アスリートだから、勉強よりも運動が得意だし、運動に時間を割いてきた人が多いんです。だから、いざスポーツ選手(現役)を辞めたときに何をすればいいかわからなくなってしまうんです。指導者や解説の道に進める人は本当にごくわずか。約7〜8割はセカンドキャリアが決まっていないのが現状です」
そこで、SHIFT AIで培ったAIの知識を活かして、引退後のアスリートに対して、AIのリスキリングなどで支援したいと考えています。
そのためには、まずは大川さん自身がAIコンサルタントとして実績を残さなければなりません。
「6月には、地元静岡でSHIFT AIのゆるっと作業会の講師も担当させていただきました。また、7月には静岡脳科学研究会にてセミナー登壇予定もあります。これからさらに実績を積み重ねながら、資格も取得し、地方でのチャンスを掴んでいきます」
現在は、AIコンサルタントとしての活動の一歩として、生成AIパスポートの資格取得にも挑戦しています。

先輩会員との出会いが夢の後押しに
さまざまな動画講義を受けてきた大川さんが、最も印象に残っているのが、実績者インタビューでした。入会から半年足らずで、30本以上ある実績者インタビューのウェビナー・動画はすべて視聴済みだそうです。
「SHIFT AIの先輩会員たちがどんな流れで、どんな成果を出したのかを知るのが好きで、よく視聴していました」
数ある実績者インタビューのなかで出会ったのが、AIコンサルタントとして活躍している早川裕樹さんでした。ライターとして活動を始めた早川さんは、家族との時間を大切にしながらもAIコンサルタントとしての起業を成功させています。AIライターに始まり、AIコンサルタントとして活躍する早川さんは、まさに大川さんにとってのロールモデルです。
「自分と状況が似ている早川さんのことは、本当にすごいなという気持ちがあります。やっぱりロールモデルとしても意識しちゃいますよね」

やってみたい気持ちがあるなら、「今すぐ行動」
限られた時間のなかでも、AIを活用することで、家族との時間も夢も諦めない働き方を目指している大川さん。
「お金は取り返しがつくリスクですけど、時間だけは取り返しがつかないので。だからこそ、少しでもやってみたいと思ったら、今すぐ行動してほしいと思っています。今日が人生の中で1番若い日なんです。」
セミプロサッカー選手時代の経験も活かし、AIでアスリートのセカンドキャリアを支援するという目標に向かって、大川さんの挑戦は続きます。
SHIFT AIでは、こうしたさまざまな「AIシフター」の挑戦を応援しています。無料セミナーやコミュニティで、あなたも一歩を踏み出してみませんか。
撮影:栗原洋平
記事を書いた人

福住花和
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