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AIエンジニアの年収は1000万円越え?収入を上げるためのコツも解説

近年、AIの進化に伴い「AIエンジニアは年収が高い」という話を耳にする機会が増えました。

とはいえ「本当にAIエンジニアはそんなに稼げるのか」「AIエンジニアの年収はどのくらいなのか」と疑問に感じていませんか。

本記事では、日本と海外のAIエンジニアの平均年収や特徴、年収アップのためのコツ、注意点を詳しく解説します。

AIエンジニアへのキャリアチェンジを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員1万4,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は11万人超え(2025年4月現在)

いきなりAIエンジニアに転職するのが不安な方は、まずはAIを活用した副業から始めてみるのもおすすめです。

AIスキルを磨きながら収入を得られるため、実績やキャリアの土台作りにもつながります。

弊社SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用して、副業で収入を得たり、昇進・転職などに役立つスキルを学んだりするためのセミナーを開催しています。

また、参加者限定で、「初心者が使うべきAIツール20選」や「AI副業案件集」「ChatGPTの教科書」など全12個の資料を無料で配布しています。

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日本のAIエンジニアの平均年収は?

日本国内におけるAIエンジニアの平均年収は、厚生労働省の職業情報サイトによれば、628.9万円と報告されています。

厚生労働省が示すAIエンジニア平均年収の画像
出典:厚生労働省

AI分野は高度な専門性が求められる一方で、人材不足が深刻であり、未経験からでもしっかりとスキルを身につければ、市場価値の高い人材を目指せる分野です。

さらに、年齢が若くても高めの給与が期待できる点も特徴のひとつです。たとえば、20代でも平均年収は約445万円、30代では平均550万円前後とされています。

つまり、しっかり学んでAIスキルを身につければ、年齢や経験に関係なく高年収を目指せるのがAIエンジニアの魅力です。

以下の記事では、AI人材が不足している理由やAI人材に必要なスキルセットなどを紹介しています。

「AI人材に興味があるけれど、どんなスキルが必要なのかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

海外のAIエンジニアは平均年収1000万円越え!

海外では、日本よりもAIエンジニアの年収が圧倒的に高く、年収1,000万円超えが一般的です。

AI人材の需要が世界的に高まる中、とくに米国や中国ではスキルのあるエンジニアに対して高額報酬での採用が進んでいます。

以下に国ごとのAIエンジニアに対する平均年収の目安をまとめました。年代やスキルによって変動するため、あくまで参考値としてご覧ください。

平均年収
アメリカ約1,400万~3,500万円以上
イギリス約700万~1,400万円
ドイツ約520万~1,040万円
中国約1,000万~2,000万円
シンガポール約900万~1,600万円
日本約630万円

AIスキル次第で、海外では日本の約2~3倍以上の年収になります。AIスキルを磨き、国内だけでなく海外での活躍も視野に入れてみてください。

日本のAIエンジニアの年収の特徴

ここでは、日本におけるAIエンジニアの年収の特徴を4つ紹介します。

日本のAIエンジニアの年収の特徴(日本全体の平均年収よりも高い,他のIT職種よりも高い,年功序列ではなくスキル重視で年収が上がる,フリーランスでも高収入を得られる)

日本でAIエンジニアとして働くうえでの将来性や収入面の参考にしてみてください。

日本全体の平均年収よりも高い

AIエンジニアの平均年収は、日本全体の労働者平均(約458万円)を大きく上回っています。

AIや機械学習の知識を持つ人材は、求人の需要が高いため初任給でも高めに設定されやすいのが特徴です。

実際、経済産業省の調査でも「大学時代のAI関連論文が評価された新卒に年収1,000万円以上を提示する企業例」があると報告されています。

AI仕事で初任給が年収1000万円を超えている企業を示す画像
出典:経済産業省

AIエンジニアは、現職で年収が伸び悩んでいる方にとっても収入面でステップアップができる職種です。

他のIT職種よりも高い

AIエンジニアは、同じIT業界内でもとくに高給の部類に入ります。

AIスキルは専門性が高く、企業からの需要も高いため、その分給与に反映されやすいです。

以下に、IT職種ごとの平均年収を比較してまとめました。

職種平均年収
AIエンジニア約630万円
データサイエンティスト約573万円
Webエンジニア約574万円
システムエンジニア約574万円
出典:厚生労働省

AI分野は今後も成長が見込まれるため、将来的にはさらなる年収アップの可能性もあります。

年功序列ではなくスキル重視で年収が上がる

AIエンジニアの世界では、年齢よりも「何ができるか」が重視されます。ジョブ型雇用※を導入する企業も増えており、20代でも成果次第で年収700万円以上を目指せます。
※ジョブ型雇用:職務に適したスキルや経験を持つ人材を採用する雇用

また、中途採用では「即戦力採用」が中心であり、転職によって大幅な年収が上がる場合があります。

転職サイトdodaによると、IT・通信業界の転職者の約7割が年収が上がっており、AI・データ領域では、50万円~100万円以上の昇給事例があると報告されています。

AIエンジニアは努力とスキル次第で、年齢に関係なく短期間で年収を引き上げられる職種です。

フリーランスでも高収入を得られる

AIエンジニアは、フリーランスとしても高い収入を狙える職種です。

AIスキルを活かして企業と直接契約して会社員以上の報酬を得ている人もいます。

実際にAI開発のフリーランス案件では、月80万~150万円とされており、単純計算で年収にすると1,020万円程度にもなります。

フリーランスは収入の振れ幅が大きいというリスクもありますが、高いスキルを持っていれば、安定して高収入を得られるでしょう。

AIエンジニアとして年収を上げるための5つのコツ

ただ漠然とAIエンジニアへの転職を考えるだけでなく、しっかり準備と戦略を立てると年収アップの現実味が増してきます。

ここでは、AIエンジニアとして年収アップを目指すための具体的なコツを解説します。

AIエンジニアとして年収を上げるための5つのコツ(AIのセミナーやスクールに参加する,AI関連の資格を取得する,人脈を構築する,副業として多くのプロジェクトに参加する,大企業や外資系企業に転職する)

5つのポイントを押さえて行動してみましょう。

AIのセミナーやスクールに参加する

AIエンジニアは、AIスキルが求められる分野であるため、実務に直結するスキルや知識を効率よく習得するために、セミナーやスクールに参加するのがおすすめです。

とくにAI技術は進化のスピードが速く、独学だけでは最新情報に追いつくのが難しい場合もあります。

生成AIに関するセミナーでは、現場で活躍する専門家から最新の知識や実践ノウハウを直接学べるため、即戦力として求められるスキルの習得につながります。

また、他の受講者との交流やディスカッションを通じて視野が広がり、業界の最新動向を把握できるのも大きなメリットです。

AIスキルを効率的に磨き、将来的に年収を上げたい方は、セミナーやスクールへの参加をぜひ検討してみてください。

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また、以下の記事では生成AIを学べる13個のスクールを紹介しています。スクール選びの参考にぜひご覧ください。

関連記事: 生成AIを学べるおすすめスクール13校を徹底比較!損しないための選び方も解説

AI関連の資格を取得する

AIエンジニアとしての市場価値を高めるには、資格の取得が効果的です。AIエンジニアに関連する資格を持っていれば、AIに関する知識や技能を備えた人材として高く評価されます。

代表的な資格には、以下のようなものがあります。

  • G検定
  • E資格
  • AWS認定 機械学習スペシャリティ

これらの資格を取得すれば、AIや機械学習に関するスキルを客観的に証明でき、転職や昇進などのキャリアアップにもつながります。

また、資格取得の過程では、AIに関する知識を体系的に学べるため、AIスキルの基礎を固める手段としてもおすすめです。

人脈を構築する

人脈は、AIエンジニアとしてのキャリアを広げ、年収を上げるためにも重要な要素です。AI業界はエンジニア同士の交流が活発で、知人・友人の紹介で好条件の仕事に出会える場合も多々あります。

業界イベントや勉強会に参加すれば、同じ分野で活躍する専門家と直接つながるチャンスが生まれます。

さらに、SNSで自身の知見や取り組みを発信すれば、共通の関心を持つ人々とのつながりが生まれやすくなり、自分の専門性を広く知ってもらうきっかけにもなります。

人脈を通じて、最新情報や案件の幅が広がると、キャリアの成長スピードが加速して年収アップの可能性も自然と増えていきます。

まずは小さな一歩として、気になるイベントに参加したり、SNSで自分の専門分野について発信したりしてみましょう。

副業として多くのプロジェクトに参加する

副業を通じて多くのプロジェクトに参加すると、スキルアップだけでなく収入アップにもつながります。

AIエンジニアとして実務経験を積むには、さまざまな現場での経験が必要です。

とくにフリーランスとして複数のプロジェクトに参加すれば、異なる技術やAI業界の知識に触れる機会が増え、実践的なスキルの幅が大きく広がります。

副業はクライアントや他の技術者とのつながりを築けるため、人脈構築の場としてもおすすめです。

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大企業や外資系企業に転職する

思い切って大企業や外資系企業に転職することも年収を上げる即効性のある手段です。大企業や外資系企業は、プロジェクトの規模が大きく、給与水準も高い傾向があります。

さらに、大企業や外資系企業では、AI技術を積極的に活用した先進的なプロジェクトに関われるチャンスも多く、実務を通じてスキルを高めながらキャリアの成長も可能です。

転職を検討する際は、自分のスキルや経験を正当に評価してくれる企業を見極める必要があります。

求人票だけでなく、面談や企業研究を通じて、自分に合った環境を見つけましょう。

AIエンジニアとして年収を上げる際に注意すべき3つのこと

先ほど年収を上げるコツを紹介しましたが、その際に注意すべき点が3つあります。

AIエンジニアとして年収を上げる際に注意すべき3つのこと(常に最新のAIスキルを学び続ける必要がある,タスク管理を徹底する必要がある,転職のタイミングや戦略を練る必要がある)

それぞれの注意点について詳しく解説します。

常に最新のAIスキルを学び続ける必要がある

AIエンジニアとして活躍し続けるには、常に最新のスキルを学び続ける必要があります。

AI分野は日々進化しており、現状の知識やスキルに満足していると、あっという間に取り残されてしまいます

とくに、機械学習やディープラーニング、自然言語処理といった領域では、新しいアルゴリズムやツールが次々と登場しており、継続的な学習が必要です。

最新のAIスキルを学ぶ手段として、オンライン講座や専門書、セミナーなどを活用し、継続的に学ぶ習慣を持つことが、キャリアの成長につながります。

まずは、自分の興味や必要なスキルに合った学習方法を見つけ、週1回の学習からでも習慣化していきましょう。

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さらに以下の記事では、AIを勉強するとき注意点やおすすめの勉強方法を6個紹介しています。AIの進化に遅れないために勉強方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【目的別】生成AIの勉強法6選!初心者・社会人でも使えるようになろう!

タスク管理を徹底する必要がある

AIエンジニアは、複数のプロジェクトを並行して進める場面が多いため、タスク管理の徹底が欠かせません。

タスク管理ツールを使えば、優先順位や進捗が整理しやすくなり、納期の遵守はもちろん、プログラムの精度向上やミスの削減にもつながります。

以下は、代表的なタスク管理ツールの例です。

タスク管理ツールを使いこなして効率的に業務をこなせるようになると、成果物の量と質が向上し、結果として年収アップにつながります。

転職のタイミングや戦略を練る必要がある

年収アップのために転職を考える場合、タイミングや戦略立案も慎重に行う必要があります。無計画の転職では、かえって年収が下がる場合もあります。

実際、転職者全体の約25%が「転職後に年収が下がった」と回答しており、必ずしも転職すると年収が上がるとは限りません。

AI人材の需要は通年で高いものの、企業の予算や採用計画により求人には波があります。そのため、自身のスキルが高く評価されやすい時期を見極めることが大切です。

企業文化や成長性、報酬体系を事前に調べ、外資系や成長著しいスタートアップなど高待遇が期待できる企業も視野に入れつつ、自分に合った企業を選ぶようにしましょう。

AIエンジニアとして、年収を大幅にアップさせよう!

AIエンジニアは、スキルがあれば若手でも高く評価されやすく、高年収を目指せる職種です。日本国内でも平均年収は高く、スキルと実績次第で年収1,000万円超えも夢ではありません。

本記事で紹介したように、年収を上げるコツは、スキル習得のための学習や資格取得、人脈形成、副業での経験蓄積などがあります。

重要なのは自分の市場価値を高める行動を積み重ねることです。行動が評価につながり、結果として年収アップが実現します。

まずは、本記事を参考に今の自分にできる一歩から始めてみましょう。

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セミナーでは、主に以下の内容を学習できます。

  • AIを使った副業の始め方・収入を得るまでのロードマップ
  • おすすめの副業案件と獲得方法
  • AIスキルを高めて昇進・転職などに役立てる方法
  • 実際に成果を出しているロールモデルの紹介
  • これから使うべきおすすめのAIツール

無料セミナーは、AI初心者〜中級者の方を対象としています。

「これからAIを学習したいけど、何から始めていいのか分からない」「AIの独学に限界を感じてきた」という方にとくにおすすめです。

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記事を書いた人

西啓汰

大学での学びと並行して活動するフリーランスのSEO/Webライター。
研究テーマは「Music to Video」。音楽の歌詞や曲調を分析し、自動で映像を生成する仕組みの開発中。
生成AIツールを実際に触れ、体験を通じて得た知見を活かし、価値を届けるライティングを実践。
趣味は野球観戦とラジオ聴取。