【後編】「AI時代、人間はなんのために生きるか」茂木健一郎が考える、AIと人間の共存のあり方とは? YouTube『5年後の世界』永野×茂木健一郎編レポート

2025年4月30日(水)に始まった、YouTubeチャンネル『5年後の世界』。永野&カズレーザーが交代でMCを務め、「世界の真実」を知っているかもしれない識者を迎えて「5年後の世界」を語り合う対談番組となっている。
初回MCを務めるのは永野。そしてゲストに迎えるのは、脳科学者の茂木健一郎。「シンギュラリティ後、AIと人間が共存するために必要なことは?」をテーマに、一体どんな会話が繰り広げられたのか?前編では「AIによってユートピアができる」と衝撃的な未来予測が行われたが、後編では、さらなる未来を深堀りする。
本記事では永野×茂木健一郎編<後編>のダイジェストレポートをお届けする。
<本編リンク https://youtu.be/GfWba5uvYHs >
シンギュラリティ後の鍵は「生きがい」にある?
前編では、AI開発の今を中心に茂木が解説し、2人で「シンギュラリティ後の世界」について語り始めた。
永野は現在50歳、茂木は62歳。「努力」や「根性」といった精神論が特に重視されてきた時代に馴染みがある。それゆえに、AIによって仕事のあり方が変わった世界で「これはお金をもらうに値するのか?」と思ってしまいそうだと、永野は懸念する。
「AIはそういう意識をどんどん破壊していく」と茂木は言うが、ではシンギュラリティ後の人間はどうなっていくのか?
ディストピア小説の多くに共通して描かれているのは、人間はドラッグ的なもので幸福を感じるようになるということ。
それは薬物に限らず、たとえばゲームなど刺激や快楽を効率的に感じる娯楽なども含まれる。スマートフォンで一日中SNSに張り付いたり、休日にずっとゲームに没頭したり。
かといって「ただ快楽に溺れるだけの日々になる」と言いたいわけではない。ではこれからの時代、人間はどう生きていけばいいのだろうか?
本編では、
- 「陰謀論」はすべて正しい?
- 人間の労働に対する認識はどうなる?
- 「ズル」をする人間が増える
- シンギュラリティ後、人間はなんのために生きればいい?
- AIで不幸にならないために身につけるべきリテラシー
- AIと人間が共存するために必要なこと
- AIと人間の最大の違いは「生きがい」にある
など、シンギュラリティ後を生きる人間のあり方について深く掘り下げていく。
これからの時代、人間がAIと共存して生きていくためにはどんな考え方が必要なのか。ぜひ本編をご覧になり、一緒に考えていただきたい。
<本編リンク https://youtu.be/GfWba5uvYHs >
記事を書いた人

鈴木梢