【無料で使える】Google AI StudioでVeo2が解禁!使い方や活用例を徹底解説

2025年4月15日、Googleが提供する「Google AI Studio」で、動画生成AI「Veo2」が利用できるようになりました。
Veo2は、専門的な動画編集スキルがなくても、文章や画像を入力するだけで自動的に動画を生成するツールです。
とはいえ、Google AI Studioを使ったことがない人にとっては「どうやってVeo2を使うのかわからない」といった疑問を感じるでしょう。
本記事では、Google AI StudioやVeo2の概要や料金、使い方、活用例、実際に生成した動画などをわかりやすく解説します。
記事を最後まで読んで、Google AI StudioからVeo2を使ってクオリティの高い動画を生成しましょう。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
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目次
Veo2はAIが動画を自動で作ってくれるツール
Veo2は、テキストや画像を入力するだけで、AIが自動で動画を生成してくれるサービスです。
Veo2ではプロンプト(指示文)を入力するだけで、AIがその内容に沿った高品質な動画を数十秒〜数分で生成してくれます。
たとえば「海辺を走る犬」と入力すれば、構図やカメラアングル、ライティングまで自然な演出を施したショートムービーが自動で完成します。
プロンプトの内容を簡単に映像化できるので、短時間で魅力的な動画を作れます。
Veo2はGoogle AI Studioで利用可能!
Veo2はGoogle AI Studio上で利用することができます。
Google AI Studioは、Googleが公開しているAIを使えるプラットフォームで、Googleアカウントがあればすぐに使い始められ、インストール不要でブラウザからアクセス可能です。

たとえば、画像生成AI「Imagen」やチャットAI「Gemini」などを使って、高品質な画像の生成や自然な会話形式での文章作成できます。
面倒な初期設定もないので、AIを初めて使う人にもぴったりです。
以下の記事ではGoogle AI Studioの概要や始め方、使い方について詳しく解説しています。
関連記事:【無料で使える】Google AI Studioとは?使い方や料金を解説
【無料で利用可能】Veo2の料金プラン
Google AI StudioでVeo2を利用すると料金は一切かかりません。
Google AI Studioで提供されているVeo2は、ベータ版として一般公開されており、課金やクレジット制は導入されていません。
Google AI StudioのVeo2にアクセスすれば、プロンプトを入力するだけで、5〜8秒の映像を何度でも無料で生成できます。
Veo2はGoogle AI Studio上で利用すると費用ゼロで、自分が好きな動画を生成できます。
Veo2で生成した動画は商用利用可能!
Googleの利用規約には「生成されたコンテンツはご自身の裁量で利用できる」と明記されており、商用目的での活用も制限されていません。
さらに、「Googleがそのコンテンツに対する所有権を主張しない」とされています。
実際、規約には以下のような記述があります。
生成されたコンテンツの使用
本サービスの一部では、使用者によるオリジナル コンテンツの生成が許可されています。Google がそのコンテンツに対する 所有権を主張することはありません。使用者は、Google が同一または類似のコンテンツを他者に対して生成すること、および そのために必要なすべての権利を留保することに同意するものとします。
利用規約(Google)
生成されたコンテンツについては、 コードを含め、ご自身の裁量で利用してください。使用者は、自身による生成されたコンテンツの使用、および 生成されたコンテンツを共有した相手による当該コンテンツの使用について 責任を負います。
そのため、Veo2で生成した動画は広告やYouTubeなどに活用できます。
だだし商用利用は可能ですが、独占的に使いたい場合や法的な保護が求められる用途では、事前に確認を行うなど慎重な判断が必要です。
【5ステップ】Google AI StudioでVeo2を使う方法
Google AI Studio上でVeo2を使って動画を生成するには、以下の5ステップです。
- Google AI Studioにログインする
- 「Video Gen」でVeo2を選ぶ
- テキストや画像でプロンプトを入力する
- 映像の長さや比率を設定する
- 生成された動画を確認・保存する
Veo2はテキストや画像を入力するだけで、簡単に動画を生成できます。各ステップの内容を詳しく解説していきます。
「Video Gen」でVeo2を選ぶ
Google AI Studioにログイン後、左側のメニューから「Video Gen」を選択します。

現在のところ、モデル選択は 「Veo 2」のみで他のバージョンへの切り替えはできません。

※モデル選択は現時点では「Veo 2」のみ
テキストや画像でプロンプトを入力する
動画の内容は、テキストや画像を入力するだけで自動生成してくれます。中央にあるプロンプト欄に、動画にしたいシーンやイメージを入力します。
日本語でもプロンプトは通りますが、現時点では英語で入力したほうがより精度の高い出力結果が表示されます。

また、テキストだけでなく、画像をアップロードして画像から動画の生成も可能です。画像アイコンを選択すると、画像のアップロード方法を選べます。

映像の長さや比率を設定する
プロンプトを入力したら、画面右側の「Run settings」から、動画の設定を行います。
ここでは、映像の尺や比率、画質などを細かく調整できます。設定しなくても初期値のままで生成可能ですが、用途に合わせて設定するとより理想に近い動画を生成します。

生成された動画を確認・保存する
設定が完了したら、画面中央の「Run」ボタンをクリックして動画を生成します。数十秒〜数分程度で処理が完了します。

実際に生成された映像を確認しながら、「再生」「保存」「共有」などの操作が行えます。
以上が、Google AI StudioでVeo2を使って動画を生成から保存するまでの手順です。
テキストや画像を入力するだけで、誰でも手軽に高品質な映像を生成できるので、ぜひ一度試してみてください。
Veo2で生成した動画の活用例
Google AI Studio Veo2を活用すれば、専門知識がなくても誰でも簡単にさまざまなシーンに合わせた動画を生成できます。
テキストや静止画では伝えきれない「実物の動き」や「その場の雰囲気」を映し出せるのが動画の強みです。
たとえば、以下のような場面でGoogle AI Studio Veo2による動画生成を活用できます。
- SNSに日常の様子を動画で投稿したい時
- 商品を動画でわかりやすく紹介したい時
- 誕生日など特別な日の記念動画を作りたい時
- 趣味の作品を動画にまとめて共有したい時
- プレゼン資料に動画を組み込み内容を充実させたい時
- 自己紹介に動画を用いて強い印象を残したい時
もし気になる活用シーンがあれば、まずVeo2を使って動画生成を試してみてください。
Veo2で生成した動画の実例3選
ここでは、実際に筆者がGoogle AI StudioでVeo2を使って生成した動画を紹介します。
- アニメ風の動画
- ドラマ風の動画
- 商品紹介風の動画
実際にVeo2で動画を生成する時の参考として、どのような映像ができるのか確認してみてください。
アニメ風の動画
Google AI StudioのVeo2を使えば、アニメ風の高品質な動画も簡単に生成します。
以下は、筆者がGoogle AI StudioのVeo2で生成したアニメ風の動画です。
若い男女が出会い、別れ、そして再会する感動的なアニメ風ストーリーを作ってください。夕暮れの公園、泣いているシーン、最後に笑顔になる展開で。
キャラクターの表情や視線の動き、カメラアングルに至るまで、非常にリアルかつ繊細に表現されていました。
アニメのような映像演出が求められるシーンでも、Veo2では高品質な動画を生成できます。
ドラマ風の動画
Google AI StudioのVeo2を使えば、感情に訴えかけるようなドラマ風の動画も生成できます。
以下は、筆者がGoogle AI StudioのVeo2で生成したドラマ風の動画です。
帰り道の電車内で、落ち込んだ表情の女性と、それを見つめる男性の切ないドラマシーン。静かな雰囲気とリアルな感情表現を含めて。
登場人物の目線の動きや距離感、沈黙の間まで丁寧に描写されていて、AIが生成したのか疑うほどのクオリティで生成されました。
Veo2を使えば、感情の動きを映像で伝えられるため、共感を生む動画も簡単に生成できます。
商品紹介風の動画
Google AI StudioのVeo2を使えば、商品の魅力を伝える動画も生成できます。
以下は、筆者がGoogle AI StudioのVeo2で生成した商品紹介風の動画です。
新しいワイヤレスイヤホンの紹介動画。シンプルな背景で商品が回転しながら表示され、特徴やスペックが画面に表示される構成で。
商品の形や質感がリアルに表現されていて、特徴やスペックの説明も見やすく、仕事で使う紹介資料やPR動画にそのまま活用できるようなクオリティでした。
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Veo2で動画を生成する時の3つのポイント
Veo2で動画を生成する前に、知っておくと便利なポイントを3つ紹介します。
- 日本語プロンプトでもそのまま使える
- 具体的にプロンプトを入力するとイメージ通りの動画が作れる
- 暴力・個人情報など一部の内容は生成できない
3つのポイントを理解しておくと、スムーズにVeo2を活用でき、イメージ通りの動画生成に役立ちます。
日本語プロンプトでもそのまま使える
Veo2は、英語での入力が推奨されているものの、日本語のプロンプトでも使えます。
もともと英語で学習されているモデルのため、英語のほうが意味を正確に理解できますが、日本語でもある程度のニュアンスを読み取って生成してくれます。
たとえば「猫が雨の路地を走っている」と日本語で入力しても、背景や動きのある映像がしっかり生成されます。細かな表現は英語のほうが得意ですが、日常的な表現なら日本語でも十分に伝わります。
英語が苦手でも、身構えずに動画制作を始められるため、誰でも手軽に試せます。動画の細部にこだわりたい場合は、英語でプロンプトを入力してみましょう。
具体的にプロンプトを入力するとイメージ通りの動画が作れる
Veo2で思い通りの動画を作るには、できるだけ具体的にプロンプトを記載する必要があります。
Veo2はプロンプトの情報から動画を生成するため、プロンプトの内容があいまいな表現だと「どのような映像にすればよいか」「どの内容を重視すればよいか」の迷いが生じイメージ通りの生成ができません。
たとえば「猫が歩く動画」だけではなく「黒い猫が夕暮れの街をゆっくり歩く」など、色や背景、動きなどを詳しく伝えると、映像のクオリティが上がります。
具体的にプロンプトを入力すれば、意図に合わない動画が生成される工程を減らし、理想に近い映像を一発で作れます。
暴力・個人情報など一部の内容は生成できない
Veo2では、不適切な内容を含む動画は生成できません。
安全性を確保するため、Googleが定めたルールにより一定のテーマはブロックされます。
たとえば、暴力や差別、性的な描写を含むプロンプトは受け付けられません。
また、特定の人物の顔写真を使用や実在するキャラクターに関する映像を生成しようとした時も、動画の生成はできません。
不適切な表現や個人情報の制限によって、誰でも安心して公開できる動画を生成できます。
今すぐGoogle AI Studioを使ってVeo2で動画を生成してみよう!
2025年4月15日、Google AI Studioで動画生成AI「Veo2」がついに一般公開され、誰でも無料で高品質な動画を生成できるようになりました。
Googleアカウントがあればすぐに使い始められ、テキストや画像を入力するだけで簡単に動画を生成できます。
Veo2は商用利用も可能なため、個人やビジネスを問わず幅広い活用が期待されます。本記事を参考にGoogle AI StudioでVeo2を使って、動画を生成してみてください。
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- AIを使った副業の始め方・収入を得るまでのロードマップ
- おすすめの副業案件と獲得方法
- AIスキルを高めて昇進・転職などに役立てる方法
- 実際に成果を出しているロールモデルの紹介
- これから使うべきおすすめのAIツール
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記事を書いた人

西啓汰
大学での学びと並行して活動するフリーランスのSEO/Webライター。
研究テーマは「Music to Video」。音楽の歌詞や曲調を分析し、自動で映像を生成する仕組みの開発中。
生成AIツールを実際に触れ、体験を通じて得た知見を活かし、価値を届けるライティングを実践。
趣味は野球観戦とラジオ聴取。
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