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【2025年最新】Claudeの料金プランを解説!APIの価格・他ツールとの比較も

Claude(クロード)は、アメリカのAnthropic社が開発した最先端の対話型AIツールです。

ChatGPT(チャット・ジーピーティー)やGemini(ジェミニ)に肩を並べる存在として注目されており、有料版の利用を検討している方も多いでしょう。

しかし、Claudeの料金プランとその内容を把握してから課金しなければ、期待していた成果を得られなかったり、無駄な費用が発生したりするリスクもあります。

本記事では、Claudeの料金プランやAPIの価格・他のAIツールとの料金比較について詳しく解説します。

この記事を読めば、Claudeの料金に関する知識を理解でき、自分に合った料金プランを選択してClaudeを効果的に活用できるようになるでしょう。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は12万人超え(2025年6月現在)

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Claudeの料金プランは全5種類

Claude公式
出典:Anthropic公式

まずはClaudeの料金プランを解説します。

現在Claudeでは、以下5つの料金プランが展開されています。

  • Freeプラン:無料
  • Proプラン:20ドル(約3,000円)/月
  • Maxプラン:100ドル(約15,000円)/月、200ドル(約30,000円)/月
  • Teamプラン:月額25ドル(約3,750円)/月
  • Enterpriseプラン:要問い合せ

※1ドル=約150円 計算(最新の為替レートにより変動)

各プランの違いは、以下の表にまとめました。

プラン対象価格(税抜)利用可能モデルメッセージ制限特徴
Freeプラン個人向け無料Claude Sonnet 4約4~5時間ごとに10回程度の利用制限あり通常のチャットに加え、画像やドキュメントについても質問可能
Proプラン個人向け・開発者向け月額プラン:20ドル/月(約3,000円)
年額プラン:17ドル/月
(約2,550円)
Claude Sonnet 4
Claude Opus 4
・Claude Sonnet 3.7
Claude Haiku 3.5
・Claude Opus 3
無料サービスと比べて少なくとも5倍の使用量・Extended thinking mode(拡張思考モード)が可能
・Web検索が可能
・Google Workspace連携可能
・プロジェクト機能
・回線混雑時の優先アクセス
・新機能の早期アクセス
Maxプラン個人・開発者向け100ドル/月(約15,000円)
200ドル/月(約30,000円)
Proプランと同様・Proプランと比べて5倍の使用量(100ドルプランの場合)
・Proプランと比べて20倍の使用量(200ドルプランの場合)
Proプランに加えて以下の特典
すべてのタスクで高い出力制限
ターミナルから直接Claude Codeにアクセス
高度な研究機能へのアクセス
連携機能を通じてあらゆるコンテキストやツールを接続
Claudeの高度な機能への先行アクセス
混雑時の優先アクセス
Teamプラン小〜中規模組織・法人向け月額25ドル(約3,750円)/月
※5名から利用可能
Proプランと同様Proプランよりさらに多くの使用が可能・チーム管理
・データ共有機能
・請求の一括管理
Enterpriseプラン法人向け要問い合わせProプランと同様Teamプランよりさらに多くの使用が可能・大容量のテキストをアップロード可能
・高度なセキュリティ(SSO、SCIM、JIT、ドメインキャプチャ、ロールベースの権限付与、監査ログ)
・データソースの統合
・Google Docsの整理機能
※料金にはすべて消費税がかかります。

5つの料金プランのうち、FreeプランやPro、Maxプランは個人向け、TeamプランやEnterpriseプランは組織・法人向けに展開されています。

また、Claudeには、Claude Sonnet、Claude Opus、Claude Haikuの3つのモデルがあり、FreeプランではClaude Sonnet 4のみ、Proプラン以上ではすべてのモデルが利用可能です。

以下の表で、各モデルの主な違いも確認しましょう。

モデル特徴長所用途
Claude Sonnet 4最新世代ハイブリッド推論を備え、長文処理も得意な汎用モデル高速レスポンスを維持しながら高精度推論とコスト効率を両立できる点コーディング支援、日常的データ分析、記事作成
Claude Opus 4Anthropic最高性能を誇り、複雑業務に特化したフラッグシップモデル比類なき推論力と創造性で巨大データや高度研究課題を安定処理できる点研究開発、大規模コード解析、戦略立案
Claude Sonnet 3.7拡張思考モードを搭載し、速度と精度のバランスに優れたハイブリッドモデル中規模タスクにおいて速度と精度の好バランスで実用性が高い点 段階的問題解決、中規模解析、計画書作成
Claude Haiku 3.5超軽量設計で回答速度を極限まで高めた高速応答モデル瞬時の応答と低リソース消費により日常利用で扱いやすい点 チャットボット、簡易要約、FAQ対応
Claude Opus 3Claude 3世代で最強クラスの推論と創造力を備えた高知能モデル文章生成や複雑タスク処理を現在でも高水準でこなせる点文書生成、複雑レポート作成、既存ワークフロー維持

各プランで利用できるモデルや機能・制限を理解し、適切なプランを選ぶことが、Claudeを最大限に活用するためのカギです。

ぜひ、自身のClaude活用の目的・用途と紹介した表の内容を照らし合わせて、プラン選択を検討してみましょう。

また、Claudeで利用できるモデルの違いについてより詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてみてください。

Claudeの特徴や料金

【完全網羅】Claudeの特徴や料金、活用事例まで解説

Claude(クロード)は、アメリカのAnthropic社が開発した大規模言語モデルを用いた対話型生成AIです。この記事では、Claudeの特徴や料金プラン、活用事例を網羅的に解説します。

さらに、Claudeの無料版については以下の記事で詳しく紹介しています。

無料版が気になっている方は、こちらもぜひ参考にしてみてください。

関連記事: https://shift-ai.co.jp/blog/10816/

ClaudeのAPI料金

続いては、ClaudeのAPI料金について解説します。

ClaudeのAPIは、モデルごとに異なり、入力と出力のトークン数にもとづいて料金が計算されます

以下に、主要なモデルごとのAPI料金をまとめました。

モデル入力出力
Claude Sonnet 43ドル(約450円)15ドル(約2,250円)
Claude Opus 415ドル(約2,250円)75ドル(約11,250円)
Claude Sonnet 3.73ドル(約450円)15ドル(約2,250円)
Claude Haiku 3.50.8ドル(約120円)4ドル(約600円)
Claude Opus 315ドル(約2,250円)75ドル(約11,250円)
参考:Anthropic
※すべて100万トークンあたりの価格

大量のデータ処理や高度な分析が必要な場合には、高性能モデルのClaude Sonnet 4、Claude Opus 4が適しています。

一方で、日常的な業務やコスト重視の場合には、Claude Haiku 3.5が最適な選択です。

性能とコストのバランスを考慮し、どのモデルが最適かを検討することが重要です。

Claudeと他のAIモデルの利用料金の違い

最後に、Claudeと他社の代表的なAIモデルの利用料金の違いを比較します。

今回は性能のレベルが近い、ChatGPT・Gemini・Llama(ラマ)を比較対象として違いを表にまとめました。

サービス名個人利用料金主要モデル概要
Claude無料版:Claude 3.7 Sonnetのみ・制限あり
有料版:月額20ドル(約2,989円)
Claude Sonnet 4
Claude Opus 4
・Claude Sonnet 3.7
Claude Haiku 3.5
・Claude Opus 3
最上位モデルを利用するには有料プランが必要
ChatGPT無料版:制限あり
有料版(2プランあり):
・月額20ドル(約3,000円)
・月額200ドル(約30,000円)
GPT-4.5
GPT-4.1
GPT-4o
OpenAI o3
OpenAI o4-mini
OpenAI o1
OpenAI開発
2025年5月から最新モデル(GPT-4.1)が有料版で利用可能
Gemini無料版:制限あり
有料版(2プランあり):
・月額2,900円(税込)
・月額37,000円(税込)
Gemini 2.5 Flash
Gemini 2.5 Pro
Google 開発
無料で使えるのはGemini 2.5 Flash、Gemini 2.5 Proの2種類
最初の1ヵ月間は無料のため最もリーズナブル
Llama基本無料Llama 3.1
Llama 3.2
Llama 3.3
Llama 4
Meta開発
オープンソースとして提供されているため誰でも自由に利用可能
商用利用も可能
※1ドル=約150円計算(最新の為替レートにより変動)

以下でそれぞれのツールの概要を解説します。

ChatGPT

OpenAI公式サイト
出典:OpenAI公式サイト

ChatGPTは、OpenAI社が提供する高精度な対話型AIツールです。

資料作成やプログラミング、翻訳、カスタマーサポート、画像認識、画像生成などさまざまなタスクに対応可能な汎用性の高さが特徴です。

2025年5月から、コーディングに特化した最新モデル(GPT-4.1)が有料版で利用可能になりました。

ChatGPTの無料版と有料版の違いは、以下のとおりです。

プラン価格
無料版無料
基本的な機能を利用可能
一定量使用すると一時的に利用制限がかかる
ChatGPT Plus月額20ドル(約3,000円)
ChatGPT Pro月額200ドル(約30,000円)
※1ドル=約150円 計算(最新の為替レートにより変動)

API利用時の料金を以下に示します。

モデル入力出力
GPT-4.12.00ドル(約300円)/100万トークン8.00ドル(約1,200円)/100万トークン
GPT-4.575.00ドル(約11,250円)/100万トークン150.00ドル(約22,500円)/100万トークン
GPT-4o2.50ドル(約375円)/100万トークン10.00ドル(約1,500円)/100万トークン
GPT-4o mini0.15ドル(約20円)/100万トークン0.60ドル(約90円)/100万トークン
OpenAI o115.00ドル(約2,250円)/100万トークン60.00ドル(約9,000円)/100万トークン
OpenAI o310.00ドル(約1,500円)/100万トークン40.00ドル(約6,000円)/100万トークン
OpenAI o4-mini1.10ドル(約165円)/100万トークン4.40ドル(約660円)/100万トークン

表のように、GPT-4.1のAPI料金はClaude Sonnet 4と比べて安価です。しかし、モデルの性能や、モデルごとの得意・不得意分野が異なります。

さまざまなモデルを試して、最適なモデルを選択できるようにすることでコストパフォーマンスが最適化されます。

Gemini

出典:Google公式サイト

Geminiは、Google社が開発した対話型AIチャットツールです。

文章・画像・音声・動画など複数の種類のデータを同時に学習・処理でき、同社のGmailやドキュメント・スプレッドシートと連携してタスクをこなすこともできます

最初の1か月間は無料で利用できるため、誰でも気軽に利用しやすい点も魅力です。

Geminiの無料版と有料版の違いは、以下のとおりです。

プラン価格
無料版無料
Gemini 2.5 Flash、Gemini 2.5 Proモデルが利用可能
Gemini Pro 月額2,900円(税込)
Gemini Ultra月額37,000円(税込)
※現在米国のみ利用可能
※1ドル=約150円 計算(最新の為替レートにより変動)

API利用時の料金を以下に示します。

モデル入力出力
Gemini 2.5 Flash Preview0.15ドル(約20円)/100万トークン0.60ドル(約90円)/100万トークン
Gemini 2.5 Pro Preview1.25ドル(約190円)/100万トークン10.00ドル(約1,500円)/100万トークン
Gemini 2.0 Flash0.10ドル(約15円)/100万トークン0.40ドル(約60円)/100万トークン
Gemini 2.0 Flash-Lite0.075ドル(約10円)/100万トークン0.30ドル(約45円)/100万トークン
Gemini 1.5 Flash0.075ドル(約10円)/100万トークン0.30ドル(約45円)/100万トークン
Gemini 1.5 Pro1.25ドル(約190円)/100万トークン5.00ドル(約740円)/100万トークン
参考:Gemini Developer API の料金

GeminiのAPIは、テキストや動画などの項目によって料金が変動します。

無料枠もあるため、初めてAPIを利用する方や費用をかけたくない方は、Geminiをおすすめします。

Llama

出典:Meta公式サイト(Llama)

Llamaは、Meta社が開発した対話型AIモデルです。

GPT-4を凌駕するほど高性能ながら、完全無料で誰でも自由に利用可能、かつ商用利用可能なオープンソースモデルとして注目を集めています。
※Llamaを利用しているサービスには料金が発生する場合あり

開発者や研究者が自由にモデルを改良したり、特定の用途に合わせてカスタマイズしたりできる点が魅力です。

ただし、日常業務で活用する場合には、他のサービスと比べて使いやすさにおいて劣る可能性があります。

コストを抑えたい方や幅広い用途で使いたい方は、気軽に試すことができるでしょう。

Claudeの料金を知って目的・用途に合ったプランを選択しよう

本記事では、Claudeの料金プランやAPIの価格、他のAIツールとの比較を詳しく解説しました。

Claudeには5つの料金プランがあり、料金に応じて使えるモデルや機能が異なります

今回紹介した内容をもとに、各プランの違いを理解して、自分の目的や用途に合ったものを選んでみてください。

手軽に始めたい方は無料のFreeプラン、本格的に業務で活用したい方はProプラン以上がおすすめです。

弊社SHIFT AIでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用して、副業で収入を得たり、キャリアアップで年収を高めたりするノウハウをお伝えする無料セミナーを開催しています。

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記事を書いた人

福原瑶子

SEO&ライティング歴5年以上。
日々ChatGPT・Claude・Gemini・Notion のようなAIツールを駆使し、記事作成やプライベートにも積極的に活用。
生成AIパスポート合格。生産性をアップできる便利なアプリやツール・拡張機能の情報を探すのが好き。