【2025年最新】Claudeの料金プランを解説!APIの価格・他ツールとの比較も

Claude(クロード)は、アメリカのAnthropic社が開発した最先端の対話型AIツールです。
ChatGPT(チャット・ジーピーティー)やGemini(ジェミニ)に肩を並べる存在として注目されており、有料版の利用を検討している方も多いでしょう。
しかし、Claudeの料金プランとその内容を把握してから課金しなければ、期待していた成果を得られなかったり、無駄な費用が発生したりするリスクもあります。
本記事では、Claudeの料金プランやAPIの価格・他のAIツールとの料金比較について詳しく解説します。
この記事を読めば、Claudeの料金に関する知識を理解でき、自分に合った料金プランを選択してClaudeを効果的に活用できるようになるでしょう。

監修者
SHIFT AI代表 木内翔大
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目次
Claudeの料金プランは全5種類

まずはClaudeの料金プランを解説します。
現在Claudeでは、以下5つの料金プランが展開されています。
- Freeプラン:無料
- Proプラン:20ドル(約3,000円)/月
- Maxプラン:100ドル(約15,000円)/月、200ドル(約30,000円)/月
- Teamプラン:月額25ドル(約3,750円)/月
- Enterpriseプラン:要問い合せ
各プランの違いを以下の表にまとめました。
プラン | 対象 | 価格(税抜) | 利用可能モデル | メッセージ制限 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Freeプラン | 個人向け | 無料 | Claude Sonnet 4 | 需要に応じて変動し利用制限あり | 通常のチャットに加え、画像やドキュメントについても質問可能 |
Proプラン | 個人向け・開発者向け | 月額プラン:20ドル/月(約3,000円) 年額プラン:17ドル/月 (約2,550円) | ・Claude Opus 4.1 ・Claude Sonnet 4 ・Claude Opus 4 ・Claude Sonnet 3.7 ・Claude Haiku 3.5 ・Claude Opus 3 | 無料サービスと比べて少なくとも5倍(45回程度の使用量 | ・Extended thinking mode(拡張思考モード)が可能 ・Web検索が可能 ・Google Workspace連携可能 ・プロジェクト機能 ・回線混雑時の優先アクセス ・新機能の早期アクセス |
Maxプラン | 個人・開発者向け | 100ドル/月(約15,000円) 200ドル/月(約30,000円) | Proプランと同様 | Proプランと比べて ・100ドル:5倍(225回程度)の使用量 ・200ドル:20倍(900回程度)の使用量 | Proプランに加えて以下の特典 ・すべてのタスクで高い出力制限 ・ターミナルから直接Claude Codeにアクセス ・高度な研究機能へのアクセス ・連携機能を通じてあらゆるコンテキストやツールを接続 ・Claudeの高度な機能への先行アクセス ・混雑時の優先アクセス |
Teamプラン | 小〜中規模組織・法人向け | 25ドル(約3,750円)/月 ※5名から利用可能 | Proプランと同様 | Proプランよりさらに多くの使用が可能 | ・チーム管理 ・データ共有機能 ・請求の一括管理 |
Enterpriseプラン | 法人向け | 要問い合わせ | Proプランと同様 | Teamプランよりさらに多くの使用が可能 | ・大容量のテキストをアップロード可能 ・高度なセキュリティ(SSO、SCIM、JIT、ドメインキャプチャ、ロールベースの権限付与、監査ログ) ・データソースの統合 ・Google Docsの整理機能 |
5つの料金プランのうち、FreeプランやPro、Maxプランは個人向け、TeamプランやEnterpriseプランは組織・法人向けに展開されています。
また、Claudeには、Claude Sonnet、Claude Opus、Claude Haikuの3つのモデルがあり、FreeプランではClaude Sonnet 4のみ、Proプラン以上ではすべてのモデルが利用可能です。
以下の表で、各モデルの主な違いも確認しましょう。
モデル | 特徴 | 長所 | 用途 |
---|---|---|---|
Claude Opus 4.1 | Opus 4を改良し、より長い文書と複雑な指示に強い最新のハイブリッド推論モデル | 精度と指示理解が向上し、大量のデータや長時間タスクをより安定してこなせる点 | 大規模コーディング生成、エージェント検索、ライティング |
Claude Sonnet 4 | 最新世代ハイブリッド推論を備え、長文処理も得意な汎用モデル | 高速レスポンスを維持しながら高精度推論とコスト効率を両立できる点 | コーディング支援、日常的データ分析、記事作成 |
Claude Opus 4 | Anthropic最高性能を誇り、複雑業務に特化したフラッグシップモデル | 比類なき推論力と創造性で巨大データや高度研究課題を安定処理できる点 | 研究開発、大規模コード解析、戦略立案 |
Claude Sonnet 3.7 | 拡張思考モードを搭載し、速度と精度のバランスに優れたハイブリッドモデル | 中規模タスクにおいて速度と精度の好バランスで実用性が高い点 | 段階的問題解決、中規模解析、計画書作成 |
Claude Haiku 3.5 | 超軽量設計で回答速度を極限まで高めた高速応答モデル | 瞬時の応答と低リソース消費により日常利用で扱いやすい点 | チャットボット、簡易要約、FAQ対応 |
Claude Opus 3 | Claude 3世代で最強クラスの推論と創造力を備えた高知能モデル | 文章生成や複雑タスク処理を現在でも高水準でこなせる点 | 文書生成、複雑レポート作成、既存ワークフロー維持 |
各プランで利用できるモデルや機能・制限を理解し、適切なプランを選ぶことが、Claudeを最大限に活用するためのカギです。
ぜひ、自身のClaude活用の目的・用途と紹介した表の内容を照らし合わせて、プラン選択を検討してみましょう。
また、Claudeで利用できるモデルの違いについてより詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてみてください。

【完全網羅】Claudeの特徴や料金、活用事例まで解説
Claude(クロード)は、アメリカのAnthropic社が開発した大規模言語モデルを用いた対話型生成AIです。この記事では、Claudeの特徴や料金プラン、活用事例を網羅的に解説します。
さらに、Claudeの無料版については以下の記事で詳しく紹介しています。
無料版が気になっている方は、こちらもぜひ参考にしてみてください。
ClaudeのAPI料金
続いては、ClaudeのAPI料金について解説します。
ClaudeのAPIは、モデルごとに異なり、入力と出力のトークン数にもとづいて料金が計算されます。
以下に、主要なモデルごとのAPI料金をまとめました。
モデル | 入力単価(100万トークン) | 出力単価(100万トークン) |
---|---|---|
Claude Opus 4.1 | 15ドル (約2,250円) | 75ドル (約11,250円) |
Claude Sonnet 4 | 3ドル (約450円) | 15ドル (約2,250円) |
Claude Opus 4 | 15ドル (約2,250円) | 75ドル (約11,250円) |
Claude Sonnet 3.7 | 3ドル (約450円) | 15ドル (約2,250円) |
Claude Haiku 3.5 | 0.8ドル (約120円) | 4ドル (約600円) |
Claude Opus 3 | 15ドル (約2,250円) | 75ドル (約11,250円) |
大量のデータ処理や高度な分析が必要な場合には、高性能モデルのClaude Sonnet 4、Claude Opus 4.1が適しています。
一方で、日常的な業務やコスト重視の場合には、Claude Haiku 3.5が最適な選択です。
性能とコストのバランスを考慮し、どのモデルが最適かを検討することが重要です。
Claude Haiku 3.5については以下の記事で詳しく解説しています。
Claude 4については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
Claudeと他のAIモデルの利用料金の違い
最後に、Claudeと他社の代表的なAIモデルの利用料金の違いを比較します。
- ChatGPT
- Gemini
- Llama(ラマ)
今回は性能のレベルが近い、ChatGPT・Gemini・Llamaを比較対象として、違いを表にまとめました。
サービス名 | 個人利用料金 | 主要モデル | 概要 |
---|---|---|---|
Claude | 無料版:Claude Sonnet 4のみ・制限あり 有料版:月額20ドル(約2,989円) | ・Claude Opus 4.1 ・Claude Sonnet 4 ・Claude Opus 4 ・Claude Sonnet 3.7 ・Claude Haiku 3.5 ・Claude Opus 3 | 最上位モデルを利用するには有料プランが必要 |
ChatGPT | 無料版:制限あり 有料版(2プランあり): ・月額20ドル(約3,000円) ・月額200ドル(約30,000円) | ・GPT-5 ・GPT-5 Thinking ・GPT-5 Pro | OpenAI開発 2025年8月から最新モデル(GPT-5)が利用可能 ChatGPTの「設定」で「レガシーモデルを表示」を選ぶと、有料のPlusでGPT-4oやGPT-4.1が、Proなら過去の全モデルが利用可能 |
Gemini | 無料版:制限あり 有料版(2プランあり): ・月額2,900円(税込) ・月額36,400円(税込) | ・Gemini 2.5 Flash ・Gemini 2.5 Pro | Google開発 月額2,900円のプランは最初の1ヶ月間は無料、月額36,400円のプランは最初の3ヶ月間は50%割引のため最もリーズナブル |
Llama | 基本無料 | ・Llama 3.1 ・Llama 3.2 ・Llama 3.3 ・Llama 4 Scout ・Llama 4 Maverick ・Llama 4 Behemoth Preview | Meta開発 オープンソースとして提供されているため誰でも自由に利用可能 商用利用も可能 |
以下でそれぞれの概要を解説します。ぜひ、自分に合ったツールを選ぶ際の参考にしてください。
ChatGPT

ChatGPTは、OpenAI社が提供する高精度な対話型AIツールです。
資料作成やプログラミング、翻訳、カスタマーサポート、画像認識、画像生成などさまざまなタスクに対応可能な汎用性の高さが特徴です。
2025年8月8日から、最新モデルのChatGPT-5がリリースされました。シリーズ最高性能を誇り、従来のGPT-4シリーズよりも全体的に性能が向上しています。
ChatGPTの無料版と有料版の違いは、以下のとおりです。
プラン | 価格 |
---|---|
無料版 | 無料 基本的な機能を利用可能 一定量使用すると一時的に利用制限がかかる |
ChatGPT Plus | 月額20ドル(約3,000円) |
ChatGPT Pro | 月額200ドル(約30,000円) |
API利用時の料金を以下に示します。
モデル | 入力単価(100万トークン) | 出力単価(100万トークン) |
---|---|---|
GPT-5 | 1.25ドル (約180円) | 10.00ドル (約1,500円 |
GPT-5 mini | 0.25ドル (約30円) | 2.00ドル (約300円) |
GPT-5 nano | 0.05ドル (約7円) | 0.40ドル (約60円) |
表のように、GPT-5のAPI料金はClaude Opus 4.1と比べて非常に安価です。
しかし、モデルの性能や、モデルごとの得意・不得意分野が異なります。
さまざまなモデルを試して、最適なモデルを選択できるようにすることでコストパフォーマンスが最適化されます。
Gemini

Geminiは、Google社が開発した対話型AIチャットツールです。
文章・画像・音声・動画など複数の種類のデータを同時に学習・処理でき、同社のGmailやドキュメント・スプレッドシートと連携してタスクをこなすこともできます。
最初の1か月間は無料で利用できるため、誰でも気軽に利用しやすい点も魅力です。
Geminiの無料版と有料版の違いは、以下のとおりです。
プラン | 価格 |
---|---|
無料版 | 無料 Gemini 2.5 Flash、Gemini 2.5 Proモデルが利用可能 |
Google AI Pro | 月額2,900円(税込) |
Google AI Ultra | 月額36,400円(税込) |
API利用時の料金を以下に示します。
モデル | 入力単価(100万トークン) | 出力単価(100万トークン) |
---|---|---|
Gemini 2.5 Flash | 0.30ドル (約45円) | 2.50ドル (約380円) |
Gemini 2.5 Pro | 1.25ドル (約190円) | 10.00ドル (約1,500円) |
Gemini 2.5 Flash-Lite | 0.10ドル (約15円) | 0.40ドル (約60円) |
Gemini 2.0 Flash | 0.10ドル (約15円) | 0.40ドル (約60円) |
Gemini 2.0 Flash-Lite | 0.075ドル (約10円) | 0.30ドル (約45円) |
Gemini 1.5 Flash | 0.075ドル (約10円) | 0.30ドル (約45円) |
Gemini 1.5 Pro | 1.25ドル (約190円) | 5.00ドル (約740円) |
GeminiのAPIは、テキストや動画などの項目によって料金が変動します。
無料枠もあるため、初めてAPIを利用する方や費用をかけたくない方は、Geminiをおすすめします。
Llama

Llamaは、Meta社が開発した対話型AIモデルです。
GPT-4を凌駕するほど高性能ながら、完全無料で誰でも自由に利用可能、かつ商用利用可能なオープンソースモデルとして注目を集めています。
※Llamaを利用しているサービスには料金が発生する場合あり
開発者や研究者が自由にモデルを改良したり、特定の用途に合わせてカスタマイズしたりできる点が魅力です。
ただし、日常業務で活用する場合には、他のサービスと比べて使いやすさにおいて劣る可能性があります。
コストを抑えたい方や幅広い用途で使いたい方は、気軽に試すことができるでしょう。
Claudeの料金を知って目的・用途に合ったプランを選択しよう
本記事では、Claudeの料金プランやAPIの価格、他のAIツールとの比較を詳しく解説しました。
Claudeには5つの料金プランがあり、料金に応じて使えるモデルや機能が異なります。
今回紹介した内容をもとに、各プランの違いを理解して、自分の目的や用途に合ったものを選んでみてください。
手軽に始めたい方は無料のFreeプラン、本格的に業務で活用したい方はProプラン以上がおすすめです。
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記事を書いた人

福原瑶子
SEO&ライティング歴5年以上。
日々ChatGPT・Claude・Gemini・Notion のようなAIツールを駆使し、記事作成やプライベートにも積極的に活用。
生成AIパスポート合格。生産性をアップできる便利なアプリやツール・拡張機能の情報を探すのが好き。
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