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  • Microsoft Copilot

Windows10 / 11でCopilotを有効化する方法!必要なバージョンは?

Windows10や11を使っていて、話題のCopilotが使えないと悩んでいませんか?

Copilotの活用方法を知らないまま放置していると、日々の作業効率が上がらず、Windows OSの最新機能を十分に活用できないままになってしまいます。

本記事では、Windows10とWindows11でのCopilot有効化の具体的な手順を解説します。さらに、各Windowsで必要なバージョンや、Copilotを使って実際にできることについても詳しく説明しています。

この記事を読むことで、WindowsパソコンでCopilotを有効化し、アプリの起動やメールの作成、PCの設定変更などを効率的に行えるようになります。

監修者

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO他複数社AI顧問 / 生成AI活用普及協会理事 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ(会員9,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現の為に活動中。Xアカウントのフォロワー数は9.7万人超え(2024年12月現在)

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Windows10 / 11でCopilotを有効化する方法

WindowsでCopilotを有効化するには、設定での操作が必要です。
※Windows10 / 11で基本的な操作は同様です。今回はWindows11で解説します。

まずは、タスクバーのCopilotアイコンをクリックして起動します。アイコンが表示されていない場合は、タスクバーを右クリックし、「タスクバーの設定」を選択します。

タスクバーの操作を説明している画像

設定画面で「タスクバーの項目」セクションを見つけ、「Copilot」のトグルスイッチをオンにします。

Copilotをオンにしている様子

これで、タスクバーにCopilotアイコンが表示され、クリックもしくは「Windowsボタン+C」を押すだけで利用できるようになります。Copilotアイコンが表示されない場合は、再起動すると使えるようになります。

もし、Copilotの項目がない場合は、Windowsのバージョンが古い可能性があります。バージョンについては、記事後半を参考にしてみてください。

WindowsのバージョンによってはCopilotを使用できない

前述した方法でCopilotが有効にならない場合は、Windowsのバージョンが古い可能性があります。

ここでは、Copilotを使うためのバージョンと、アップデート方法を紹介します。

Windows11でCopilotを使えるバージョン

Windows11でCopilotを使用するには、バージョン22H2以降が必要です。

このバージョンは2022年9月に一般提供が開始され、Copilotの基盤となる機能が組み込まれています。バージョンを確認するには、「設定」アプリを開き、「システム」>「バージョン情報」を選択します。

Windowsのバージョンを確認する画面

22H2より古いバージョンの場合は、Windows Updateを通じて最新版にアップデートする必要があります。アップデートは、「設定」>「Windows Update」>「更新プログラムをチェック」で行います。

Windowsupdateの画面

Windows11の最新バージョンでは、CopilotがOSに深く統合されており、タスクバーからの直接アクセスや、システム全体での高度な機能の利用が可能です。

定期的にWindows Updateを行うことで、Copilotの新機能や改善点を常に利用できます。

Windows10でCopilotを使えるバージョン

Windows10でCopilotを使用するには、Windows11と同じくバージョン22H2が必要です。バージョンを確認するには、「設定」アプリを開き、「システム」>「バージョン情報」を選択します。

22H2より古いバージョンの場合は、Windows Updateを通じてアップデートする必要があります。また、Windows10のCopilotは、Windows11と比べて使えない機能がある可能性があります。

また、Windows10は2025年10月14日にサポートが終了するため、長期的にWindowsを使う場合、Windows11への移行を検討することをおすすめします。

なお、パソコンの機種やスペックによっては、Copilotを使えない場合があるため注意しましょう。
※最低4GBのRAM、720p以上の解像度をサポートするディスプレイが必要

Copilotを有効化してできること

最後に、Copilotを有効化したらできることを3つ紹介します。

  • アプリを起動する
  • メールの作成
  • PCの設定を変更する

本章を参考に、業務を効率化させてみましょう。

アプリを起動する

Copilotのテキストボックスで「Excelを開いて」や「メモ帳を起動して」などと入力すると、指定したアプリが即座に起動します。

Copilotでメモ帳を開いている様子

この機能はマウスでアイコンを探す手間を省き、キーボード入力だけで素早くアプリにアクセスできるメリットがあります。

テキスト入力の方が早く開けるアプリや、どこに置いたか忘れてしまったアプリなどは、Copilotに開いてもらいましょう。

メールの作成

Copilotでは、「先日の取引のお礼メールを作成」のような指示を出すと、Copilotはメールの下書きを生成します。

Copilotがメールの下書きを生成している様子

Copilotをタスクバーから呼び出してプロンプトを打つだけなので、ブラウザ版のCopilotを呼び出す必要がなく、スピーディにメールを作成できます。

なお、Outlook上でCopilotを呼び出すことで、さらにメール作成が効率化します。

PCの設定を変更する

Copilotでは、「音量を50%に下げて」や「画面の明るさを上げて」といった基本的な指示から、「ダークモードにして」のような設定まで、テキストの指示だけで設定を変更できます。

Copilotでダークモード設定を行っている様子

パソコンの設定は多岐にわたるため、すべての操作方法を覚えられません。Copilotを使うことで、パソコンの基本的な設定を変更できるため、GoogleやEdgeで設定変更方法を調べる必要がなくなります。

本章で紹介した活用法以外にも、Copilotの使い道は多様です。以下の記事では、Windows11のCopilotでできるタスクを詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

Windows11で使えるCopilotでできることは?便利な活用例を9個紹介!
Windows11で使えるCopilotでできることは?便利な活用例を9個紹介!

Windows11で使えるCopilotでできることは?便利な活用例を9個紹介!

Windows11で使えるCopilotを活用すると、PC設定をテキストでの命令だけで変更できたり、閲覧中のネット記事を要約できたりします。本記事では、Windows11のCopilotでできることを9つ紹介します。実際に筆者が使っている画面を例に解説するため、自分が使用する際のイメージがしやすいでしょう。

Copilotを有効化してWindowsでの作業を快適にしよう

Copilotを有効化できると、設定の変更やアプリの起動、画像生成などのタスクを瞬時に行えます。

本章を参考にして、Copilotの有効化を行って、AIの力を享受できるようになりましょう。

弊社SHIFT AIでは、エンジニア7,000名の作業時間を1日あたり約1~2時間削減した実績など、具体的な数値で効果を実感いただける活用事例をまとめた資料を無料でご提供しております。以下のリンクよりご請求ください。

記事を書いた人

SEOメディア責任者

大城一輝

フリーランスとしてライター、ディレクター、生成AIコンサルタントとして活動している。AI活用の講師も多数経験。
SHIFT AIではSEOメディア運用を担当。
また、SHIFT AIのモデレーターとしてコミュニティ運営や講師にも携わっている。
G検定・生成AIパスポート・Generative AI Test合格
Google AI Essentials修了
ノーコード生成AIツール「Create.xyz」公式アンバサダー
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