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【30〜50代の子世代723名調査】親がAI関連の詐欺・トラブルに遭遇した家庭は約5人に1人、実被害は5.8%

遭遇した家庭では「親に生成AIを使ってほしい」が51.4%。遭遇していない・わからない家庭の約2倍に

「日本をAI先進国に」をミッションに掲げ、利用者数No.1※の生成AI学習コミュニティ「SHIFT AI」を運営する株式会社SHIFT AI(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木内翔大、以下:当社)は、歳以上の親を持つ全国の30〜50代男女723名を対象に、「シニア×AIの意識調査」を実施しました。親の身近に迫るAI詐欺の実態と、「親に生成AIを使ってほしいか」という子世代の本音を報告します。

調査結果サマリー

  • 約5人に1人(19.9%)の家庭で、親がAIが関わる詐欺・トラブルに遭遇。実際に被害があった家庭も5.8%にのぼる。
  • 種類別の最多は「家族や知人の声をまねた不審な電話(ディープフェイク音声のなりすまし)」12.0%。AI製フィッシングメール11.3%、AI生成の偽ニュース・偽広告10.0%が続く。
  • 親についての心配ごとでも、「AIを使った詐欺」への心配は11.1%と、従来型の特殊詐欺(18.7%)の6割の水準まで迫る。
  • 親が生成AIを使うことへの不安の1位は「誤った情報を信じてしまいそう」43.2%。
  • 一方で、詐欺・トラブルに遭遇した家庭では「親に生成AIを使ってほしい」が51.4%と、遭遇していない家庭(25.6%)の2倍。リスクを知った家庭ほど、禁止ではなくAIで守ることを選んでいる。

約5人に1人の家庭が“AI詐欺・トラブル”に遭遇。実被害も5.8%

生成AIやディープフェイクが関係する詐欺・トラブルについて、親の遭遇状況を5種類に分けて聞いたところ、いずれかに遭遇したことがある家庭は19.9%(144名)と約5人に1人。うち実際に被害があった家庭は5.8%(42名)にのぼった。

種類別では「家族や知人の声をまねた不審な電話(ディープフェイク音声のなりすまし)」が遭遇計12.0%(実被害3.2%)で最多。「AI製の巧妙なフィッシング・詐欺メール」11.3%、「AI生成とみられる偽ニュース・偽広告」10.0%が続く。AIを悪用した手口は、もはや遠い話ではなく、家庭の電話やスマホに届き始めている。

詐欺の心配の中身が、従来型からAI型へ広がりつつある

親についての心配ごと(3つまで選択)は、「健康・体調の変化」61.3%、「認知機能の低下・もの忘れ」46.6%が上位。その中で「AIを使った詐欺・悪質商法の被害」は11.1%と、従来型の特殊詐欺(18.7%)の6割の水準まで迫っており、詐欺への心配の中身がAI型へ広がりつつある。

不安の1位は「誤情報」。「特に不安はない」は2割にとどまる

親が生成AIを使うことへの不安は、「誤った情報を信じてしまいそう」43.2%が最多。「個人情報を入力してしまいそう」30.8%、「操作のトラブルに対応できなさそう」30.0%、「詐欺・悪質な情報に誘導されそう」25.3%が続き、「特に不安はない」は22.1%にとどまった。

それでも、遭遇した家庭は「禁止」ではなく「AIで守る」を選ぶへ

「親に生成AIを使ってほしいか」は、全体では「使ってほしい」が30.7%にとどまる。しかし、親がAI詐欺・トラブルに遭遇した家庭(144名)では51.4%と、遭遇していない・わからない家庭(579名・25.6%)の2倍にのぼった。遭遇家庭では「特に不安はない」が9.7%にとどまり、個人情報や依存など多くの項目で不安も強い。それでも半数超が「使ってほしい」と答えており、“怖いから遠ざける”のではなく、“リスクを知ったうえで、正しく使えるようにしたい”という姿勢がうかがえる。

※ 実際に被害があった家庭(n=42・参考値)では、「使ってほしい」は71.4%にのぼる。

実際、「使ってほしい」と答えた層(222名)が期待する用途を見ると、1位は「日常の調べもの・役所などの手続きの補助」56.8%だが、「不審な連絡を受けた際の相談・確認方法の案内」37.4%、「AIによる見守り・安否確認」36.0%と、“守り”の用途が上位に並ぶ。シニアのAI活用への期待は、便利さと同じくらい「安心」に向いている。

考察

本調査では、30〜50代の子世代を対象に、親のAIに関連する詐欺・トラブルへの遭遇状況と、親の生成AI利用に対する意識について、以下のような実態が明らかになりました。

  • 親がAIに関連する詐欺・トラブルのいずれかに遭遇したと回答した人は19.9%。実際に被害があったと回答した人も5.8%にのぼった
  • 種類別では「家族や知人の声をまねた不審な電話」への遭遇が12.0%で最多。「AI製の巧妙なフィッシング・詐欺メール」11.3%、「AI生成とみられる偽ニュース・偽広告」10.0%が続いた
  • 親が生成AIを使うことへの不安は、「誤った情報を信じてしまいそう」が43.2%で最多となり、情報の見極めに対する懸念が目立った
  • 親が詐欺・トラブルに遭遇した家庭では、「親に生成AIを使ってほしい」が51.4%。遭遇していない・わからない家庭の25.6%を上回った

こうした結果から、子世代にはAIを悪用した詐欺への警戒感がある一方、親が生成AIを使うことへの期待も見られます。とりわけ遭遇した家庭では、生成AIの利用意向が高いだけでなく、不安も抱えており、安全な使い方を学ぶ必要性がうかがえます。不審な連絡を受けた際に家族へ確認する方法や、生成AIの回答をうのみにしないための知識を、親子で共有することが大切です。当社は、世代を問わず生成AIの便利さと注意点を学べる機会を通じて、安心して活用できる環境づくりに取り組んでまいります。

【調査概要】

調査期間:2026年9月7日〜2026年9月14日

調査対象:65歳以上の親を持つ全国の30〜50代 男女

対象人数:723名(「親に生成AIを使ってほしい」と答えた層の用途に関する設問は、該当者222名を集計)

調査方法:インターネットリサーチ/実施機関:株式会社SHIFT AI

※親の利用状況・詐欺トラブルへの遭遇は、回答者(子世代)が把握している範囲での回答です。

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